JPH0529950Y2 - - Google Patents

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JPH0529950Y2
JPH0529950Y2 JP963689U JP963689U JPH0529950Y2 JP H0529950 Y2 JPH0529950 Y2 JP H0529950Y2 JP 963689 U JP963689 U JP 963689U JP 963689 U JP963689 U JP 963689U JP H0529950 Y2 JPH0529950 Y2 JP H0529950Y2
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brake light
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brake
voltage
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は制動灯制御回路に係り、特に車両の制
動灯を点滅制御する回路に関する。
〔従来の技術〕
一般に、自動車用の制動灯制御回路としては、
ブレーキペダルに連動するストツプランプスイツ
チで制動灯をオンオフ制御するものが知られてい
る。
また、制動灯の視認性を向上させるため、ブレ
ーキペダルを踏んだ初期の段階において数秒程度
制動灯を点滅させるものが知られている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、前記した前者のものにおいては,さら
に視認性を向上させることが望ましい。
一方、後者のものは制動灯を点滅させるもので
あるため視認性の面では優れている。しかし、急
制動や緩制動のいかんに拘わらず常に動作するも
のであるため、特に制動機会が多く車間距離が少
ない市街地では常時点滅することとなり後続車両
への迷惑となる虞れがある。とりわけ夜間には点
滅が目障りとなつて安全運行上好ましくない場合
がある。
本考案は前記事項に鑑みてなされたもので、制
動状態に応じて適正な制動灯点滅をさせることが
でき、追突事故を未然に防止できるようにした制
動灯制御回路を提供することを技術的課題とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は前記技術的課題を解決するために、以
下のような構成とした。
即ち、車両の車速を検出する車速検出手段1
と、この車速検出手段1の後段に設けられ、入力
値に対し出力値が所定値以下からは降下しないよ
うにした制御手段2と、 前記車速検出手段1の後段に設けられ、入力値
に対して出力値の減速率を所定値に制限する擬似
減速度発生手段3と、 前記制御手段2と擬似減速度発生手段3とを入
力とし、両入力値を比較する比較器4と、 この比較器4からの出力信号により制動灯8を
周期的に点滅させる制動灯点灯手段とを具備して
制動灯制御回路とした。
〔作用〕
制御手段2の出力値が擬似減速度発生手段3の
出力値を下回つた場合には比較器4の出力信号は
その期間だけハイレベルになる。ここで断続手段
5の出力信号は常時ハイレベル・ローレべルを繰
り返しているため、論理積ゲートの出力信号はそ
の期間だけ断続する。
一方、制動灯スイツチ6は、ブレーキ開始時か
ら既にハイレベルにあり、論理積ゲート7からの
信号は第2図Fに示すようになる。これにより制
動灯点灯手段9は第2図Gに示すごとく時刻t1
t2の間点滅動作をし、後続車に注意を喚起する。
以上の動作から明らかように、緩制動時の場合
には比較器4の出力波形は常にローレベルとなり
制動灯8は制動灯スイツチ6に連動して点灯す
る。
以上要するに、急制動時の場合に限り制動灯が
点滅する。そして、危険の比較的少ない低速時や
緩制動時には制動灯は通常の表示をする。
〔実施例〕
本考案の実施例を第1図及び第2図に基づいて
説明する。
この実施例では自動車の制動装置に応用したも
のであり、トランスミツシヨンまたは直接車輪に
取り付けられたスピードセンサ1aの信号を次段
の周波数−電圧変換回路1bで車速を電圧変化と
して出力する。これらスピードセンサ1a及び周
波数−電圧変換回路1bは車速検出手段1を構成
している。
この車速検出手段1の後段に制御手段2が接続
されており、この制御手段2は入力電圧に対し出
力電圧が所定電圧以下からは降下しないようにな
つている。これは時速略15Km/hに対応する前記
変換電圧を別の定電圧源からダイオードを介して
周波数−電圧変換回路1bの出力段に印加するこ
とによつて構成されている。
制御手段2の出力信号はVwは第2図Aに示さ
れる。
前記車速検出手段1の後段にはさらに擬似減速
度発生手段(擬似車輪速度電圧発生回路)3が接
続されており、車速検出手段1の出力信号に対
し、一定の電圧△Vが降下され、通常車速の降下
に追従して出力電圧も前記電圧(△V)差を保つ
て降下するが、車速の降下率が所定値以上になる
ともはや追従せず、所定の降下率で出力電圧が下
がるようになつている。
具体的には前記車速検出手段1の出力段電圧に
対し一定電圧△Vが付加され、ダイオードを介し
てコンデンサを充電する一方、コンデンサに並列
に接続された抵抗器によつてこれを放電できるよ
う構成され、車速検出手段1の出力段電圧の降下
率が所定値以上になると抵抗器の両端電圧が所定
の時定数で降下するようになつている。この降下
率は前記車速の降下率に対応させてあり、急制動
とみなされる電圧降下率よりも若干緩く例えば、
0.5Gの加速度に設定されている。擬似減速度発
生手段3の出力信号VTは第2図Aに示される。
これら制御手段2と擬似減速度発生手段3の
夫々の出力は比較器4に入力され、ここで両電圧
を比較して擬似減速度VTが制御手段2からの信
号電圧Vwよりも大きいときに所定電圧(ハイレ
ベル)を出力するようになつている。そして、こ
の比較器4の出力は論理積ゲートAの一方の入力
端に入力されている。論理積ゲートAの他方の入
力端には断続手段5としての発振器が接続されて
いる。このため、結果的に比較器4からの出力信
号は断続手段5の断続に伴つて断続される。
そして前記論理積ゲートAの出力端は論理和ゲ
ート7の一方の入力端に接続されている。論理和
ゲート7の他方の入力端はブレーキペダルに連動
する制動灯スイツチ6に接続され、制動灯スイツ
チ6がオンとなつたとき(制動時)ハイレベルと
なる。この論理積ゲート7の出力端には制動灯8
を点灯させる制動灯点灯手段9が接続されてい
る。この制動灯点灯手段9はトランジスタQ、リ
レーRが図示のように接続されてなり、論理積ゲ
ート7の出力がハイレベルとなつたときのみリレ
ーRがオフとなるようになつている。
以下、動作例を第2図に示すタイムチヤート図
とともに説明する。
図中、第2図Aは制御手段2と擬似減速度発生
手段3の夫々の出力(比較器4への入力)信号を
示し、縦軸は電圧、横軸は時間を示す。また、実
線は、制御手段2からの出力信号Vw、一点鎖線
は擬似減速度発生手段3からの出力信号VTを
夫々示す。
出力信号Vwが出力信号VTを下回つた(急制
動時)場合(図中t1〜t2期間)には比較器4の出
力信号は第2図Bのように、t1〜t2期間だけハイ
レベルになる。ここで断続手段5の出力信号は第
2図Cに示すように常時ハイレベル・ローレベル
を繰り返しているため、論理積ゲートAの出力信
号は第2図Dに示すようにt1〜t2期間だけ断続す
ることとなる。
一方、制動灯スイツチ6は第2図Eに示すよう
に、ブレーキ開始時から既にハイレベルにあり、
論理積ゲート7からの信号は第2図Fに示すよう
になる。これによりトランジスタQ、リレーR、
は第2図Gに示す動作をし、制動灯8が点滅して
後続車に注意を喚起する。
以上の動作から明らかように、第2図Aにおい
て、緩制動時の場合には第2図Bの波形は常にロ
ーレベルとなり制動灯8は第2図Eに示す波形の
通り、即ち、ブレーキペダルを踏んでいるときに
連続点灯する。また、第2図A中のLは制動灯8
を点滅させる必要のない速度の上限を示してお
り、たとえ急制動時であつても実速がこの上限以
下となると第2図Bの波形は常にローレベルとな
り点滅制御は行われない。
なお、本実施例ではアナログ的に構成した回路
を示したが、マイクロコンピユータによるデジタ
ル制御でも同様の動作をさせることができるのは
勿論である。
〔考案の効果〕
本考案によれば、急制動時であつて、所定速度
以上で走行している場合に限り制動灯を点滅させ
ることができる。そして、危険の比較的少ない低
速時や緩制動時には制動灯は通常の点滅しない表
示を行わせることができる。
このように、高速道路等のように車速が高く危
険が大きい場合には、制動時に制動灯が点滅し、
後続車に確実に危険を喚起することができる。一
方、車速が比較的遅く車間距離が短い市街地では
制動灯が点滅することは殆どなく、後続車両への
迷惑となる虞れはない。
また本考案では車体減速度感知スイツチを用い
ていないため、悪路走行時の車体振動によつて誤
動作する虞れはない。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の実施例を示し、第
1図はブロツク図、第2図は動作原理を示すタイ
ムチヤート図である。 1……車速検出手段、2……制御手段、3……
擬似減速度発生手段、4……比較器、5……断続
手段、6……制動灯スイツチ、7……論理積ゲー
ト、8……制動灯、9……制動灯点灯手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両の車速を検出する車速検出手段1と、この
    車速検出手段1の後段に設けられ、入力値に対し
    出力値が所定値以下からは降下しないようにした
    制御手段2と、前記車速検出手段1の後段に設け
    られ、入力値に対して出力値の減速率を所定値に
    制限する擬似減速度発生手段3と、前記制御手段
    2と擬似減速度発生手段3とを入力とし、両入力
    値を比較する比較器4と、この比較器4からの出
    力信号により制動灯8を周期的に点滅させる制動
    灯点灯手段とを備えていることを特徴とする制動
    灯制御回路。
JP963689U 1989-01-30 1989-01-30 Expired - Lifetime JPH0529950Y2 (ja)

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JPH02100850U JPH02100850U (ja) 1990-08-10
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