JP2540652Y2 - 汚濁防止フェンス - Google Patents
汚濁防止フェンスInfo
- Publication number
- JP2540652Y2 JP2540652Y2 JP8409491U JP8409491U JP2540652Y2 JP 2540652 Y2 JP2540652 Y2 JP 2540652Y2 JP 8409491 U JP8409491 U JP 8409491U JP 8409491 U JP8409491 U JP 8409491U JP 2540652 Y2 JP2540652 Y2 JP 2540652Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- sheet
- pollution prevention
- prevention fence
- float
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Cleaning Or Clearing Of The Surface Of Open Water (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は水中に布設して汚濁水の
拡散等を防止するための汚濁防止フェンスに関する。
拡散等を防止するための汚濁防止フェンスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の汚濁防止フェンスはフロートに一
枚のシート状膜を垂下したものであった。しかしながら
フロートに設けられたシート状膜は波浪等により破損す
る欠点があった。
枚のシート状膜を垂下したものであった。しかしながら
フロートに設けられたシート状膜は波浪等により破損す
る欠点があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案者は、これら従
来のように波浪等によってもシート状膜が破損しない方
法について種々研究を重ねた結果、本考案を完成するに
至った。
来のように波浪等によってもシート状膜が破損しない方
法について種々研究を重ねた結果、本考案を完成するに
至った。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本考案はフロ
ートに設けられた上部シート状膜と下部シート状膜とを
水面近傍部において連結具によって遊動状態にして一体
としたことを特徴とする汚濁防止フェンスである。
ートに設けられた上部シート状膜と下部シート状膜とを
水面近傍部において連結具によって遊動状態にして一体
としたことを特徴とする汚濁防止フェンスである。
【0005】次に本考案の汚濁防止フェンスについて図
面を参照しながら詳細に説明する。図1は本考案に係る
汚濁防止フェンスの正面図である。フロート1に上部シ
ート状膜2を垂設し、該上部シート状膜2の下端部に多
数の連結具3によって下部シート状膜4の上部とを連合
し一枚のシート状膜を構成する。
面を参照しながら詳細に説明する。図1は本考案に係る
汚濁防止フェンスの正面図である。フロート1に上部シ
ート状膜2を垂設し、該上部シート状膜2の下端部に多
数の連結具3によって下部シート状膜4の上部とを連合
し一枚のシート状膜を構成する。
【0006】上部シート状膜2と下部シート状膜4との
連合部は汚濁防止フェンスを水中に布設したときに水面
下50cm〜2m程度の位置が好ましい。
連合部は汚濁防止フェンスを水中に布設したときに水面
下50cm〜2m程度の位置が好ましい。
【0007】上部シート状膜2および下部シート状膜4
は、シート膜あるいはメッシュ状膜のいずれでも使用で
きる。そしてこれらは例えば上部シート状膜2がシート
膜で構成され、下部シート状膜4がメッシュ状膜で構成
されている場合、あるいは上部シート状膜2がメッシュ
状膜で構成され、下部シート状膜4がシート膜で構成さ
れていてもよい。さらには両者がシート状膜あるいはメ
ッシュ状膜であってもよい。
は、シート膜あるいはメッシュ状膜のいずれでも使用で
きる。そしてこれらは例えば上部シート状膜2がシート
膜で構成され、下部シート状膜4がメッシュ状膜で構成
されている場合、あるいは上部シート状膜2がメッシュ
状膜で構成され、下部シート状膜4がシート膜で構成さ
れていてもよい。さらには両者がシート状膜あるいはメ
ッシュ状膜であってもよい。
【0008】連結具としては特に制限されるものではな
く種々の構造のものが使用できる。ただし連結具で連合
した部分で少なくとも下部シート状膜4が折れ曲がるよ
うな遊動状態となることが好ましい。また下部シート状
膜4の下端部には平板状の重錘5を設けることが好まし
い。
く種々の構造のものが使用できる。ただし連結具で連合
した部分で少なくとも下部シート状膜4が折れ曲がるよ
うな遊動状態となることが好ましい。また下部シート状
膜4の下端部には平板状の重錘5を設けることが好まし
い。
【0009】本考案の汚濁防止フェンスの幅は一ユニツ
トが例えば1m〜20m程度のものを調製し施工目的に
合わせて適宜選択して使用すればよい。また20m幅の
ように幅が広い場合は、フロート1は小型のものを複数
個設けて垂下させることもできる。これらの汚濁防止フ
ェンスは多数連接して設けることによって所期の目的が
達成される。
トが例えば1m〜20m程度のものを調製し施工目的に
合わせて適宜選択して使用すればよい。また20m幅の
ように幅が広い場合は、フロート1は小型のものを複数
個設けて垂下させることもできる。これらの汚濁防止フ
ェンスは多数連接して設けることによって所期の目的が
達成される。
【0010】
【考案の効果】本考案によれば垂下膜が上部シート状膜
2と下部シート状膜4に分割され、且つその連合部が遊
動状態に連結されているので仮に高い波浪等によっても
下部シート状膜4は連結具3部を基点として遊動状態を
示すために直接フロート1と上部シート状膜2との連結
部分に力が集中しないので、この部分で破損することを
防止することができる。
2と下部シート状膜4に分割され、且つその連合部が遊
動状態に連結されているので仮に高い波浪等によっても
下部シート状膜4は連結具3部を基点として遊動状態を
示すために直接フロート1と上部シート状膜2との連結
部分に力が集中しないので、この部分で破損することを
防止することができる。
【0011】
図1は本考案の汚濁防止フェンスの正面図である。 1 フロート 2 上部シート状膜 3 連結具 4 下部シート状膜 5 重錘
Claims (1)
- 【請求項1】 フロートに設けられた上部シート状膜と
下部シート状膜とを水面近傍部において連結具によって
遊動状態にして一体としたことを特徴とする汚濁防止フ
ェンス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8409491U JP2540652Y2 (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | 汚濁防止フェンス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8409491U JP2540652Y2 (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | 汚濁防止フェンス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0743180U JPH0743180U (ja) | 1995-08-18 |
JP2540652Y2 true JP2540652Y2 (ja) | 1997-07-09 |
Family
ID=13820930
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8409491U Expired - Lifetime JP2540652Y2 (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | 汚濁防止フェンス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2540652Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015232202A (ja) * | 2014-06-09 | 2015-12-24 | 日本ソリッド株式会社 | 水中展張膜の係留方法 |
JP6497694B2 (ja) * | 2014-10-23 | 2019-04-10 | 日本ソリッド株式会社 | 汚濁水の汚濁拡散防止方法 |
-
1991
- 1991-07-17 JP JP8409491U patent/JP2540652Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0743180U (ja) | 1995-08-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS5523266A (en) | Fence type oil collection/recovery device | |
JP2540652Y2 (ja) | 汚濁防止フェンス | |
JPH0730536B2 (ja) | 消波フェンス | |
JPH03115100U (ja) | ||
JP2515774Y2 (ja) | 汚濁防止膜 | |
JPH04122730U (ja) | 山留用鋼矢板 | |
JP3009911U (ja) | 目隠し板 | |
JPH044523Y2 (ja) | ||
JPH0211453Y2 (ja) | ||
ES2073823T3 (es) | Cinta avisadora. | |
JPS6136414A (ja) | 水質汚濁防止膜 | |
JPS625085Y2 (ja) | ||
JPS624583Y2 (ja) | ||
JP3080903U (ja) | 錘付きシート | |
JPH0340587Y2 (ja) | ||
JPH0519366Y2 (ja) | ||
JP3046454U (ja) | 和 瓦 | |
JPH0711134U (ja) | 除草用シート | |
JPH0217238Y2 (ja) | ||
JP2516310Y2 (ja) | 地下構築物 | |
RU99104901A (ru) | Способ повышения сейсмической стойкости здания | |
JPH0476870U (ja) | ||
JPS5855542U (ja) | 簡易野営具 | |
JPS6318059U (ja) | ||
JPH04110466U (ja) | 鋼製魚礁 |