JP2543511Y2 - 空気調和装置のエアフィルタ - Google Patents

空気調和装置のエアフィルタ

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JP2543511Y2
JP2543511Y2 JP1990013449U JP1344990U JP2543511Y2 JP 2543511 Y2 JP2543511 Y2 JP 2543511Y2 JP 1990013449 U JP1990013449 U JP 1990013449U JP 1344990 U JP1344990 U JP 1344990U JP 2543511 Y2 JP2543511 Y2 JP 2543511Y2
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JP
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filter
air
air conditioner
area
casing
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JP1990013449U
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秀光 板敷
祐一 寺田
誠 登埜
浩一 水口
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、空気調和装置のエアフィルタに関する。
〈従来の技術〉 上面前部に吸入口を有すると共に、前面下部に吹出口
を有する空気調和装置のエアフィルタとしては、従来、
第4図に示すようなものがある(実公昭62−38176号公
報)。
この第4図において、41はケーシング、42はこのケー
シングの上面前部に設けられた吸入口、43はこの吸入口
42から内側部分にそのケーシング41と一体に複数個並設
された補強リブを兼ねたガイドである。また、45は上記
ケーシング41の前面下部に設けられた吹出口、46はこの
吹出口45に吹出方向を変えるよう回動可能に設けられた
グリル、47は吸入口42から吸気し、吹出口45から吹出す
気流を形成する送風機、48は熱交換器、49はこの熱交換
器48の上流側に挿脱自在に設けられたエアフィルタであ
る。
上記エアフィルタ49は弾性を有するよう予め形成され
ていて、ケーシング41の下部開口部から挿入される。こ
のエアフィルタ49を所定寸法挿入したところで、その先
端がガイド43の後端面43aに当たり、更にこのフィルタ4
9を下方から押圧することにより、フィルタ49はそのガ
イド43の後端面43aに沿って変形(湾曲)しながら挿入
され、最も挿入されたところでフィルタ49の下端がケー
シング41の下部と係合し、通風路50を遮るようになって
いる。
〈考案が解決しようとする課題〉 ところで、上記従来のエアフィルタ49はその湾曲部が
ガイド3によって支えられているが、もとの形状にもど
ろうとして弾性力が働き、ケーシングの前面を、熱交換
器48に対し離れる方向に押し上げて変形させてしまうと
いう問題があった。
そこで、この考案の目的は、湾曲する部分の曲げ力が
小さく、ケーシングの前面を変形させることのない空気
調和装置のエアフィルタを提供することにある。
〈課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するため、この考案の空気調和装置の
エアフィルタは、上面前部に吸入口を有すると共に前面
下部に吹出口を有する空気調和装置の前面下方から挿入
され、上端部が上記空気調和装置の上部ケーシングの上
記吸入口よりも後方に設けられた上部係止部材で係止さ
れると共に、下端部が上記空気調和装置の前面ケーシン
グに設けられた下部係止部材で係止され、上端部を後方
に湾曲した状態で、上記吸入口から上記吹出口に至る通
風路を遮断する空気調和装置の弾性を有するエアフィル
タにおいて、空気を通過させるフィルタ部を上部と下部
に有し、上部のフィルタ部の面積の上部全体の面積に占
める割合を、下部のフィルタ部の面積の下部全体の面積
に占める割合よりも多くして上部に可撓性を付与してい
ることを特徴としている。
〈作用〉 上部のフィルタ部の面積の上部全体の面積に占める割合
を、下部のフィルタ部の面積の下部全体の面積に占める
割合よりも多くして上部に可撓性を付与しているので、
湾曲部の曲げ力が小さくなり、ケーシングの前面を変形
させることはない。
〈実施例〉 以下、この考案を図示の実施例により詳細に説明す
る。
第1図(a)はこの考案のエアフィルタの一実施例の
正面図、第1図(b)はその側面図である。
このエアフィルタは上部の厚み(c)を下部の厚み
(d)に比べて薄く(d≒2c)すると共に、上部のフィ
ルタ部1の面積の上部全体の面積に占める割合を、下部
のフィルタ部2の面積の下部全体の面積に占める割合よ
り多く、すなわち上部のフィルタ枠の幅(b)を下部の
フィルタ枠の幅(a)よりも少なく(a≒2b)して、湾
曲する部分の曲げ力が小さくなるようにしている。従っ
て、このエアフィルタを装着した場合、ケーシングの前
面を押す力は弱く、ケーシングを変形させることがな
い。
第2図は吸入口を有する開閉可能なフロントパネルを
備えた空気調和装置に上記エアフィルタを取り付けた状
態を示す断面図である。
この第2図において、21はケーシング、22は上面前部
に設けられた吸入口、23は吸入口24を有し開閉可能なフ
ロントパネル、25は吹出口、26は熱交換器、27は送風
機、28は上記エアフィルタである。
このエアフィルタ28を取り付ける場合は、フロントパ
ネル23を開いた状態で前面下方から挿入し、先端部を上
部ケーシングに設けられたガイドリブ30と係止部材31と
の間に差し込む。そして、その下端部に設けた突起32を
ケーシングの係止部33に嵌め込む。そうすると、エアフ
ィルタ28はガイド枠34に取り付けられた押さえ部材35で
押さえられ、このガイド部材34に沿って固定される。こ
のように、取り付けられたエアフィルタ34は、上述した
ように湾曲部の曲げ力が弱いためにフロントパネル23を
前方へ押す力が弱くフロントパネル23を変形させること
はない。更に、湾曲部である上部の曲げ力が曲率の小さ
い下部の曲げ力よりも小さいため、挿入時の操作性がよ
い。また、剛性の高い下部は上部が曲がっても湾曲しな
いため、下部が直線状のガイド枠34に密着し、ガイド枠
34とエアフィルタ28との間に隙間が生じることがない。
尚、このエアフィルタ28の先端部を第3図に示すよう
に曲げて成型しておくことにより、挿入時にガイドリブ
30やガイド枠33に当てることなく、より簡単に取り付け
ることができる。
〈考案の効果〉 以上より、明らかなように、この考案の空気調和装置
のエアフイルタは、空気を通過させるフイルタ部を上部
と下部に有し、上部のフイルタ部の面積の上部全体の面
積に占める割合が、下部のフイルタ部の面積の下部全体
の面積に占める割合よりも多くして上部に可撓性を付与
しているので、湾曲部となる上部の曲げ力が小さく、従
って空気調和装置の前部ケーシングあるいはフロントパ
ネルを変形させることはなく、挿入時の操作性がよくな
り、更に、剛性の高い下部は上部を曲げても湾曲しにく
いためガイド枠に容易に密着させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のエアフィルタの一実施例を示す図、
第2図は上記実施例のエアフィルタの取り付け状態を示
す図、第3図は挿入性を良くするために先端部分を曲げ
て成型したエアフィルタを示す図、第4図は従来例を示
す図である。 1……上部フィルタ部、2……下部フィルタ部、21……
ケーシング、22,24……吸入口、23……フロントパネ
ル、25……吹出口、26……熱交換器、27……送風器、28
……エアフィルタ、30……ガイドリブ、31……係止部
材、32……突起、33……係止部、34……ガイド枠、35…
…押さえ部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 合議体 審判長 佐藤 清孝 審判官 滝本 静雄 審判官 小野寺 務 (56)参考文献 実開 昭53−16666(JP,U) 実開 昭58−196718(JP,U) 特公 昭58−27312(JP,B2)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面前部に吸入口(22)を有すると共に前
    面下部に吹出口(25)を有する空気調和装置の前面下方
    から挿入され、上端部が上記空気調和装置の上部ケーシ
    ング(21)の上記吸入口(22)よりも後方に設けられた
    上部係止部材(31)で係止されると共に、下端部が上記
    空気調和装置の前面ケーシングに設けられた下部係止部
    材(33)で係止され、上端部を後方に湾曲した状態で、
    上記吸入口(22)から上記吹出口(25)に至る通風路を
    遮断する空気調和装置の弾性を有するエアフィルタにお
    いて、 空気を通過させるフィルタ部(1,2)を上部と下部に有
    し、上部のフィルタ部の面積の上部全体の面積に占める
    割合を、下部のフィルタ部の面積の下部全体の面積に占
    める割合よりも多くして上部に可撓性を付与しているこ
    とを特徴とする空気調和装置のエアフィルタ。
JP1990013449U 1990-02-14 1990-02-14 空気調和装置のエアフィルタ Expired - Lifetime JP2543511Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5316666U (ja) * 1976-07-23 1978-02-13
JPS5827312U (ja) * 1981-08-10 1983-02-22 京葉繊維工業株式会社 水着
JPS58196718U (ja) * 1982-06-25 1983-12-27 三菱電機株式会社 空気調和機用フイルタ

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JPH03103917U (ja) 1991-10-29

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