JP2541691Y2 - トラックのアオリ戸用中柱 - Google Patents

トラックのアオリ戸用中柱

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JP2541691Y2
JP2541691Y2 JP1991099227U JP9922791U JP2541691Y2 JP 2541691 Y2 JP2541691 Y2 JP 2541691Y2 JP 1991099227 U JP1991099227 U JP 1991099227U JP 9922791 U JP9922791 U JP 9922791U JP 2541691 Y2 JP2541691 Y2 JP 2541691Y2
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JP
Japan
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door
center pillar
tilt door
underframe
stopper
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Application number
JP1991099227U
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JPH0610080U (ja
Inventor
豊男 板垣
徹郎 本多
Original Assignee
三菱製鋼 株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、トラックの荷台に枢
着されているアオリ戸を固定するトラックのアオリ戸用
中柱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】大型貨物自動車や、トレーラー等の長い
荷台に枢着されているアオリ戸は、開閉の便宜のため複
数に分割されている。そして荷台に貨物を積載した時に
は複数のアオリ戸の間に位置させて荷台に中柱を差し込
み、緊締装置によってアオリ戸を中柱に締結していた。
また複数のアオリ戸を解放した時には、中柱を荷台から
抜き取っていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが従来の中柱
は、支持部に面倒な穴加工が必要であり、スペースに無
駄があり、差込み部に錆が発生して錆び付くことがあっ
たり、変形しやすく取扱いが面倒であり、中柱の抜差し
が重くて危険を伴う等の欠点があった。
【0004】この考案は、このような従来の欠点を除去
し、アオリ戸を開閉する場合に中柱を荷台から抜差しす
る作業をしなくてもすむようにし、アオリ戸の開閉作業
を容易に行えるようにしたトラックのアオリ戸用中柱を
提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案のトラックのア
オリ戸用中柱は、トラックの台枠に下端が枢着された複
数のアオリ戸と、該複数のアオリ戸の間に配設され下端
が前記アオリ戸の枢着軸心と同一直線上で前記台枠に枢
着された中柱と、前記アオリ戸と中柱とを締結するエビ
型ロックの緊締装置と、一端が前記中柱の中間部に枢着
されたストッパーと、該ストッパーの他端と前記台枠と
を締結するエビ型ロックの緊締装置と、を備えたことを
特徴とするものである。
【0006】
【作用】中柱は下端の枢着部を中心に回動するだけで荷
台にたいして抜差しする必要が無く、隣り合ったアオリ
戸を共に開閉する時には、ストッパーと荷台との間の締
結を解除するだけで、アオリ戸を簡単に開閉することが
できる。
【0007】
【実施例】以下、この考案の実施例を図に基づいて説明
する。
【0008】図1はこの考案の一実施例の正面図、図2
は図1のII−II断面図であって、図1に示すように
トラックの荷台の台枠1には、複数のアオリ戸2,2の
下端が一直線上に並んでいるヒンジ3によって、開閉可
能に枢着されている。複数のアオリ戸2,2の間には板
状の中柱4が配設してあって、中柱4の下端もヒンジ5
によって台枠1に枢着されていて、中柱4も下端のヒン
ジ5を回動中心として台枠1の外側に回動できるように
なっている。この中柱4の下端を台枠1に枢着している
ヒンジ5は、アオリ戸2の下端を台枠1に枢着している
ヒンジ3と一直線上に並べられて、枢着軸心が同一直線
上に配置されている。そしてアオリ戸2と中柱4とは、
エビ型ロックの緊締装置6によって一体的に締結できる
ようになっている。図示の実施例においては、1枚のア
オリ戸2に2個の緊締装置6を取付けているが、1枚の
アオリ戸2に1個の緊締装置6を取付けるだけでもよ
い。図1および図2に示すように中柱4の高さ方向およ
び幅方向のほぼ中間には、上下方向に長い板状のストッ
パー7の上端がヒンジ8によって枢着されている。そし
てストッパー7の下端は、エビ型ロックの緊締装置9に
よって台枠1に締結できるようになっている。
【0009】図1および図2はアオリ戸2および中柱4
を起立させ、アオリ戸2と中柱4とを緊締装置6で一体
的に締結し、ストッパー7の下端も緊締装置9で台枠1
に締結した状態を示していて、この状態のときにはスト
ッパー7の下端は台枠1から離れることが出来ないた
め、中柱4は起立状態に保持され、従ってアオリ戸2も
起立状態に固定されることになる。
【0010】隣り合っている2枚のアオリ戸2,2を開
く時には、その2枚のアオリ戸2,2の間に配設されて
いる中柱4の中間部に上端が枢着されているストッパー
7の緊締装置9を解除し、図3に示すようにストッパー
7の下端が台枠1から離れることが出来るようにする。
これによって中柱4は、ヒンジ5を回動中心として台枠
1の外側に回動させることが可能になるので、図4に示
すように中柱4を台枠1の外側に回動すると、ヒンジ
3,5は一直線上に並んでいるので中柱4両側の一体的
に締結されているアオリ戸2,2もヒンジ3(図1参
照)を回動中心として中柱4と共に回動するため、1個
の緊締装置9を解除するだけで、隣り合っている2枚の
アオリ戸2,2を同時に開くことが出来、ストッパー7
を台枠1から抜取る必要がない。
【0011】1枚のアオリ戸2のみを開く時には、その
アオリ戸2の緊締装置6を解除すれば、そのアオリ戸2
は中柱4から離れ、ヒンジを回動中心として開くこと
ができる。
【0012】開いているアオリ戸2を閉じる時には、上
述とは反対の操作をすることによって、中柱4を荷台に
差し込む作業をせずにアオリ戸2を閉じることが出来
る。
【0013】
【発明の効果】この考案は、中柱の抜差しをする必要が
なく、エビ型ロックの緊締装置の解除または締結をする
だけの簡単な操作でアオリ戸の開閉を短時間で容易に行
うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の正面図である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】ストッパーを台枠から外した状態の断面図であ
る。
【図4】アオリ戸を開いた状態の断面図である。
【符号の説明】
1 台枠 2 アオリ戸 3 ヒンジ 4 中柱 5 ヒンジ 6 緊締装置 7 ストッパー 8 ヒンジ 9 緊締装置

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラックの台枠に下端が枢着された複数
    のアオリ戸と、該複数のアオリ戸の間に配設され下端が
    前記アオリ戸の枢着軸心と同一直線上で前記台枠に枢着
    された中柱と、前記アオリ戸と中柱とを締結するエビ型
    ロックの緊締装置と、一端が前記中柱の中間部に枢着さ
    れたストッパーと、該ストッパーの他端と前記台枠とを
    締結するエビ型ロックの緊締装置と、を備えたことを特
    徴とするトラックのアオリ戸用中柱。
JP1991099227U 1991-12-02 1991-12-02 トラックのアオリ戸用中柱 Expired - Lifetime JP2541691Y2 (ja)

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JPH0610080U JPH0610080U (ja) 1994-02-08
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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19950704