JPH0211453Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0211453Y2 JPH0211453Y2 JP18175781U JP18175781U JPH0211453Y2 JP H0211453 Y2 JPH0211453 Y2 JP H0211453Y2 JP 18175781 U JP18175781 U JP 18175781U JP 18175781 U JP18175781 U JP 18175781U JP H0211453 Y2 JPH0211453 Y2 JP H0211453Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- membrane
- membranes
- underwater
- overlapping
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012528 membrane Substances 0.000 claims description 38
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 9
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 5
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Cleaning Or Clearing Of The Surface Of Open Water (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本校案は、各種汚濁水を処理するために使用す
る水中膜に関する。
る水中膜に関する。
従来、汚濁拡散防止方法として例えば一枚のシ
ート状物で囲繞する方法が提案されている。しか
しながら、かかる従来の1枚のシート状物からな
る汚濁拡散防止膜(以下汚濁拡散防止膜と称す
る)は、例えば設置した場所の水流が一時的に速
くなつたり、あるいは汚濁水の投入量が多くなつ
た場合、汚濁拡散防止膜に大きな抵抗が加わり、
そのため該汚濁拡散防止膜を懸吊するために設け
られたフロートが水中に没してしまつてり、また
汚濁拡散防止膜を固定しているアンカー部が切断
される等、種々の欠点があつた。
ート状物で囲繞する方法が提案されている。しか
しながら、かかる従来の1枚のシート状物からな
る汚濁拡散防止膜(以下汚濁拡散防止膜と称す
る)は、例えば設置した場所の水流が一時的に速
くなつたり、あるいは汚濁水の投入量が多くなつ
た場合、汚濁拡散防止膜に大きな抵抗が加わり、
そのため該汚濁拡散防止膜を懸吊するために設け
られたフロートが水中に没してしまつてり、また
汚濁拡散防止膜を固定しているアンカー部が切断
される等、種々の欠点があつた。
本考案者は、これら従来の欠点を解決すべく検
討を加えた結果、本考案を完成したものである。
討を加えた結果、本考案を完成したものである。
次に本考案を図面を参照しながら説明する。
第1図は本考案に係る水中膜の正面図である。
まずシート状膜Aの右側端部表面部にシート状膜
Bの左側端部を重ね合わせ、該重ね合わせ部3の
下方を遊動状態にして例えば上部を固着1する。
次にシート状膜Bの右側端部の裏面部にシート状
膜Cの左側端部を重ね合わせ、該重ね合わせ部3
を前記と同様にして固着1する。このようにして
シート状膜DおよびEの側端部をそれぞれ隣接す
るシート状膜と順次重ね合わせて連設し、そのと
き重ね合わせた状態は第2図に示したようにな
る。各シート状膜側端部の重ね合わせの程度は使
用目的、設置場所等の条件により適宜選択すれば
よい。第1図は5枚のシート状膜を使用した場合
について説明したが、これは単に本考案を説明す
るために例示したものであつて、使用場所等に合
わせて何枚でも連設できることは勿論である。
まずシート状膜Aの右側端部表面部にシート状膜
Bの左側端部を重ね合わせ、該重ね合わせ部3の
下方を遊動状態にして例えば上部を固着1する。
次にシート状膜Bの右側端部の裏面部にシート状
膜Cの左側端部を重ね合わせ、該重ね合わせ部3
を前記と同様にして固着1する。このようにして
シート状膜DおよびEの側端部をそれぞれ隣接す
るシート状膜と順次重ね合わせて連設し、そのと
き重ね合わせた状態は第2図に示したようにな
る。各シート状膜側端部の重ね合わせの程度は使
用目的、設置場所等の条件により適宜選択すれば
よい。第1図は5枚のシート状膜を使用した場合
について説明したが、これは単に本考案を説明す
るために例示したものであつて、使用場所等に合
わせて何枚でも連設できることは勿論である。
また他の重ね合わせ方法としては、第3図に示
すように、シート状膜Aの右側端部の表面部にシ
ート状膜Bの左側端部を重ね合わせ、次にシート
状膜Bの右側端部の表面部にシート状膜Cの左側
端部を重ね合わせ、さらにシート状膜DおよびE
のNO側端部を順次重ね合わせることもできる。
さらに第2図および第3図に示したような重ね合
わせ方法を適宜組合わせてもよい。
すように、シート状膜Aの右側端部の表面部にシ
ート状膜Bの左側端部を重ね合わせ、次にシート
状膜Bの右側端部の表面部にシート状膜Cの左側
端部を重ね合わせ、さらにシート状膜DおよびE
のNO側端部を順次重ね合わせることもできる。
さらに第2図および第3図に示したような重ね合
わせ方法を適宜組合わせてもよい。
各シート状膜の重ね合わせ部3の下部端末部や
中間部は適当な留具2,2′例えばアイレツトに
よつて離間可能に遊動連繋されている。ところで
シート状膜の重ね合わせ部分の連繞用の留具2,
2′の数は状況に応じて適宜増減が可能である。
中間部は適当な留具2,2′例えばアイレツトに
よつて離間可能に遊動連繋されている。ところで
シート状膜の重ね合わせ部分の連繞用の留具2,
2′の数は状況に応じて適宜増減が可能である。
本考案の水中膜は、これを目的とする箇所に設
置する場合丸形、円柱形等のフロートを上縁端部
に設けることによつて前記水中膜を好適に懸吊さ
せることができる。またクラリフアイヤー等に設
置する場合は例えばロープ等を用いて該装置の適
当な箇所に固定すれば必ずしもフロートは必要で
はない。
置する場合丸形、円柱形等のフロートを上縁端部
に設けることによつて前記水中膜を好適に懸吊さ
せることができる。またクラリフアイヤー等に設
置する場合は例えばロープ等を用いて該装置の適
当な箇所に固定すれば必ずしもフロートは必要で
はない。
本考案に係る水中膜は通常の状態下では各シー
ト状膜の側端部の重ね合わせ部3が密着状態にな
るため、該部分から汚濁水の漏出は実質的に阻止
される。しかし水流等が急激に変化し、例えば流
速が速くなり、水中膜に大きな抵抗がかかると前
記重ね合わせ部3が離間し、開口部4を形成する
ので、該部分より水が逃げて水中膜にかかる抵抗
を小さくすることができる。
ト状膜の側端部の重ね合わせ部3が密着状態にな
るため、該部分から汚濁水の漏出は実質的に阻止
される。しかし水流等が急激に変化し、例えば流
速が速くなり、水中膜に大きな抵抗がかかると前
記重ね合わせ部3が離間し、開口部4を形成する
ので、該部分より水が逃げて水中膜にかかる抵抗
を小さくすることができる。
従つて本考案に係る水中膜を使用すれば、海域
等が通常の状態下では、重ね合わせ部が密着状態
となつているため、、汚濁水の漏出は実質的に阻
止されるが、一旦何かの原因で流速が速くなり異
常圧がかかつた場合など、重ね合わせ部の下方が
離間し、開口部を形成するため、該開口部より水
が逃げて、水中膜にかかる抵抗を小さくすること
ができるため、該水中膜を破損することがないな
ど、実用的効果はきわめて大きいものである。
等が通常の状態下では、重ね合わせ部が密着状態
となつているため、、汚濁水の漏出は実質的に阻
止されるが、一旦何かの原因で流速が速くなり異
常圧がかかつた場合など、重ね合わせ部の下方が
離間し、開口部を形成するため、該開口部より水
が逃げて、水中膜にかかる抵抗を小さくすること
ができるため、該水中膜を破損することがないな
ど、実用的効果はきわめて大きいものである。
第1図は本考案にかかる水中膜の正面図を示
し、第2図は第1図A−A部の断面図を示し、第
3図はシート状膜の他の重ね合わせの状態を示す
状態図を示し、第4図はシート状膜の重ね合わせ
部分を留具によつて固定した場合の一例を示す状
態図であり、第5図は激流を逃がす様子を示した
状態図である。 A,B,C,D……シート状膜、1……固着、
2,2′……留具、3……重ね合わせ部、4……
開口部。
し、第2図は第1図A−A部の断面図を示し、第
3図はシート状膜の他の重ね合わせの状態を示す
状態図を示し、第4図はシート状膜の重ね合わせ
部分を留具によつて固定した場合の一例を示す状
態図であり、第5図は激流を逃がす様子を示した
状態図である。 A,B,C,D……シート状膜、1……固着、
2,2′……留具、3……重ね合わせ部、4……
開口部。
Claims (1)
- シート状膜の側端部を隣接するシート状膜の端
部と重ね合わせて、重ね合わせ部を形成し、該重
ね合わせ部の上部は固着すると共に、下部は離間
可能に遊動連繋しながら、各シート状膜を連設せ
しめたことを特徴とする水中膜。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18175781U JPS5885636U (ja) | 1981-12-08 | 1981-12-08 | 水中膜 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18175781U JPS5885636U (ja) | 1981-12-08 | 1981-12-08 | 水中膜 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5885636U JPS5885636U (ja) | 1983-06-10 |
JPH0211453Y2 true JPH0211453Y2 (ja) | 1990-03-23 |
Family
ID=29979521
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18175781U Granted JPS5885636U (ja) | 1981-12-08 | 1981-12-08 | 水中膜 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5885636U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010001724A (ja) * | 2008-05-19 | 2010-01-07 | Kajima Corp | 汚濁拡散防止装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6914103B2 (ja) * | 2017-05-31 | 2021-08-04 | 清水建設株式会社 | 貯留タンクの流出防止構造 |
-
1981
- 1981-12-08 JP JP18175781U patent/JPS5885636U/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010001724A (ja) * | 2008-05-19 | 2010-01-07 | Kajima Corp | 汚濁拡散防止装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5885636U (ja) | 1983-06-10 |
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