JP2541864Y2 - 壁面清掃装置 - Google Patents

壁面清掃装置

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JP2541864Y2
JP2541864Y2 JP1992074779U JP7477992U JP2541864Y2 JP 2541864 Y2 JP2541864 Y2 JP 2541864Y2 JP 1992074779 U JP1992074779 U JP 1992074779U JP 7477992 U JP7477992 U JP 7477992U JP 2541864 Y2 JP2541864 Y2 JP 2541864Y2
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JP
Japan
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wall
cleaning device
frame
traveling
guide
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JP1992074779U
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JPH0638515U (ja
Inventor
謙治 小黒
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Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Mitsui E&S Holdings Co Ltd
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Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Mitsui E&S Holdings Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は壁面清掃装置、より詳し
くは、例えば水族館の大型水槽の観察窓等の如き壁面を
水中から清掃する場合に好適な壁面清掃装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に水族館の小槽の観察窓は、水中に
存在する汚物等が付着し、視界が悪化するためにこの観
察窓を内面から (水中から) 定期的に清掃することが行
なわれている。一方、近年、このような水槽は大型化の
傾向にあり、その清掃作業には多大の労力を必要とする
ばかりでなく、水槽内にサメ等の危険な魚類が存在する
ときにはその作業は安全上問題がある。
【0003】このような事情で、この種作業を機械化す
ることが考えられており、壁面の上下に夫々ガイドレー
ルを敷設し、このガイドレールに駆動ユニットと支持台
とを横行可能に配置するとともにガイドを設け、このガ
イドに沿ってワイパーを昇降させるようにした壁面清掃
装置が提案されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで前記したよう
な従来の壁面清掃装置においては、ワイパーが駆動ユニ
ットと支持台間に設けられたガイドに沿って上下動する
ものであり、したがって、その清掃範囲は狭いものであ
るばかりでなく、例えば壁面が湾曲しているような場合
には適用できないという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は前記従来の問題
点を解決するためになされたものであって、壁面上部と
下部とに水平方向に平行に配置された2本の走行レール
と、該走行レールに沿って走行する横行ガイドと、該横
行ガイドに沿って上下移動する清掃機とよりなり、該清
掃機は亀型カバーを施した枠体の中央に第1の回転ブラ
シをばねで下方に付勢する如く配置し、前記枠体の左右
前方に一対の第2の回転ブラシを、水平に揺動する如く
に駆動クランクに連結したリンクに連結して配置すると
共にばねで下方に付勢し、前記第2の回転ブラシが連結
されたリンクに前ヒレカバーを施し、更に枠体の前方に
頭部カバーを施した頭部部材を左右に揺動する如く配置
した壁面清掃装置を提供せんとするものである。
【0006】
【作 用】かかる構成による壁面清掃装置において、横
行ガイドに沿って上下移動する清掃機により回転ブラシ
を駆動し、かつ清掃機本体に対し水平方向に揺動させる
ことにより広範囲の壁面を清掃することができるのであ
る。
【0007】
【実 施 例】以下図1乃至図6に基づき本考案による
壁面清掃装置の一実施例を説明する。図1は正面図、図
2は側面図であり、これらの図において1は壁面となる
水槽の観察窓であって、アクリル樹脂等の透明な板体で
構成され、その形状は断面形状が上下方向に湾曲して形
成されている。この観察窓1の上下には上部走行レール
2と下部走行レール3とが水平方向に平行になるよう敷
設されており、この上部走行レール2及び下部走行レー
ル3に沿って走行する横行ガイド4が配置されるととも
に、観察窓1の隅部にこの観察窓1と90℃変位して形成
されている側壁5に昇降レール6に沿って昇降する昇降
フォーク7が設けられている。
【0008】この昇降フォーク7はワイヤ8により昇降
させるようになっており、横行ガイド4を観察窓1の隅
部に移動させた状態で係合体4cに挿入して横行ガイド
4を適宜上方に引上げてこの横行ガイド4の走行部等を
修理したり、調整したりすることができるようになって
いる。横行ガイド4は図2に示すように観察窓1と同一
の曲率を有する如く湾曲に形成され、図1に示すように
その両側のガイド部材4a,4b がガイドレールとして作
用し、清掃機9を懸吊する吊下治具10のローラ11がこの
ガイド部材4a,4b に沿って移動するように構成されて
いる。
【0009】ガイド部材4a,4b の中央部にはワイヤロ
ープ12が多数のローラ13に支持されてドラム14に巻回さ
れており、このワイヤロープ12の先端に吊下治具10に連
結されている。そしてこのドラム14をモータ15で駆動す
ることによって清掃機9をガイド部材4a,4b にそって
上下方向に移動させるように構成されている。ガイド部
材4a,4b の上下部には走行モータ16, 17が設けられて
おり、図3及び図4に示すように、このモータ16, 17を
駆動することによってウォームギヤ18の軸19を回転させ
ることにより横行ガイド4に設けられた走行輪20を回動
させて横行ガイド4が上部走行レール2及び下部走行レ
ール3に沿って走行できるようになっている。
【0010】横行ガイド4の下部にはケーブルベアー21
が接続されており、清掃機9を上下させるためのモータ
15と走行モータ17と後述する清掃機9の駆動装置として
の各モータへ供電するために配置されている。清掃機9
は、図5及び図6にも示されるように、吊下治具10に軸
22により旋回可能に支持された枠体23の下面に第1の回
転ブラシ24と第2の回転ブラシ25a, 25bを配置して構成
されている。
【0011】詳述すれば、この枠体23は亀型カバー26が
施されるとともに、その内部には後述する噴射ノズル27
a, 27bに高圧水を供給するための噴流用ポンプ28とこの
噴流ポンプ用モータ29と、回転ブラシ25a, 25bを水平方
向に揺動させるための揺動用モータ30と揺動機構31が配
置されている。揺動機構31は、駆動クランク32とこの駆
動クランク32に連結される第1のリンク33と、第2のリ
ンク34a, 34bと、ピン35a, 35bを中心として回動しかつ
先端に回転ブラシ25a, 25bを夫々取付けた第3のリンク
36a, 36bとで構成している。そして第3のリンク36a, 3
6bにはカバーとしての前ビレ37a, 37bが設けられた美観
を与えるようになっている。
【0012】更に第3のリンク36b には連結棒38の一端
が取付けられ、この連結棒38の他端は、枠体23にピン39
により支持され頭部カバー40が取付けられた頭部部材41
に連結されている。これらの揺動機構31により駆動クラ
ンク32を揺動モータ30で回転させることにより、回転ブ
ラシ25a, 25bを夫々ピン35a, 35bを中心として矢印a〜
a' 方向へ揺動させることができるとともに頭部部材41
も同様に揺動させることができるようになっている。
【0013】第3のリンク36a, 36bは何れも第1の部材
42a, 42bと第2の部材43a, 43bをピン44a, 44bで連結す
るとともに、その下部に引張バネ45a, 45bが設けられた
回転ブラシ25a, 25bが常に観察窓1に当るように考慮さ
れている。なお、図5の46は回転ブラシ25a, 25bを回転
させるための回転用モータである。47は第1の回転ブラ
シ25を取付けるためのリンクであって、このリンク47は
バネ48により支持され、回転ブラシ24が所定の範囲で上
下動可能なようになっており、この回転ブラシ24は回転
用モータ49により回転するよう構成されている。
【0014】前述した噴流ノズル27a, 27bは、回転ブラ
シ25a, 25bの前方に位置するよう第3のリンク36a, 36b
に沿って配置されており、この回転ブラシ25a, 25bと一
体となって揺動するようになっている。前記構成による
壁面清掃装置において、今、壁面である観察窓1の内面
を清掃する場合について説明する。
【0015】先ず回転用モータ46, 49を作動させて第1
の回転ブラシ24と第2の回転ブラシ25a, 25bを回転させ
るとともに噴流ポンプ用モータ28を駆動して噴射ノズル
27a,27bから高圧水を噴出させておく。そして揺動用モ
ータ30を駆動させ揺動機構31を作動させると第2の回転
ブラシ25a, 25bを揺動させることにより幅広面の清掃が
可能となる。なお、噴射ノズル27a, 27bからの高圧水の
噴出によりあらかじめ観察窓1に付着している砂などの
固形物を剥離除去することにより観察窓1へのスリキズ
等の発生を防止することができる。
【0016】そしてモータ15を駆動することによって清
掃機9はガイド部材4a,4b に沿って上下方向に移動し
上下方向に幅広面の清掃が可能となる。このように清掃
機9を操作して清掃が終了すると横行カイド4の上下に
設けられている走行モータ16, 17を駆動させてこの横行
ガイド4を所定の間隔だけ横移動させた後、前記の清掃
を行なうのである。
【0017】そして観察窓1の全面清掃が終了したら横
行ガイド4を観察窓1の隅部に移動させて、この隅部に
設けられているフック7をこの横行ガイド4に設けられ
ている係合体40に内に挿入してこの横行ガイド4を水面
上に引上げ格納することができるのである。
【0018】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように本考案に
よる壁面清掃装置は、枠体に亀型カバーを施し、枠体の
左右前方に一対の第2の回転ブラシを水平に揺動する如
く配置すると共に第2の回転ブラシが連結されたリンク
に前ヒレカバーを施し、枠体の前方に頭部カバーを施し
た頭部部材を左右に揺動する如くした清掃機であるの
で、この清掃機で水槽内の透明壁面を清掃する際、あた
かも亀が運動しながら水中の壁面を移動するように見え
るので、清掃機であっても美観を与えて違和感がなく観
客の目を楽しませることができる。
【0019】また、第1、第2の回転ブラシをばねで下
方に付勢する如く配置したから、水中の壁面を清掃する
際、湾曲する壁面であっても各回転ブラシが壁面から離
れることなく常に当接し、壁面に付着した汚物等を完全
に清掃することができる。 更に、枠体の中央に第1の回
転ブラシを配置し、その左右前方に一対の第2の回転ブ
ラシを水平に揺動する如くに配置したので、幅広の壁面
を素早くかつ効率よく清掃することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による壁面清掃装置の正面図である。
【図2】本考案による壁面清掃装置の側面図である。
【図3】図1A部の拡大断面図である。
【図4】図3のB−B矢視図である。
【図5】清掃機の駆動機構の側面図である。
【図6】清掃機の駆動機構の平面図である。
【符号の説明】
1 観察窓 2 上部走行レール 3 下部走行レ
ール 4 横行ガイド 6 昇降レール 7 昇降フォー
ク 8, 12 ワイヤ 9 清掃機 10 吊下治具 11, 13 ローラ 14
ドラム 15 モータ 16, 17 走行モータ 18 ウォームギ
ヤ 19, 22 軸 20 走行輪 21 ケーブルベア 23 枠体 24
第1の回転ブラシ 25a, 25b 第2の回転ブラシ 26 カバー 27a, 2
7b 噴射ノズル 28 噴流用ポンプ 29 噴流ポンプ用モータ 30
揺動用モータ 31 揺動機構 32 駆動クランク 33 第1のリン
ク 34a, 34b 第2のリンク 35a, 35b, 39, 44a, 44b
ピン 36a, 36b 第3のリンク 37a, 37b 前ビレ 38
連結棒 40 頭部カバー 41 頭部部材 42a, 42b 第1の
部材 43a, 43b 第2の部材 46, 49 回転用モータ 47
リンク

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】壁面上部と下部とに水平方向に平行に配置
    された2本の走行レールと、該走行レールに沿って走行
    する横行ガイドと、該横行ガイドに沿って上下移動する
    清掃機とよりなり、該清掃機は亀型カバーを施した枠体
    の中央に第1の回転ブラシをばねで下方に付勢する如く
    配置し、前記枠体の左右前方に一対の第2の回転ブラシ
    を、水平に揺動する如くに駆動クランクに連結したリン
    クに連結して配置すると共にばねで下方に付勢し、前記
    第2の回転ブラシが連結されたリンクに前ヒレカバーを
    施し、更に枠体の前方に頭部カバーを施した頭部部材を
    左右に揺動する如く配置していることを特徴とする壁面
    清掃装置。
JP1992074779U 1992-10-27 1992-10-27 壁面清掃装置 Expired - Lifetime JP2541864Y2 (ja)

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JP1992074779U JP2541864Y2 (ja) 1992-10-27 1992-10-27 壁面清掃装置

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JP1992074779U JP2541864Y2 (ja) 1992-10-27 1992-10-27 壁面清掃装置

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JPH0638515U JPH0638515U (ja) 1994-05-24
JP2541864Y2 true JP2541864Y2 (ja) 1997-07-23

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ID=13557122

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KR100967764B1 (ko) * 2008-05-21 2010-07-05 창원대학교 산학협력단 선체외벽 청소용 브러쉬장치

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0437579U (ja) * 1990-07-24 1992-03-30

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