JP2543825Y2 - プレスシワ押え装置 - Google Patents
プレスシワ押え装置Info
- Publication number
- JP2543825Y2 JP2543825Y2 JP1990055681U JP5568190U JP2543825Y2 JP 2543825 Y2 JP2543825 Y2 JP 2543825Y2 JP 1990055681 U JP1990055681 U JP 1990055681U JP 5568190 U JP5568190 U JP 5568190U JP 2543825 Y2 JP2543825 Y2 JP 2543825Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- press
- wrinkle
- pressing
- holding
- die
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案はプレスの絞り成形時に絞込みに要する応力を
増加させてシワ等の発生を防ぐプレスシワ押え装置に関
する。
増加させてシワ等の発生を防ぐプレスシワ押え装置に関
する。
［従来の技術］ 絞り成形に際して、シワ押えがなければ挫屈により謂
るシワを生じる。またシワ押え面には材料の流入を拘束
する為ビードが設置されており、その形状は、丸ビー
ド、角ビード、スラップビード等種々の種類がある。一
般にシワ押え面は曲面である場合が多く、ビードもその
面沿いに設置される。
るシワを生じる。またシワ押え面には材料の流入を拘束
する為ビードが設置されており、その形状は、丸ビー
ド、角ビード、スラップビード等種々の種類がある。一
般にシワ押え面は曲面である場合が多く、ビードもその
面沿いに設置される。
［考案が解決しようとする問題点］ 多く用いられている絞りビードはシワ押え面が曲面で
ある為ビードを成形するには倣い加工及び手仕上げによ
り加工する。そのため製作、調整に多くの時間を要して
いる。
ある為ビードを成形するには倣い加工及び手仕上げによ
り加工する。そのため製作、調整に多くの時間を要して
いる。
［問題点を解決するための手段］ 本考案は斯様な実情に鑑み、この問題に対処するため
に創案したもので、即ち、プレス加工の深絞り成形にお
いて、ダイスと押え金具の相対する材料押え部には、極
端に幅が小さく、かつ平らな押え面として連続させた凸
条のシワ押え面を構成し、更に、このシワ押え面を間に
した左右側には、前記押え面から成形時の材料のシワが
大きくならない程度の隙間により逃げを設けた事を特徴
としたプレスシワ押え装置であって、シワ押え面は製
作、調整に時間を要せずシワ押え面に必要な拘束力が得
られて絞り加工時にシワ等の発生を防ぐことを目的とす
るプレスシワ押え装置を提供するものである。
に創案したもので、即ち、プレス加工の深絞り成形にお
いて、ダイスと押え金具の相対する材料押え部には、極
端に幅が小さく、かつ平らな押え面として連続させた凸
条のシワ押え面を構成し、更に、このシワ押え面を間に
した左右側には、前記押え面から成形時の材料のシワが
大きくならない程度の隙間により逃げを設けた事を特徴
としたプレスシワ押え装置であって、シワ押え面は製
作、調整に時間を要せずシワ押え面に必要な拘束力が得
られて絞り加工時にシワ等の発生を防ぐことを目的とす
るプレスシワ押え装置を提供するものである。
［作用］ 本考案は材料１の絞り加工を行なうとき、ダイス２上
の押え面をもつ凸条2a上に材料１を載せ、更に、押え金
具３に設けた押え面の凸条3aで材料１を押圧する。この
時押え面の凸条2a,3aは極端に幅を小さくしてあって押
圧部1aの押さえ時の面圧が高く、材料を変形させること
でパンチによりダイスに絞り込む時の拘束力が得られシ
ワの発生を防ぐことができる。
の押え面をもつ凸条2a上に材料１を載せ、更に、押え金
具３に設けた押え面の凸条3aで材料１を押圧する。この
時押え面の凸条2a,3aは極端に幅を小さくしてあって押
圧部1aの押さえ時の面圧が高く、材料を変形させること
でパンチによりダイスに絞り込む時の拘束力が得られシ
ワの発生を防ぐことができる。
また押え部1aの外側はシワが大きくならない程度の逃
げを設けてある。
げを設けてある。
［実施例］ 次に本考案に係るプレスシワ押え装置の一実施例を図
面に基づいて説明する。
面に基づいて説明する。
１は材料で、この材料１は、ダイス２とパンチによっ
て絞り加工をする。この時材料１のシワ押え部1aは、ダ
イス２、押え金具３により構成したシワ押え面Ａにより
引き抜き方向の力を拘束するようにしてある。
て絞り加工をする。この時材料１のシワ押え部1aは、ダ
イス２、押え金具３により構成したシワ押え面Ａにより
引き抜き方向の力を拘束するようにしてある。
押え面Ａはダイス２と押え金具３のシワ押え面の対応
面に設けた極端に幅を小さく、かつ押え面を平らにして
連続させた凸条2a,3aであって、押え金具３で材料１を
押えた時シワ押え面Ａの面圧を高くなるようにして材料
を変形させ高拘束力を得るようにする。
面に設けた極端に幅を小さく、かつ押え面を平らにして
連続させた凸条2a,3aであって、押え金具３で材料１を
押えた時シワ押え面Ａの面圧を高くなるようにして材料
を変形させ高拘束力を得るようにする。
またダイス２及び押え金具３のシワ押え面Ａの外側に
は、材料１との間を夫々0.5mm程度の隙間をおいてシワ
が大きくならない程度に逃げを設けてある。
は、材料１との間を夫々0.5mm程度の隙間をおいてシワ
が大きくならない程度に逃げを設けてある。
［効果］ 本考案は上述のように、ダイスと押え金具の相対する
材料押え面には、極端に幅が小さく、かつ平らな押え面
とした連続させた凸条のシワ押え面を構成し、更に、シ
ワ押え面の外側は、前記押え面から材料のシワが大きく
ならない程度の逃げを設けた事を特徴としたプレスシワ
押え装置であって、相対する押え部に、夫々極端に幅が
小さく、かつ押え面を平らな面として連続させた凸条で
シワ押え面は構成され、押え金具で材料を押えると極端
に幅が小さいので押圧部の面圧が高く、また材料は変形
することで引き方向の拘束力が得られ、従って絞り加工
時に生ずるシワを防ぐことができる。また拘束力の調整
はシワ押え面圧の大きさ及び凸条の段差の角の丸味Ｒを
変化させることによって行われる。更にシワ押え面が平
らであれば機械加工だけで良く、また、曲面の場合は倣
い加工が必要であるが、平らであれば手仕上げ作業の範
囲は少なくてよく、製作調整時間は大幅に減少できる効
果がある。
材料押え面には、極端に幅が小さく、かつ平らな押え面
とした連続させた凸条のシワ押え面を構成し、更に、シ
ワ押え面の外側は、前記押え面から材料のシワが大きく
ならない程度の逃げを設けた事を特徴としたプレスシワ
押え装置であって、相対する押え部に、夫々極端に幅が
小さく、かつ押え面を平らな面として連続させた凸条で
シワ押え面は構成され、押え金具で材料を押えると極端
に幅が小さいので押圧部の面圧が高く、また材料は変形
することで引き方向の拘束力が得られ、従って絞り加工
時に生ずるシワを防ぐことができる。また拘束力の調整
はシワ押え面圧の大きさ及び凸条の段差の角の丸味Ｒを
変化させることによって行われる。更にシワ押え面が平
らであれば機械加工だけで良く、また、曲面の場合は倣
い加工が必要であるが、平らであれば手仕上げ作業の範
囲は少なくてよく、製作調整時間は大幅に減少できる効
果がある。
図面は本考案に係るプレスシワ押え装置の一実施例を示
したもので、第１図は一部の縦断面図、第２図は絞り成
形した斜視図である。 １……材料、1a……シワ押え部、２……押え金具 2a,3a……凸条、Ａ……シワ押え面
したもので、第１図は一部の縦断面図、第２図は絞り成
形した斜視図である。 １……材料、1a……シワ押え部、２……押え金具 2a,3a……凸条、Ａ……シワ押え面
Claims (1)
- 【請求項１】プレス加工の深絞り成形において、ダイス
と押え金具の相対する材料押え部には、極端に幅が小さ
く、かつ平らな押え面として連続させた凸条のシワ押え
面を構成し、更に、このシワ押え面を間にした左右側に
は、前記押え面から成形時の材料のシワが大きくならな
い程度の隙間により逃げを設けた事を特徴としたプレス
シワ押え装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990055681U JP2543825Y2 (ja) | 1990-05-28 | 1990-05-28 | プレスシワ押え装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990055681U JP2543825Y2 (ja) | 1990-05-28 | 1990-05-28 | プレスシワ押え装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0417316U JPH0417316U (ja) | 1992-02-13 |
| JP2543825Y2 true JP2543825Y2 (ja) | 1997-08-13 |
Family
ID=31578853
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990055681U Expired - Lifetime JP2543825Y2 (ja) | 1990-05-28 | 1990-05-28 | プレスシワ押え装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2543825Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0168118U (ja) * | 1987-10-23 | 1989-05-02 |
-
1990
- 1990-05-28 JP JP1990055681U patent/JP2543825Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0417316U (ja) | 1992-02-13 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS59109466A (ja) | 主として曲げ荷重を受ける部位に用いられる自動車用メンバの製造方法 | |
| CN112371805B (zh) | 一种翻边面设计方法、翻边加工模具和方法、以及零件 | |
| JP2543825Y2 (ja) | プレスシワ押え装置 | |
| US3566661A (en) | Metal forming | |
| JPH07112575B2 (ja) | 円筒絞り加工方法 | |
| JPH0142770B2 (ja) | ||
| JP2606418B2 (ja) | 樹脂シートのエンボス加工方法 | |
| JPH0631351A (ja) | プレス加工方法 | |
| JPS5865521A (ja) | カ−リング成形方法 | |
| JP2836326B2 (ja) | 絞り成形装置 | |
| JPS6359799B2 (ja) | ||
| JP2702190B2 (ja) | プレス加工方法 | |
| JPH0741323B2 (ja) | 金属球殻状部品の製作方法 | |
| JPS61159225A (ja) | 板材の曲げ加工方法 | |
| JPS6316819A (ja) | プレス品の製品形状を利用した絞り成形方法 | |
| JPH06170938A (ja) | 湾曲加工方法及び湾曲加工装置 | |
| JP2677015B2 (ja) | プレス型 | |
| JP2543381B2 (ja) | シヤ―プペンシルのチヤツク締め具の製造方法 | |
| JPS6317532Y2 (ja) | ||
| JPH03297521A (ja) | 絞り型 | |
| JP2924224B2 (ja) | 負角部の曲げ成形方法 | |
| JP2562976Y2 (ja) | 油圧シリンダ | |
| JPS62238033A (ja) | 曲面形状物の深絞り成形法 | |
| JPH0547319B2 (ja) | ||
| JPS62166029A (ja) | 歯形を有する円筒状製品の製造装置と製造方法 |