JP2542684Y2 - センサの位置決め装置 - Google Patents

センサの位置決め装置

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JP2542684Y2
JP2542684Y2 JP1991009302U JP930291U JP2542684Y2 JP 2542684 Y2 JP2542684 Y2 JP 2542684Y2 JP 1991009302 U JP1991009302 U JP 1991009302U JP 930291 U JP930291 U JP 930291U JP 2542684 Y2 JP2542684 Y2 JP 2542684Y2
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JP
Japan
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sensor
positioning device
guide means
groove
sensor unit
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JP1991009302U
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裕介 新保
順一 村野
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電子写真方式を利用し
た複写機、ファクシミリ、レーザープリンター等の画像
形成装置に適用し得る、センサの位置決め装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式を利用した複写機、ファク
シミリ、レーザープリンター等の画像形成装置におい
て、紙の有無や画像濃度等を非接触で検知、検出するべ
く反射型のセンサが用いられる。
【0003】このセンサは、被検知物との距離に検知出
力が大きく依存するため、センサと被検知物との距離
は、高精度に作り込まなければならない。
【0004】被検知物としての感光体に対するセンサの
取り付け方法としては、感光体に対向して固定的に設け
られていて、センサ基板案内用の溝部を有するガイド手
段と、このガイド手段の前記溝部に着脱自在に装着され
る、センサ搭載のセンサ基板とを、主な構成部材とする
ものがある。
【0005】図9、図10はその一例を説明したもの
で、符号1は被検知物としての感光体、符号2はガイド
手段を示す。このガイド手段には、溝部3Aが形成され
ている。
【0006】一方、センサ4はセンサ基板5に取付けら
れていて、このセンサ基板5が溝部3Aに装着されるに
伴って、センサは感光体に対して位置設定される。この
ような方法は、特開昭60−1158号公報にも開示さ
れている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】前記従来技術におい
て、たとえ、ガイド手段2が所定の位置に正しく設けら
れていたとしても、センサ基板5と溝部3Aとの間の隙
間により生ずる所謂ガタと、センサ4とセンサ基板5と
の間の取り付け時の隙間とによって、感光体に対するセ
ンサ4の位置が狙いの位置からずれてしまい、所期の検
知性能が得られないとの問題がある。
【0008】本考案は、センサによる所期の検知性能を
得ることを可能にする、センサの位置決め装置を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案に係るセンサの位置決め装置においては、セ
ンサをブロックに一体的に組合せて構成したセンサユニ
トの一部をガイド手段の溝部に設けられた折曲部への
当接位置決め面とした。
【0010】ここで、センサユニットを、正面から見た
形状が凸型をしているブロックにセンサを一体的に組合
せた構成とし、このセンサユニットの両肩部の上面を前
記溝部に設けられた折曲部への当接位置決め面とするこ
ともできる。
【0011】この場合、センサユニットの両肩部の各上
面を、同一の仮想平面上に形成するとよい。
【0012】また、センサ基板のガイド手段への装着方
向上であって当該ガイド手段に隣接させてセンサ基板の
保持部を設けるとともに、センサユニットの両肩部の上
面を前記溝部に設けられた折曲部へ押圧するばねを設け
ると効果的である。
【0013】そして、ばねの押圧位置を、センサユニッ
トの真下よりも保持部の反対寄りの位置にするとよい。
【0014】
【作用】上記目的を達成するために、本考案に係るセン
サの位置決め装置においては、ガイド手段に直接、押圧
させるための当接位置決め面を凸型の両肩部の上面に
け、押圧密着保持を可能とする。
【0015】
【実施例】例1(図1乃至図3、図8参照) 本例は、センサユニットについて、これを溝部に設けら
れた折曲部への当接位置決め面とした例である。
【0016】図3にセンサユニット14を示す。このセ
ンサユニットは、図示されるように正面方向、つまり、
矢印A方向から見た形状が凸型をしたブロック状をなし
ている。
【0017】そして、このセンサユニット14の肩部1
4R、14Lの間より突出している立上り部14Eの頂
部14に、センサ(図示省略)が一体的に組み込まれ
ている。
【0018】これら両肩部14R、14Lの各上面14
1、14L1は矢印A方向に細長い矩形の平坦面を構成
しており、例えば、上面14R1を平面の一部とする一
つの仮想平面を想定したとき、上面14L1はこの仮想
平面と同一の平面上にくるように形成されている。
【0019】このセンサユニット14は、長尺な平板状
をなすセンサ基板15の長手方向の略中央部の上面に正
確に固定されている。従って、センサユニットとセンサ
基板との取り付け上のガタや位置ずれは存在しない。
【0020】センサユニット14を装着したこのセンサ
基板15は、センサの位置決めに際し、ガイド手段2の
溝部3内に挿入され、矢印Bで示す装着方向に向けて押
し進められる。
【0021】やがて、センサ基板15の先端が、ガイド
手段の奥側に達し、更にその先にある、電気信号を接続
するカードエッジコネクタを装備したセンサ基板の保持
部に受け止められる。ここで、センサ基板15の押し込
みを停止する。この時、センサユニット14は感光体の
軸長手方向の略中央部に位置している。
【0022】なお、話は前後するが、センサ基板15に
は、予め、ばね16(本例では、板ばね)が備えられて
いる。このばね16は、ガイド手段2の底部3Bにその
一端側端が当接し、弾性的な力を与えている。
【0023】このため、センサ基板15は反対側、つま
り感光体側に持ち上げられ、両肩部14R、14Lの各
上面である当接位置決め面14R1、14L1が溝部3A
の折曲部3Cに弾性的に押しつけられることになる。な
お、ばね16としては、板ばねに代えて、コイルばねと
することもできる。
【0024】こうして、当接位置決め面14R1、14
1が折曲部3Cに当接することとなる。この当接状態
は、ばねにより維持される。そこで、従来、生じていた
ガタは生じなくなるので、センサの被検知物たる感光体
1に対する位置決めは所期の通り正しくなされることに
なる。ここで、両肩部の各上面は同一の仮想平面上にあ
るので、センサユニットが傾いて取り付けられることも
ない。
【0025】ここで、センサと感光体との距離は、従来
の取り付けの場合と異なり、感光体とガイド手段との位
置精度だけで決定されることから、従来よりも、高精度
となし得る。ひいては、正確な画像濃度が認識できるの
で、安定した濃度の良好な画像を提供できると共に、現
像器内のトナー濃度を安定して保つことができることに
なる。
【0026】例2(図4、図5参照) 本例は、センサが固定されたセンサ基板の一部を溝部に
設けられた折曲部への当接位置決め面とした例である。
【0027】本例では、図示されるようにセンサ基板1
50にセンサユニット140が固定されている。センサ
ユニット140には、センサが一体的に取り付けられて
いる。なお、センサユニットでなく、センサを直接セン
サ基板に取り付けた構成とすることもできる。
【0028】何れにしても、本例では、センサ基板15
0の両側の上面部が折曲部3Cへの当接位置決め面15
0R1、150L1となる。そして該部が、ばね16によ
って折曲部3Cに押圧され得る面として構成されるの
で、前記例1と略同様にガタを吸収することができる。
【0029】例3(図4乃至図7参照) 本例は請求項に対応し、ばね16の押圧位置に係る。
【0030】前記例において、理想的には、図4、図6
において符号で示すセンサの真下にて、センサ基板を
押し上げる力が働けばよいのであるが、実際には、基板
幅、センサ足(リード)の半田付け、パターンレイアウ
ト、基板を押し上げる弾性体に構造等で制約され、セン
サ若しくはセンサユニットの真下で、この力を作用させ
ることが難しい場合がある。
【0031】こうした時、ばねの配設位置はセンサ等の
真下より若干ずらすが、どこにずらしてもよい訳ではな
い。
【0032】仮に、図4、図6で符号で示すように、
センサの真下よりも保持部17寄りの位置に設定したと
すると、センサに対し片側支持となってしまうためにセ
ンサ基板自体やセンサユニットの重みで撓み、下がって
しまい確実にガイド手段に押し当てられなくなり、位置
精度を出すことが出来なくなってしまうからである。
【0033】そこで、図6で符号で示すように、セン
ユニットの真下よりも保持部17の反対寄りの位置に
ばね位置を設定したとすると、センサユニットに対し両
側支持になるので、センサユニット14をガイド手段に
確実に押し当てることができ、センサと感光体との間隔
を高精度に位置決めすることができる。
【0034】
【考案の効果】本考案によれば、感光体に対してセンサ
の位置決めを高精度になし得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るセンサの位置決め装置の要部を説
明した図2のE−E矢視断面図である。
【図2】本考案に係るセンサの位置決め装置の要部を説
明した図1の横断面図である。
【図3】当接位置決め面を有するセンサユニットの斜視
図である。
【図4】センサ基板の一部を当接位置決め面としている
例及びばね位置を説明した図であり、図5のF−F矢視
断面図である。
【図5】図4の横断面図である。
【図6】センサユニットの一部を当接位置決め面とした
ときのばね位置を説明した図であり、図7のG−G矢視
断面図である。
【図7】図6の横断面図である。
【図8】本考案に係るセンサの位置決め手段であって図
2に対応する説明図である。
【図9】従来技術に係るセンサの位置決め手段の説明で
ある。
【図10】従来技術に係るセンサの位置決め手段におけ
る問題点を説明した図である。
【符号の説明】
2 ガイド手段 3A 溝部 3C 折曲部 14 (ブロックとセンサからなる)センサユニット 14R センサユニットの肩部 14L センサユニットの肩部 14R1 当接位置決め面 14L1 当接位置決め面 15 センサ基板 16 ばね 17 保持部 140 (ブロックとセンサからなる)センサユニッ
ト 150 センサ基板 150R1 当接位置決め面 150L1 当接位置決め面

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検知物に対向して固定的に設けられてい
    て、センサ基板案内用の溝部を有するガイド手段と、こ
    のガイド手段の前記溝部に着脱自在に装着される、セン
    サ搭載のセンサ基板とを、主な構成部材とするセンサの
    位置決め装置において、ブロックにセンサを一体的に組合せた構成のセンサユニ
    ットを、前記溝部の長手方向から見た形状が凸型をなす
    ように前記センサ基板に固定し、前記凸型の両肩部の上
    面を前記溝部に設けられた 折曲部への当接位置決め面と
    したことを特徴とするセンサの位置決め装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のセンサの位置決め装置にお
    いて、前記センサユニットの両肩部の各上面を、同一の
    仮想平面上に形成したことを特徴とするセンサの位置決
    め装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載のセンサの位置決め装置にお
    いて、前記ガイド手段への前記センサ基板の装着方向上
    であって前記ガイド手段に隣接させて前記センサ基板の
    端部を保持する保持部を設けるとともに、前記両肩部の
    上面を前記折曲部へ押圧するばねを設けたことを特徴と
    するセンサの位置決め装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載のセンサの位置決め装置にお
    いて、前記ばねの押圧位置を、前記センサユニットの真
    下よりも前記保持部の反対寄りの位置にしたことを特徴
    とするセンサの位置決め装置。
JP1991009302U 1991-01-30 1991-01-30 センサの位置決め装置 Expired - Lifetime JP2542684Y2 (ja)

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JPH04113089U JPH04113089U (ja) 1992-10-01
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