JP2540556Y2 - 車両用非常点滅灯制御装置 - Google Patents

車両用非常点滅灯制御装置

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JP2540556Y2
JP2540556Y2 JP1990124059U JP12405990U JP2540556Y2 JP 2540556 Y2 JP2540556 Y2 JP 2540556Y2 JP 1990124059 U JP1990124059 U JP 1990124059U JP 12405990 U JP12405990 U JP 12405990U JP 2540556 Y2 JP2540556 Y2 JP 2540556Y2
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Japan
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flashing light
emergency flashing
vehicle speed
signal
vehicle
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JP1990124059U
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Inventor
誠 岩渕
一男 柄沢
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ナイルス部品株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、車速に応じて車両用非常点滅灯を制御す
る車両用非常点滅灯制御装置の改良に関する。
[従来の技術] 近時、車両の制動時に於ける追突事故を回避すべく制
動時に於いてハザードランプ等の非常点滅灯を点滅し、
後続車両に注意を促すことが行われている。
このような操作を行う場合、例えばタンブラ型スイッ
チを手動操作する場合、非常点滅灯の点滅開始のための
ON操作及び点滅終了のためのOFF操作を必要とした。す
なわち、スイッチ操作を2回必要とした。
そのため、このような煩わしさを解消すべく、従来は
実開平2−75238号公報に示すごとくタイマー回路を使
用し、このタイマー回路によってスイッチ操作から所定
時間後に非常点滅灯の点滅を自動的に終了させる技術と
か、実開昭57−124446号公報に示すごとく所定の車両減
速度を検知した時に非常点滅灯を作動させる技術が提案
されていた。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、上記した従来の技術は、次に列挙する
欠点を有していた。
1)実開平2−75238号公報に示す従来の技術では、補
助ハザードスイッチの操作を早目に行った場合、車両の
速度が減速状態にある間にタイマ動作が終了し、非常点
滅灯の作動が中途で停止することがあった。そのため、
後続車両に対する注意惹起度合が低減することがあっ
た。
2)実開昭57−124446号公報に示す従来の技術では、車
両の速度が減速状態にある間に非常点滅灯の作動が行わ
れるため、前記の従来技術が有する欠点が解消できる。
しかし、車両を比較的急制動させる場合、減速状態が短
時間で終り、非常点滅灯の作動時間が短くなった。その
ため、前記の従来技術と同様に、後続車両に対する注意
惹起度合が低減することがあった。
[問題点を解決するための手段] この考案は、上記した従来の技術の欠点に対処すべ
く、スイッチの操作によりセット信号を出力する操作ス
イッチ部と、所定値以下の車速を検出してリセット信号
を出力する車速検出手段と、前記操作スイッチ部をセッ
ト入力部に接続するとともに前記車速検出手段をリセッ
ト入力部に接続し、かつ前記セット信号の入力によって
作動信号を出力し前記リセット信号の入力によって作動
信号の出力を停止する保持手段と、該保持手段に接続
し、かつ前記作動信号の入力によって車両の非常点滅灯
の点灯回路を形成する出力手段と、を具備したことを特
徴とする車両用非常点滅灯制御装置を提供する。
[作用] 上記した考案は、次の作用を有する。
すなわち、スイッチの操作により非常点滅灯の点滅作
動を開始し、その後車両の制動に伴って車速が所定値以
下に減速した時、非常点滅灯の作動を停止する。
[実施例] 第1図に、考案の好適な実施例の電気回路図を示す。
同図に於いて、1はスイッチの操作によりリセット信
号を出力する操作スイッチ部、2は所定値以下の車速を
検出してリセット信号を出力する車速検出手段、3は前
記操作スイッチ部1をセット入力部に接続するとともに
前記車速検出手段2をリセット入力部に接続し、かつ前
記セット信号の入力によって作動信号を出力し前記リセ
ット信号の入力によって作動信号の出力を停止する保持
手段、4は該保持手段3に接続し、かつ前記作動信号の
入力によって車両の非常点滅灯5a,5b,5c,5dの点灯回路
を形成する出力手段である。
また、6は既存のターンシグナルスイッチ、7はフラ
ッシャーリレー、8はイグニションスイッチ、9は直流
電源である。
詳述すると、前記操作スイッチ部1は、自動復帰型の
スイッチ1a、抵抗1b,1c、コンデンサ1d及びインバータ1
eで接続構成している。
また、前記車速検出手段2は、車速センサ2a、ダイオ
ード2b、抵抗2c〜2l、コンデンサ2m,2n、オアゲート2o,
2p、インバータ2q及びコンパレータ2rで接続構成してい
る。
また、前記保持手段3は、既存のD型マスタースレー
ブフリップフロップやR−Sフリップフロップ等の保持
機能を備えたICによって構成している。勿論、該保持手
段3はディスクリート回路等で接続構成してもよい。
また、前記出力手段4は、抵抗4a、トランジスタ4b、
リレーコイル4c及びリレー接点4d,4eで接続構成してい
る。
次に作動を説明する。
例えば、高速道路の料金所に接近する際、後続車両に
減速することを報知すべく非常点滅灯5a〜5dを作動させ
る場合、乗員は先ずスイッチ1aを操作する。
該スイッチ1aの操作信号はインバータ1eによって反転
及び波形整形し、“1"レベルのセット信号として保持手
段3に入力する。
保持手段3は、該セット信号の入力により出力手段4
のトランジスタ4bをON作動する。これにより、リレーコ
イル4cが励磁し、リレー接点4d,4eが閉成し、非常点滅
灯5a〜5dの点灯回路を形成する。而して、該非常点滅灯
5a〜5dは、フラッシャーリレー7が出力する断続信号に
よって点滅作動を開始する。
一方、車速検出手段2は、車速が所定値以下に成った
か否かを監視している。すなわち、該車速検出手段2
は、車速センサ2aからの車速パルスをオアゲート2o,2
p、抵抗2e,2f及びコンデンサ2mから成るワンショットマ
ルチバイブレータを介して一定のパルス幅の信号に波形
整形し、抵抗2g,2h及びコンデンサ2nから成る積分回路
によってF−V変換し、該F−V変換した比較電位Vr1
をコンパレータ2rによって抵抗2i,2jによる基準電位Vb1
と比較する。そして、車速が遅く成り上記比較電位Vr1
が基準電位Vb1以下と成ったとき、コンパレータ2rは出
力を“0"レベルに反転し、インバータ2qを介して“1"レ
ベルのリセット信号として保持手段3に入力する。保持
手段3は、該リセット信号の入力により出力手段4のト
ランジスタ4bをOFFする。これにより、非常点滅灯5a〜5
dの点滅作動が停止する。
[考案の効果] この考案は、叙上の構成及び作用を備えるので、車両
用非常点滅灯を車速に応じて制御することができる。特
に、スイッチの操作により非常点滅灯の点滅作動を開始
し、その後車両の制動に伴って車速が所定値以下に減速
した時、非常点滅灯の作動を停止するよう構成したの
で、上記スイッチの操作を早目に行った場合でも、車両
の速度が所定値以上であると非常点滅灯の作動が途中で
停止することは無く、後続車両に対して自車両が制動す
ることを充分に報知することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの考案の好適な実施例を示した電気的回路図
である。 1……操作スイッチ部、2……車速検出手段、3……保
持手段、4……出力手段、5a,5b,5c,5d……非常点滅灯

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】スイッチの操作によりセット信号を出力す
    る操作スイッチ部(1)と、 所定値以下の車速を検出してリセット信号を出力する車
    速検出手段(2)と、 前記操作スイッチ部(1)をセット入力部に接続すると
    ともに前記車速検出手段(2)をリセット入力部に接続
    し、かつ前記セット信号の入力によって作動信号を出力
    し前記リセット信号の入力によって作動信号の出力を停
    止する保持手段(3)と、 該保持手段(3)に接続し、かつ前記作動信号の入力に
    よって車両の非常点滅灯((5a,5b,5c,5d)の点灯回路
    を形成する出力手段(4)と、 を具備したことを特徴とする車両用非常点滅灯制御装
    置。
JP1990124059U 1990-11-26 1990-11-26 車両用非常点滅灯制御装置 Expired - Lifetime JP2540556Y2 (ja)

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JPH0479744U JPH0479744U (ja) 1992-07-10
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