JP2001103678A - 電力供給装置 - Google Patents
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- JP2001103678A JP2001103678A JP28029699A JP28029699A JP2001103678A JP 2001103678 A JP2001103678 A JP 2001103678A JP 28029699 A JP28029699 A JP 28029699A JP 28029699 A JP28029699 A JP 28029699A JP 2001103678 A JP2001103678 A JP 2001103678A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 深夜電力を利用して電気料金の大幅な削減を
実現するために、ＤＣ／ＡＣインバータの稼働効率の向
上と装置の低価格化とを図り価格性能比の優れた電力供
給装置を提供する。 【解決手段】 本発明の電力供給装置は、商用電力１１
を充電する２次電池１５と、複数の負荷２３−１〜Ｎ毎
に消費電流を測定する電流センサ３１−ｎを有する電流
センサ部３１と、上記複数の負荷毎に電力を供給する電
源として商用電力１１と２次電池１５に充電された電力
との切り替えを行うスイッチ２１−ｎを有する切替部２
１と、上記複数の負荷毎に測定された消費電流に基づい
て、スイッチ２１−ｎを制御する制御部１９と、を備え
る。
実現するために、ＤＣ／ＡＣインバータの稼働効率の向
上と装置の低価格化とを図り価格性能比の優れた電力供
給装置を提供する。 【解決手段】 本発明の電力供給装置は、商用電力１１
を充電する２次電池１５と、複数の負荷２３−１〜Ｎ毎
に消費電流を測定する電流センサ３１−ｎを有する電流
センサ部３１と、上記複数の負荷毎に電力を供給する電
源として商用電力１１と２次電池１５に充電された電力
との切り替えを行うスイッチ２１−ｎを有する切替部２
１と、上記複数の負荷毎に測定された消費電流に基づい
て、スイッチ２１−ｎを制御する制御部１９と、を備え
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は電力供給装置に関
し、特に、深夜電力の有効利用により電気料金の大幅な
削減を実現する電力供給装置に関する。
し、特に、深夜電力の有効利用により電気料金の大幅な
削減を実現する電力供給装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】電力の有効利用が望まれており、特に深
夜電力の有効利用に関する技術が注目されている。本発
明に関連する公知技術として登録実用新案第３０４５１
８９号公報には、割安な深夜電力を２次電池に蓄え、電
力需要の多い時間帯に２次電池からＤＣ／ＡＣインバー
タを介して負荷に供給する電力供給装置が開示されてい
る。
夜電力の有効利用に関する技術が注目されている。本発
明に関連する公知技術として登録実用新案第３０４５１
８９号公報には、割安な深夜電力を２次電池に蓄え、電
力需要の多い時間帯に２次電池からＤＣ／ＡＣインバー
タを介して負荷に供給する電力供給装置が開示されてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この電力供給装置にお
いて、ＤＣ／ＡＣインバータ及び２次電池の容量は、使
用電力量のピーク値に合わせて設定される必要がある。
これは、使用電力量が増大して負荷への電力供給が商用
電力に頻繁に切り替えられる場合には、電気料金の削減
及び使用電力の平準化が実現されないことによる。ま
た、ピーク負荷に対応できるだけの電池の容量が無いと
使用電力が増大するにつれて放電電流が大きくなり、電
池寿命に悪影響を及ぼす。
いて、ＤＣ／ＡＣインバータ及び２次電池の容量は、使
用電力量のピーク値に合わせて設定される必要がある。
これは、使用電力量が増大して負荷への電力供給が商用
電力に頻繁に切り替えられる場合には、電気料金の削減
及び使用電力の平準化が実現されないことによる。ま
た、ピーク負荷に対応できるだけの電池の容量が無いと
使用電力が増大するにつれて放電電流が大きくなり、電
池寿命に悪影響を及ぼす。
【０００４】ピーク電力に合わせてＤＣ／ＡＣインバー
タ及び電池の容量を設定した場合には、機器の大型化及
び高価格化が避けられず不経済となる。さらに、ピーク
負荷にＤＣ／ＡＣインバータ及び電池の容量を合わせた
場合、春又は秋等の気候的に過ごし易い時期、及び一日
の中でも朝晩等ピーク電力まで使用しない時には、ＤＣ
／ＡＣインバータに関しては、その能力の数分の１まで
しか使用されず無駄である。また、電池に関しても放電
可能な容量まで使用不可能となり不経済である。
タ及び電池の容量を設定した場合には、機器の大型化及
び高価格化が避けられず不経済となる。さらに、ピーク
負荷にＤＣ／ＡＣインバータ及び電池の容量を合わせた
場合、春又は秋等の気候的に過ごし易い時期、及び一日
の中でも朝晩等ピーク電力まで使用しない時には、ＤＣ
／ＡＣインバータに関しては、その能力の数分の１まで
しか使用されず無駄である。また、電池に関しても放電
可能な容量まで使用不可能となり不経済である。
【０００５】一方、特開昭６０−１１８０３３号公報に
は、電力消費量が安定している機器のみにＤＣ／ＡＣイ
ンバータからの電力を供給するシステムが開示されてい
るが、実際に家庭内の冷蔵庫のような電力消費量が安定
している機器は少ないのが現状である。また、電力消費
量が安定している機器のみにＤＣ／ＡＣインバータの電
力を供絵するだけでは電気料金が削減された際の絶対金
額、及び電力平準化の寄与率が低くなる。
は、電力消費量が安定している機器のみにＤＣ／ＡＣイ
ンバータからの電力を供給するシステムが開示されてい
るが、実際に家庭内の冷蔵庫のような電力消費量が安定
している機器は少ないのが現状である。また、電力消費
量が安定している機器のみにＤＣ／ＡＣインバータの電
力を供絵するだけでは電気料金が削減された際の絶対金
額、及び電力平準化の寄与率が低くなる。
【０００６】本発明の目的は、価格性能比の優れた電力
供給装置を提供することにあり、この場合には、ＤＣ／
ＡＣインバータ及び電池の容量がピーク電力に依存しな
いことが望ましい。また、本発明の他の目的は、本電力
供給装置が設置されうる建造物に応じて対応可能なよう
に、幾つかの設置形態を提供することにある。
供給装置を提供することにあり、この場合には、ＤＣ／
ＡＣインバータ及び電池の容量がピーク電力に依存しな
いことが望ましい。また、本発明の他の目的は、本電力
供給装置が設置されうる建造物に応じて対応可能なよう
に、幾つかの設置形態を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の電力供給装置は、商用電力を充電する２次電
池と、複数の負荷毎に消費電流を測定する電流センサを
有する電流センサ部と、前記複数の負荷毎に電力を供給
する電源として前記商用電力と前記２次電池に充電され
た電力との切り替えを行うスイッチを有する切替部と、
前記複数の負荷毎に測定された消費電流に基づいて前記
スイッチを制御する制御部と、を備えることを特徴とす
る。この場合、前記制御部は、前記消費電流の合計値に
基づいて、前記２次電池に充電された電力を利用する負
荷の組み合わせを計算し、前記切替部に指示することが
望ましい。また、前記電流センサ部及び前記切替部の一
方又は両方は分電盤内部に設けられていることが好まし
い。これにより、分電のための配線を利用して、消費電
流の測定、又は電力の切り替えを行うことができる。
に本発明の電力供給装置は、商用電力を充電する２次電
池と、複数の負荷毎に消費電流を測定する電流センサを
有する電流センサ部と、前記複数の負荷毎に電力を供給
する電源として前記商用電力と前記２次電池に充電され
た電力との切り替えを行うスイッチを有する切替部と、
前記複数の負荷毎に測定された消費電流に基づいて前記
スイッチを制御する制御部と、を備えることを特徴とす
る。この場合、前記制御部は、前記消費電流の合計値に
基づいて、前記２次電池に充電された電力を利用する負
荷の組み合わせを計算し、前記切替部に指示することが
望ましい。また、前記電流センサ部及び前記切替部の一
方又は両方は分電盤内部に設けられていることが好まし
い。これにより、分電のための配線を利用して、消費電
流の測定、又は電力の切り替えを行うことができる。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図面と
対応して以下に詳細を示す。図１は、本発明の電力供給
装置を示す簡単なブロック構成図である。電力供給装置
は、充電回路１３と、２次電池１５と、ＤＣ／ＡＣイン
バータ１７と、制御部１９と、切替部２１及び電流セン
サ部３１とを備える。
対応して以下に詳細を示す。図１は、本発明の電力供給
装置を示す簡単なブロック構成図である。電力供給装置
は、充電回路１３と、２次電池１５と、ＤＣ／ＡＣイン
バータ１７と、制御部１９と、切替部２１及び電流セン
サ部３１とを備える。
【０００９】本電力供給装置は、充電回路１３を介して
割安な深夜電力を２次電池１５に蓄え、深夜電力供給時
間帯以外の時間にＤＣ／ＡＣインバータ１７を介して負
荷部２３に深夜電力を供給するシステムである。ここ
で、ＤＣ／ＡＣインバータ１７の容量は、使用電力量に
おけるピーク容量ではなく、平均的な通常使用パターン
容量又は該パターン容量に比べて低い容量に設定されて
おり、２次電池１５の容量もＤＣ／ＡＣインバータ１７
の容量に合わせて最適容量として設定される。
割安な深夜電力を２次電池１５に蓄え、深夜電力供給時
間帯以外の時間にＤＣ／ＡＣインバータ１７を介して負
荷部２３に深夜電力を供給するシステムである。ここ
で、ＤＣ／ＡＣインバータ１７の容量は、使用電力量に
おけるピーク容量ではなく、平均的な通常使用パターン
容量又は該パターン容量に比べて低い容量に設定されて
おり、２次電池１５の容量もＤＣ／ＡＣインバータ１７
の容量に合わせて最適容量として設定される。
【００１０】電流センサ部３１は、分電盤（図２参照）
に収容される複数の分岐ブレーカの各々、又は予め割り
当てられた分岐ブレーカのグループに対応する電流セン
サにより構成され、各分岐ブレーカ又は各分岐ブレーカ
グループにおける消費電流を常時測定する。後述する
が、分電盤にいて、複数の分岐ブレーカの各々には、負
荷部２３を構成する各負荷が対応している。切替部２１
は、負荷部２３を構成している各負荷に対応するリレー
回路等のスイッチにより構成される。各スイッチは、制
御部１９からの指示に基づいて該スイッチに対応する分
岐ブレーカに商用電力１１を供給するか、又はＤＣ／Ａ
Ｃインバータ１７を介して２次電池１５に蓄えられた電
力を供給する。
に収容される複数の分岐ブレーカの各々、又は予め割り
当てられた分岐ブレーカのグループに対応する電流セン
サにより構成され、各分岐ブレーカ又は各分岐ブレーカ
グループにおける消費電流を常時測定する。後述する
が、分電盤にいて、複数の分岐ブレーカの各々には、負
荷部２３を構成する各負荷が対応している。切替部２１
は、負荷部２３を構成している各負荷に対応するリレー
回路等のスイッチにより構成される。各スイッチは、制
御部１９からの指示に基づいて該スイッチに対応する分
岐ブレーカに商用電力１１を供給するか、又はＤＣ／Ａ
Ｃインバータ１７を介して２次電池１５に蓄えられた電
力を供給する。
【００１１】制御部１９は、電流センサ部３１により測
定された各消費電流の合算電流値がＤＣ／ＡＣインバー
タ１７の定格値を超えるか否かを判定する。合算電流値
が定格値を超えないと判断した場合には、ＤＣ／ＡＣイ
ンバータ１７からの電力が全ての分岐ブレーカに供給さ
れるように切替部２１を制御し、合算電流値が定格値を
超えそうであると判断した場合には、該当する分岐ブレ
ーカに商用電力１１が供給されるように切替部２１を制
御する。
定された各消費電流の合算電流値がＤＣ／ＡＣインバー
タ１７の定格値を超えるか否かを判定する。合算電流値
が定格値を超えないと判断した場合には、ＤＣ／ＡＣイ
ンバータ１７からの電力が全ての分岐ブレーカに供給さ
れるように切替部２１を制御し、合算電流値が定格値を
超えそうであると判断した場合には、該当する分岐ブレ
ーカに商用電力１１が供給されるように切替部２１を制
御する。
【００１２】さらに、上記切り替え処理後、通電が新た
に開始された機器により、常時測定される消費電流の合
算電流値がＤＣ／ＡＣインバータ１７の定格値を超えそ
うな場合、制御部１９は、該当する分岐ブレーカの供給
電力源を２次電池１５から商用電力１１に切り替えるよ
うに切替部２１に指示し、その後、新たな合算電流値が
ＤＣ／ＡＣインバータ１７の定格値内に収まる組み合わ
せを再度計算して切替部２１に指示する。
に開始された機器により、常時測定される消費電流の合
算電流値がＤＣ／ＡＣインバータ１７の定格値を超えそ
うな場合、制御部１９は、該当する分岐ブレーカの供給
電力源を２次電池１５から商用電力１１に切り替えるよ
うに切替部２１に指示し、その後、新たな合算電流値が
ＤＣ／ＡＣインバータ１７の定格値内に収まる組み合わ
せを再度計算して切替部２１に指示する。
【００１３】図２は、本発明の電力供給装置が適用され
る分電盤の一般的な構成を示すブロック構成図である。
商用電力系統（図示せず）からの商用電力１１は、漏電
ブレーカ２７を介してＮ個の負荷２３−１〜Ｎの各々に
対応する分岐ブレーカ２９−１〜Ｎに供給される。本発
明の電力供給装置は、その一部（切替部２１、電流セン
サ部３１）が分電盤２５の内部に設けられる場合と、全
部が分電盤２５の外部に設けられる場合とがありうる。
る分電盤の一般的な構成を示すブロック構成図である。
商用電力系統（図示せず）からの商用電力１１は、漏電
ブレーカ２７を介してＮ個の負荷２３−１〜Ｎの各々に
対応する分岐ブレーカ２９−１〜Ｎに供給される。本発
明の電力供給装置は、その一部（切替部２１、電流セン
サ部３１）が分電盤２５の内部に設けられる場合と、全
部が分電盤２５の外部に設けられる場合とがありうる。
【００１４】図３は、本発明の実施の形態に係る電力供
給装置の詳細なブロック構成図である。本実施の形態で
は、切替部２１及び電流センサ部３１は分電盤２５内に
設けられている。分電盤２５にはＮ個の負荷２３−１〜
Ｎの各々に対応する分岐ブレーカ２９−１〜Ｎが設けら
れている。各分岐ブレーカ２９−ｎには、該ブレーカ２
９−ｎと該ブレーカに対応する負荷２３−ｎとの間に設
けられた電流センサ３１−ｎと、該ブレーカ２９−ｎと
漏電ブレーカ２７との間に設けられたスイッチ２１−ｎ
とが対応している。なお、漏電ブレーカ２７には、商用
電力１１側に接続されるものと、２次電池１５に蓄えら
れた深夜電力を出力するＤＣ／ＡＣインバータ１７側に
接続されるものとがあり、スイッチ２１−ｎによりいず
れか一方の電力が分岐ブレーカ２９−ｎに供給される。
給装置の詳細なブロック構成図である。本実施の形態で
は、切替部２１及び電流センサ部３１は分電盤２５内に
設けられている。分電盤２５にはＮ個の負荷２３−１〜
Ｎの各々に対応する分岐ブレーカ２９−１〜Ｎが設けら
れている。各分岐ブレーカ２９−ｎには、該ブレーカ２
９−ｎと該ブレーカに対応する負荷２３−ｎとの間に設
けられた電流センサ３１−ｎと、該ブレーカ２９−ｎと
漏電ブレーカ２７との間に設けられたスイッチ２１−ｎ
とが対応している。なお、漏電ブレーカ２７には、商用
電力１１側に接続されるものと、２次電池１５に蓄えら
れた深夜電力を出力するＤＣ／ＡＣインバータ１７側に
接続されるものとがあり、スイッチ２１−ｎによりいず
れか一方の電力が分岐ブレーカ２９−ｎに供給される。
【００１５】充電回路１３は、深夜電力時間帯に作動す
るものであり、計時機能を有する制御部１９の指示に基
づいて商用電力１１を深夜電力として２次電池１５に蓄
える。ＤＣ／ＡＣインバータ１７は、深夜電力時間帯以
外の時間に作動するものであり、制御部１９の指示に基
づいて２次電池１５に蓄えられた電力を交流電力に変換
して負荷２３−ｎに供給する。ＤＣ／ＡＣインバータ１
７は常に若干のマージンを持って通常運転しておき、負
荷電流の急激な増大がある場合、マージンを使用してい
る間に切替部２１を操作することでＤＣ／ＡＣインバー
タ１７の運転停止等が防止される。
るものであり、計時機能を有する制御部１９の指示に基
づいて商用電力１１を深夜電力として２次電池１５に蓄
える。ＤＣ／ＡＣインバータ１７は、深夜電力時間帯以
外の時間に作動するものであり、制御部１９の指示に基
づいて２次電池１５に蓄えられた電力を交流電力に変換
して負荷２３−ｎに供給する。ＤＣ／ＡＣインバータ１
７は常に若干のマージンを持って通常運転しておき、負
荷電流の急激な増大がある場合、マージンを使用してい
る間に切替部２１を操作することでＤＣ／ＡＣインバー
タ１７の運転停止等が防止される。
【００１６】電流センサ部３１は、分岐ブレーカ２９−
１〜Ｎ（負荷２３−１〜Ｎ）の各々に対応する電流セン
サ３１−１〜Ｎにより構成され、各負荷２３−ｎの稼動
状態として消費電流を測定する。なお、負荷２３−１〜
Ｎに対して予め割り当てられたグループに対応するだけ
の電流センサにより電流センサ部３１を構成し、各負荷
グループ毎に消費電流を測定するようにしても良い。
１〜Ｎ（負荷２３−１〜Ｎ）の各々に対応する電流セン
サ３１−１〜Ｎにより構成され、各負荷２３−ｎの稼動
状態として消費電流を測定する。なお、負荷２３−１〜
Ｎに対して予め割り当てられたグループに対応するだけ
の電流センサにより電流センサ部３１を構成し、各負荷
グループ毎に消費電流を測定するようにしても良い。
【００１７】制御部１９は、電流センサ部３１にて測定
されたＤＣ／ＡＣインバータ１７から供給される消費電
流の合算電流値がＤＣ／ＡＣインバータ１７の定格内で
あり、且つ最大の合算電流値となるような分岐ブレーカ
（負荷）の組み合わせ、又は分岐ブレーカ（負荷）のグ
ループの組合せを計算して、切替部２１において該当す
るスイッチを商用電力１１側と２次電池１５側とで切り
替えるように指示する。
されたＤＣ／ＡＣインバータ１７から供給される消費電
流の合算電流値がＤＣ／ＡＣインバータ１７の定格内で
あり、且つ最大の合算電流値となるような分岐ブレーカ
（負荷）の組み合わせ、又は分岐ブレーカ（負荷）のグ
ループの組合せを計算して、切替部２１において該当す
るスイッチを商用電力１１側と２次電池１５側とで切り
替えるように指示する。
【００１８】切替部２１は、分岐ブレーカ２９−１〜Ｎ
（負荷２３−１〜Ｎ）の各々に対応するスイッチ２１−
１〜Ｎにより構成される。各スイッチは、深夜電力時間
帯では全て商用電力１１側に切り替えられており、他の
時間帯では制御部１９により指定されたスイッチを、商
用電力１１側から２次電池１５側に切り替える。上記処
理後、制御部１９は、合算電流値がＤＣ／ＡＣインバー
タ１７の定格を超えると判断した場合、ＤＣ／ＡＣイン
バータ１７の定格内であり、且つ合算電流値が最大とな
る分岐ブレーカ（負荷）の組み合わせ、又は分岐ブレー
カ（負荷）のグループの組み合わせを自動的に計算して
切替部２１を制御する。
（負荷２３−１〜Ｎ）の各々に対応するスイッチ２１−
１〜Ｎにより構成される。各スイッチは、深夜電力時間
帯では全て商用電力１１側に切り替えられており、他の
時間帯では制御部１９により指定されたスイッチを、商
用電力１１側から２次電池１５側に切り替える。上記処
理後、制御部１９は、合算電流値がＤＣ／ＡＣインバー
タ１７の定格を超えると判断した場合、ＤＣ／ＡＣイン
バータ１７の定格内であり、且つ合算電流値が最大とな
る分岐ブレーカ（負荷）の組み合わせ、又は分岐ブレー
カ（負荷）のグループの組み合わせを自動的に計算して
切替部２１を制御する。
【００１９】本電力供給装置の運用に関して、商用電力
１１とＤＣ／ＡＣインバータ１７の深夜電力との切り替
え時に負荷の機器に異常が発生しないように、ＤＣ／Ａ
Ｃインバータ１７からの深夜電力と商用電力１１との交
流波形の位相を合わせておくことが望ましい。また、商
用電力１１の交流波形を監視し、停電が発生した際には
自動的に停電表示を行い、予め制御部１９が記憶してい
る情報に基づいて、ＤＣ／ＡＣインバータ１７の定格内
の電力を特定の分岐ブレーカのみに供給できるような機
能を設けることも可能である。これにより、停電時の序
電時の非常電源としても活用可能である。
１１とＤＣ／ＡＣインバータ１７の深夜電力との切り替
え時に負荷の機器に異常が発生しないように、ＤＣ／Ａ
Ｃインバータ１７からの深夜電力と商用電力１１との交
流波形の位相を合わせておくことが望ましい。また、商
用電力１１の交流波形を監視し、停電が発生した際には
自動的に停電表示を行い、予め制御部１９が記憶してい
る情報に基づいて、ＤＣ／ＡＣインバータ１７の定格内
の電力を特定の分岐ブレーカのみに供給できるような機
能を設けることも可能である。これにより、停電時の序
電時の非常電源としても活用可能である。
【００２０】なお、本実施の形態では電流センサ部３１
及び切替部２１を分電盤２５内部に設けているが、これ
らをＤＣ／ＡＣインバータ１７又は制御部１９内部に設
けても良い。ＤＣ／ＡＣインバータ１７内に電流センサ
部３１及び切替部２１を設ける場合、ＤＣ／ＡＣインバ
ータ１７内部では、２次電池１５からの直流電力が交流
電力に変換され、各負荷又は各負荷グループに対応して
電力が分岐される。分岐された電力は各電流センサ３１
−ｎにて消費電流が測定され、商用電力１１と共にスイ
ッチ２１−ｎに接続され、漏電ブレーカ２７を介して各
分岐ブレーカ２９−ｎに接続される。
及び切替部２１を分電盤２５内部に設けているが、これ
らをＤＣ／ＡＣインバータ１７又は制御部１９内部に設
けても良い。ＤＣ／ＡＣインバータ１７内に電流センサ
部３１及び切替部２１を設ける場合、ＤＣ／ＡＣインバ
ータ１７内部では、２次電池１５からの直流電力が交流
電力に変換され、各負荷又は各負荷グループに対応して
電力が分岐される。分岐された電力は各電流センサ３１
−ｎにて消費電流が測定され、商用電力１１と共にスイ
ッチ２１−ｎに接続され、漏電ブレーカ２７を介して各
分岐ブレーカ２９−ｎに接続される。
【００２１】また、制御部１９内部に電流センサ部３１
及び切替部２１を設ける場合、ＤＣ／ＡＣインバータ１
７で２次電池１５からの直流電力が交流電力に変換さ
れ、各負荷又は各負荷グループに対応して電力が分岐さ
れる。制御部１９内部では、分岐された電力は各電流セ
ンサ３１−ｎにて消費電流が測定され、商用電力１１と
共にスイッチ２１−ｎに接続され、漏電ブレーカ２７を
介して各分岐ブレーカ２９−ｎに接続される。
及び切替部２１を設ける場合、ＤＣ／ＡＣインバータ１
７で２次電池１５からの直流電力が交流電力に変換さ
れ、各負荷又は各負荷グループに対応して電力が分岐さ
れる。制御部１９内部では、分岐された電力は各電流セ
ンサ３１−ｎにて消費電流が測定され、商用電力１１と
共にスイッチ２１−ｎに接続され、漏電ブレーカ２７を
介して各分岐ブレーカ２９−ｎに接続される。
【００２２】上述の実施の形態と異なり、これらの場合
にはＤＣ／ＡＣインバータ１７又は制御部１９内部にお
いて各分岐ブレーカ（各負荷）、各分岐ブレーカ（各負
荷）グループの消費電流が測定され、制御部１９からの
指示に基づいて該当するスイッチの切り替え処理が行わ
れる。いずれにしても、電流センサ部３１において、各
電流センサが対応する負荷の稼動状況を示すパラメータ
値を測定できれば良く、電流センサは、消費電力量を測
定するための電力計であっても良い。切替部２１は、制
御部１９からの指示に基づいて商用電力１１と２次電池
１５に充電された電力とを選択的に切り替えることがで
きれば本発明を限定しない。
にはＤＣ／ＡＣインバータ１７又は制御部１９内部にお
いて各分岐ブレーカ（各負荷）、各分岐ブレーカ（各負
荷）グループの消費電流が測定され、制御部１９からの
指示に基づいて該当するスイッチの切り替え処理が行わ
れる。いずれにしても、電流センサ部３１において、各
電流センサが対応する負荷の稼動状況を示すパラメータ
値を測定できれば良く、電流センサは、消費電力量を測
定するための電力計であっても良い。切替部２１は、制
御部１９からの指示に基づいて商用電力１１と２次電池
１５に充電された電力とを選択的に切り替えることがで
きれば本発明を限定しない。
【００２３】
【発明の効果】本発明によれば、ＤＣ／ＡＣインバータ
の定格内での２次電池１５の電力を最大限負荷に供給で
き、ＤＣ／ＡＣインバータの稼働効率を高めることがで
きる。また、ＤＣ／ＡＣインバータ及び電池の容量をピ
ーク電力に依存しないようにすることで、装置の小型化
及び低価格化を図ることができる。ＤＣ／ＡＣインバー
タの稼働効率の向上と装置の低価格化とにより、価格性
能比が優れた電力供給装置を提供できる。
の定格内での２次電池１５の電力を最大限負荷に供給で
き、ＤＣ／ＡＣインバータの稼働効率を高めることがで
きる。また、ＤＣ／ＡＣインバータ及び電池の容量をピ
ーク電力に依存しないようにすることで、装置の小型化
及び低価格化を図ることができる。ＤＣ／ＡＣインバー
タの稼働効率の向上と装置の低価格化とにより、価格性
能比が優れた電力供給装置を提供できる。
【図１】本発明の電力供給装置を示す簡単なブロック構
成図である。
成図である。
【図２】本発明の電力供給装置が適用される分電盤の一
般的な構成を示すブロック構成図である。
般的な構成を示すブロック構成図である。
【図３】本発明の実施の形態に係る電力供給装置の詳細
なブロック構成図である。
なブロック構成図である。
１１ 商用電力 １３ 充電回路 １５ ２次電池 １７ ＤＣ／ＡＣインバータ １９ 制御部 ２１ 切替部 ２１−１〜Ｎ スイッチ ２３ 負荷部 ２３−１〜Ｎ 負荷 ２５ 分電盤 ２７ 漏電ブレーカ ２９−１〜Ｎ 分岐ブレーカ ３１ 電流センサ部 ３１−１〜Ｎ 電流センサ
Claims (2)
- 【請求項１】 商用電力を充電する２次電池と、複数の
負荷毎に消費電流を測定する電流センサを有する電流セ
ンサ部と、前記複数の負荷毎に電力を供給する電源とし
て前記商用電力と前記２次電池に充電された電力との切
り替えを行うスイッチを有する切替部と、前記複数の負
荷毎に測定された消費電流に基づいて前記スイッチを制
御する制御部と、を備えることを特徴とする電力供給装
置。 - 【請求項２】 前記電流センサ部と前記切替部の一方又
は両方は分電盤内部に設けられる、ことを特徴とする請
求項１記載の電力供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28029699A JP2001103678A (ja) | 1999-09-30 | 1999-09-30 | 電力供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28029699A JP2001103678A (ja) | 1999-09-30 | 1999-09-30 | 電力供給装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001103678A true JP2001103678A (ja) | 2001-04-13 |
Family
ID=17623019
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28029699A Withdrawn JP2001103678A (ja) | 1999-09-30 | 1999-09-30 | 電力供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001103678A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007325403A (ja) * | 2006-05-31 | 2007-12-13 | Adc Technology Kk | 電力供給システム |
| JP2008283740A (ja) * | 2007-05-08 | 2008-11-20 | Matsushita Electric Works Ltd | 電力制御システム |
| JP2009303419A (ja) * | 2008-06-16 | 2009-12-24 | Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp | 無停電電源システム |
| US7966501B2 (en) | 2007-10-04 | 2011-06-21 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Multi-function peripheral, power supply apparatus, and power supply control method |
| JP2012170229A (ja) * | 2011-02-14 | 2012-09-06 | Fujitsu Social Science Laboratory Ltd | 接続管理システム |
| JP2015122862A (ja) * | 2013-12-24 | 2015-07-02 | シャープ株式会社 | 電力管理システム |
| JP2017169309A (ja) * | 2016-03-15 | 2017-09-21 | 株式会社デンソー | 電力供給システム |
| WO2023162541A1 (ja) * | 2022-02-25 | 2023-08-31 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 電力バックアップシステム、及び、電力バックアップ方法 |
-
1999
- 1999-09-30 JP JP28029699A patent/JP2001103678A/ja not_active Withdrawn
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