JP2541126B2 - BiCMOS集積回路の製造方法 - Google Patents

BiCMOS集積回路の製造方法

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JP2541126B2 JP5273346A JP27334693A JP2541126B2 JP 2541126 B2 JP2541126 B2 JP 2541126B2 JP 5273346 A JP5273346 A JP 5273346A JP 27334693 A JP27334693 A JP 27334693A JP 2541126 B2 JP2541126 B2 JP 2541126B2
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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はBiCMOS集積回路の
製造方法に関し、特にLDD構造MOSトランジスタお
よびバイポーラ・トランジスタを有するBiCMOS集
積回路の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図5(a),(b)〜図9は、従来報告
されているこの種のBiCMOS集積回路の製造方法に
ついて説明するための断面図である。
【0003】まず、図5(a)に示すように、P型シリ
コン基体1表面にN+ 型埋込領域3−1,3−2及びP
+ 型埋込領域4−1,4−2を形成するためのイオン注
入を行なったのち厚さ1〜3μmのN型エピタキシャル
層2を形成する。次にP型ウェル領域6−1,6−2お
よびコレクタ部N型拡散層5を形成した後、全面にパッ
ド酸化膜7,窒化シリコン膜8を順次に形成し、パター
ニング用のフォトレジスト膜9を形成し、窒化シリコン
膜8を所定形状にパターニングする。
【0004】フォトレジスト膜9を除去し、熱酸化を行
ない、図5(b)に示すように、フィールド酸化膜10
を形成する。P型ウェル領域6−1,6−2は下方に延
びて6−1a,6−2aのようになり、それぞれP+
埋込領域4−1,4−2と接触する。
【0005】このようにしてシリコン半導体基板の表面
部にフィールド酸化膜10でnMOSトランジスタ形成
領域11,pMOSトランジスタ形成領域12、ベース
形成領域13−1,コレクタコンタクト形成領域13−
2が区画される。なお、バイポーラ・トランジスタ形成
領域のN型エピタキシャル層2−1はP+ 型ウェル領域
6−1a,6−2aおよびP型シリコン基体1で囲ま
れ、PN接合で分離される。次に、ゲート酸化膜14を
形成し、多結晶シリコン膜15,タングステンシリサイ
ド膜16を堆積し、パターニングすることにより、nM
OSトランジスタ形成領域11,pMOSトランジスタ
形成領域12上にそれぞれポリサイド構造の第1のゲー
ト電極Gnおよび第2のゲート電極Gpを形成する。
【0006】次に、図6(a)に示すように、フォトレ
ジスト膜17を形成し、nMOSトランジスタ形成領域
11の表面部に、第1のゲート電極Gnと自己整合する
一対の低濃度N型ソース・ドレイン領域18−1,18
−2を形成するためのイオン注入を行なう。次に、図6
(b)に示すように、フォトレジスト膜19を形成し、
イオン注入を行ないpMOSトランジスタ形成領域12
の表面部に第2のゲート電極Gpと自己整合する一対の
低濃度P型ソース・ドレイン領域、ベース形成領域13
−1の表面部にP型ベース層21をそれぞれ形成するた
めのボロンイオンの注入(加速エネルギー15keV,
注入量4×1013cm-2)を行なう。
【0007】次に、図7(a)に示すように、MOSト
ランジスタのスペーサとなる酸化シリコンなどの絶縁膜
22をCVD法等により堆積し、フォトリソグラフィ
ー、エッチング技術により、絶縁膜22、及びゲート酸
化膜14を除去してP型ベース層21およびコレクタ部
N型拡散層5にそれぞれ達する第1の開口C1および第
2の開口C2を形成し、続いて、バイポーラ・トランジ
スタのエミッタ電極となる多結晶シリコン膜23をCV
D法により厚さ100〜200nm堆積し、ポリシリコ
ン膜23中に高濃度N型不純物、例えばAsを加速エネ
ルギー50keV,注入量5×1015〜1×1016cm
-2で導入し、900〜950℃の熱処理を加え、N+
のエミッタ拡散層24およびコレクタコンタクト層25
をそれぞれ形成する。
【0008】次に、エッチング技術により、図7(b)
に示すように、エミッタ電極27、およびコレクタ電極
28を形成する。続いて、上述した絶縁膜22をエッチ
バックし、図8(a)に示すように、第1,第2のゲー
ト電極Gn、Gp側壁にスペーサ29をそれぞれ形成す
る。次に、図8(b)に示すように、フォトレジスト膜
30を形成し、nMOSトランジスタ形成領域の表面部
にスペーサ29と自己整合して一対の高濃度N型ソース
・ドレイン領域31−1,31−2を形成するためのイ
オン注入を行なう。次に、図9に示すように、フォトレ
ジスト膜32を形成し、pMOSトランジスタ形成領域
の表面部に第2のゲート電極と自己整合する一対の高濃
度P型ソース・ドレイン領域33−1,33−2および
ベース形成領域に外部ベース領域33−3を形成するた
めのイオン注入を行なう。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この従来のBiCMO
S集積回路の製造方法は、バイポーラ・トランジスタの
エミッタ電極およびコレクタ電極とCMOSのスペーサ
とを独立の工程で形成するので製造工程が長くなるとい
う問題がある。また、外部ベース領域を形成する際に外
部ベースに近接するエミッタ電極19中に不純物が入ら
ぬように、マスクを重ね合わせる必要がある。
【0010】このマスク重ね合わせ精度を考慮すると、
外部ベース領域とエミッタ拡散層の距離を大きくせねば
ならず、結果として、ベース抵抗の増大及びトランジス
タ面積の増大を招くという問題もある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のBiCMOS集
積回路の製造方法は、半導体基板の表面部に形成された
素子分離絶縁構造体で第1導電型MOSトランジスタ形
成領域、第2導電型MOSトランジスタ形成領域、ベー
ス形成領域および前記ベース形成領域近傍のコレクタコ
ンタクト形成領域を区画し前記ベース形成領域およびコ
レクタコンタクト形成領域を含みPN接合で囲まれたバ
イポーラ・トランジスタ形成領域を区画する工程と、前
記第1導電型MOSトランジスタ形成領域、第2導電型
MOSトランジスタ形成領域、ベース形成領域およびコ
レクタコンタクト形成領域の表面にそれぞれゲート絶縁
膜を形成し、前記第1導電型MOSトランジスタ形成領
域および第2導電型MOSトランジスタ形成領域上に前
記ゲート絶縁膜を介してそれぞれ第1のゲート電極およ
び第2のゲート電極を形成し、前記第1導電型MOSト
ランジスタ形成領域に前記第1のゲート電極と自己整合
する一対の低濃度第1導電型ソース・ドレイン領域を形
成し、前記第2導電型MOSトランジスタ形成領域に前
記第2のゲート電極と自己整合する一対の低濃度第2導
電型ソース・ドレイン領域ならびに前記ベース形成領域
に第2導電型ベース層を形成する工程と、全面に絶縁膜
を堆積したのち前記第2導電型ベース層に達する第1の
開口および前記コレクタコンタクト形成領域の表面に達
する第2の開口を形成し、全面に多結晶シリコン膜を堆
積し、前記第2導電型MOSトランジスタ形成領域上お
よびバイポーラ・トランジスタ形成領域上を被覆し前記
第1導電型MOSトランジスタ形成領域とその周辺部を
露出させる第1のマスクを設けて前記多結晶シリコン膜
を除去し前記絶縁膜を異方性エッチングにより選択的に
除去して前記第1のゲート電極の側壁に第1のスペーサ
を形成したのちイオン注入を利用して前記第1導電型M
OSトランジスタ形成領域に前記第1のスペーサと自己
整合する一対の高濃度第1導電型ソース・ドレイン領域
を形成するとともに前記多結晶シリコン膜に第1導電型
不純物を導入する工程と、前記第1導電型MOSトラン
ジスタ形成領域とその周辺部、前記第1の開口とその周
辺部および前記第2の開口とその周辺部をそれぞれ被覆
する第2のマスクを設けて前記多結晶シリコン膜を除去
し前記絶縁膜を異方性エッチングにより選択的に除去し
て前記第2のゲート電極の側壁に第2のスペーサを形成
するとともにエミッタ電極およびコレクタ電極を形成す
る工程と、イオン注入を利用して前記第2導電型MOS
トランジスタ形成領域に前記第2のスペーサと自己整合
する一対の高濃度第2導電型ソース、ドレイン領域を前
記ベース形成領域に前記エミッタ電極と自己整合する外
部ベース領域をそれぞれ形成する工程とを含むというも
のである。
【0012】
【実施例】本発明について図面を参照して説明する。図
1(a),(b)〜図4は、本発明の一実施例の説明の
ための断面図である。pMOSトンジスタ,nMOSト
ランジスタならびに縦型NPNバイポーラ・トランジス
タを同一チップに集積して形成する場合について説明す
る。
【0013】図1(a),(b)に示すように、従来の
技術の項で説明したのと同様にして、P型シリコン基体
1、N型エピタキシャル層2、N+ 型埋込領域3−1,
3−2、P+ 型埋込領域4−1,4−2、P型ウェル領
域6−1a,6−2aを有するシリコン半導体基板の表
面部に形成された素子分離絶縁構造体(フィールド酸化
膜10)でnMOSトランジスタ形成領域11、pMO
Sトランジスタ形成領域12、ベース形成領域13−1
およびベース形成領域13−1近傍のコレクタコンタク
ト形成領域13−2を区画しベース形成領域13−1お
よびコレクタコンタクト形成領域13−2を含みPN接
合で囲まれたNPNトランジスタ形成領域を区画する。
次に、nMOSトランジスタ形成領域11,pMOSト
ランジスタ形成領域12,ベース形成領域13−1およ
びコレクタコンタクト形成領域13−2の表面にそれぞ
れゲート酸化膜14を形成し、nMOSトランジスタ形
成領域11およびpMOSトランジスタ形成領域12上
にゲート酸化膜14を介してそれぞれ第1のゲート電極
Gnおよび第2のゲート電極Gpを形成し、図2(a)
に示すように、nMOSトランジスタ形成領域11に第
1のゲート電極Gnと自己整合する一対の低濃度N型ソ
ース・ドレイン領域18−1,18−2を形成し、図2
(b)に示すように、pMOSトランジスタ形成領域に
第2のゲート電極Gpと自己整合する一対の低濃度P型
ソース・ドレイン領域20−1,20−2ならびにベー
ス形成領域13−1にP型ベース層21を形成する。次
に、図3(a)に示すように、全面に絶縁膜22を堆積
したのちP型ベース層21に達する第1の開口C1およ
びコレクタコンタクト形成領域5の表面に達する第2の
開口C2を形成し、全面にN型にドーピングされた多結
晶シリコン膜23を堆積し第1の開口部C1にエミッタ
拡散層24を第2の開口部C2にコレクタコンタクト層
25をそれぞれ形成する。ここまでは、従来の技術の項
で図5(a),(b)〜図7(a)を参照して説明した
のと全く同じである。多結晶シリコン膜にN型不純物を
導入するのは、CVD法による堆積中でもよい。また、
このドーピングはここで行なうのか好ましいが、必ずし
もその必要はなくそのときは、エミッタ拡散層24、コ
レクタコンタクト層25は未だ形成されない。
【0014】図3(b)に示すように、nMOSトラン
ジスタ形成領域とその周辺部の多結晶シリコン膜23を
エッチング技術により除去し、続いて、その下層の絶縁
膜23を選択性の異方性エッチし、第1のゲート電極側
壁にスペーサ29を形成する。その後、イオン注入法に
より例えばAsを加速エネルギー50keV,注入量3
×1015cm-2(前述の多結晶シリコン膜のドーピング
と同じ条件)程度導入して第1のゲート電極と自己整合
してnMOSトランジスタ形成領域の表面部に一対の高
濃度N型ソース・ドレイン領域31−1,31−2を形
成する。このとき、pMOSトランジスタ形成領域およ
びバイポーラ・トランジスタ形成領域上を覆う多結晶シ
リコン膜23にヒ素がドーピングされる。従って、前述
したように、図3(a)に対応する工程で多結晶シリコ
ン膜23にドーピングを行なわなくても、ここでエミッ
タ拡散層24、コレクタコンタクト層25を形成するこ
とができる。
【0015】次に、図4に示すように、pMOSトラン
ジスタの高濃度P型ソース・ドレイン領域を形成すべ
く、例えばフォトリソグラフィ技術によりフォトレジス
ト膜34でnMOSトランジスタ形成領域、エミッタ電
極部およびコレクタ電極部を覆い、エッチング技術を用
いて、多結晶シリコン膜を選択的に除去する。選択性の
異方性エッチにより第2のゲート電極Gpの側壁にスペ
ーサ35を形成する。これによりpMOSトランジスタ
形成領域に残存するポリシリコン膜及び絶縁膜の除去と
エミッタ電極27、コレクタ電極28の形成が終る。続
いて、イオン注入法により、pMOSトランジスタの高
濃度P型ソース・ドレイン領域33−1,33−2およ
び外部ベース領域を33−3を形成する。
【0016】その後、従来の技術と同様に層間絶縁膜の
形成、コンタクト孔の形成電極形成工程を経て、本実施
例のBiCMOS LSIチップを得る。なお本実施例
では、コレクタ電極に多結晶シリコン膜を用いたがコレ
クタ電極には多結晶シリコン電極を用いずに、金属電極
を直接接続することも可能である。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、バイポー
ラ・トランジスタのエミッタ電極用の多結晶シリコン膜
のパターニング時にLDD構造MOSトランジスタのゲ
ート電極側壁のスペーサを形成するための異方性エッチ
ングを行なうことにより、従来行われていたエミッタ電
極のパターニングと独立に行なう異方性エッチング工程
が不要となり、製造工程が短縮される効果がある。
【0018】さらに、バイポーラ・トランジスタの外部
ベース領域の形成をエミッタ電極をマスクとして前述し
たバイポーラ・トランジスタのベース領域と同一導電型
のLDD構造MOSトランジスタの高濃度ソース・ドレ
イン領域の形成のためのイオン注入を利用して形成でき
るのでエミッタ電極に対し、外部ベース領域を自己整合
して形成することができる。その結果、マスク重ね合わ
せ精度を考慮する必要がなく、バイポーラ・トランジス
タの微細化、ベース抵抗の低減が可能となる効果もあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の説明のため(a),
(b)に分図して示す工程順断面図である。
【図2】図1に対応する工程の次工程の説明のため
(a),(b)に分図して示す工程順断面図である。
【図3】図2に対応する工程の次工程の説明のため
(a),(b)に分図して示す工程順断面図である。
【図4】図3に対応する工程の次工程の説明のための断
面図である。
【図5】従来の技術の説明のため(a),(b)に分図
して示す工程順断面図である。
【図6】図5に対応する工程の次工程の説明のため
(a),(b)に分図して示す工程順断面図である。
【図7】図6に対応する工程の次工程の説明のため
(a),(b)に分図して示す工程順断面図である。
【図8】図7に対応する工程の次工程の説明のため
(a),(b)に分図して示す工程順断面図である。
【図9】図8に対応する工程の次工程の説明のための断
面図である。
【符号の説明】
1 P型シリコン基体 2 N型エピタキシャル層 3−1,3−2 N+ 型埋込領域 4−1,4−2 P+ 型埋込領域 21 P型ベース層 22 絶縁膜 23 多結晶シリコン膜 24 N+ 型のエミッタ拡散層 25 N+ 型のコレクタコンタクト層 26 フォトレジスト膜 27 エミッタ電極 28 コレクタ電極 29 スペーサ 30 フォトレジスト膜 31−1,31−2 高濃度N型ソース・ドレイン領
域 32 フォトレジスト膜 33−1,33−2 高濃度P型ソース・ドレイン領
域 33−3 P+ 型の外部ベース領域 34 フォトレジスト膜 35 スペーサ 5 コレクタ外部N型拡散層 6−1,6−1a,6−2,6−2a P型ウェル領
域 7 パッド酸化膜 8 窒化シリコン膜 9 フォトレジスト膜 10 フィールド酸化膜 11 nMOSトランジスタ形成領域 12 pMOSトランジスタ形成領域 13−1 ベース形成領域 13−2 コレクタコンタクト領域 14 ゲート絶縁膜 15 多結晶シリコン膜 16 タングステンシリサイド膜 17 フォトレジスト膜 18−1,18−2 低濃度N型ソース・ドレイン領
域 19 フォトレジスト膜 20−1,20−2 低濃度P型ソース・ドレイン領

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の表面部に形成された素子分
    離絶縁構造体で第1導電型MOSトランジスタ形成領
    域、第2導電型MOSトランジスタ形成領域、ベース形
    成領域および前記ベース形成領域近傍のコレクタコンタ
    クト形成領域を区画し前記ベース形成領域およびコレク
    タコンタクト形成領域を含みPN接合で囲まれたバイポ
    ーラ・トランジスタ形成領域を区画する工程と、前記第
    1導電型MOSトランジスタ形成領域、第2導電型MO
    Sトランジスタ形成領域、ベース形成領域およびコレク
    タコンタクト形成領域の表面にそれぞれゲート絶縁膜を
    形成し、前記第1導電型MOSトランジスタ形成領域お
    よび第2導電型MOSトランジスタ形成領域上に前記ゲ
    ート絶縁膜を介してそれぞれ第1のゲート電極および第
    2のゲート電極を形成し、前記第1導電型MOSトラン
    ジスタ形成領域に前記第1のゲート電極と自己整合する
    一対の低濃度第1導電型ソース・ドレイン領域を形成
    し、前記第2導電型MOSトランジスタ形成領域に前記
    第2のゲート電極と自己整合する一対の低濃度第2導電
    型ソース・ドレイン領域ならびに前記ベース形成領域に
    第2導電型ベース層を形成する工程と、全面に絶縁膜を
    堆積したのち前記第2導電型ベース層に達する第1の開
    口および前記コレクタコンタクト形成領域の表面に達す
    る第2の開口を形成し、全面に多結晶シリコン膜を堆積
    し、前記第2導電型MOSトランジスタ形成領域上およ
    びバイポーラ・トランジスタ形成領域上を被覆し前記第
    1導電型MOSトランジスタ形成領域とその周辺部を露
    出させる第1のマスクを設けて前記多結晶シリコン膜を
    除去し前記絶縁膜を異方性エッチングにより選択的に除
    去して前記第1のゲート電極の側壁に第1のスペーサを
    形成したのちイオン注入を利用して前記第1導電型MO
    Sトランジスタ形成領域に前記第1のスペーサと自己整
    合する一対の高濃度第1導電型ソース・ドレイン領域を
    形成するとともに前記多結晶シリコン膜に第1導電型不
    純物を導入する工程と、前記第1導電型MOSトランジ
    スタ形成領域とその周辺部、前記第1の開口とその周辺
    部および前記第2の開口とその周辺部をそれぞれ被覆す
    る第2のマスクを設けて前記多結晶シリコン膜を除去し
    前記絶縁膜を異方性エッチングにより選択的に除去して
    前記第2のゲート電極の側壁に第2のスペーサを形成す
    るとともにエミッタ電極およびコレクタ電極を形成する
    工程と、イオン注入を利用して前記第2導電型MOSト
    ランジスタ形成領域に前記第2のスペーサと自己整合す
    る一対の高濃度第2導電型ソース・ドレイン領域を前記
    ベース形成領域に前記エミッタ電極と自己整合する外部
    ベース領域をそれぞれ形成する工程とを含むことを特徴
    とするBiCMOS集積回路の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記第1導電型はN型であり、前記第2
    導電型はP型である請求項1記載のBiCMOS集積回
    路の製造方法。
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