JP2540648B2 - クレセント錠 - Google Patents

クレセント錠

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JP2540648B2
JP2540648B2 JP2109816A JP10981690A JP2540648B2 JP 2540648 B2 JP2540648 B2 JP 2540648B2 JP 2109816 A JP2109816 A JP 2109816A JP 10981690 A JP10981690 A JP 10981690A JP 2540648 B2 JP2540648 B2 JP 2540648B2
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crescent
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lock
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久幸 坂口
憲一郎 伊藤
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MIWA ROTSUKU KK
WAI KEI KEI AAKITEKUCHURARU PURODAKUTSU KK
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MIWA ROTSUKU KK
WAI KEI KEI AAKITEKUCHURARU PURODAKUTSU KK
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は往復直線運動によってクレセントの施解錠
を行う、クレセント錠に関するものである。
〔従来技術及び発明が解決しようとする課題〕
クレセント錠は従来、見込み幅方向に隣接する障子の
一方、もしくは1枚の障子を建て入れた窓枠側に取り付
けられた受け金具と、他方側の障子に取り付けられ、こ
の受け金具に係合するクレセントとで対をなし、一般
に、例えば実公昭59−18037号等のようにクレセントに
軸を差し込んでこれに一体化するレバーハンドルの回動
操作によりクレセントを受け金具へ係合させ、または解
除する機構となっている。
この従来のクレセント錠は機構上,あるいは操作上、
どうしてもレバーハンドルが障子の召し合わせ部に露出
し、その状態が内観の通常の姿となっているためそれ自
身に窓本体に合致してデザインを施すにしても、レバー
ハンドルが窓の意匠の統一性を図る上でクレセントとと
もに障害物的な存在になっていると言える。
この発明は従来のクレセント錠が本質的に抱える、ハ
ンドルの露出による室内意匠への影響に着目してなされ
たもので、この問題を克服する機構のクレセント錠を新
規に提案しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明ではクレセントを軸支する台座の表面側からこ
れを覆うケースを往復直線運動自在に被せ、このケース
の往復動に伴い、リンク機構を利用してクレセントの回
転運動を生じさせることによりレバーハンドルを不在化
させると同時に、クレセントをケース内に収納し、従来
のクレセント錠特有の、露出に伴う視覚上の問題を克服
し、内観意匠の向上を図る。
クレセントは台座に軸支されると同時に、その鉤片の
他端側にリンクを構成する連結棒が連結され、その連結
棒の他端はケースの一部に連結される。
クレセントは連結棒やケースとともにリンクを構成
し、ケースの往復動と同時に連結棒の一端が往復動する
ことによってクランクとなって回動し、施解錠を行う。
ケースはクレセントを回動操作する、従来のレバーハ
ンドルに相当する。
〔実施例〕
以下本発明を一実施例を示す図面に基づいて説明す
る。
この発明のクレセント錠Aは第1図に示すように、図
示していない、室外側の縦框の見込み側面に取り付けら
れてある受け金具に係合するクレセント1と、室内側の
縦框Fの見込み側面に固定され、クレセント1を軸支す
る台座2と、台座2に対して往復直線運動、実施例では
上下動自在にその表面側から被せられるケース3と、ケ
ース3の一部とクレセント1の一端とに連結される連結
棒4とから構成され、ケース3を上下動させることによ
ってクレセント1を回動させ、その施錠,解錠を行うも
のである。
クレセント1は、受け金具側に形成される鉤片1aが第
1図に示すように施錠時の台座2の側面から突出し、解
錠時には第2図に示すように台座2内に収納された状態
となる位置に支軸5により軸支される。
台座2の側面の、鉤片1aが突出する部分には開口2aが
明けられる。
台座2の第1図,及びそのX−X線の断面である第3
図に示すようにクレセント1に干渉しない位置に形成さ
れるビスホール2bに表面側から框Fの背面に配置される
裏板6にネジ7を螺合することによって縦框Fに固定さ
れている。ビスホール2bはネジ7締め付け時のスペーサ
を兼ねる。
ケース3は第1図乃至第3図に示すように台座2の表
面側から表面と両側面を覆うように、且つ台座2に対し
て上下動自在に被せされ、その長さには台座2のそれに
往復動のストローク長を加えた程度の大きさが与えられ
る。ケース3の側面には台座2と同様に、第4図−IIに
示すようにクレセント1との衝突を避けるための開口3a
が形成されている。
図示する実施例ではケース3の背面側に底板3bを一体
的に取り付け、この底板3bに連結棒4の一端をピン8に
より軸支している。底板3bにはその往復動時に台座2の
ビスホール2bを避けるための逃げ孔3cが長孔状に明けら
れている。
連結棒4の他端はクレセント1の、鉤片1aの反対側に
連結されており、この連結棒4とクレセント1とはピン
8の往復動によってクレセント1がクランクとなって回
転運動するリンクを構成している。
第1図はクレセント1の施錠状態を示しているが、こ
の状態よりケース3を押し下げることによって連結棒4
のピン8が同時に下がり、その他端の節点を介してクレ
セント1が支軸5回りに回転し、鉤片1aが台座2内に収
納されて第2図に示すような解錠状態となる。
実施例では台座2とクレセント1間にバネ9を跨設
し、このバネ9によって施錠時と解錠時にクレセント1
をそれぞれ施錠方向と解錠方向に付勢し、各状態を安定
させて保持する構造としている。
バネ9の一端はクレセント1の支軸5と連結棒4との
節点の中間に接続し、台座2側にはこれに固定されたバ
ネ受け10に接続される。バネ受け10はバネ9の静止時、
すなわち施錠時と解錠時の軸方向を向いている。
ケース3の上下動操作はこのバネ9の復元力に抗して
行われることになる。
施錠は第2図の状態から逆にケース3を押し上げるこ
とにより上記と逆の運動を経て行われる。
また実施例では第4図−Iに示すようにケース3の室
内側にも開口3dを形成し、その開口3dの、施錠時と解錠
時の位置に対応する台座2の位置に、施錠状態と解錠状
態を表示するマークや語句を記載しておくことによって
いずれかの状態であるかを容易に認識させる外観にして
いる。
〔発明の効果〕
この発明は以上の通りであり、リンク機構を利用し、
クレセントの回転運動をハンドルに相当するケースの往
復運動により生じさせる機構によって施解錠を行うもの
で、この操作は室内に露出するケース内にクレセントや
台座をほとんど完全に収納した状態で行われるため、ク
レセント錠の存在が窓の内観に与える影響は少なく、ク
レセント錠本体と窓との調和を図ることができ、内観の
意匠を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はクレセントの施錠状態を示した背面図、第2図
は解錠状態を示した背面図、第3図は第1図のX−X線
断面図、第4図−I,IIはケースの表面側を示したそれぞ
れ正面図,側面図である。 A……クレセント錠、1……クレセント、1a……鉤片、
2……台座、2a……開口、2b……ビスホール、3……ケ
ース、3a……開口、3b……底板、3c……逃げ孔、3d……
開口、4……連結棒、5……支軸、6……裏板、7……
ネジ、8……ピン、9……バネ、10……バネ受け、F…
…縦框。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クレセント1を回動自在に軸支する台座2
    と、台座2の表面側から被せられ、台座2に対して往復
    動するケース3と、一端がクレセント1の鉤片1aの他端
    側に連結されると同時に、他端がケース3の一部に連結
    され、ケース3とともに台座2に対して往復動する連結
    棒4とからなり、ケース3の往復動に伴って連結棒4が
    往復動し、クレセント1が回動するものであることを特
    徴とするクレセント錠。
JP2109816A 1990-04-25 1990-04-25 クレセント錠 Expired - Fee Related JP2540648B2 (ja)

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JPS5242345B2 (ja) * 1972-05-20 1977-10-24

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