JP2542143B2 - 弁体シ―ト摺合せ機械 - Google Patents

弁体シ―ト摺合せ機械

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JP2542143B2
JP2542143B2 JP4009336A JP933692A JP2542143B2 JP 2542143 B2 JP2542143 B2 JP 2542143B2 JP 4009336 A JP4009336 A JP 4009336A JP 933692 A JP933692 A JP 933692A JP 2542143 B2 JP2542143 B2 JP 2542143B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、弁体シート摺合せ機械
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば発電所や化学プラント等に置いて
は弁体外径が 100mmから 600mm程度の大きな仕切弁、逆
止め弁等が多量に使用される。これらの弁は、漏れによ
る産業災害の発生を予防するため、定期的に分解して弁
体シート面が傷付いていないか点検される。そして、こ
の点検において弁体シート面がある程度以上の傷が発見
されると、漏れの発生を予防するため、シート面の摺合
せを行っている。
【0003】すなわち、まず、摺合せをする弁体を適当
な台上に置き、弁体下部に枕木などを挿入して、摺合せ
シート面の水平度を確保する。摺合せを行う工具は、移
動可能な回転動力元と定盤取付け部とを2本のアームで
連結し、回転動力元側にエヤー式または電動式の駆動装
置を設け、アームの他端に必要径の定盤を取付け、駆動
装置と定盤とをアームの内部に配置されたチェーンを介
して連動連結するように構成されている。また、駆動装
置の操作は回転動力元で行うようにしてある。
【0004】摺合せを行う場合、まず、適当な台の上に
弁体を置き、弁体の下側に枕木などを挿入して摺合せる
シート面を水平に位置させる。この後、定盤面に研磨紙
を張付け工具を上記台の側に移動させ、定盤を弁体の上
方に位置させる。そして、作業員1名が定盤側に、他の
1名が回転動力側に位置し、定盤側作業員の指示によ
り、回転動力側作業員が駆動装置の起動、停止操作を行
う。定盤側に配置された作業員は、定盤面が弁体シート
全周に均一な面圧がかかるよう定盤を動かしてシート面
を研磨する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、定盤側に
配置された作業員は定盤面が弁体シート全周に均一な面
圧がかかるよう定盤を動かすため、高度の熟練を必要と
している。また作業員の連繋動作がずれたり、定盤面圧
の掛け方を誤ったりして定盤が反動でシート面からはじ
き返されたり、定盤側に配置された作業員が回転する定
盤に接触したりすることがないように、安全上の留意も
重要である。
【0006】しかも、弁一個の摺合せに最低2名ときに
は、3名の作業員がかかることになり、人手が多くかか
るという問題もある。本発明は、上記の事情に鑑み、熟
練度が低い作業員が一人で安全に弁体の摺合せができる
ようにした弁体シート摺合せ機械の提供を目的とするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の弁体シート摺合せ機械は、テーブル状の架
台1と、架台1に前後各対をなす軸受10を介して固定さ
れた左右1対の前後摺動案内軸11を設け、各前後摺動案
内軸11に前後対をなす摺動軸受12をそれぞれ摺動自在に
外嵌し、前側の摺動軸受12どうしおよび後側の摺動軸受
12どうしをそれぞれ左右摺動案内軸13で連結し、各左右
摺動案内軸13に受台2の下面の4隅に固定した摺動軸受
14を摺動可能に外嵌して、架台1の一側部上に前後およ
び左右に摺動可能に支持させた受台2と、上記受台2に
支持され、度板テーブル3の中央部の下面に前後1対の
ブラケット15を設け、前記ブラケット15を受台2の中央
部上面に固定した前後1対のブラケット16に支軸17を介
して前後軸心周りに揺動可能に支持させ、受台2に固定
ブロック18を介して左右軸心周り回転可能にねじ棒19を
支持させ、前記ねじ棒19に螺進退可能に螺合したスライ
ド20に前後1対のアーム21の各下端部を揺動可能に支持
させ、アーム21の各上端部を度板テーブル3に揺動可能
に連結し、上記ねじ棒19は伝動機構22を介して受台2に
配置したハンドル23に連動連結させ、ハンドル23を操作
することにより、スライド20を左右方向に移動させて、
上面を所定の角度に傾斜させた度板テーブル3と、架台
1内に配置され、上記受台2を偏心回転させる偏心駆動
装置4と、架台1の他側上に立ち上げられたスタンド5
と、度板テーブル3に載置される弁体Wの上面に載置さ
れる定盤6と、定盤6の上方に配置されるとともに上記
スタンド5に昇降可能に支持され、定盤6を吊持すると
ともに、定盤6をその中心軸心のまわりに回転させる回
転駆動装置7と、定盤6および回転駆動装置7を昇降さ
せる昇降操作機構8とを備えることを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明においては、弁体を度板テーブルに載置
すると、度板テーブルの上面を所定の角度に傾斜させて
あるので、弁体の上面、すなわち、摺合せシート面が水
平になる。弁体の摺合せシート面は、度板テーブルおよ
び受台とともに偏心駆動装置によって偏心回転しなが
ら、回転駆動装置によって回転駆動する定盤と摺合され
て研磨される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例に係る弁体シート摺
合せ機械を図1ないし図8に基づき具体的に説明する。
図1は本発明の一実施例に係る弁体シート摺合せ機械の
正面図であり、図2はその側面図である。
【0010】この装置は、テーブル状の架台1と、架台
1の一側部上に前後および左右に摺動可能支持させた受
台2と、上記受台2に支持され、上面を所定の角度に傾
斜させた度板テーブル3と、架台1内に配置され、上記
受台2を偏心回転させる偏心駆動装置4とを備える。ま
た、この装置は、架台1の他側上に立ち上げられたスタ
ンド5と、度板テーブル3に載置される弁体Wの上面に
載置される定盤6と、定盤6をその中心軸心周りで回転
駆動する回転駆動装置7とを備える。この回転駆動装置
7は定盤6の上方に配置され、定盤6および回転駆動装
置7を昇降させる昇降操作機構8を介して上記スタンド
5に昇降可能に支持される。
【0011】上記架台1の下側には、架台1を自由に移
動できるように、前後左右の4隅に車輪9が回転自在に
懸架されている。受台2は、例えば図3の平面図および
図4の側面図に示すように、架台1に前後各対をなす軸
受10を介して固定された左右1対の前後摺動案内軸11を
設け、各前後摺動案内軸11に前後対をなす摺動軸受12を
それぞれ摺動自在に外嵌し、前側の摺動軸受12どうしお
よび後側の摺動軸受12どうしをそれぞれ左右摺動案内軸
13で連結し、各左右摺動案内軸13に受台2の下面の4隅
に固定した摺動軸受14を摺動可能に外嵌することによ
り、架台1の一側部上に前後および左右に摺動可能支持
される。
【0012】上記度板テーブル3は、受台2に固定支持
させてもよいが、この実施例ではシート面の傾斜角度が
異なる複数種類の弁体の摺合せを1台の装置で処理でき
るようにするため、その上面の傾斜角度を調整できるよ
うにしている。すなわち、上記度板テーブル3の中央部
の下面には前後1対のブラケット15が設けられ、このブ
ラケット15を受台2の中央部上面に固定された前後1対
のブラケット16に支軸17を介して前後軸心周りに揺動可
能に支持させる一方、受台2に固定ブロック18を介して
左右軸心まわり回転可能にねじ棒19を支持させ、このね
じ棒19に螺進退可能に螺合したスライド20に前後1対の
アーム21の各下端部を揺動可能に支持させ、これらアー
ム21の各上端部を度板テーブル3に揺動可能に連結して
いる。上記ねじ棒19はベベル歯車機構からなる伝動機構
22を介して受台2の前右方に配置したハンドル23に連動
連結させ、このハンドル23を操作することにより、スラ
イド20を左右方向に移動させて度板テーブル3の傾斜角
度が調整されるようにしている。
【0013】なお、度板テーブル3の傾斜調整をした
後、度板テーブル3の傾斜角度を調整した角度に固定す
るため、ブラケット15とブラケット16とを締めつけて度
板テーブル3の揺動を制止する角度固定手段24が設けら
れる。上記偏心駆動装置4は例えば図5の側面図に示す
ように、架台1にモータ台26を介して架台1に固定され
たモータ25と、モータ25の出力軸に連結した偏心軸27と
を備える。
【0014】偏心軸27は、図6に示すように、モータ25
の出力軸に外嵌して固定される偏心軸継手の下部28と、
下部28に横方向移動可能に連結された偏心ブロックの上
部29と、上部29の下部28に対する移動量を調整する偏心
量調整機構30と、下部28と上部29とを固定する六角穴付
ボルトの固定手段31とを備える。下部28と上部29との移
動は、例えば下部28に対して上部29が揺動するように構
成してもよいが、ここでは、構成を簡単にするため、上
部29下端に摺割り32を形成し、下部28の上端に該摺割り
32に摺動可能に内嵌される凸条33を形成している。偏心
量の調整は、固定手段31を緩めることにより、上部29下
端の摺割り32と下部28の凸条33の嵌合箇所に余裕を生じ
させて行う。
【0015】そして、上記偏心量調整機構30は、図6に
示すように、上部29の下端に回転可能に支持され、下部
28の凸条33に螺合されるねじ軸34を操作部35を操作して
回転させることにより、下部28の軸心に対して上部29の
軸心を、図6の正面図で左右方向、 (側面図では紙面に
対して直角方向)に移動させるようにしている。偏心量
調整機構30で上部29を下部28に対して偏心させた後、上
部29に螺合した六角穴付ボルトからなる固定手段31を螺
締すると、摺割り32の両側面で凸条33を挟持することに
より、上部29が下部28に固定される。
【0016】図5に示すように、偏心軸27の上部29の上
端には、リングボール36を介して受台2の中央部が連結
される。受台2は、上述のように架台1に前後方向およ
び左右方向に摺動自在に支持させているので、偏心軸27
の上部29を下部に対して偏心させた後、モータ25を回転
させると、モータ25の出力軸を中心にして偏心回転する
ことになる。
【0017】図1に示すように、上記スタンド5の上部
に組み付けられた昇降操作機構8は、スタンド5の図
上、左側面に設けられたガイド36とこれに昇降可能に支
持され、度板テーブル3の上方に張り出すブラケット37
とを備え、ブラケット37の右側面に設けたラックに噛み
合わさせたピニオンを操作ハンドル38で回転させること
によりブラケット37が昇降するようにしてある。
【0018】上記回転駆動装置7はこのブラケット37の
先端部に支持され、モータ39、減速装置40および出力軸
装置41とを備えている。出力軸装置41は、図7に示すよ
うに、ベアリング42を介してブラケット37に回転自在に
支持された上部軸43と、上部軸43に所定の範囲内で昇降
可能に支持された下部軸44とを備え、上部軸43と下部軸
44との間に定盤6の弁体Wのシート面への接触圧を調整
する接触圧調整装置45を介在させている。また、下部軸
44の下端部と定盤6との間には、連結機構46が設けられ
る。
【0019】この連結機構は46は、定盤6の中央部上面
に固定されるキャップ状の落下防止蓋47と、これの下面
に凹設された凹部48内に配置され、下部軸44の下端部に
挿通された伝動ピン49と、この伝動ピン49の回転領域内
で定盤6に固定された受動ピン50とを備えている。落下
防止蓋47の上面には図8の平面図に示すように、伝動ピ
ン49を挿抜するための割溝47aが形成され、この割溝47
aから挿入された伝動ピン49は、割溝47aから下部軸44
の回転方向に90°回転して受動ピン50に受け止められる
ようにしてある。したがって、定盤6を出力軸装置41に
連結する時には、定盤6を持ち上げて下部軸44に支持し
た伝動ピン49を割溝47aから凹部48内に挿入した後、定
盤6を下部軸44の回転方向に90°回転させればよく、定
盤6を外す時には定盤6を下部軸44の回転方向と逆方向
に90°回転して回転駆動装置7を上昇させればよい。
【0020】なお、下部軸44の下端を定盤6の上面に嵌
合した心がね51に嵌合させることにより、下部軸44と定
盤6との心出しがなされるようにしてある。なお、図1
に示すように、上記度板テーブル3の上面には、ここに
載置される弁体Wを傷つけないように、薄板状の例えば
硬質ゴム等の弾性体からなる保護部材52が接着してあ
り、この保護部材52には、弁体Wを搭載する時の基準と
なる中心線などが記入される。また、必要に応じて弁体
Wを度板テーブル3に確実に固定するためのプレーンク
ランプ金具が設けられる。
【0021】次に、この装置を用いて弁体Wのシート面
摺合せの手順を説明する。まず、弁箱から取り出した弁
体Wを、度板テーブル3の中心付近に摺合せするシート
面を上側に向けて仮置きする。この後、弁体Wのシート
面上に水準器を置き、シート面が水平になるように水準
器を目視しながら、受台2に取付られている角度調整ハ
ンドル23を操作し、度板テーブル3を上下に揺動させて
弁体Wシート面を正確に水平に位置させ、角度固定手段
22で度板テーブル2を固定して、弁体Wシート面の水平
度を確保する。
【0022】また、この後、定盤6を取り外した状態
で、昇降操作機構8のハンドル38を操作して回転駆動装
置7を下降させ、弁体Wのシート面の中心が下部軸44の
軸心にくるよう、弁体Wの位置を調整し、度板テーブル
3に設けてあるプレーンクランプ金具で弁体Wを度板テ
ーブル3に固定する。一旦、出力軸装置40を上昇させ
て、下部軸44の下端部に落下防止蓋47を嵌合させ、さら
に、伝動ピン49を挿通して落下防止蓋47を下部軸44の下
端部に支持させる。もっとも、落下防止蓋47および伝動
ピン49を下部軸44の下端部に装着したままにしている場
合には、この手順は省略される。
【0023】定盤6を下部軸44の下方に位置させた後、
昇降操作機構8のハンドル38を操作して出力軸装置40を
下降させ、支部軸44の下端を定盤6の上面に嵌合した心
がね51に嵌合させることにより、下部軸44と定盤6との
心出しをし、落下防止蓋47に定盤6を固定する。なお、
定盤6は弁体Wのシート面の外径よりやや大き目のもの
を用いる。
【0024】定盤6の下面に標準仕様に定めてある研磨
紙を周方向に均等に張付けた後、昇降操作機構8のハン
ドル38を操作して回転駆動装置7を下降させるととも
に、偏心駆動装置4および回転駆動装置7を作動させる
と、接触圧設定用の接触圧調整装置45によって設定され
た接触圧で研磨紙が弁体Wのシート面に押し付けられな
がら回転するとともに、弁体Wのシート面が前後および
左右の偏心運動をし、弁体Wのシート面が均等に研磨さ
れることになる。
【0025】なお、この装置における装置の操作条件を
表1に示す。また、本発明は、言うまでもなく逆止め弁
にも適用できる。
【0026】
【表1】
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
弁体を度板テーブルの所定に位置に載せて弁体のシート
面を水平に位置させ、研磨紙を貼った適当な大きさの定
盤を回転駆動装置に連結した後、回転駆動装置と偏心駆
動装置とを作動させ、昇降操作機構で回転駆動装置を介
して定盤を弁体のシート面に適当な接触圧で接触させる
ことにより、弁体に偏心運動をさせながら回転する研磨
紙で弁体のシート面を研磨できる。したがって、作業員
が定盤面を弁体シート全周に均一な面圧がかかるよう定
盤を動かす必要はなくなるので、熟練度が低い作業員で
も一人で弁体シート面の摺合せができる。
【0028】また、一人の作業員で弁体シート面の摺合
せができるので、作業員どうしの連繋動作は不要であ
り、連繋動作のずれによって定盤が反動でシート面から
はじき返されたり、作業員が回転する定盤に接触したり
するおそれがなくなるとともに、作業員が定盤面圧を設
定せずにすむので、定盤面圧の掛け方を誤って定盤が反
動でシート面からはじき返されたり、作業員が回転する
定盤に接触したりするおそれがなくなり、安全に弁体の
摺合せができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の正面図である。
【図2】本発明の要部の側面図である。
【図3】本発明の受台の平面図である。
【図4】本発明の要部の正面図である。
【図5】本発明の偏心駆動装置の正面図である。
【図6】本発明の偏心駆動装置の要部の正面と側面の2
面図である。
【図7】本発明の回転駆動装置の要部の断面図である。
【図8】図7のA−A線断面図である。
【符号の説明】
W…弁体 1…架台 2…受台 3…度板テーブル 4…偏心駆動装置 5…スタンド 6…定盤 7…回転駆動装置 8…昇降操作機構 15…ブラケット 16…ブラケット 17…支軸 18…ブラケット 19…ねじ棒 20…スライド 21…アーム 22…伝動機構 23…ハンドル 52…保護部材 45…接触圧調整装置 9…車輪

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テーブル状の架台1と、架台1に前後各
    対をなす軸受10を介して固定された左右1対の前後摺動
    案内軸11を設け、各前後摺動案内軸11に前後対をなす摺
    動軸受12をそれぞれ摺動自在に外嵌し、前側の摺動軸受
    12どうしおよび後側の摺動軸受12どうしをそれぞれ左右
    摺動案内軸13で連結し、各左右摺動案内軸13に受台2の
    下面の4隅に固定した摺動軸受14を摺動可能に外嵌し
    て、架台1の一側部上に前後および左右に摺動可能に支
    持させた受台2と、上記受台2に支持され、度板テーブ
    ル3の中央部の下面に前後1対のブラケット15を設け、
    前記ブラケット15を受台2の中央部上面に固定した前後
    1対のブラケット16に支軸17を介して前後軸心周りに揺
    動可能に支持させ、受台2に固定ブロック18を介して左
    右軸心周り回転可能にねじ棒19を支持させ、前記ねじ棒
    19に螺進退可能に螺合したスライド20に前後1対のアー
    ム21の各下端部を揺動可能に支持させ、アーム21の各上
    端部を度板テーブル3に揺動可能に連結し、前記ねじ棒
    19は伝動機構22を介して受台2に配置したハンドル23に
    連動連結させ、ハンドル23を操作することにより、スラ
    イド20を左右方向に移動させて、上面を所定の角度に傾
    斜させた度板テーブル3と、架台1内に配置され、上記
    受台2を偏心回転させる偏心駆動装置4と、架台1の他
    側上に立ち上げられたスタンド5と、度板テーブル3に
    載置される弁体Wの上面に載置される定盤6と、定盤6
    の上方に配置されるとともに上記スタンド5に昇降可能
    に支持され、定盤6を吊持するとともに、定盤6をその
    中心軸心のまわりに回転させる回転駆動装置7と、定盤
    6および回転駆動装置7を昇降させる昇降操作機構8と
    を備えることを特徴とする弁体シート摺合せ機械。
  2. 【請求項2】 架台1に前後各対をなす軸受10を介して
    固定された左右1対の前後摺動案内軸11を設け、各前後
    摺動案内軸11に前後対をなす摺動軸受12をそれぞれ摺動
    自在に外嵌し、前側の摺動軸受12どうしおよび後側の摺
    動軸受12どうしをそれぞれ左右摺動案内軸13で連結し、
    各左右摺動案内軸13に受台2の下面の4隅に固定した摺
    動軸受14を摺動可能に外嵌して、度板テーブル3が昇降
    揺動可能に受台2に支持され、度板テーブル3の傾斜角
    度を調整する角度調整機構が設けられることを特徴とす
    る請求項1に記載の弁体シート摺合せ機械。
  3. 【請求項3】 度板テーブル3の上面に薄板状の硬質ゴ
    ムなどの弾性体からなる保護部材52を接着したことを特
    徴とする請求項1または2に記載の弁体シート摺合せ機
    械。
  4. 【請求項4】 定盤6の中央部上面に固定されるキャッ
    プ状の落下防止蓋47と、落下防止溝47の下面に凹設され
    た凹部48内に配置され、下部軸44の下端部に挿通された
    伝動ピン49と、前記伝動ピン49の回転領域内で定盤6に
    固定した受動ピン50と、落下防止蓋47の上面に伝動ピン
    49を挿抜するための割溝47aとを備え、割溝47aから挿
    入された伝動ピン49は割溝47aから下部軸44の回転方向
    に90°回転して受動ピン50に受け止められるように設定
    して、定盤6が回転駆動装置に着脱自在に吊持されるこ
    とを特徴とする請求項1、2または3に記載の弁体シー
    ト摺合せ機械。
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