JP2544261B2 - ヤ―ンキャリヤ - Google Patents

ヤ―ンキャリヤ

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JP2544261B2 JP3264877A JP26487791A JP2544261B2 JP 2544261 B2 JP2544261 B2 JP 2544261B2 JP 3264877 A JP3264877 A JP 3264877A JP 26487791 A JP26487791 A JP 26487791A JP 2544261 B2 JP2544261 B2 JP 2544261B2
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B15/00Details of, or auxiliary devices incorporated in, weft knitting machines, restricted to machines of this kind
    • D04B15/38Devices for supplying, feeding, or guiding threads to needles
    • D04B15/54Thread guides
    • D04B15/58Thread guides for circular knitting machines; Thread-changing devices

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Knitting Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ベラ針を備えた丸編み
機に使用されるヤーンキャリヤに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ベラ針を備えた丸編み機に使
用されるヤーンキャリヤは、図9に示す如く、ベラ針
ヤーンキャリヤの側面にわずかな間隔をもって移動し、
ヤーンキャリヤの側面に給糸口が設けられている。従っ
て、フックが糸を捉えると場合を考えると、フックの先
端が糸と同じ位置にあるので、フックと糸との重なり量
が少なく、糸の半分はフックに捉えられるが残りの半分
はフックの外側に残る場合など、フックが糸を確実に
えることができないことが多かった。
【0003】このような実状に鑑み、図8に示す如く、
ヤーンキャリヤの給糸口付近に凹部を設け、ベラ針のフ
ックを給糸口側に入り込ませるというものが提案され
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、給糸口
付近に凹部を設けた従来のものは、糸を確実に捉えられ
ないという問題はある程度解消されるものの、以下の欠
点があった。つまり、編成中に、糸切れ等のトラブルが
発生した場合、丸編み機の動力を停止させてもベラ針自
身の移動は、その慣性力により急には停止せず、また、
この糸切れ等によりベラ針のベラは閉じたままになるの
で、このベラが給糸口付近にぶつかり、ベラ針が折れ曲
がってしまうということがあった。
【0005】そこで案出されたのが本発明であり、その
目的とするところは、給糸口より供給された糸を確実に
捉えることができ、かつ糸切れ等のトラブルの発生によ
り、ベラ針の閉じたベラが給糸口付近に接触してもベラ
針が折れ曲がったりすることがない安心なヤーンキャリ
ヤを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の採った手段について、実施例に対応する図
面に用いた符号を付して以下に説明する。即ち、本発明
に係るヤーンキャリヤの構成は、図1〜図5に示す如
く、「支持部材20と、該支持部材20に軸支されると
共に立設するベラ針10に対し略直角方向に回動する回
動部材30と、該回動部材30の背後部に当接されたバ
ネ材40とを備えた丸編み機用のヤーンキャリヤ100
であって、前記回動部材30に設けられ、前記ベラ針1
0のフック12が上昇方向に通過し得る第1凹部31
進行方向に通過し得る第2凹部32と、 前記第2凹部
32の下方に前記第1凹部31から前記ベラ針10の進
行方向に向けて順次隆起して設けられ、ベラ11を閉じ
た状態のベラ針10が進行したとき該ベラ11が接触し
て前記回動部材30を回動・後退させる傾斜面33と、
この傾斜面33の終端部に設けられた給糸口34とを備
えたことを特徴とするヤーンキャリヤ100。」を内容
とする。
【0007】
【作用】上記の手段により、本発明に係るヤーンキャリ
ヤ100においては、図1又は図5に示す如く、ベラ針
10は上昇してフック12が第1凹部31を通りつつ矢
印C方向に進行する。そして、ベラ針10のフック12
は、第2凹部32を通り、給糸口34を過ぎたところで
同フック12の中央付近にて糸60を確実に捉える。
糸口34は、傾斜面33の終端部に設けられているの
で、糸はフック12の先端よりも内側に位置しており、
フック12は糸60を確実に捉えることができる。
【0008】また、糸切れ等のトラブルの発生により丸
編み機の動力が停止したとき、図6に示す如く、ベラ針
10自身は、丸編み機の慣性力によりベラ11が閉じた
ままで移動する。このとき、ベラ針10は、閉じたベラ
11が傾斜面33に接触しつつ矢印C方向に進行し、支
持部材20に軸支された回動部材30を矢印A方向に回
動・後退させるので、ベラ針10には極めて小さな負荷
がかかるだけで済み、このためベラ針10が折れ曲がっ
たりするのを防止する。このとき、ベラ針10の負荷を
小さくするには、例えば、傾斜面33の角度をできる限
り緩やかにすれば良く、またその形状は、ベラ針10の
進行方向に対する負荷が小さくて済むものであれば湾曲
或いは直線等任意に選択すれば良い。
【0009】さらに、回動部材30は、その背後部にバ
ネ材40が当接されているので、ベラ針10が通過した
後は、矢印B方向に回動し、元の位置に戻る。
【0010】
【実施例】以下図面について本発明に係る実施例を詳細
に説明するが、これは代表的なものを示したものであ
り、本実施例により本発明が限定されるものではない。
まず、図1〜図5に示す如く、本実施例に係るヤーンキ
ャリヤ100は、支持部材20と、この支持部材20に
支軸70により軸支された回動部材30とにより構成し
てある。この回動部材30にはベラ針10のフック12
が上昇方向に通過し得る第1凹部31と、進行方向に通
過し得る第2凹部32とを設けている。また、第2凹部
32の下方に第1凹部31からベラ針10の進行方向に
向けて順次高さが高くなる湾曲形状の傾斜面33が設け
られ、この傾斜面33の終端部即ち最も高い位置に給糸
口34が形成されている。また、回動部材30の背後部
には、板バネよりなるバネ材40を当接させてある。こ
のバネ材40には、上記板バネ以外に、コイルバネ、渦
巻バネ等バネ材40として使用し得るものなら何であっ
ても良い。さらに、回動部材30がベラ針10側に大き
く突出しないように、係止具50により、同回動部材3
0を係止してある。この係止具50は、本発明の必須の
構成要素ではないが、同係止具50を設けることによ
り、編成時に回動部材30がベラ針10にぶつかる心配
もなく、またフック12が糸を捉える位置を常に一定に
維持することができる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明に係るヤー
ンキャリヤを採用すると以下の効果を奏する。つまり本
発明に係るヤーンキャリヤにあっては、支持部材と、こ
れに軸支された回動部材を備えていて、かつ同回動部材
に、ベラ針のフックが上昇方向に通過し得る第1凹部
と、進行方向に通過し得る第2凹部とを設け、第2凹部
の下方に第1凹部からベラ針の進行方向に向けて傾斜面
を設け、この傾斜面の終端部に給糸口を形成したので、
給糸口は、フックの先端よりも内側に位置し、フックは
糸を確実に捉えることができ、これにより安定した品質
の編み地を提供することができる。
【0012】また、万一編成中に、糸切れ等のトラブル
の発生により丸編み機の動力が停止し、その慣性力によ
りベラが閉じたままでベラ針自身が移動しても、ベラ
傾斜面に接触して回動部材を回動・後退させるので、回
動部材は容易にベラ針の外側に逃げ、ベラ針が折れ曲
がったりすることがない
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るヤーンキャリヤを示す斜視図であ
る。
【図2】本発明に係るヤーンキャリヤを示す正面図であ
る。
【図3】図2における背面図である。
【図4】図2における側面図である。
【図5】本発明に係るヤーンキャリヤとベラを開いたベ
ラ針の位置関係を示す要部側面図である。
【図6】本発明に係るヤーンキャリヤとベラを閉じたベ
ラ針との位置関係を示す要部斜視図である。
【図7】本発明に係るヤーンキャリヤを使用した状態を
示す丸編み機の要部斜視図である。
【図8】従来のヤーンキャリヤとベラ針の位置関係を示
す要部側面図である。
【図9】別の従来のヤーンキャリヤとベラ針の位置関係
を示す要部側面図である。
【符号の説明】
20 支持部材 30 回動部材 31 第1凹部 32 第2凹部 33 傾斜面 40 バネ材 100 本発明に係るヤーンキャリヤ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持部材と、該支持部材に軸支されると
    共に立設するベラ針に対し略直角方向に回動する回動部
    材と、該回動部材の背後部に当接されたバネ材とを備え
    た丸編み機用のヤーンキャリヤであって、 前記回動部材に設けられ、前記ベラ針のフックが上昇方
    向に通過し得る第1凹部及び進行方向に通過し得る第2
    凹部と、 前記第2凹部の下方に前記第1凹部から前記ベラ針の進
    行方向に向けて順次隆起して設けられ、ベラを閉じた状
    態のベラ針が進行したとき該ベラが接触して前記回動部
    材を回動・後退させる 傾斜面と、 この傾斜面の終端部に設けられた給糸口とを備えた こと
    を特徴とするヤーンキャリヤ。」
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