JP2543003Y2 - 無停電電源装置を内蔵した間仕切パネル - Google Patents

無停電電源装置を内蔵した間仕切パネル

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JP2543003Y2
JP2543003Y2 JP1990400381U JP40038190U JP2543003Y2 JP 2543003 Y2 JP2543003 Y2 JP 2543003Y2 JP 1990400381 U JP1990400381 U JP 1990400381U JP 40038190 U JP40038190 U JP 40038190U JP 2543003 Y2 JP2543003 Y2 JP 2543003Y2
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power
partition panel
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JP1990400381U
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真二 吉田
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株式会社三陽電機製作所
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は無停電電源装置を内蔵
した間仕切パネルに係り、詳しくは停電時に内蔵した蓄
電池からの電力を電気機器に供給してその作動を継続さ
せる無停電電源装置を内蔵した間仕切パネルに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、OA機器の急激な増加に伴い、停
電時の非常電源として無停電電源装置が使用されるよう
になっている。そして、この電源装置は、机や床等に置
かれる机上形や床置形と、予め床材に埋め込まれたフロ
ア埋込形とに大別されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た机上形や床置形の無停電電源装置では、その設置によ
って机や床のスペースが狭められてしまうという問題が
あり、又、フロア埋込形では、床材を設置するための工
事を要するという問題がある。本考案の目的は、所要ス
ペースがごく僅かで、かつ工事を要することなく容易に
設置することができる無停電電源装置を内蔵した間仕切
パネルを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、蓄電池と、非
停電時と停電時とを判別する停電判別手段と、前記停電
判別手段にて非停電時と判別されたときに、外部交流電
源から供給される商用電力を整流して前記蓄電池に充電
する充電手段と、前記停電判別手段にて停電時と判別さ
れたときに、前記蓄電池の直流電力を交流電力に変換し
て電気機器に出力する電力変換手段と、前記停電判別手
段の判別結果に基づき表示内容が切り換えられる表示部
とを備えた間仕切パネルであって、前記蓄電池、停電判
別手段、充電手段及び電力変換手段を間仕切パネルの下
部に横方向に列設する一方、前記表示部を間仕切パネル
の上部であって前記電気機器の使用者の目線と対応する
位置に設けたことを要旨とするものである。
【0005】
【作用】停電判別手段にて非停電時と判別されたとき、
商用電力が充電手段により整流されて蓄電池に充電さ
れ、その蓄電池の直流電力は停電時に電力変換手段にて
交流電力に変換されて電気機器に供給される。上記した
各手段は間仕切パネルに備えられていることから、既存
の間仕切パネルのための設置スペースを利用して設置す
るだけでよく、その他に無停電電源装置のためのスペー
スを必要としない。又、間仕切パネルを所定位置に置く
だけで設置が完了する。さらに、無停電電源装置を構成
する前記蓄電池、停電判別手段、充電手段及び電力変換
手段が間仕切パネルの下部に横方向に列設されているた
め、間仕切パネルの低重心化が図られる一方、表示部が
間仕切パネルの上部に設けられているため、停電表示の
早期発見が可能とされる。
【0006】
【実施例】以下、この考案を具体化した一実施例を図面
に従って説明する。図1に示すように、間仕切パネルは
厚みが40mm程度の四角板状をなし、その下端両側に
設けられた足部1に支持されて立設されている。間仕切
パネル内は空洞になっており、その内部には表示ユニッ
ト2と無停電ユニット3とが互いに配線4で接続された
状態で設置されている。表示ユニット2の操作面は間仕
切パネルの上部において表面に露出し、その操作面に
は、出力コンセント5、電源スイッチ6及び表示部7が
設けられている。
【0007】 前記無停電ユニット3は充電器8、蓄電池としてのニッ
カド電池9、制御回路10、及びインバータ回路11よ
り構成され、これらは間仕切パネルの下部に横方向に列
設されている。この無停電ユニット3に接続された入力
コード12は間仕切パネルの下側より外部に取り出され
ている。無停電ユニット3は間仕切パネルに対して着脱
可能に構成され、間仕切パネルには、この無停電ユニッ
ト3と同一の取付規格でニッカド電池の容量等が異なる
別の無停電ユニットが用意されている。
【0008】 次に、本実施例の間仕切パネルの電気的構成を説明す
る。図2に示すように、前記入力コード12は電源スイ
ッチ6とヒューズ13を介してリレースイッチ14の端
子14aに接続され、このリレースイッチ14の端子1
4cは前記出力コンセント5に接続されている。又、前
記ヒューズ13には充電器8とヒューズ15を介してニ
ッカド電池9が接続され、このニッカド電池9はインバ
ータ回路11を介して前記リレースイッチ14の端子1
4bに接続されている。又、前記ヒューズ13には制御
回路10が接続され、この制御回路10はインバータ回
路11に接続されてその動作を制御するようになってい
る。尚、この制御回路10は前記表示ユニット2の表示
部7も制御するようになっている。
【0009】 次に、このように構成した間仕切パネルの作用を説明す
る。間仕切パネルはオフィス等の室内に設置され、予め
その入力コード12が室内の外部交流電源としてのコン
セント16に接続されるとともに、表示ユニット2の出
力コンセント5にはOA機器17の入力コード18が接
続される。そして、電源スイッチ6が投入されると、制
御回路10は入力コード12を介して室内のコンセント
16から供給される商用電力の有無を判定し、商用電力
が供給されている非停電時にはインバータ回路11を停
止状態に保持するとともにリレースイッチ14を端子1
4a側に切り換える。従って、室内コンセント16から
の商用電力は入力コード12からリレースイッチ14と
入力コード18を経てOA機器17に供給され、このO
A機器17を使用することが可能となる。
【0010】 又、商用電力は充電器8にて整流されてニッカド電池9
に充電され、ニッカド電池9は常にフル充電の状態に維
持される。さらに、制御回路10に制御され、表示ユニ
ット2の表示部7には非停電表示がなされる。一方、停
電が生じると商用電力が供給されなくなることから、制
御回路10はインバータ回路11を作動させるとともに
リレースイッチ14を端子14b側に切り換える。その
結果、ニッカド電池9の直流電力はインバータ回路11
にて交流電力に変換され、リレースイッチ14と入力コ
ード18を経てOA機器17に供給される。故に、その
OA機器17の使用を使用者が継続することができると
ともに、停電によって処理中のデータが破壊してしまう
のを未然に防止することができる。
【0011】又、表示ユニット2の表示部7は制御回路
10によって停電表示に切り換えられ、その表示に基づ
いて使用者は処理中のデータを一旦格納し、ニッカド電
池9の残量低下によるデータ破壊を防止することが可能
となる。このとき表示ユニット2が間仕切パネルの上部
に設けられOA機器17の使用者の目線の位置にあるた
め、表示部7の停電表示が早期に発見されて対処するこ
とができる。
【0012】 尚、復電時には商用電力が再び供給されることから、制
御回路10にてインバータ回路11が停止されるととも
にリレースイッチ14が端子14a側に切り換えられ、
上記した非停電時の状態に復帰する。このように本実施
例の間仕切パネルは無停電電源装置を内蔵したため、既
存の間仕切パネルのための設置スペースを利用して設置
するだけでよく、その他に無停電電源装置の設置のため
に机や床のスペースが狭められてしまうのを未然に防止
することができる。
【0013】 又、間仕切パネル所定位置に置くだけでよく、工事等の
煩雑な作業を要することなく容易に設置することができ
る。さらに、無停電ユニット3を構成する充電器8、ニ
ッカド電池9、制御回路10、及びインバータ回路11
が間仕切パネルの下部に横方向に列設されているため、
低重心化が図られ、揺れ等に対する間仕切パネルの安定
化を図ることができる。加えて、無停電ユニット3を間
仕切パネルから取り外して、ニッカド電池9の容量等が
異なる別の仕様のものと交換可能としたため、例えば、
接続するOA機器17が変更されて消費電力が増大した
場合等には、間仕切パネル全体を交換することなく無停
電ユニット3だけを交換して対応することができる。
【0014】尚、この考案は上記実施例に限定されるこ
とはなく、下記に述べるように種々の変更を加えること
ができる。
【0015】 1.図3に示すように、窓19を備えた間仕切パネルに
具体化し、出力コンセント20を間仕切パネルの上部及
び下部にそれぞれ設けてOA機器17の接続を容易にす
る。 2.間仕切パネルの厚みを変更する。尚、本考案者は蓄
電池としてニッカド電池9を使用した場合は30mm程
度まで薄くできることを確認した。
【0016】
【考案の効果】以上詳述したように本考案の無停電電源
装置を内蔵した間仕切パネルによれば、所要スペースが
ごく僅かで、かつ工事を要することなく容易に設置する
ことができ、さらに低重心化により揺れ等に対する安定
化を図ることができると共に、停電表示の早期発見によ
り迅速に対処することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】間仕切パネルの斜視図。
【図2】間仕切パネルに内蔵された無停電電源装置の電
気的構成を示すブロック図。
【図3】窓を備えた別例の間仕切パネルを示す斜視図。
【符号の説明】
8 充電手段としての充電器 9 蓄電池としてのニッカド電池 10 停電判別手段としての制御回路 11 電力変換手段としてのインバータ回路 16 外部交流電源としてのコンセント 17 電気機器としてのOA機器

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】蓄電池(9)と、非停電時と停電時とを判
    別する停電判別手段(10)と、前記停電判別手段(1
    0)にて非停電時と判別されたときに、外部交流電源
    (16)から供給される商用電力を整流して前記蓄電池
    (9)に充電する充電手段(8)と、前記停電判別手段
    (10)にて停電時と判別されたときに、前記蓄電池
    (9)の直流電力を交流電力に変換して電気機器(1
    7)に出力する電力変換手段(11)と、前記停電判別
    手段(10)の判別結果に基づき表示内容が切り換えら
    れる表示部(7)とを備えた間仕切パネルであって、前
    記蓄電池(9)、停電判別手段(10)、充電手段
    (8)及び電力変換手段(11)を間仕切パネルの下部
    に横方向に列設する一方、前記表示部(7)を間仕切パ
    ネルの上部であって前記電気機器(17)の使用者の目
    線と対応する位置に設けたことを特徴とする無停電電源
    装置を内蔵した間仕切パネル。
JP1990400381U 1990-12-11 1990-12-11 無停電電源装置を内蔵した間仕切パネル Expired - Lifetime JP2543003Y2 (ja)

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JPH0488341U JPH0488341U (ja) 1992-07-31
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0750749B2 (ja) * 1985-09-20 1995-05-31 日立超エル・エス・アイエンジニアリング 半導体記憶装置
JPH01133529A (ja) * 1987-11-18 1989-05-25 Matsushita Electric Works Ltd 二重床用無停電電源装置

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JPH0488341U (ja) 1992-07-31

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