JP2541827Y2 - インクリボン再生装置の軸端子 - Google Patents

インクリボン再生装置の軸端子

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JP2541827Y2
JP2541827Y2 JP40697690U JP40697690U JP2541827Y2 JP 2541827 Y2 JP2541827 Y2 JP 2541827Y2 JP 40697690 U JP40697690 U JP 40697690U JP 40697690 U JP40697690 U JP 40697690U JP 2541827 Y2 JP2541827 Y2 JP 2541827Y2
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ink ribbon
shaft terminal
ink
cassette
shaft
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浩二 河村
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Pentel Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】 [産業上の利用分野]本考案はドットプリンタに使用す
るインクリボン、特にエンドレス形式の使用済みインク
リボンに、新しいインクを塗布して、使用済みとして廃
棄されていたインクリボンを再生するのに適したインク
リボン再生装置に使用する、インクリボンカセットの駆
動用軸端子に関し、更に詳細には種々の形状のインクリ
ボンカセットのインクリボンを駆動できる軸端子に関す
るものである。
【0002】 [従来の技術]従来、ドットプリンタに使用して、印字
濃度が薄くなったインクリボンの再生装置として、本願
出願人が実願平2−7819号で提案したインクリボン
再生装置が図5に開示してある。上述した実願平2−7
819号では、筐体32の内部にはインクリボンカセッ
トのインクリボンを繰り出し、巻き取りを行なう動力を
伝達するための主軸26に連結されたモータ(図示せ
ず)が配置されている。この主軸26の上端部分には、
インクリボンを繰り出し、巻き取る軸(図示せず)の複
数の種類に対応する軸端子27が、回動可能にピンによ
って軸支されている。
【0003】またインクリボンカセットは、筐体32の
上面に長方形の孔28を2ヵ所穿設し、この孔28の中
にレール29を渡し、このレール29の上をカセット押
え30がスライド可能となされている。カセット押え3
0,30は断面コ状で向かいあって配置され、インクリ
ボンカセットの大きさによって移動するようなされてい
る。 筐休32のカセット押え30と反対の端部には再
生するインクリボンにインクを補充するインクパッド3
1が、インクを含浸しながら回転するように軸支されて
いる。このインクパッド31の近くには再生するインク
リボンを回転保持するガイドピン3が植設されている。
このガイドピン3はインクリボンが外れないように庇が
形成されている。ガイドピン3とインクリボンを張設す
るガイドローラ4が、ガイドピン3を支点とし、最端点
として円弧を描きインクパッド31にインクリボンが圧
接するように、ガイド孔5が配置されている。ガイドロ
ーラ4の上端には操作者が手で自由に操作できるよう
に、摘み4Aが形成されている。またガイドローラ4は
ガイド孔5の端部で屈折し、係止するようにスプリング
が張設されている。
【0004】 [考案が解決しようとする課題]上述した従来のインク
リボン再生装置では、インクリボンカセットに形成され
ているリボン駆動力伝達孔の形状の制限により、使用で
きる再性インクリボンカセットが限定されていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は上述した従来の
問題点に鑑みなされたもので、インクリボンカセットに
内装されたインクリボンに、インクを塗布するインクリ
ボン再生装置で、インクリボンカセットのインクリボン
を駆動するのに使用する軸端子であって、該軸端子はテ
ーパーを有するとともに複数の分割片とされ、各分割片
のそれぞれの下部には圧縮スプリングを設け、インクリ
ボンカセットの動力伝達孔に軸端子を嵌合させる際に、
前記動力伝達孔の形状に合致した複数の分割片が、前記
圧縮スプリングの弾撥力により動力伝達孔内に嵌入する
ことを可能としたインクリボン再生装置の軸端子を提案
するものである。
【0006】 [作用]本考案ではインクリボンカセットのリボン駆動
力伝達孔に嵌入する軸端子を分割して押圧変形可能に
し、該軸端子がテーパーを有することで嵌入位置によっ
て、複数種類のインクリボンカセットに対応できるイン
クリボン再生装置を提案するものである。
【0007】 [実施例]本考案の実施例を添付図面を参照して説明す
る。図1は本考案のインクリボン再生装置の外観斜視
図、図2はインクリボンカセットを装着した外観斜視
図、図3は動力伝達説明用斜視図、図4は動力伝達説明
用断面図である。筐体1の内部にはインクリボンカセッ
ト6のインクリボン7を繰り出し、巻き取りを行なう動
力を伝達するための主軸8に連結されたモータ(図示せ
ず)が配置されている。この主軸8の上端部分には、イ
ンクリボン7を繰り出し、巻き取る軸9の複数の種類に
対応する軸端子10が、押圧変形可能に支持されてい
る。軸端子10はインクリボンカセット6の伝達孔に挿
入しやすいように、軸端子上方へ向けて横断面積を減少
するようにテーパー形状となっている。
【0008】
【実施例】軸端子10は、円柱を複数に分割して作られ
る扇形を横断面とする各立体のそれぞれに、インクリボ
ンカセット6に動力を伝達する翼20を支える為の脚2
1が形成された各片から構成される。図示しないモータ
から駆動力が伝達される歯車19に、固着される主軸8
には軸端子10の脚21を挿入する穴22が穿孔され、
この穴22には圧縮スプリング23が挿入されており、
インクリボンカセット6の動力伝達孔を軸端子10を上
方から押圧すると、軸端子10のインクリボンカセット
6の駆動端子と当接する翼20はスプリング23の弾撥
力に抗して押圧につれて降下する。軸端子10の翼20
は、上方へ向かうほど横断面積を減少する方向にテーパ
ーを持たせているので、インクリボンカセット装着時
に、インクリボンカセット6の動力伝達孔と軸端子10
の位置が少々ずれていてもインクリボンカセットの動力
伝達孔の径に対応する位置まで軸端子10が降下する。
又、軸端子10の各片において、各片は互いに独立して
いるのでインクリボンカセット6の動力伝達孔の内壁に
形成されたリブ等に押圧される片は突出して降下する
為、残された軸端子片の側面がリブを介してインクリボ
ンカセット6に動力を伝達する。インクリボンカセット
6を装着時にインクリボンカセット6の伝達孔の形状に
軸端子10がピッタリ嵌合しなくとも、軸端子10がイ
ンクリボンカセット6の動力伝達孔の形状に沿って変形
し、インクリボンカセット6が下降し、軸端子10の回
転につれて適切な嵌合位置へと変形する。
【0009】また、筐体1の上面に円形の孔を1ヵ所又
は、複数穿設しこの孔にカセット押え12を挿入する。
カセット押え12は、円筒形部分の上端部にインクリボ
ンカセット6を押さえる為の庇13が突出しており、こ
の庇13をインクリボンカセット6の上面に押圧して係
止することにより、インクリボンカセット6を位置決め
できる。インクリボンカセット6を載置する部分は、全
体的に凹部14とされ、この凹部14から複数の突条1
5,15が植設され、突条15表面中央には滑り止め1
6が配置されている。この滑り止め16はインクリボン
カセット6の滑りを止めるためのものであって、合成樹
脂、ゴム等を採用できるものである。
【0010】筐体1のカセッ卜押え12と反対の端部に
は再生するインクリボン7にインクを補充するインクパ
ッド2が、インクを含浸しながら回転するように軸支さ
れている。このインクパッド2の近くには再生するイン
クリボン7を回転保持するガイドピン3が植設されてい
る。このガイドピン3はインクリボン7が外れないよう
に庇が形成されている。ガイドピン3とインクリボン7
を張設するガイドローラ4が、ガイドピン3を支点と
し、最端点として円弧を描きインクパッド2にインクリ
ボン7が圧接するように、ガイド孔5が配置されてい
る。ガイドローラ4の上端には操作者が手で自由に操作
できるように、摘み4Aが形成されている。またガイド
ローラ4はガイド孔5の端部で屈折し、係止するように
スプリング(図示せず)が張設されている。
【0011】次に、実際の操作について説明する。始め
にカセット押え12を筐体1から引出して突出し、イン
クリボン7の露出部をガイドピン3に係止し、その状態
でインクリボンカセット6をカセット押え12の方へ引
っ張り、インクリボンカセット6の動力伝達孔を主軸8
の軸端子10上から押圧し、軸端子10は押圧につれて
降下し、インクリボンカセット6をカセット押え12の
庇13で押さえ込み、筐体1に固定する。ここで、ガイ
ドローラ4の摘み4Aをガイド孔5に沿つて移動させ端
部で係止する。インクリボンはガイドピン3とガイドロ
ーラ4との間でテンションが掛り、張られてインクパッ
ド2に圧接される。
【0012】この準備状態になったところで、モーター
のスイッチ17をONにし、モータが回転し、主軸8、
軸端子10を介してインクリボンカセット6のインクリ
ボン7が巻き取られて、インクリボンのインクパッド2
への圧接回転により、インクパッド2に含浸されている
インクがインクリボン7の表面に転移していく。このモ
ータの回転の時間をタイマー18で設定しておくことに
より、所望のインク濃度になるまでインクの転移を行な
う。その後でガイドローラ4はタイマー18で設定され
る時間により作動するソレノイド(図示せず)の作用に
よりガイド孔5に沿って始めの位置に戻す。カセット押
え12を離隔してインクリボンカセット6を筐体1から
取り外す。これでインクリボンカセット6の摘み用軸9
を手で回転させインクリボンの巻き取りを行ない再生は
終了する。
【0013】尚、実施例では軸端子をスプリング23に
より弾撥しているが、脚21の底面と主軸8の軸端子1
0が挿入される穴22の底に磁石を配置し、磁石の同一
極が発生させる反発力を用いても良いことは勿論であ
る。主軸8と軸端子10の組み立て方としては、主軸8
に設けた穴22にスプリング23を設置しておき、脚2
1の端面に取り付けた抜け止めリングにより抜けること
のないブッシュ25を該穴22に圧入する方法(図4参
照)や、孔を形成した主軸とブッシュ25と一体に成形
し、これに脚21を挿入し抜け止めリングを取り付けた
後スプリング23を挿入し、底部を円板で塞ぐ等部品の
分割方法により種々の方策が考えられる。材質は、本体
材質に制限されるものではなくプラスチックや金属材料
等が採用できる。また、本実施例では筐体上面は露出し
ているが、ゴミ、塵埃等を防止するケースを被蓋しても
良いものである。
【0014】 [考案の効果]本考案は如上のような構成となしたの
で、各種のインクリボンカセットに対応できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のインクリボン再生装置の外観斜視図で
ある。
【図2】インクリボンカセットを装着した外観斜視図。
【図3】動力伝達説明用斜視図。
【図4】動力伝達説明用断面図。
【図5】従来例である。
【符号の説明】
1 筐体 2 インクパッド 3 ガイドピン 4 ガイドローラ 4A 摘み 5 ガイド孔 6 インクリボンカセット 7 インクリボン 8 主軸 10 軸端子 12 カセット押え 20 翼 21 脚 22 穴

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】インクリボンカセットに内装されたインク
    リボンに、インクを塗布するインクリボン再生装置で、
    インクリボンカセットのインクリボンを駆動するのに使
    用する軸端子であって、該軸端子はテーパーを有すると
    ともに複数の分割片とされ、各分割片のそれぞれの下部
    には圧縮スプリングを設け、インクリボンカセットの動
    力伝達孔に軸端子を嵌合させる際に、前記動力伝達孔の
    形状に合致した複数の分割片が、前記圧縮スプリングの
    弾撥力により動力伝達孔内に嵌入することを可能とした
    ことを特徴とするインクリボン再生装置の軸端子。
JP40697690U 1990-12-28 1990-12-28 インクリボン再生装置の軸端子 Expired - Lifetime JP2541827Y2 (ja)

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