JP2541218Y2 - レンジフ−ド - Google Patents

レンジフ−ド

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JP2541218Y2
JP2541218Y2 JP1992074554U JP7455492U JP2541218Y2 JP 2541218 Y2 JP2541218 Y2 JP 2541218Y2 JP 1992074554 U JP1992074554 U JP 1992074554U JP 7455492 U JP7455492 U JP 7455492U JP 2541218 Y2 JP2541218 Y2 JP 2541218Y2
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JP
Japan
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range hood
air
end opening
filter
front edge
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JP1992074554U
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JPH0640744U (ja
Inventor
晃 清田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、レンジフ−ド本体の下
端開口部に通気フィルタ−部を設けてなり、汚れた空気
から油分や灰、ゴミ等が通気フィルタ−部において吸着
除去されるレンジフ−ドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、図8に示す如く、レンジフ−
ド本体(イ)の下端開口部(ロ)の前縁部分に内側下方
へ空気を吹き出す吹出口(ハ)を設け、同下端開口部
(ロ)にフィルタ−(ニ)を設けてなるレンジフ−ドは
知られている。該レンジフ−ドにおいては、レンジフ−
ド本体(イ)の背部下側に排気口(ホ)が設けられ、該
排気口(ホ)内には排気ファン(ヘ)が設けられてい
て、該排気ファン(ヘ)によってレンジフ−ド本体
(イ)内に吸引された空気が排気口(ホ)から屋外へと
排出されるものである。その際に、レンジフ−ド本体
(イ)の下端開口部(ロ)に設けられるフィルタ−
(ニ)によって、汚れた空気(煙)から油分や灰、ゴミ
等が吸着除去されるものである。
【0003】又、レンジフ−ド本体(イ)の背部上側に
吸気口(ト)が設けられ、該吸気口(ト)内には吸気フ
ァン(チ)が設けられていて、該吸気ファン(チ)によ
って屋外から吸気口(ト)内へと吸入された空気が、レ
ンジフ−ド本体(イ)の下端開口部(ロ)の前縁部分に
設けられる吹出口(ハ)より内側下方へと吹き出される
ものである。この場合、吹出口(ハ)から吹き出される
空気によって、排気されるべき汚れた空気がレンジフ−
ド本体(イ)の前方外側へ流出するのが防止されるもの
であり、同吹出口(ハ)から吹き出された空気は、汚れ
た空気と合流されてレンジフ−ド本体(イ)内に吸引さ
れるものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術においては、レンジフ−ド本体(イ)の広い下
端開口部(ロ)の全面にわたってフィルタ−(ニ)が設
けられているため、フィルタ−(ニ)を通過した空気
が、レジフ−ド本体(イ)内に広く拡散し、渦巻流を生
じて滞留し、排気口(ホ)へとスム−ズに案内され難い
ないものであった。又、吹出口(ハ)から吹き出された
空気が、直ちに、レンジフ−ド本体(イ)の下端開口部
(ロ)内にその前縁部分から吸引されてしまうため、空
気の流出を防止する効果が充分に発揮されず、しかも、
該下端開口部(ロ)の前縁部分から吸引された空気によ
って、上記レンジフ−ド本体(イ)内での渦巻流による
空気の滞留が助長されてしまうものであった。
【0005】本考案は、上記従来の技術における問題を
解決するために考案されたもので、すなわちその課題
は、レンジフ−ド本体の下端開口部の前縁部分における
空気の流出が確実に防止され、しかも、通気フィルタ−
部を通して集中的に空気が吸引されて、フィルタ−機能
が高められると共に、レンジフ−ド本体内での空気の流
れもスム−ズになるレンジフ−ドを提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案のレンジフード
は、レンジフード本体の下端開口部の前縁部分にのみ沿
って内側下方へ空気を吹き出す吹出口を設け、同下端開
口部をカバー板にて閉塞し、該カバー板の前縁を除く
側縁及び後縁の周縁部分に沿って通気フィルター部を
コ字型に配設してなり、この構成によって上記課題が解
決されたものである。
【0007】
【作用】本考案のレンジフードにおいては、レンジフー
ド本体の下端開口部の前縁部分に沿って内側下方へ空気
を吹き出す吹出口が設けられているため、該吹出口から
吹き出される空気によって、同下端開口部の前縁部分か
ら外側前方への空気の流出が防止されるものである。し
かも、同下端開口部がカバー板にて閉塞され、該カバー
板の前縁を除く周縁部分に通気フィルター部が配設され
ているため、該比較的面積の小さい通気フィルター部か
ら集中的に空気が吸引されて、フィルター機能が高めら
れると共に、レンジフード本体内での空気の流れもスム
ーズになるものである。又、上記吹出口から吹き出され
た空気が、直ちに、レンジフード本体の下端開口部内に
その前縁部分から吸引されることがないため、該吹出口
から吹き出される空気による空気流出防止効果が充分に
発揮されるものである。更には、下端開口部の前縁部分
にのみ沿って吹出口が設けられると共に、カバー板の前
縁を除く両側縁及び後縁の周縁部分に沿って通気フィル
ター部が略コ字型に配設されるので、下端開口部の略全
周を略ロ字型に囲むように吹出口及び通気フィルター部
が配置されることになり、該下端開口部から外側への空
気の流出が確実に防止され、しかも、略コ字型に配設さ
れる通気フィルター部から偏ることなく空気は吸引され
て、レンジフード本体内をスムーズに流れるものであ
る。
【0008】
【実施例】図1、図2、図3、図4に示すレンジフード
は、本考案の一実施例で、レンジフード本体1の下端開
口部2の前縁部分にのみ沿って内側下方へ空気を吹き出
す吹出口3を設け、同下端開口部2をカバー板4にて閉
塞し、該カバー板4の前縁を除く両側縁及び後縁の周縁
部分に沿って通気フィルター部5を略コ字型に配設して
なるものである。
【0009】該レンジフ−ドにおいては、レンジフ−ド
本体1が下方に拡大開口した箱形状で、該レンジフ−ド
本体1の背部下側に排気口6が設けられ、該排気口6内
には排気ファン7が設けられていて、該排気ファン7に
よってレンジフ−ド本体1内に吸引された空気が排気口
6から屋外へと排出されるものである。
【0010】又、レンジフ−ド本体1の背部上側に吸気
口8が設けられ、該吸気口8内には吸気ファン9が設け
られていて、該吸気ファン9によって屋外から吸気口8
内へと吸入された空気が、レンジフ−ド本体1の下端開
口部2の前縁部分に設けられる吹出口3より内側下方へ
と吹き出されるものである。この場合、吹出口3から吹
き出される空気によって、排気されるべき汚れた空気が
レンジフ−ド本体1の外側へ流出するのが防止されるも
のであり、同吹出口3から吹き出された空気は、汚れた
空気と合流されてレンジフ−ド本体1内に吸引されるも
のである。
【0011】レンジフ−ド本体1の下端開口部2はカバ
−板4にて閉塞されており、該カバ−板4の上方には補
助フィルタ−10が設けられている。該補助フィルタ−10
は、細目の金網、或いは、不燃性シ−トに多数の貫通小
孔を穿設したもの等によって形成されており、該補助フ
ィルタ−10とカバ−板4とは、上方程縮小径となった筒
状の傾斜壁材11を介し相互に間隔をあけて、一体にフィ
ルタ−部材12として組み立てられている。又、カバ−板
4は金属板でなり、その前縁を除く周縁部分には、複数
のスリット13にて形成される通気フィルタ−部5が配設
されている。
【0012】又、上記フィルタ−部材12は、レンジフ−
ド本体1の下端開口部2の内周に取り付けられている
が、この場合、図4に示す如く、補助フィルタ−10の周
縁部分を保持する開口枠材14と、カバ−板4の周縁部分
を保持する開口枠材14とが、傾斜壁材11にて結合一体化
されてフィルタ−部材12が形成され、その際、傾斜壁材
11の上縁部及び下縁部が、上下の開口枠材14に形成され
る凹溝部15に各々嵌合固着されている。又、下側の開口
枠材14には外方へ突出した係止鍔部16が形成されてお
り、該係止鍔部16がレンジフ−ド本体1の下端開口部2
の内周に形成される凹段部17に嵌合固着されることによ
って、同内周に上記フィルタ−部材12が取り付けられて
おり、該フィルタ−部材12は簡単に取り付け取り外され
得るものである。
【0013】したがって、該実施例のレンジフ−ドにお
いては、レンジフ−ド本体1の下端開口部2の前縁部分
に内側下方へ空気を吹き出す吹出口3が設けられている
ため、該吹出口3から吹き出される空気によって、同下
端開口部2の前縁部分から外側への空気の流出が防止さ
れるものである。しかも、同下端開口部2がカバ−板4
にて閉塞され、該カバ−板4の前縁を除く周縁部分に通
気フィルタ−部5が配設されているため、該比較的面積
の小さい通気フィルタ−部5から集中的に空気が吸引さ
れて、フィルタ−機能が高められると共に、レンジフ−
ド本体1内での空気の流れもスム−ズになるものであ
る。この場合、通気フィルタ−部5と補助フィルタ−10
の二重のフィルタ−によって、油分や灰、ゴミ等の汚れ
が確実に吸着除去され、しかも、両者間の傾斜壁材11の
内面に沿って空気が集束されながら上昇し、該集束され
た空気は滞留することなくスム−ズに排気口6へと案内
されるものである。又、上記吹出口3から吹き出された
空気が、直ちに、レンジフ−ド本体1の下端開口部2内
にその前縁部分から吸引されることがないため、該吹出
口3から吹き出される空気による空気流出防止効果が充
分に発揮されるものである。
【0014】更に、該実施例においては、下端開口部2
の前縁部分にのみ沿って吹出口3が設けられると共に、
カバー板4の前縁を除く両側縁及び後縁の周縁部分に沿
って通気フィルター部5が略コ字型に配設されるので、
下端開口部2の略全周を略ロ字型に囲むように吹出口3
及び通気フィルター部5が配置されることになり、該下
端開口部2から外側への空気の流出が確実に防止され、
しかも、略コ字型に配設される通気フィルター部5から
偏ることなく空気は吸引されて、レンジフード本体1内
をスムーズに流れるものである。又、該実施例において
は、図5に示す如く、通気フィルター部5の各スリット
13を、フィルター部材12の傾斜壁材11の内面に対向する
ように傾斜させても良いものであり、この場合は、同ス
リット13を通過した空気が傾斜壁材11の内面に確実に沿
うようになると共に、該傾斜壁材11の内面に汚れが付着
し易くなって補助的な汚れ除去効果が発揮されるもので
ある。
【0015】なお、本考案のレンジフ−ドにおいては、
図6、図7に示す実施例の如きであっても良いものであ
る。すなわち、該実施例のレンジフ−ドにおいては、上
記実施例の如き補助フィルタ−10が設けられることな
く、通気フィルタ−部5を有するカバ−板4だけが設け
られており、該カバ−板4の通気フィルタ−部5は金網
によって形成されている。
【0016】
【考案の効果】上述の如く、本考案のレンジフードにお
いては、レンジフード本体の下端開口部の前縁部分に沿
って内側下方へ空気を吹き出す吹出口が設けられている
ため、該吹出口から吹き出される空気によって外側前方
への空気の流出が防止され、しかも、同下端開口部がカ
バー板にて閉塞され、該カバー板の前縁を除く周縁部分
に通気フィルター部が配設されているため、該比較的面
積の小さい通気フィルター部から集中的に空気が吸引さ
れて、フィルター機能が高められると共にレンジフード
本体内での空気の流れもスムーズになり、又、上記吹出
口から吹き出された空気が、直ちに、レンジフード本体
の下端開口部内に吸引されることがないため、該吹出口
から吹き出される空気による空気流出防止効果が充分に
発揮されるものである。更には、下端開口部の略全周を
略ロ字型に囲むように吹出口及び通気フィルター部が配
置されることになるので、該下端開口部から外側への空
気の流出が確実に防止され、しかも、略コ字型に配設さ
れる通気フィルター部から偏ることなく空気は吸引され
て、レンジフード本体内をスムーズに流れるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例であるレンジフ−ドを示す概
略断面図である。
【図2】同レンジフ−ドの外観斜視図である。
【図3】同実施例におけるフィルタ−部分を示す斜視図
である。
【図4】同フィルタ−部分の取り付け状態を示す要部断
面図である。
【図5】同実施例におけるフィルタ−部分の別形態を示
す要部断面図である。
【図6】別の実施例であるレンジフ−ドを示す概略断面
図である。
【図7】同実施例におけるカバ−板を示す斜視図であ
る。
【図8】本考案の従来例であるレンジフ−ドを示す概略
断面図である。
【符号の説明】
1 レンジフ−ド本体 2 下端開口部 3 吹出口 4 カバ−板 5 通気フィルタ−部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンジフード本体の下端開口部の前縁部
    分にのみ沿って内側下方へ空気を吹き出す吹出口を設
    け、同下端開口部をカバー板にて閉塞し、該カバー板の
    前縁を除く両側縁及び後縁の周縁部分に沿って通気フィ
    ルター部を略コ字型に配設してなるレンジフード。
JP1992074554U 1992-10-26 1992-10-26 レンジフ−ド Expired - Lifetime JP2541218Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992074554U JP2541218Y2 (ja) 1992-10-26 1992-10-26 レンジフ−ド

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JP1992074554U JP2541218Y2 (ja) 1992-10-26 1992-10-26 レンジフ−ド

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Publication Number Publication Date
JPH0640744U JPH0640744U (ja) 1994-05-31
JP2541218Y2 true JP2541218Y2 (ja) 1997-07-16

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ID=13550575

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101486593B1 (ko) * 2009-02-20 2015-01-26 엘지전자 주식회사 후드겸용 전자레인지

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10208488A1 (de) * 2002-02-27 2003-09-04 Bsh Bosch Siemens Hausgeraete Abzugshaube und Verfahren zur Absaugung und/oder Aufreinigung kontaminierter Trägerstoffe

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JPS62156738U (ja) * 1986-03-27 1987-10-05
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