JP2543465Y2 - 小型モータ - Google Patents

小型モータ

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Publication number
JP2543465Y2
JP2543465Y2 JP1991026296U JP2629691U JP2543465Y2 JP 2543465 Y2 JP2543465 Y2 JP 2543465Y2 JP 1991026296 U JP1991026296 U JP 1991026296U JP 2629691 U JP2629691 U JP 2629691U JP 2543465 Y2 JP2543465 Y2 JP 2543465Y2
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JP
Japan
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permanent magnet
case
end bracket
projection
brush
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1991026296U
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English (en)
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JPH04121385U (ja
Inventor
一夫 岡田
順一 原野
啓介 海老原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mabuchi Motor Co Ltd
Original Assignee
Mabuchi Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mabuchi Motor Co Ltd filed Critical Mabuchi Motor Co Ltd
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Priority to TW081102218A priority patent/TW209923B/zh
Priority to MYPI92000547A priority patent/MY111503A/en
Priority to KR1019920005488A priority patent/KR920020810A/ko
Priority to CN92102846A priority patent/CN1028822C/zh
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K21/00Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Dc Machiner (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、音響機器、映像機器お
よび自動車用電装機器等に使用される小型モータに関す
るものであり、特に界磁を形成する永久磁石の強固な固
定を確保すると共に、加工組立コストの低減が可能であ
るように改良した小型モータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は本考案の対象である小型モータの
例を示す一部断面側面図である。図4において、1はケ
ースであり、例えば軟鉄のような金属材料により有底中
空筒状に形成され、内周面に例えばアークセグメント状
に形成された永久磁石2を固着する。3はエンドブラケ
ットであり、例えば熱可塑性樹脂材料によって形成さ
れ、前記ケース1の開口部に嵌着される。4は回転子で
あり、前記永久磁石2に対向する電機子5と整流子6と
からなり、各々ケース1とエンドブラケット3とに設け
られた軸受7、8によって回転自在に支持されている。
【0003】9はブラシアームであり、銅その他の導電
材料により帯板状に形成され、前記整流子6と摺動係合
されるブラシ10を備え、エンドブラケット3内に設け
られる。なおエンドブラケット3内には前記ブラシアー
ム9と電気的に接続されてなる入力端子11が設けられ
ており、外部直流電源(図示せず)からブラシアーム
9、ブラシ10および整流子6を介して電機子5に給電
可能としてある。
【0004】上記の構成により、電機子5に電流が供給
されると、ケース1の内周面に固着された永久磁石2に
よって形成されている磁界中に存在する電機子5に回転
力が付与されるから、回転子4を回転させることがで
き、回転子4と連結されてなる各種機器を駆動させるこ
とができるのである。
【0005】上記構成の小型モータにおいて、ケース1
の内周面に永久磁石2を固定する手段としては、ケース
1の底部とエンドブラケット3とによって軸方向に挟着
する手段が一般的である。このような手段としては、ま
ずエンドブラケット3に永久磁石2の軸方向端面に当接
する突起を設け、この突起とケース1の底部とで永久磁
石2を挟持するものがある。この場合、永久磁石2の軸
方向端面にエンドブラケット3に設けた突起と接合する
凹部を設けてもよい(実開平2−103776号公報参照)。
【0006】またエンドブラケット3に永久磁石2と当
接する三角形状の永久磁石止め部を設け、この永久磁石
止め部の先端を永久磁石2に押圧させて変形させた状態
で、エンドブラケット3をケース1に取付けた構成のも
のがある(実開平1−116577号公報参照)。
【0007】更にエンドブラケット3の内側端面に押し
つぶし可能な突部を突設すると共にこの突部を永久磁石
2の後端面に圧接させたものもある(実開昭55−120288
号公報参照)。また更に上記機械的固着手段の他に、接
着剤を介して永久磁石2をケース1に固着する手段も従
来から常用されている。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】上記永久磁石2の固定
手段は,一般に永久磁石2が例えばフェライト磁石のよ
うな硬質の焼結磁石を対象としたものにおいて有用であ
る。しかしながら,近年の小型モータにおいては,焼結
磁石では困難な小型・薄型化が要求されており,このた
め永久磁石2としてゴム磁石またはプラスチック磁石の
ような可撓性磁石を使用する例がある。このように可撓
磁石を使用した小型モータにおいては,永久磁石2を
あまりに強力に挟持すると,永久磁石2を例えば鼓形に
変形させることになり,回転子4と接触するという問題
点がある。一方上記変形を回避するために挟持力を小さ
くすると,永久磁石2の位置決め,固定が不確実となる
おそれがある。なお永久磁石2の軸方向端面に凹部を設
ける場合には,加工工程の増加を招来し,コスト高とな
るという問題点がある。
【0009】次にエンドブラケット3に押しつぶし可能
な突部を突設する手段においては、永久磁石2の軸方向
の位置決めは確保されるものの、円周方向に僅かに回動
するおそれがあり、ブラシに対する位相のずれを誘発
し、小型モータの特性を損なうという問題点がある。な
お接着剤使用による固着手段においては、余剰の材料
費、加工費を要するためコスト高となるのみならず、接
着剤から発生するガスが整流子6とブラシ10との接触
部に悪影響を及ぼすという問題点がある。
【0010】本考案は上記従来の問題点を解決し、永久
磁石の位置決め固定が確実であると共に、加工組立コス
トの低減が可能である小型モータを提供することを目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案においては、有底中空筒状に形成されかつ内
周面に永久磁石を固着してなるケースと、前記永久磁石
に対向する電機子と整流子とからなる回転子と、前記ケ
ースの開口部に嵌着されかつ前記整流子と摺動係合する
ブラシとこのブラシに電気的に接続されてなる入力端子
とを設けてなるエンドブラケットとからなり、前記ケー
スの底部とエンドブラケットとに設けられた軸受を介し
て前記回転子を回転自在に支持してなる小型モータにお
いて、永久磁石を可撓性磁石によって形成すると共に、
ケースの底部およびエンドブラケットに永久磁石固定用
の突起を前記ケースおよびエンドブラケットと一体に
け、この突起を永久磁石の端部に押圧し、永久磁石の端
部を局部的に変形させることにより永久磁石を固定す
る、という技術的手段を採用した。
【0012】本考案における永久磁石の結合剤として
は,ゴム磁石では天然ゴム,ネオプレンゴム,ニトリル
ゴム,ブチルゴム,ポリイソブチレン,ハイバロン,塩
素化ポリエチレン等を使用できる。またプラスチック磁
石ではポリエチレン系樹脂その他の熱可塑性樹脂を使用
し,射出成形手段によって成形する。いずれも結合剤と
しては公知の材料を使用できる。
【0013】
【作用】上記の構成により,永久磁石の有する可撓性を
利用し,永久磁石をケース内周面の所定位置に確実に位
置決め固定することができる。
【0014】
【実施例】図1は本考案の第1実施例を示す要部縦断面
図であり、同一部分は前記図4と同一の参照符号で示
す。図1において12は突起であり、ケース1の底部
に、例えば内周面に沿って複数個突設する。次に13は
突起であり、錐状若しくは針状に形成し、エンドブラケ
ット3の内端面に、永久磁石2の端面に臨ませて複数個
突設する。なお上記突起12、13の寸法形状は、永久
磁石2の組成、寸法、形状等を勘案して適宜に選定でき
るが、永久磁石2と当接した状態において、永久磁石2
を局部的に変形させ得るか、若しくは永久磁石2に食い
込み可能となるように形成することが望ましい。
【0015】なお永久磁石2は,例えばゴム磁石では
粉状のマグネタイト等の磁性粉と,結合剤として天然ゴ
を混合し,押出し若しくは圧延等の成形手段によって
形成し,弾力性を付与させたものである。そしてこの弾
力性は前記磁性粉と結合剤との配合割合によって定まる
ため,永久磁石2に要求される磁気特性と関連させて適
宜選定されるべきである。
【0016】上記構成により、ケース1内に永久磁石2
を挿入した後、エンドブラケット3を嵌着すれば、永久
磁石2は突起12、13間において軸方向に挟持固定さ
れる。一方突起12、13は各々永久磁石2内に部分的
に食い込むため、永久磁石2の円周方向の移動を防止す
ることができるのである。この場合永久磁石2の変形は
局部的であるため、永久磁石2の内側寸法を変化させる
には至らず、従って永久磁石2と回転子4とが干渉する
危険性を回避することができる。
【0017】図2は本考案の第2実施例を示す要部縦断
面図であり、同一部分は前記図1と同一の参照符号で示
す。図2において、突起13は例えば円錐、角錐、多角
錐のような錐体状に形成すると共に、錐体の斜面部が永
久磁石の内側面端部と当接するように配設する。
【0018】以上の構成により、前記図1に示す第1実
施例と同様の作用が期待できるが、これに加えて永久磁
石2の軸方向挟持に伴う局部的変形に起因して、永久磁
石2の内側面が回転子4側に膨出するという非所望な現
象が発生することを防止することができる。
【0019】図3は本考案の第3実施例を示す要部縦断
面図であり、同一部分は前記図1および図2に示す第1
実施例および第2実施例と同一の参照符号で示す。図3
において突起13は例えば短柱状に形成し、永久磁石2
の内周側を除く端面に臨むようにエンドブラケット3の
内端面に突設する。上記の構成による作用は前記図1に
示す第1実施例におけるものと同様である。
【0020】本実施例においては、永久磁石2の形状が
アークセグメント状若しくは横断面C型のものについて
記述したが、永久磁石2が中空円筒状のものについても
適用可能であり、むしろ後者の場合の方が円周方向の移
動を規制する作用が顕著である。すなわち前者の場合に
は、複数個の隣接永久磁石2、2間に通常U型スプリン
グ等を介装し得るのに対し、後者の場合においては永久
磁石2の円周方向の移動を規制する手段が使用できない
ためである。
【0021】
【考案の効果】本考案は以上記述のような構成および作
用であるから、永久磁石の位置決め固定が確実であると
共に、加工組立コストを低減させ得るという効果があ
る。また接着剤を使用する必要がないため、接着剤から
発生するガスに起因する整流子および/またはブラシ周
辺の汚染を防止し、モータ特性を高水準に保持すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す要部縦断面図であ
る。
【図2】本考案の第2実施例を示す要部縦断面図であ
る。
【図3】本考案の第3実施例を示す要部縦断面図であ
る。
【図4】本考案の対象である小型モータの例を示す一部
断面側面図である。
【符号の説明】
1 ケース 3 エンドブラケット 12、13 突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−122659(JP,A) 実開 昭63−153750(JP,U) 実開 平3−60853(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有底中空筒状に形成されかつ内周面に永
    久磁石を固着してなるケースと、前記永久磁石に対向す
    る電機子と整流子とからなる回転子と、前記ケースの開
    口部に嵌着されかつ前記整流子と摺動係合するブラシと
    このブラシに電気的に接続されてなる入力端子とを設け
    てなるエンドブラケットとからなり、前記ケースの底部
    とエンドブラケットとに設けられた軸受を介して前記回
    転子を回転自在に支持してなる小型モータにおいて、 永久磁石を可撓性磁石によって形成すると共に、ケース
    の底部およびエンドブラケットに永久磁石固定用の突起
    前記ケースおよびエンドブラケットと一体に設け、こ
    の突起を永久磁石の端部に押圧し、永久磁石の端部を局
    部的に変形させることにより永久磁石を固定したことを
    特徴とする小型モータ。
JP1991026296U 1991-04-18 1991-04-18 小型モータ Expired - Lifetime JP2543465Y2 (ja)

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JP1991026296U JP2543465Y2 (ja) 1991-04-18 1991-04-18 小型モータ
TW081102218A TW209923B (ja) 1991-04-18 1992-03-24
MYPI92000547A MY111503A (en) 1991-04-18 1992-03-30 Miniature motor.
KR1019920005488A KR920020810A (ko) 1991-04-18 1992-04-02 소형 모터
CN92102846A CN1028822C (zh) 1991-04-18 1992-04-16 小型电动机

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Publication Number Publication Date
JPH04121385U JPH04121385U (ja) 1992-10-29
JP2543465Y2 true JP2543465Y2 (ja) 1997-08-06

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KR (1) KR920020810A (ja)
CN (1) CN1028822C (ja)
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TW (1) TW209923B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009118632A (ja) * 2007-11-06 2009-05-28 Asmo Co Ltd モータ

Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5846798B2 (ja) * 2011-08-04 2016-01-20 応研精工株式会社 ダイヤフラムポンプ
EP2554846B1 (en) 2011-08-04 2013-07-31 Okenseiko Co., Ltd. Diaphragm pump

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63153750U (ja) * 1987-03-27 1988-10-07

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TW209923B (ja) 1993-07-21
CN1066347A (zh) 1992-11-18
KR920020810A (ko) 1992-11-21
MY111503A (en) 2000-07-31
JPH04121385U (ja) 1992-10-29
CN1028822C (zh) 1995-06-07

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