JP2542410Z - - Google Patents
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- JP2542410Z JP2542410Z JP2542410Z JP 2542410 Z JP2542410 Z JP 2542410Z JP 2542410 Z JP2542410 Z JP 2542410Z
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- armature
- needle
- core
- coil
- solenoid base
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Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は印字ヘッドに係り、特に電磁石による吸引型のワイヤドツトプリンタ
用印字ヘッドに関する。 〔従来の技術〕 従来、吸引型のワイヤドツトプリンタ用印字ヘッドとして、例えば実開昭63
−27329号公報(以下、公知例1という)及び特開昭63−56462号公
報(以下、公知例2という)に示すように、コイルが装着されたコアの吸引面の
上方にコイルの中空部を形成し、ニードルを駆動するアーマチュアに設けられた
プランジャを前記コイルの中空部に配設したものが知られている。 このように、磁束密度が高いコイル内にプランジャが配設されているので、コ
イルが発生する起磁力をアーマチュアの機械的な回動に変換する電気、機械変換 効率が高いという特徴を有する。 〔考案が解決しようとする課題〕 上記公知例1は、コアを有するソレノイドベースのアーマチュア圧接端部より
コアの端面が低く形成されているので、この2つの面を同時加工できなく、フラ
イスによる2面加工の場合、ソレノイドベースのアーマチュア圧接端部とコアの
端面との段差の精度が出しにくい。またアーマチュアのアーマチュア回動支点部
とプランジャの端面も同一面にないので、同様に段差の精度が出しにくい。これ
らのことにより、ニードル間で通電開始から印打までの時間及び印打力のばらつ
きがでるので、安定した印字品質が得られないという問題点があった。 特に、ソレノイドベースのアーマチュア圧接端部及びコアの端面の研磨は内側
のコアが低い段差研磨であるので、加工が難かしく、コスト高になるという問題
点を有する。 公知例2は、ソレノイドベースのアーマチュア圧接端部とコアの端面及びアー
マチュアのアーマチュア回動支点部とプランジャの端面とが同一面にあるので、
公知例1のような問題点は解消される。アーマチュアのアーマチュア回動支点部
とニードル当接面とでは段差がある。このため、アーマチュアがコアによって吸
引され、ニードル当接面がニードルを作動させた状態では、アーマチュア回動支
点部とニードル当接面とは、ほぼ前記の段差分の傾きを有する。即ち、前記傾き
によってニードルと接触するアーマチュアのニードル当接面の水平方向の動きが
大きくなり、アーマチュアのニードル当接面とニードルとの横滑りが大きくなる
。横滑りが大きいと、ニードルの移動方向と直角方向の力の比率が大きく、アー
マチュアとニードルとの当接面の磨耗、更にはニードルとニードルガイドとの磨
耗による耐久性が低下する。またアーマチュアのアーマチュア回動支点部とニー
ドル当接面に段差があると、アーマチュアのアーマチュア回動支点部とプランジ
ャの端面及びニードル当接面は連続した一つの動作で加工できないので、アーマ
チュアがコスト高になるという問題点があった。 本考案の目的は、加工精度の向上、コストの低減及び耐久性の向上が図れる印
字ヘッドを提供することにある。 〔課題を解決するための手段〕 上記課題を解決するための本考案の手段は、複数個のニードルが摺動自在に配
設されたノーズと、前記ニードルに対応した複数個のコアを有するソレノイドベ
ースと、前記コアに装着され、コアの吸引面の上方にコイルの中空部を形成する
ように前記コアより長く形成されたコイルと、前記ソレノイドベースのアーマチ
ュア圧接端部に圧接されて回動可能で前記ニードルを駆動するアーマチュアとを
備え、前記コアに対向した前記アーマチュアの位置に前記コア側に突出し、前記
コイルの中空部に配設したプランジャが設けられた印字ヘッドにおいて、前記ソ
レノイドベースは、前記コアの反対側部分が前記コイルより前記ニードル側に伸
びた部分を有すると共に、アーマチュア圧接端部とコアの端面とは同一面に形成
し、前記アーマチュアの前記ソレノイドベース側の端面は、前記コイルの中空部
に対応するコイル部分を逃げた形状とし、アーマチュア回動支点部、前記コア側
に突出している前記プランジャの端面、ニードル当接面を含み前記ソレノイドベ
ースの前記コアの反対側部分で前記コイルより前記ニードル側に延びた部分に対
向させた面を同一面に形成したことにより解決される。 〔作用〕 上記のように構成することにより、部品同士が当接する面は全て同一面となる
ので、平研磨が行え、加工精度が向上及びコストダウンが図れる。またアーマチ
ュアとニードルとの横すべりも非常に小さくなるので、耐久性も向上する。更に
アーマチュアは連続した加工で研磨でき、プランジャのコストダウンが図れる。 〔実施例〕 以下、本考案の一実施例を図により説明する。ノーズ1の前面部の上方にはニ
ードルガイド2が固定されており、このニードルガイド2とノーズ1のニードル
ガイド部1aには複数のニードル3(図には1個のみ図示した)が摺動自在に設
けられている。前記ニードル3は、後端に一体に設けられた頭部3aとニードル
ガイド部1a間に配設されたニードルスプリング4のばね力により後方側に付勢
されている。 ソレノイドベース5には柱状のコア6が前記ニードル3に対応してソレノイド
ベースに固定または鋳造、粉末成形等により磁性材料で一体に形成され、かつソ
レノイドベース5の外周壁のアーマチュア圧接端部5aとコア6の端面6aとは 同一面に形成されている。コア6にはそれぞれコイル7が巻回されたコイルボビ
ン8が装着されており、コイルボビン8は、コア6の吸引面(端面6a)の上方
にコイルボビン8の中空部8aが形成されるように、コア6より長く形成されて
いる。前記ソレノイドベース5の前記コア6と反対側にはインシュレータ9を介
してフレキシブルプリント板10が配設されている。そして、ここで、コイルボ
ビン8とフレキシブルプリント板10との固定構造は周知の構造よりなるので図
示しないが、コイル7のコイル端子ピンがフレキシブルプリント板10に半田付
け固定され、コイルボビン8、インシュレータ9及びフレキシブルプリント板1
0はソレノイドベース5に位置決めされて一体に組立られる。またソレノイドベ
ース5のアーマチュア圧接端部5aには、前記コア6に対応してアーマチュア位
置決め穴5bが形成されている。 前記ニードル3の頭部3a、前記コア6、前記ソレノイドベース5のアーマチ
ュア圧接端部5aに設けられたアーマチュア位置決め穴5bに対応してそれぞれ
アーマチュア15が設けられている。前記アーマチュア15は、前記ニードル3
の頭部3aに当接するニードル当接面15aと、コイルボビン8の中空部8aに
挿入される磁性材のプランジャ15bと、ソレノイドベース5のアーマチュア圧
接端部5aに当接するアーマチュア回動支点部15cとを有し、これらは一体に
成形され、前記ニードル当接面15a、プランジャ15bの端面及びアーマチュ
ア回動支点部15cは同一面に形成されている。また前記アーマチュア回動支点
部15cには前記ソレノイドベースのアーマチュア位置決め穴5bに挿入される
アーマチュア位置決めピン16が固定されている。また前記ノーズ1には、ニー
ドルガイド部1aとソレノイドベース5間にアーマチュア15側に突出した突出
部1bが設けられ、突出部1bにはアーマチュア15の先端側をガイドする位置
決め溝1cが設けられている。 前記ノーズ1及びソレノイドベース5の背面側には、内部に前記アーマチュア
15が配設される空洞部17aを有するアーマチュアベース17が配設されてい
る。アーマチュアベース17には、アーマチュア15のアーマチュア回動支点部
15cがソレノイドベース5のアーマチュア圧接端部5aに当接するように付勢
するアーマチュアスプリング18が配設されている。またアーマチュア15の先 端部が当接する部分にバックストッパ19がノーズ1に形成されたバックストッ
パ位置決め部1eにより位置決めされている。 またノーズ1にはガイド穴1dが形成され、アーマチュアベース17にはブッ
シュ20が固定されている。ガイド穴1d及びブッシュ20は、プリンタのプラ
テンに平行に配設された2本のガイド棒に摺動自在に嵌挿させるものである。ま
た前記アーマチュアスプリング18の一部はプリンタの前記ガイド棒に当接する
ように形成され、アーマチュアスプリング18は前記したようにアーマチュア1
5を付勢する作用とアーマチュア15に発生した静電気を前記ガイド棒にアース
する作用とを兼ねている。 次にかかる構成よりなる印字ヘッドの組立について説明する。ニードルガイド
2が固定されたノーズ1にニードル3及びニードルスプリング4を取付ける。そ
して、ニードルガイド2側を下方にした状態で、コイル7を有するコイルボビン
8、インシュレータ9及びフレキシブルプリント板10が一体に組立られたソレ
ノイドベース5をノーズ1上に載置する。次にアーマチュア15の先端部をノー
ズ1の位置決め溝1cに、アーマチュア15に固定されたアーマチュア位置決め
ピン16をソレノイドベース5のアーマチュア位置決め穴5bにそれぞれ挿入し
、アーマチュア15をソレノイドベース5上に載置し、バックストッパ位置決め
部1eにバックストッパ19を挿入する。その後、アーマチュアスプリング18
が配設されたアーマチュアベース17をノーズ1及びソレノイドベース5上に載
置する。最後に、ノーズ1、ソレノイドベース5及びアーマチュアベース17を
ファスナー25を用いて一体に組立てる。 次に作用について説明する。コイル7が励磁されていない場合には、ニードル
スプリング4及びアーマチュアスプリング18の付勢力によってアーマチュア1
5は図示のようにバックストッパ19に当接している。コイル7が励磁されると
、コア6によってプランジャ15bが引かれ、アーマチュア15はアーマチュア
回動支点部15cがソレノイドベース5のアーマチュア圧接端部5aを中心とし
て回動し、プランジャ15bがコア6に当接し、印打方向の位置が規制される。 これにより、ニードル3の頭部3aの後端がアーマチュア15によって押され
てニードル3がニードルガイド2の前面より突出し、以下図示しないインクリボ ンを介して紙をプラテンに押付けてドット印字を行う。コイル7の励磁が切れる
と、アーマチュア15は図示の状態に復帰し、またニードル3はアーマチュア1
5にフォローしながらニードルスプリング4の付勢力及びプラテンからの反力に
よって戻る。 このように、ソレノイドベース5のアーマチュア圧接端部5aとコア6の端面
6aとを同一面に形成し、かつアーマチュア15のアーマチュア回動支点部15
c、プランジャ15bの端面及びニードル当接面15aを同一面に形成してなる
ので、アーマチュア圧接端部5aとコア6の端面6a及びアーマチュア回動支点
部15c、プランジャ15bの端面及びニードル当接面15aはそれぞれ平研磨
が行え、加工精度が向上及びコストダウンが図れる。またアーマチュア15のア
ーマチュア回動支点部15cとニードル当接面15aとは同一面に形成されてい
るので、公知例2のような傾きは生じない。従って、本実施例と公知例2とのニ
ードル3の移動量が同じ値である場合、ニードル当接面15aの水平方向の動き
は、本実施例の方が公知例2よりも小さなものとなる。このため、本実施例の方
がアーマチュア15とニードル3との横滑りは公知例2よりも小さくなる。これ
により、本実施例によるアーマチュア15のニードル3への当接力は、ニードル
3の移動方向への力の比率が高まり、横滑りによる、アーマチュア15とニード
ル3との当接面との磨耗、更にはニードル3とニードルガイド1a、2との磨耗
を低くすることによって耐久性の向上が図れる。更にアーマチュア15は連続し
た加工で研磨でき、プランジャ15bのコストダウンが図れる。 〔考案の効果〕 以上の説明から明らかなように、本考案によれば、ソレノイドベースのアーマ
チュア圧接端部とコアの端面とを同一面に形成し、かつアーマチュアのアーマチ
ュア回動支点部、プランジャの端面及びニードル当接面を同一面に形成してなる
ので、加工精度の向上、コストの低減及び耐久性の向上が図れる。
用印字ヘッドに関する。 〔従来の技術〕 従来、吸引型のワイヤドツトプリンタ用印字ヘッドとして、例えば実開昭63
−27329号公報(以下、公知例1という)及び特開昭63−56462号公
報(以下、公知例2という)に示すように、コイルが装着されたコアの吸引面の
上方にコイルの中空部を形成し、ニードルを駆動するアーマチュアに設けられた
プランジャを前記コイルの中空部に配設したものが知られている。 このように、磁束密度が高いコイル内にプランジャが配設されているので、コ
イルが発生する起磁力をアーマチュアの機械的な回動に変換する電気、機械変換 効率が高いという特徴を有する。 〔考案が解決しようとする課題〕 上記公知例1は、コアを有するソレノイドベースのアーマチュア圧接端部より
コアの端面が低く形成されているので、この2つの面を同時加工できなく、フラ
イスによる2面加工の場合、ソレノイドベースのアーマチュア圧接端部とコアの
端面との段差の精度が出しにくい。またアーマチュアのアーマチュア回動支点部
とプランジャの端面も同一面にないので、同様に段差の精度が出しにくい。これ
らのことにより、ニードル間で通電開始から印打までの時間及び印打力のばらつ
きがでるので、安定した印字品質が得られないという問題点があった。 特に、ソレノイドベースのアーマチュア圧接端部及びコアの端面の研磨は内側
のコアが低い段差研磨であるので、加工が難かしく、コスト高になるという問題
点を有する。 公知例2は、ソレノイドベースのアーマチュア圧接端部とコアの端面及びアー
マチュアのアーマチュア回動支点部とプランジャの端面とが同一面にあるので、
公知例1のような問題点は解消される。アーマチュアのアーマチュア回動支点部
とニードル当接面とでは段差がある。このため、アーマチュアがコアによって吸
引され、ニードル当接面がニードルを作動させた状態では、アーマチュア回動支
点部とニードル当接面とは、ほぼ前記の段差分の傾きを有する。即ち、前記傾き
によってニードルと接触するアーマチュアのニードル当接面の水平方向の動きが
大きくなり、アーマチュアのニードル当接面とニードルとの横滑りが大きくなる
。横滑りが大きいと、ニードルの移動方向と直角方向の力の比率が大きく、アー
マチュアとニードルとの当接面の磨耗、更にはニードルとニードルガイドとの磨
耗による耐久性が低下する。またアーマチュアのアーマチュア回動支点部とニー
ドル当接面に段差があると、アーマチュアのアーマチュア回動支点部とプランジ
ャの端面及びニードル当接面は連続した一つの動作で加工できないので、アーマ
チュアがコスト高になるという問題点があった。 本考案の目的は、加工精度の向上、コストの低減及び耐久性の向上が図れる印
字ヘッドを提供することにある。 〔課題を解決するための手段〕 上記課題を解決するための本考案の手段は、複数個のニードルが摺動自在に配
設されたノーズと、前記ニードルに対応した複数個のコアを有するソレノイドベ
ースと、前記コアに装着され、コアの吸引面の上方にコイルの中空部を形成する
ように前記コアより長く形成されたコイルと、前記ソレノイドベースのアーマチ
ュア圧接端部に圧接されて回動可能で前記ニードルを駆動するアーマチュアとを
備え、前記コアに対向した前記アーマチュアの位置に前記コア側に突出し、前記
コイルの中空部に配設したプランジャが設けられた印字ヘッドにおいて、前記ソ
レノイドベースは、前記コアの反対側部分が前記コイルより前記ニードル側に伸
びた部分を有すると共に、アーマチュア圧接端部とコアの端面とは同一面に形成
し、前記アーマチュアの前記ソレノイドベース側の端面は、前記コイルの中空部
に対応するコイル部分を逃げた形状とし、アーマチュア回動支点部、前記コア側
に突出している前記プランジャの端面、ニードル当接面を含み前記ソレノイドベ
ースの前記コアの反対側部分で前記コイルより前記ニードル側に延びた部分に対
向させた面を同一面に形成したことにより解決される。 〔作用〕 上記のように構成することにより、部品同士が当接する面は全て同一面となる
ので、平研磨が行え、加工精度が向上及びコストダウンが図れる。またアーマチ
ュアとニードルとの横すべりも非常に小さくなるので、耐久性も向上する。更に
アーマチュアは連続した加工で研磨でき、プランジャのコストダウンが図れる。 〔実施例〕 以下、本考案の一実施例を図により説明する。ノーズ1の前面部の上方にはニ
ードルガイド2が固定されており、このニードルガイド2とノーズ1のニードル
ガイド部1aには複数のニードル3(図には1個のみ図示した)が摺動自在に設
けられている。前記ニードル3は、後端に一体に設けられた頭部3aとニードル
ガイド部1a間に配設されたニードルスプリング4のばね力により後方側に付勢
されている。 ソレノイドベース5には柱状のコア6が前記ニードル3に対応してソレノイド
ベースに固定または鋳造、粉末成形等により磁性材料で一体に形成され、かつソ
レノイドベース5の外周壁のアーマチュア圧接端部5aとコア6の端面6aとは 同一面に形成されている。コア6にはそれぞれコイル7が巻回されたコイルボビ
ン8が装着されており、コイルボビン8は、コア6の吸引面(端面6a)の上方
にコイルボビン8の中空部8aが形成されるように、コア6より長く形成されて
いる。前記ソレノイドベース5の前記コア6と反対側にはインシュレータ9を介
してフレキシブルプリント板10が配設されている。そして、ここで、コイルボ
ビン8とフレキシブルプリント板10との固定構造は周知の構造よりなるので図
示しないが、コイル7のコイル端子ピンがフレキシブルプリント板10に半田付
け固定され、コイルボビン8、インシュレータ9及びフレキシブルプリント板1
0はソレノイドベース5に位置決めされて一体に組立られる。またソレノイドベ
ース5のアーマチュア圧接端部5aには、前記コア6に対応してアーマチュア位
置決め穴5bが形成されている。 前記ニードル3の頭部3a、前記コア6、前記ソレノイドベース5のアーマチ
ュア圧接端部5aに設けられたアーマチュア位置決め穴5bに対応してそれぞれ
アーマチュア15が設けられている。前記アーマチュア15は、前記ニードル3
の頭部3aに当接するニードル当接面15aと、コイルボビン8の中空部8aに
挿入される磁性材のプランジャ15bと、ソレノイドベース5のアーマチュア圧
接端部5aに当接するアーマチュア回動支点部15cとを有し、これらは一体に
成形され、前記ニードル当接面15a、プランジャ15bの端面及びアーマチュ
ア回動支点部15cは同一面に形成されている。また前記アーマチュア回動支点
部15cには前記ソレノイドベースのアーマチュア位置決め穴5bに挿入される
アーマチュア位置決めピン16が固定されている。また前記ノーズ1には、ニー
ドルガイド部1aとソレノイドベース5間にアーマチュア15側に突出した突出
部1bが設けられ、突出部1bにはアーマチュア15の先端側をガイドする位置
決め溝1cが設けられている。 前記ノーズ1及びソレノイドベース5の背面側には、内部に前記アーマチュア
15が配設される空洞部17aを有するアーマチュアベース17が配設されてい
る。アーマチュアベース17には、アーマチュア15のアーマチュア回動支点部
15cがソレノイドベース5のアーマチュア圧接端部5aに当接するように付勢
するアーマチュアスプリング18が配設されている。またアーマチュア15の先 端部が当接する部分にバックストッパ19がノーズ1に形成されたバックストッ
パ位置決め部1eにより位置決めされている。 またノーズ1にはガイド穴1dが形成され、アーマチュアベース17にはブッ
シュ20が固定されている。ガイド穴1d及びブッシュ20は、プリンタのプラ
テンに平行に配設された2本のガイド棒に摺動自在に嵌挿させるものである。ま
た前記アーマチュアスプリング18の一部はプリンタの前記ガイド棒に当接する
ように形成され、アーマチュアスプリング18は前記したようにアーマチュア1
5を付勢する作用とアーマチュア15に発生した静電気を前記ガイド棒にアース
する作用とを兼ねている。 次にかかる構成よりなる印字ヘッドの組立について説明する。ニードルガイド
2が固定されたノーズ1にニードル3及びニードルスプリング4を取付ける。そ
して、ニードルガイド2側を下方にした状態で、コイル7を有するコイルボビン
8、インシュレータ9及びフレキシブルプリント板10が一体に組立られたソレ
ノイドベース5をノーズ1上に載置する。次にアーマチュア15の先端部をノー
ズ1の位置決め溝1cに、アーマチュア15に固定されたアーマチュア位置決め
ピン16をソレノイドベース5のアーマチュア位置決め穴5bにそれぞれ挿入し
、アーマチュア15をソレノイドベース5上に載置し、バックストッパ位置決め
部1eにバックストッパ19を挿入する。その後、アーマチュアスプリング18
が配設されたアーマチュアベース17をノーズ1及びソレノイドベース5上に載
置する。最後に、ノーズ1、ソレノイドベース5及びアーマチュアベース17を
ファスナー25を用いて一体に組立てる。 次に作用について説明する。コイル7が励磁されていない場合には、ニードル
スプリング4及びアーマチュアスプリング18の付勢力によってアーマチュア1
5は図示のようにバックストッパ19に当接している。コイル7が励磁されると
、コア6によってプランジャ15bが引かれ、アーマチュア15はアーマチュア
回動支点部15cがソレノイドベース5のアーマチュア圧接端部5aを中心とし
て回動し、プランジャ15bがコア6に当接し、印打方向の位置が規制される。 これにより、ニードル3の頭部3aの後端がアーマチュア15によって押され
てニードル3がニードルガイド2の前面より突出し、以下図示しないインクリボ ンを介して紙をプラテンに押付けてドット印字を行う。コイル7の励磁が切れる
と、アーマチュア15は図示の状態に復帰し、またニードル3はアーマチュア1
5にフォローしながらニードルスプリング4の付勢力及びプラテンからの反力に
よって戻る。 このように、ソレノイドベース5のアーマチュア圧接端部5aとコア6の端面
6aとを同一面に形成し、かつアーマチュア15のアーマチュア回動支点部15
c、プランジャ15bの端面及びニードル当接面15aを同一面に形成してなる
ので、アーマチュア圧接端部5aとコア6の端面6a及びアーマチュア回動支点
部15c、プランジャ15bの端面及びニードル当接面15aはそれぞれ平研磨
が行え、加工精度が向上及びコストダウンが図れる。またアーマチュア15のア
ーマチュア回動支点部15cとニードル当接面15aとは同一面に形成されてい
るので、公知例2のような傾きは生じない。従って、本実施例と公知例2とのニ
ードル3の移動量が同じ値である場合、ニードル当接面15aの水平方向の動き
は、本実施例の方が公知例2よりも小さなものとなる。このため、本実施例の方
がアーマチュア15とニードル3との横滑りは公知例2よりも小さくなる。これ
により、本実施例によるアーマチュア15のニードル3への当接力は、ニードル
3の移動方向への力の比率が高まり、横滑りによる、アーマチュア15とニード
ル3との当接面との磨耗、更にはニードル3とニードルガイド1a、2との磨耗
を低くすることによって耐久性の向上が図れる。更にアーマチュア15は連続し
た加工で研磨でき、プランジャ15bのコストダウンが図れる。 〔考案の効果〕 以上の説明から明らかなように、本考案によれば、ソレノイドベースのアーマ
チュア圧接端部とコアの端面とを同一面に形成し、かつアーマチュアのアーマチ
ュア回動支点部、プランジャの端面及びニードル当接面を同一面に形成してなる
ので、加工精度の向上、コストの低減及び耐久性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示し、第1図は第3図のA−A線断面拡大図、第2図
はアーマチュアベースを取外した状態における第1図のB−B線矢視図、第3図
は外観斜視図である。 1:ノーズ、3:ニードル、5:ソレノイドベース、5a:アーマチュア圧接端
部、6:コア、6a:端面、7:コイル、15:アーマチュア、15a:ニード
ル当接面、15b:プランジャ、15c:アーマチュア回動支点部。
はアーマチュアベースを取外した状態における第1図のB−B線矢視図、第3図
は外観斜視図である。 1:ノーズ、3:ニードル、5:ソレノイドベース、5a:アーマチュア圧接端
部、6:コア、6a:端面、7:コイル、15:アーマチュア、15a:ニード
ル当接面、15b:プランジャ、15c:アーマチュア回動支点部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 〔請求項1〕 複数個のニードルが摺動自在に配設されたノーズと、前記ニード
ルに対応した複数個のコアを有するソレノイドベースと、前記コアに装着され、
コアの吸引面の上方にコイルの中空部を形成するように前記コアより長く形成さ
れたコイルと、前記ソレノイドベースのアーマチュア圧接端部に圧接されて回動
可能で前記ニードルを駆動するアーマチュアとを備え、前記コアに対向した前記
アーマチュアの位置に前記コア側に突出し、前記コイルの中空部に配設したプラ
ンジャが設けられた印字ヘッドにおいて、前記ソレノイドベースは、前記コアの
反対側部分が前記コイルより前記ニードル側に伸びた部分を有すると共に、アー
マチュア圧接端部とコアの端面とは同一面に形成し、前記アーマチュアの前記ソ
レノイドベース側の端面は、前記コイルの中空部に対応するコイル部分を逃げた
形状とし、アーマチュア回動支点部、前記コア側に突出している前記プランジャ
の端面、ニードル当接面を含み前記ソレノイドベースの前記コアの反対側部分で
前記コイルより前記ニードル側に延びた部分に対向させた面を同一面に形成した
ことを特徴とする印字ヘッド。
Family
ID=
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