JP2542847Y2 - 建設機械のアタッチメントのシャットオフ装置 - Google Patents
建設機械のアタッチメントのシャットオフ装置Info
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- JP2542847Y2 JP2542847Y2 JP1183792U JP1183792U JP2542847Y2 JP 2542847 Y2 JP2542847 Y2 JP 2542847Y2 JP 1183792 U JP1183792 U JP 1183792U JP 1183792 U JP1183792 U JP 1183792U JP 2542847 Y2 JP2542847 Y2 JP 2542847Y2
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- Japan
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- switch
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- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は建設機械に関するもので
あり、特にアタッチメントの作動を停止してロックする
アタッチメントのシャットオフ装置に関するものであ
る。
あり、特にアタッチメントの作動を停止してロックする
アタッチメントのシャットオフ装置に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】建設機械のアタッチメントは油圧回路に
よって作動するが、アタッチメントの作動を停止してロ
ックするシャットオフ装置を設けてあるものが知られて
いる。アタッチメントのシャットオフ装置としては、操
作レバーや操作ロッド等を機械的にロックする構成のも
のと、電磁制御弁によって油圧をカットする電気的に制
御する構成のものに分けられる。
よって作動するが、アタッチメントの作動を停止してロ
ックするシャットオフ装置を設けてあるものが知られて
いる。アタッチメントのシャットオフ装置としては、操
作レバーや操作ロッド等を機械的にロックする構成のも
のと、電磁制御弁によって油圧をカットする電気的に制
御する構成のものに分けられる。
【０００３】一方、前記アタッチメントを操作する作業
中は、エンジンの回転を一定の高回転数に保持して油圧
ポンプの吐出量を確保している。このため、作業休止時
にはエンジンの回転をアイドリング状態に減速するディ
セラコントローラを設けたものも知られている。
中は、エンジンの回転を一定の高回転数に保持して油圧
ポンプの吐出量を確保している。このため、作業休止時
にはエンジンの回転をアイドリング状態に減速するディ
セラコントローラを設けたものも知られている。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】従来の建設機械は、ア
タッチメントのシャットオフ装置とエンジンのディセラ
コントローラとが別個に設けられている。アタッチメン
トの操作を休止するときにシャットオフ装置を操作して
も、エンジンの回転は高回転数のままであり、無駄な燃
料消費が継続される。
タッチメントのシャットオフ装置とエンジンのディセラ
コントローラとが別個に設けられている。アタッチメン
トの操作を休止するときにシャットオフ装置を操作して
も、エンジンの回転は高回転数のままであり、無駄な燃
料消費が継続される。
【０００５】又、土砂を掘削してダンプカー待ちの状態
の場合は、エンジンのディセラコントローラのみを操作
して、エンジンの回転をアイドリング状態にするが、こ
のときオペレータが誤まって操作レバーに接触したとき
には、アタッチメントが不慮作動して大変危険である。
従って、斯かる場合には、アタッチメントのシャットオ
フ装置とエンジンのディセラコントローラの双方を操作
しなければならず、作業性が良好ではない。
の場合は、エンジンのディセラコントローラのみを操作
して、エンジンの回転をアイドリング状態にするが、こ
のときオペレータが誤まって操作レバーに接触したとき
には、アタッチメントが不慮作動して大変危険である。
従って、斯かる場合には、アタッチメントのシャットオ
フ装置とエンジンのディセラコントローラの双方を操作
しなければならず、作業性が良好ではない。
【０００６】そこで、建設機械のアタッチメントのシャ
ットオフ装置を操作したときは、これに連動してエンジ
ンのディセラコントローラも作動し、省エネルギと安全
性を向上するために解決すべき技術的課題が生じてくる
のであり、本考案はこの課題を解決することを目的とす
る。
ットオフ装置を操作したときは、これに連動してエンジ
ンのディセラコントローラも作動し、省エネルギと安全
性を向上するために解決すべき技術的課題が生じてくる
のであり、本考案はこの課題を解決することを目的とす
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本考案は上記目的を達成
するために提案されたものであり、アタッチメントの油
圧回路の油圧ポンプ吐出口近傍に電磁制御弁を設け、該
電磁制御弁のソレノイドと電源との間にシャットオフス
イッチを介装し、該電磁制御弁のソレノイドとシャット
オフスイッチとの間から第１の信号線を分岐するととも
に、第１の信号線にタイマディレーリレーのコイル側を
接続し、更に、エンジンの回転をアイドリング状態に減
速するディセラコントローラとディセラスイッチとの間
から第２の信号線を分岐し、第２の信号線に前記タイマ
ディレーリレーの接点側を接続したことを特徴とする建
設機械のアタッチメントのシャットオフ装置を提供する
ものである。
するために提案されたものであり、アタッチメントの油
圧回路の油圧ポンプ吐出口近傍に電磁制御弁を設け、該
電磁制御弁のソレノイドと電源との間にシャットオフス
イッチを介装し、該電磁制御弁のソレノイドとシャット
オフスイッチとの間から第１の信号線を分岐するととも
に、第１の信号線にタイマディレーリレーのコイル側を
接続し、更に、エンジンの回転をアイドリング状態に減
速するディセラコントローラとディセラスイッチとの間
から第２の信号線を分岐し、第２の信号線に前記タイマ
ディレーリレーの接点側を接続したことを特徴とする建
設機械のアタッチメントのシャットオフ装置を提供する
ものである。
【０００８】
【作用】シャットオフスイッチを操作したときは、電源
からソレノイドへの通電が遮断されて電磁制御弁が切り
替わり、油圧ポンプの吐出口とアタッチメントの油路と
が遮断される。従って、アタッチメントの作動が停止し
てロックされる。これと同時に、第１の信号線を介して
タイマディレーリレーのコイル側への通電も遮断され、
該タイマディレーリレーが閉じ側へ作動して接点側が入
となる。該タイマディレーリレーの接点側には第２の信
号線が接続されており、この第２の信号線を介してディ
セラコントローラが作動する。従って、エンジンの回転
がアイドリング状態に減速される。
からソレノイドへの通電が遮断されて電磁制御弁が切り
替わり、油圧ポンプの吐出口とアタッチメントの油路と
が遮断される。従って、アタッチメントの作動が停止し
てロックされる。これと同時に、第１の信号線を介して
タイマディレーリレーのコイル側への通電も遮断され、
該タイマディレーリレーが閉じ側へ作動して接点側が入
となる。該タイマディレーリレーの接点側には第２の信
号線が接続されており、この第２の信号線を介してディ
セラコントローラが作動する。従って、エンジンの回転
がアイドリング状態に減速される。
【０００９】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に従って詳述
する。図１は建設機械のアタッチメントのシャットオフ
装置の回路図であり、パイロット油圧ポンプ１１の吐出
口近傍に電磁制御弁１２を設け、ソレノイド１３のオン
オフによってスプールを１２ａ又は１２ｂの位置へ移動
し、パイロット油路１４へパイロット油を導出又は遮断
する。該電磁制御弁１２のソレノイド１３と電源１５と
の間にアタッチメント（図示せず）のリミットスイッチ
１６とシャットオフスイッチ１７を直列接続する。
する。図１は建設機械のアタッチメントのシャットオフ
装置の回路図であり、パイロット油圧ポンプ１１の吐出
口近傍に電磁制御弁１２を設け、ソレノイド１３のオン
オフによってスプールを１２ａ又は１２ｂの位置へ移動
し、パイロット油路１４へパイロット油を導出又は遮断
する。該電磁制御弁１２のソレノイド１３と電源１５と
の間にアタッチメント（図示せず）のリミットスイッチ
１６とシャットオフスイッチ１７を直列接続する。
【００１０】ここで、前記ソレノイド１３とシャットオ
フスイッチ１７との間から第１の信号線１８を分岐して
タイマディレーリレー１９のコイル側１９ａの一端に接
続し、該コイル側１９ａの他端をアースする。一方、エ
ンジンＥの回転をアイドリング状態に減速するディセラ
コントローラ２０の一端に電源２１を接続し、他端にデ
ィセラスイッチ２２を接続して、該ディセラスイッチ２
２を入にしたときにディセラコントローラ２０が作動す
るように形成する。
フスイッチ１７との間から第１の信号線１８を分岐して
タイマディレーリレー１９のコイル側１９ａの一端に接
続し、該コイル側１９ａの他端をアースする。一方、エ
ンジンＥの回転をアイドリング状態に減速するディセラ
コントローラ２０の一端に電源２１を接続し、他端にデ
ィセラスイッチ２２を接続して、該ディセラスイッチ２
２を入にしたときにディセラコントローラ２０が作動す
るように形成する。
【００１１】更に、ディセラコントローラ２０とディセ
ラスイッチ２２との間から第２の信号線２３を分岐して
前記タイマディレーリレー１９の接点側１９ｂの一端に
接続し、該接点側１９ｂの他端をアースする。図示した
状態は、アタッチメントのリミットスイッチ１６及びシ
ャットオフスイッチ１７の双方が入となっており、電源
１５からソレノイド１３へ通電して電磁制御弁１２のス
プールが１２ｂの位置にある。従って、パイロット油圧
ポンプ１１の吐出油が電磁制御弁１２を通過してパイロ
ット油路１４へ流入し、パイロット操作弁２４の操作に
よりアタッチメントの油圧回路に圧力油が導出されて、
アタッチメントが作動状態にある。
ラスイッチ２２との間から第２の信号線２３を分岐して
前記タイマディレーリレー１９の接点側１９ｂの一端に
接続し、該接点側１９ｂの他端をアースする。図示した
状態は、アタッチメントのリミットスイッチ１６及びシ
ャットオフスイッチ１７の双方が入となっており、電源
１５からソレノイド１３へ通電して電磁制御弁１２のス
プールが１２ｂの位置にある。従って、パイロット油圧
ポンプ１１の吐出油が電磁制御弁１２を通過してパイロ
ット油路１４へ流入し、パイロット操作弁２４の操作に
よりアタッチメントの油圧回路に圧力油が導出されて、
アタッチメントが作動状態にある。
【００１２】一方、第１の信号線１８を介してタイマデ
ィレーリレー１９のコイル側１９ａに通電され、該タイ
マディレーリレー１９が開き側へ作動して接点側１９ｂ
が切となる。又、ディセラスイッチ２２も切となってい
るため、ディセラコントローラ２０が作動せず、エンジ
ンＥは所定の高速回転数を維持している。ここで、アク
チュエータのシャットオフスイッチ１７を切にした場合
には、電源からソレノイド１３への通電が遮断されて電
磁制御弁１２のスプールが１２ａの位置に切り替わる。
従って、パイロット油圧ポンプ１１とパイロット油路１
４が遮断され、パイロット油圧ポンプ１１の吐出油はタ
ンク２５へ戻り、アタッチメントの作動が停止してロッ
クされる。
ィレーリレー１９のコイル側１９ａに通電され、該タイ
マディレーリレー１９が開き側へ作動して接点側１９ｂ
が切となる。又、ディセラスイッチ２２も切となってい
るため、ディセラコントローラ２０が作動せず、エンジ
ンＥは所定の高速回転数を維持している。ここで、アク
チュエータのシャットオフスイッチ１７を切にした場合
には、電源からソレノイド１３への通電が遮断されて電
磁制御弁１２のスプールが１２ａの位置に切り替わる。
従って、パイロット油圧ポンプ１１とパイロット油路１
４が遮断され、パイロット油圧ポンプ１１の吐出油はタ
ンク２５へ戻り、アタッチメントの作動が停止してロッ
クされる。
【００１３】然るときに、第１の信号線１８を介してタ
イマディレーリレー１９のコイル側１９ａへの通電も遮
断され、該タイマディレーリレー１９が閉じ側へ作動し
て接点側１９ｂが入となる。従って、ディセラスイッチ
２２を入操作せずしてディセラコントローラ２０が作動
し、エンジンＥの回転がアイドリング状態に減速され
る。
イマディレーリレー１９のコイル側１９ａへの通電も遮
断され、該タイマディレーリレー１９が閉じ側へ作動し
て接点側１９ｂが入となる。従って、ディセラスイッチ
２２を入操作せずしてディセラコントローラ２０が作動
し、エンジンＥの回転がアイドリング状態に減速され
る。
【００１４】又、アタッチメントが作動範囲の限界に移
動してリミットスイッチ１６が切となったときも、前述
と同様にしてアタッチメントの作動が停止してロックさ
れる。然るときも、ディセラコントローラ２０が作動し
て、エンジンＥの回転がアイドリング状態に減速され
る。尚、タイマディレーリレー１９に代えて他のリミッ
トスイッチ等を使用しても、前述と同様の作用を為すこ
とができる。而して、本考案は、本考案の精神を逸脱し
ない限り種々の改変を為すことができ、そして、本考案
が該改変されたものに及ぶことは当然である。
動してリミットスイッチ１６が切となったときも、前述
と同様にしてアタッチメントの作動が停止してロックさ
れる。然るときも、ディセラコントローラ２０が作動し
て、エンジンＥの回転がアイドリング状態に減速され
る。尚、タイマディレーリレー１９に代えて他のリミッ
トスイッチ等を使用しても、前述と同様の作用を為すこ
とができる。而して、本考案は、本考案の精神を逸脱し
ない限り種々の改変を為すことができ、そして、本考案
が該改変されたものに及ぶことは当然である。
【００１５】
【考案の効果】本考案は上記一実施例に詳述したよう
に、シャットオフスイッチを操作したときにアタッチメ
ントの油圧回路が遮断されるとともに、タイマディレー
リレーを介してディセラコントローラが作動する。従っ
て、アタッチメントの作動がロックされるときに、エン
ジンの回転もアイドリング状態に減速される。
に、シャットオフスイッチを操作したときにアタッチメ
ントの油圧回路が遮断されるとともに、タイマディレー
リレーを介してディセラコントローラが作動する。従っ
て、アタッチメントの作動がロックされるときに、エン
ジンの回転もアイドリング状態に減速される。
【００１６】斯くして、作業を休止するときはアタッチ
メントのシャットオフスイッチのみを操作すればよく、
操作性が著しく向上するとともに、無駄な燃料消費を防
止し、且つ、安全性の確保にも寄与できる等、正に実用
的価値ある考案である。
メントのシャットオフスイッチのみを操作すればよく、
操作性が著しく向上するとともに、無駄な燃料消費を防
止し、且つ、安全性の確保にも寄与できる等、正に実用
的価値ある考案である。
【図１】本考案の一実施例である建設機械のアタッチメ
ントのシャットオフ装置の回路図。
ントのシャットオフ装置の回路図。
【図２】図１の作動状態を示した回路図。
１１ パイロット油圧ポンプ １２ 電磁制御弁 １３ ソレノイド １５，２１ 電源 １７ シャットオフスイッチ １８ 第１の信号線 １９ タイマディレーリレー １９ａ コイル側 １９ｂ 接点側 ２０ ディセラコントローラ ２２ ディセラスイッチ ２３ 第２の信号線
Claims (1)
- 【請求項１】 アタッチメントの油圧回路の油圧ポンプ
吐出口近傍に電磁制御弁を設け、該電磁制御弁のソレノ
イドと電源との間にシャットオフスイッチを介装し、該
電磁制御弁のソレノイドとシャットオフスイッチとの間
から第１の信号線を分岐するとともに、第１の信号線に
タイマディレーリレーのコイル側を接続し、更に、エン
ジンの回転をアイドリング状態に減速するディセラコン
トローラとディセラスイッチとの間から第２の信号線を
分岐し、第２の信号線に前記タイマディレーリレーの接
点側を接続したことを特徴とする建設機械のアタッチメ
ントのシャットオフ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1183792U JP2542847Y2 (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | 建設機械のアタッチメントのシャットオフ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1183792U JP2542847Y2 (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | 建設機械のアタッチメントのシャットオフ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0573053U JPH0573053U (ja) | 1993-10-05 |
| JP2542847Y2 true JP2542847Y2 (ja) | 1997-07-30 |
Family
ID=11788854
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1183792U Expired - Lifetime JP2542847Y2 (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | 建設機械のアタッチメントのシャットオフ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2542847Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-03-10 JP JP1183792U patent/JP2542847Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0573053U (ja) | 1993-10-05 |
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