JP2543449Y2 - 微細気泡発生浴槽のエア吸入口カバー - Google Patents

微細気泡発生浴槽のエア吸入口カバー

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JP2543449Y2
JP2543449Y2 JP1990125930U JP12593090U JP2543449Y2 JP 2543449 Y2 JP2543449 Y2 JP 2543449Y2 JP 1990125930 U JP1990125930 U JP 1990125930U JP 12593090 U JP12593090 U JP 12593090U JP 2543449 Y2 JP2543449 Y2 JP 2543449Y2
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JP
Japan
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air
cover
bathtub
air inlet
hot
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JPH0480534U (ja
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秀彦 岸江
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、微細気泡発生浴槽のエア吸入口に設けたカ
バーに関するものである。
【従来の技術】
浴槽にエアを湯水と共に噴出させるようにした気泡発
生装置が従来から提供されている。そしてこの気泡発生
装置としては、100l/分程度の多量のエアを湯水と単に
混合して浴槽内に噴出させるものの他に、エアを湯水に
加圧ポンプで溶解させた状態で浴槽内に噴出させるよう
にしたものが提供されている。この後者のものでは、湯
水が浴槽内に噴出される際に加圧状態が解除されるため
に、湯水に溶解されたエアが微細な気泡となって浴槽中
に発生することになり、特に微細気泡発生浴槽(ミルキ
ーバスと通称されることもある)と呼ばれている。
【考案が解決しようとする課題】
そしてこの微細気泡発生浴槽にあってエアはエア吸入
口から吸入されるが、エアの吸入量は6l/分程度の少量
であり、高圧の加圧ポンプで加圧されるために、エア吸
入口からエアと共に水が入ると加圧ポンプおいて圧力変
動が大きく生じて、ポンプ機能に支障を来すおそれがあ
る。従ってエア吸入口は浴槽のフランジのように湯や水
がかかり易い場所には設けることができず、エア吸入口
の設置場所が制限されるという問題があった。 本考案は上記の点に鑑みて為されたものであり、浴槽
のフランジにおいても湯水が浸入するようなおそれなく
エア吸入口を設けることが可能になる微細気泡発生浴槽
のエア吸入口カバーを提供することを目的とするもので
ある。
【課題を解決するための手段】
本考案に係る微細気泡発生浴槽のエア吸入口カバー
は、浴槽1に設けたエア吸入口2から吸入したエアを湯
水と共に浴槽1に微細気泡として噴出させるようした微
細気泡発生浴槽において、エア吸入口2の口縁に筒体22
を立設して該筒体の上端開口にエアフィルタ21を装着
し、エアフィルタ21に被せられるとともにエア入り口4
が外面に開口しているカバー3の下部外面に湯水排出口
5を形成し、上記エア入り口4と湯水排出口5とをカバ
ー3内で連通させるとともに上記エア入り口4と上記エ
アフィルタの外部空間16とを上記筒体22の外側方位置に
て連通させて成ることを特徴とするものである。
【作用】
本考案にあっては、湯や水がかかってカバー3内にエ
ア入り口4から入ってもこの湯水は湯水排出口5から排
出されることになり、エア吸入口2にエアと共に浸入す
ることを防ぐことができる。
【実施例】
以下本考案を実施例によって詳述する。 第2図は微細気泡発生浴槽の全体の構成を示すもので
あり、浴槽1の側壁には吸水口8aと吐出口8bを設けると
共に吸水口8aと吐出口8bには循環管9の両端が接続して
ある。この循環管9にはエア供給管10が分岐して接続し
てあり、エア供給管10よりも吐出口8b側において循環管
9にはさらに加圧ポンプ11とアキュームレータ12が接続
してある。エア供給管10の先端部は浴槽1のフランジ13
に取り付けてあり、エア供給管10の先端はエア吸入口2
として開口させてある。 このものにあって、加圧ポンプ11を作動させると吸入
口8aから浴槽1内の湯水が循環管9に吸入され、湯水が
循環管9を通過する際に発生する吸引力でエア吸入口2
からエアがエア供給管10を通って循環管9に吸引され
る。このエアは加圧ポンプ1による加圧で湯水に溶解さ
れ、溶解しない過剰のエアはアキュームレータ12内で湯
水から分離されて圧力調整弁14を通して排出されると共
に、逆に湯水へのエアの溶解が不足するときにはアキュ
ームレータ12内で湯水にエアが溶解される。そしてこの
ようにエアが溶解された湯水が吐出口8bから浴槽1内に
噴出されると、加圧状態から一気に圧力が解放された状
態になるために、湯水中に溶解していたエアが析出して
微細気泡となって浴槽1内に発生することになり、この
微細気泡を体に浴びながら入浴することができるのであ
る。 上記のように形成される微細気泡発生浴槽にあって、
エア供給管10の上端には円筒状のカバー取付具15が取り
付けてあり、このカバー取付具15の内周にエア吸入口2
が形成されるようにしてある。カバー取付具15は第4図
に示すように、上端部の外周に結合鍔24を突設して形成
してあり、この結合鍔24の外周面とカバー取付具15の外
周面には雄ねじ15a,15bが、カバー取付具15の内周面の
上部と下部には雌ねじ15c,15dがそれぞれ設けてある。
このカバー取付具15はエア供給管10の先端に取着した管
継手25に雌ねじ15dを螺合させることによって、エア供
給管10に取着するようにしてある。またカバー取付具15
の雌ねじ15cに螺合させることによってエアフィルタ21
を取り付けることができるようにしている。ここにおけ
るエアフィルタ21は多孔質体23で形成されており、下方
に突出させた筒体22を雌ねじ15cに螺合させて取り付け
るようにしてある。 またカバー3は第3図に示すように、その下面に開口
するようにフィルタ収納室16を下方へ開口させて設けて
形成してあり、フィルタ収納室16を囲むようにエア通路
18がリング状に設けてある。このエア通路18もカバー3
の下方へ開口するように形成されるものであって、フィ
ルタ収納室16とエア通路18とを仕切るリング状の仕切り
壁17の下を介してエア通路18はフィルタ収納室16に連通
するようにしてあり、カバー3の上面に設けた複数のエ
ア入り口4によってエア通路18をカバー3の上部に開口
させてある。またカバー3の側面の下部に二か所におい
て横長スリット状の湯水排出口5が設けてあり、エア通
路18の下端部は湯水排出口5によってカバー3の側方に
開口させてある。この湯水排出口5はカバー取付具15の
上端のエア吸入口2よりも下側において設けられるもの
である。さらにカバー3の内周の下端部には雌ねじ3aが
設けてある。 カバー3をエア吸入口2の上に取り付けるにあったて
は、第1図に示すように、カバー取付具15の外周の雄ね
じ15bに取付ナット19を螺合させると共に、浴槽1の上
端に外方へ張り出すように設けられたフランジ13の通孔
20に下側からカバーー取付具15の上端部を通し、カバー
取付具15の上端にカバー3を被せて雄ねじ15aに雌ねじ3
aを螺合することによってカバー取付具15の上端にカバ
ー3を取り付けることができる。そしてこの状態で取付
ナット19を締めることでカバー3の下端とナット19との
間にフランジ13を挟持させることによって、カバー3を
エア吸入口2の上に取り付けると同時にフランジ13への
固定もおこなうことができる。カバー取付具15に取り付
けたエアフィルタ21はカバー3のフィルタ収納室16に収
容される。 しかして、エアはカバー3のエア入り口4からエア通
路18を通って仕切り壁17の下側からエアフィルタ21に至
り、エアフィルタ21を通過した後にエア吸入口2に入っ
てエア供給管10へと供給される。ここで、浴槽1のフラ
ンジ13は湯水がかかり易い箇所であるために、エアと共
に湯水がエア入り口4に入り易いが、このようにエア入
り口4からカバー3内にエアと共に湯水が入ってもこの
湯水は仕切り壁17と筒体22に遮断されてエアフィルタ21
側へ至ることが防止され、この湯水はエア通路18の下端
部の湯水排出口5からカバー3の外へ排出されることに
なり、湯水がエアと共にエアフィルタ21を通過してエア
吸入口2に流入することを防ぐことができるものであ
る。このように、湯水の混入を防ぐことができるために
加圧ポンプ11の性能に大きな変化が生じるおそれがなく
なり、安定した微細気泡を発生させることが可能になる
ものである。またエアフィルタ21を通過してエア吸入口
2に流入するためにゴミやホコリはエアフィルタ21で遮
断して混入することを防ぐことができ、ゴミやホコリの
混入によるエア詰まりの発生を防止することができる。
エアフィルタ21の掃除はカバー3を外すことによって容
易におこなうことができる。
【考案の効果】
上述のように本考案にあっては、エア吸入口の口縁に
筒体を立設して該筒体の上端開口にエアフィルタを装着
し、エアフィルタに被せられるとともにエア入り口が外
面に開口しているカバーの下部外面に湯水排出口を形成
し、上記エア入り口と湯水排出口とをカバー内で連通さ
せるとともに上記エア入り口と上記エアフィルタの外側
空間とを上記筒体の外側方位置にて連通させているの
で、エア入り口から湯水がカバー内に入っても、この湯
水は湯水排出口から排出されるだけで、エアフィルタの
部分には筒体が堰となって至ることがなく、従ってエア
吸入口に水が浸入してしまうことがないものであり、し
かもエアフィルタを支持している筒体が湯水をせき止め
る壁として有効に利用されているので、エアフィルタ機
能を付与すると同時にエアと湯水とを分離する機能を簡
単に得ることができるとともに、浴槽のエプロンにエア
吸入口を設けることが簡単にできるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の一部破断正面図、第2図は
同上の微細気泡発生浴槽の全体構成を示す概略図、第3
図(a)(b)(c)は同上に用いるカバーの正面図と
平面図と一部破断正面図、第4図(a)(b)は同上に
用いるカバー取付具の一部破断正面図と平面図である。 1は浴槽、2はエア吸入口、3はカバー、4はエア入り
口、5は湯水排出口である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】浴槽に設けたエア吸入口から吸入したエア
    を湯水と共に浴槽に微細気泡として噴出させるようにし
    た微細気泡発生浴槽において、エア吸入口の口縁に筒体
    を立設して該筒体の上端開口にエアフィルタを装着し、
    エアフィルタに被せられるとともにエア入り口が外面に
    開口しているカバーの下部外面に湯水排出口を形成し、
    上記エア入り口と湯水排出口とをカバー内で連通させる
    とともに上記エア入り口と上記エアフィルタの外側空間
    とを上記筒体の外側方位置にて連通させて成る微細気泡
    発生浴槽のエア吸入口カバー。
JP1990125930U 1990-11-27 1990-11-27 微細気泡発生浴槽のエア吸入口カバー Expired - Lifetime JP2543449Y2 (ja)

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JPS5136718Y2 (ja) * 1971-05-11 1976-09-08
JPS5036746U (ja) * 1973-07-31 1975-04-17
JPH0545810Y2 (ja) * 1986-11-13 1993-11-26
JP2800238B2 (ja) * 1989-03-23 1998-09-21 東陶機器株式会社 浴槽水循環装置

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