JP2541490C - - Google Patents

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JP2541490C
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【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】 本発明は、例えば電子楽器における演奏操作上の各種パラメータあるいはその
他の電子機器一般の各種パラメータの値を設定するためのパラメータ設定装置に
関するものである。 【0002】 【従来の技術】 一般に電子機器を操作したり制御する場合、各種パラメータの入力値が設定さ
れる。例えばゲーム機器等ではゲーム速度やゲーム得点換算率等が入力パラメー
タとして設定され、オーディオ機器では音量やバランスあるいは周波数バンド等
が設定され、またコンピュータ機器では表計算ソフト等の各種データ入力値が設
定される。 【0003】 また、例えば電子楽器を演奏する場合には、音色やリズム、テンポ等の各種パ ラメータが数値を用いて設定される。従来より電子楽器において、複数種類のパ
ラメータをそれぞれ所望の値に設定するために、複数種類のパラメータの中から
設定すべきパラメータを選択するパラメータ選択操作子と、選択されたパラメー
タについてその値を入力するパラメータ値入力操作子とを用いていた。パラメー
タ選択操作子は複数のパラメータの各々に対応する複数のキーあるいはスイッチ
からなり、演奏者は設定すべきパラメータのキーを押圧操作することによりパラ
メータを選択する。また、パラメータ値入力操作子はインクリメントキーおよび
デクリメントキーあるいはテンキー等からなり、演奏者はインクリメントキーあ
るいはデクリメントキーを操作することにより数値を1づつ増加または減少させ
たりあるいはテンキーにより数値を直接入力させて選択されたパラメータについ
てその値を設定していた。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、前記従来のパラメータ設定方法においては、まずパラメータ選
択操作子を操作してパラメータの種類を選び、次に別のキーからなるパラメータ
入力操作子を操作して数値を入力していたため、必ずパラメータ選択操作子とパ
ラメータ値入力操作子の両方を操作しなければならす、設定操作が面倒でありま
た機器使用中あるいは操作中の素早い設定操作ができなかった。 【0005】 本発明は上記従来技術の欠点に鑑みなされたものであって、簡単な操作で迅速
に各種パラメータを設定可能な電子機器のパラメータ設定装置の提供を目的とす
る。 【0006】 【課題を解決するための手段】 前記目的を達成するため、本発明では、複数種類のパラメータを設定可能な電
子機器のパラメータ設定装置において、 前記複数種類のパラメータにそれぞれ対応した複数のパラメータ選択操作子で
あって、いずれも対応するパラメータ種類を選択すべく操作されるものと、 所望のパラメータ値を入力するためのパラメータ値入力操作子と、 前記複数のパラメータ選択操作子のいずれかの操作により選択されたパラメー
タ種類について前記パラメータ値入力操作子の操作に応じてパラメータ値を設定
すると共に、前記複数のパラメータ選択操作子のいずれかの操作により選択され
たパラメータ種類について該選択操作に係るパラメータ選択操作子の該選択操作
の後の操作に応じてパラメータ値を設定する設定手段と を備えている。 【0007】 【作用】 パラメータ選択操作子の操作によりパラメータの種類を選んた後、その選択操
作子をさらに続けて操作することにより選択されたパラメータの設定値が入力さ
れる。 【0008】 【実施例】 図1は、本発明が適用される電子楽器のブロック図である。楽器本体に設けた
鍵盤1や各種演奏パラメータ等を入力するパネルスイッチ2および各種楽音制御
用のロータリーエンコーダ3がそれぞれ検出回路4、5、6を介してバス15に
接続される。これらの検出回路からの検出信号はRAM11あるいはCPU13
に入力される。CPU13はRAM11の格納データやROM12のプログラム
やタイマ14の割込信号に従って各種楽音や演奏パラメータの演算処理を行い、
表示回路7を介してパネル上に表示するとともに、音源回路8を駆動して楽音信
号を作成し、サウンドシステム10より放音する。 【0009】 図2は、本発明が適用される電子楽器の操作パネルの一部を構成するスイッチ
配列を示す。パネル上には、各種パラメータの設定値等を表示するセグメントL
ED表示器16や、入力値を1づつ増加あるいは減少させるためのインクリメン
トキー17およびデクリメントキー20や、数値入力用のテンキー18や、ロー
タリーボリュウム等に連結され各種楽音を制御するロータリーエンコーダ19や
、音色、リズム、テンポ等の演奏パラメータを選択するための選択スイッチから
なるパラメータ選択操作子22や、各選択スイッチに対応して選択されたパラメ
ータを表 示するLED21が設けられている。操作パネル上にはこの他に電源スイッチや
音量スイッチおよびその他の各種選択スイッチや制御スイッチ等が設けられる。 【0010】 図3は、上記パネル上の各スイッチやキーの操作によりパラメータの値を設定
する処理のフローチャートである。また図4および図5はそれぞれ図3のフロー
チャートにおける選択スイッチ処理およびタイマ割込のサブルーチンのフローチ
ャートである。これらのフローチャートにおいて、MODE=1はテンポ設定モ
ードであり、MODE=2はリズム設定モードを示す。またON(MODE)は
スイッチオンのフラグ、CNT(MODE)はスイッチオンからの経過時間をカ
ウントするカウンタ、RPT(MODE)はスイッチリピート用時間カウンタで
ある。スイッチリピートとは、スイッチを押し続けていると所定時間ごとにスイ
ッチオンと同じ動作をすることを言う。以下これらのフローチャートに基づいて
、演奏上のテンポの値を設定する場合を例にして、本発明に係るパラメータ設定
処理について説明する。 【0011】 最初に、テンポ設定処理について説明する。テンポを設定する場合には、演奏
者まずパネル上のパラメータ選択操作子22の中からテンポスイッチを選んでこ
れを指で押す。このスイッチ操作は検出回路5(図1)により検出されこの検出
信号に基づいてCPU13がROM12に格納されたプログラムに従って以下の
ようにパラメータ設定処理を行う。 【0012】 ステップ23において、テンポスイッチにオンイベントがあったか否か、すな
わちテンポスイッチが押圧されたかどうかが判別される。いまテンポスイッチが
押圧されたので、フローはステップ24に進む。ステップ24において、パラメ
ータ選択モードのうちテンポ設定モードである1が入力され、フローはステップ
25の選択スイッチ処理に進む。この選択スイッチ処理のルーチンを図4に示す
。 【0013】 まず、テンポスイッチに対応したLED21(図2)が点灯される(ステップ
41)。さらにステップ42で、テンポ設定モードがスイッチオンされたフラグ を表示し、即ちON(MODE)を1とし、選択されなかった音色やリズムパラ
メータのカウンタおよびフラグをリセットする。 【0014】 つぎにステップ43でCNT(MODE)の値が0より大きいかどうかが判別
される。この例においては、後述するようにCNT(MODE)の値はパラメー
タ選択操作子が操作されるごとに24の値に設定され、200msごとに1づつ
デクリメントされる。したがって、前回テンポスイッチをオンした時点(あるい
は設定値がインクリメントされた時点)から5秒経過するとカウンタ値が0にな
る。このように前回のスイッチオンから5秒以上経過している場合(CNT(M
ODE)が0になった場合)には判別ステップ43はNOとなり、ステップ45
でカウンタ値を24にして選択スイッチ処理のサブルーチンステップ25(図3
)を抜け、ステップ26に進む。 【0015】 一方、前回のテンポスイッチのオンから5秒以内に再びこのテンポスイッチが
オンされた場合には、カウンタ値は0以上であるため、ステップ43はYESと
なり、ステップ44に進んでテンポの値を1つインクリメントする。このインク
リメントされた数値はLED表示器16(図2)に表示される。続いてステップ
45でカウンタ値を24にして図3のフローチャートのステップ26に進む。こ
のようにして、パラメータ選択操作子であるテンポスイッチによりテンポを選択
し、このテンポスイッチを5秒以内に再び押圧することにより、テンポの設定値
を変えることができる。表示されたテンポの値をさらに変える場合には、テンポ
スイッチのオン後5秒以内に再びテンポスイッチをオンにすれば前述と同様のシ
ーケンスによりテンポの設定値が1だけインクリメントされる。 【0016】 本実施例では、さらにテンポスイッチを800ms(カウント値4に相当)以
上押し続けると後述するタイマ割込処理においてテンポ設定値を1だけインクリ
メントするようにしているので、ステップ45においてRPT(MODE)を4
に設定しておく。 【0017】 このようにパラメータ設定値をインクリメントした後にステップ45において
更新されたカウンタのCNT(MODE)値24やRPT(MODE)値4はタ
イマ割込処理により200msごとにデクリメントされる。このタイマ割込ルー
チンを図5に示す。 【0018】 タイマ割込ルーチンは200msごとにタイマ14がCPU13に送出する割
込信号に応じて起動され、まずスイッチリピート用時間カウンタRPT(MOD
E)がデクリメントされる(ステップ46)。次にステップ47で、ON(MO
DE)=1かどうか、かつRPT(MODE)=0かどうか、即ちパラメータ選
択操作子22が0.8秒以上押され続けたかどうかが判別される。NOであれは
CNT(MODE)カウンタをデクリメントする(ステップ50)。これにより
前述のCNT(MODE)の値24が200msごとに1づつデクリメントされ
ていく。このようなルーチンを繰り返し、パラメータ選択操作子が0.8秒以上
押され続けてRPT(MODE)が0になると、ステップ47がYESとなりス
テップ44に進みテンポの値をインクリメントする。続いて前述のように、RP
T(MODE)を4にしかつCNT(MODE)を24にする(ステップ45)
。 【0019】 図3に戻り、テンポスイッチにオンイベントがない場合、あるいは選択スイッ
チ処理を終えるとステップ26に進む。ステップ26においてはテンポスイッチ
にオフイベントがあったか否か、すなわちテンポスイッチがオフされたかどうか
が判別される。オフされればステップ27において、スイッチオンのフラグが0
となりまたリピート用時間カウンタが0にリセットされる。 【0020】 以上のようにして、パラメータの種類としてテンポを選択し、その設定値を定
める場合に、パラメータ選択操作子によりテンポを選択しそのまま指を移動させ
ることなく同じ選択操作子の操作を続けることによりテンポの値を設定すること
ができる。 【0021】 図3のステップ28はパラメータ選択操作子のうちリズムスイッチにオンイベ ントがあったか否か、すなわちリズムスイッチがオンにされたかどうかを判別す
るステップである。前述のテンポ設定時にはNOとなりステップ31に進み、リ
ズムスイッチにオンイベントがあった場合にはステヅブ29に進む。ステップ2
9ではモードを2に設定しステップ30の選択処理を行う。以下、前述のように
図4および図5の選択スイッチ処理ルーチンおよび割込ルーチンに基づいてリズ
ムの値が設定される。ステツプ31およびステップ32は、前述と同様であるた
め、その説明を省略する。 【0022】 ステップ33はパラメータとして音色を設定する場合のルーチンであり、図示
省略してあるが前述のテンポやリズムを設定するときと同様のステップが含まれ
、テンポやリズムの値を設定するときと同様にして選択操作子(音色スイッチ)
のみの操作によりパラメータ値が設定される。 【0023】 ステップ34は、パラメータ選択操作子22(図2)により設定すべきパラメ
ータを選択した後、インクリメントキー17またはデクリメントキー20が操作
されたかどうかを判別するステップである。インクリメントキー17またはデク
リメントキー20が押圧されると選択されたパラメータの値がインクリメントま
たはデクリメントされLED表示器16にその値が表示される(ステップ35)
。 【0024】 ステップ36およびステップ38はそれぞれテンキー18およびロータリーエ
ンコーダ19を用いてパラメータ値を設定する場合の判別ステップである。テン
キー18またはロータリーエンコーダ19が操作されるとそれぞれステップ37
、39においてパラメータ値が変えられLED表示器16に表示される。このよ
うなパラメータ値入力操作子(インクリメントキー17、テンキー18、ロータ
リーエンコーダ19およびデクリメントキー20)を用いずに、前述のように選
択操作子22のみの操作によりパラメータ値を設定する場合には、これらのステ
ップ34,36,38はすべてNOとなって通過する。 【0025】 ステップ40は、パラメータ値設定以外の処理、例えば鍵盤の押鍵操作による 楽音制御や自動演奏モード検出による処理等を行うステップである。ステップ4
0で必要な各種処理を行った後フローはステップ23に戻り前述のシーケンスを
繰り返す。 【0026】 なお、上記実施例では、選択操作子を操作した後、所定時間(5秒)以内に同
じ操作子を操作したときや、選択操作子を所定時間(0.8秒以上)押し続けた
ときにパラメータ値を設定するようにしたが、操作力を検出可能な操作子を用い
操作子をさらに強く押したときにパラメータ値を設定するようにしたり、所定時
間以内に操作しなくても単に同じ操作子を続けて操作したときにはパラメータ値
を設定するようにしても良い。 【0027】 また、上記実施例では、選択操作子によるパラメータ値設定をパラメータが増
加する方向のみにしたが、減少する方向でもよいし、操作の仕方によって増加/
減少を制御するようにしてもよい(例えばパラメータ選択操作後、所定時間以内
に1回操作したら増加、2回操作したら減少するように制御する)。 【0028】 なお、上記実施例では電子楽器について説明したが、この発明は電子楽器に限
らずゲーム機器、オーディオ機器および各種電子制御装置を含むコンピュータ機
器等の電子機器一般に適用可能である。 【0029】 【発明の効果】 以上説明したように、本発明においては、パラメータ値入力操作子により設定
値を入力できるだけでなく、パラメータ選択操作子による選択操作後に同じ選択
操作子をさらに操作することによってパラメータの値を設定できるため、1つの
操作子のみの操作によりパラメータの設定が可能となり、設定操作が容易で迅速
に行うことができる。従って例えば電子楽器に適用した場合には、演奏途中での
素早い操作によりパラメータの設定変更等が可能になり演奏の幅が広がる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明が適用される電子楽器のブロック回路図である。 【図2】 図1の電子楽器の操作パネルの説明図である。 【図3】 本発明に係るパラメータ設定手順を示すフローチャートである。 【図4】 図3のフローチャート中の選択スイッチ処理のルーチンを示すフロ
ーチャートである。 【図5】 図3のフローチャートにおけるタイマ割込ルーチンを示すフローチ
ャートである。 【符号の説明】 1:鍵盤、2:パネルスイッチ、3:ロータリーエンコーダ、4,5,6:検
出回路、7:表示回路、8:音源回路、11:RAM、12:ROM、13:C
PU、14:タイマ、16:LED表示器、17:インクリメントキー、18:
テンキー、19:ロータリーエンコーダ、20:デクリメントキー、21:LE
D、22:パラメータ選択操作子。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 複数種類のパラメータを設定可能な電子機器のパラメータ設定
    装置において、 前記複数種類のパラメータにそれぞれ対応した複数のパラメータ選択操作子で
    あって、いずれも対応するパラメータ種類を選択すべく操作されるものと、 所望のパラメータ値を入力するためのパラメータ値入力操作子と、 前記複数のパラメータ選択操作子のいずれかの操作により選択されたパラメー
    タ種類について前記パラメータ値入力操作子の操作に応じてパラメータ値を設定
    すると共に、前記複数のパラメータ選択操作子のいずれかの操作により選択され
    たパラメータ種類について該選択操作に係るパラメータ選択操作子の該選択操作
    の後の操作に応じてパラメータ値を設定する設定手段と を備えたことを特徴とする電子機器のパラメータ設定装置。

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