JPH0575044U - 駐車ブレーキの戻し忘れ警報装置 - Google Patents

駐車ブレーキの戻し忘れ警報装置

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Publication number
JPH0575044U
JPH0575044U JP1486092U JP1486092U JPH0575044U JP H0575044 U JPH0575044 U JP H0575044U JP 1486092 U JP1486092 U JP 1486092U JP 1486092 U JP1486092 U JP 1486092U JP H0575044 U JPH0575044 U JP H0575044U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parking brake
alarm
vehicle speed
return
vehicle
Prior art date
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Pending
Application number
JP1486092U
Other languages
English (en)
Inventor
恵一 塩野
正 渋谷
誠 田口
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UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 駐車ブレーキを戻し忘れたまま走行すると警
報し、ブレーキの過熱等を防止する。 【構成】 駐車ブレーキの作動を検出する手段1と、車
速を検出する手段3と、警報音声等を出力する警報手段
7と、駐車ブレーキの作動時に車速が所定値以上になる
と前記警報手段を作動させる制御手段2、5とを備え
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は車両の駐車ブレーキの戻し忘れを警報する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常の車両では駐車ブレーキを作動させると、運転者に制動状態を示すモニタ ーランプが点灯する(例えば実開昭57−101661号公報等)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、このようにモニターランプを点灯させるだけだと、うっかり駐車ブレ ーキを戻し忘れたまま、あるいは戻し方が不十分なまま車両を発進させてしまう ことがある。
【0004】 この場合にはブレーキが過熱して耐久性を著しく損なう原因となる。
【0005】 そこで本考案はこのような問題を解決することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は駐車ブレーキの作動を検出する手段と、車速を検出する手段と、警報 音声等を出力する警報手段と、駐車ブレーキが作動時に車速が所定値以上になる と前記警報手段を作動させる制御手段とを備える。
【0007】 また、前記警報手段は警報を一定時間継続させるタイマ手段を備える。
【0008】
【作用】
うっかり駐車ブレーキを戻し忘れたまま車両を走行させると、警報手段が作動 して警報が発せられ、駐車ブレーキの過熱を防止できる。
【0009】 また、警報によりすぐに停車してもしばらくは警報を持続するので、警報とし ての確実性が高められる。
【0010】
【実施例】
本考案の実施例を説明すると、図1において、1は駐車ブレーキの作動状態を 検出するため、駐車ブレーキの作動状態でオン、解除状態でオフとなるリミット スイッチである。このスイッチ1はエンジンキースイッチ9を介してバッテリ1 0と接続する。
【0011】 3は車速を検出する車速センサ、4は車速センサ3の出力パルスをアナログ電 圧に変換する変換回路、2は所定の車速、たとえば5km/hに相当する電圧信 号を出力する車速設定回路、5は車速センサ3の出力を車速設定回路2の出力と 比較して設定車速以上のときに信号を出力するコンパレータ、6はコンパレータ 5の出力に基づいて作動するリレー駆動回路、7はリレー駆動回路6によって作 動する警報ブザーまたは音声発生装置であり、これらの制御回路は、駐車ブレー キの検出スイッチ1を介してエンジンキースイッチ9に接続され、エンジンキー スイッチ9がオンで駐車ブレーキが作動しているときに通電され、これにより駐 車ブレーキを戻し忘れたまま走行したときに警報を発生するように構成されてい る。
【0012】 以上のように構成され、次に作用について説明する。
【0013】 駐車ブレーキを作動させたままエンジンキースイッチ9をオンにしてエンジン をかけると制御回路に通電され、コンパレータ5において車速センサ3の出力が 設定車速値と比較される。車両が発進するまでは車速がゼロであるからコンパレ ータ5の出力はなく、警報ブザー7は非作動の状態にある。
【0014】 したがって、この状態から駐車ブレーキを解除して発進すれば、スイッチ1が オフになり、制御回路に対する通電が遮断されるため警報は発しない。通常は駐 車ブレーキをかけた状態でエンジンをかけるので、この時点で警報すると、むし ろ煩わしいだけとなるが、本考案ではこのような不都合は避けられる。
【0015】 しかし、うっかり駐車ブレーキをかけたまま発進すると、走行車速が設定車速 (5km/h)に達した時点でコンパレータ5がオンとなり、リレー駆動回路6 を介して警報ブザーまたは音声発生装置7が警報を発する。
【0016】 この警報により駐車ブレーキの戻し忘れに気がついて、駐車ブレーキを解除す るとスイッチ1がオフになり、制御回路の通電が遮断されるので、警報も停止す る。もちろん、駐車ブレーキを解除するまでは、走行中、継続して警報が作動す るので、駐車ブレーキの解除を強く促すことができる。
【0017】 図2の実施例は、リレー駆動回路6の出力によって一定時間だけ継続的に作動 するタイマ回路8を設け、警報ブザーまたは音声発生装置7を一定の時間だけ継 続して作動させるようにしたものである。第1の実施例では、駐車ブレーキをか けたまま発進して警報に気付いて停車させると、警報は停止するため、場合によ っては何の警報か分からないこともある。このように継続的に警報を発すること により、確実に駐車ブレーキの戻し忘れを報知することができる。
【0018】 なお、上記の警報としては「サイドブレーキを戻してください」などの音声に したり、あるいはサイドブレーキランプを点滅させることもできる。
【0019】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、うっかり駐車ブレーキを戻し忘れたり、戻し方 が不十分のときは、運転者に音声等により警報するので、そのままの走行したと きに起きるブレーキの過熱などを確実に防止することができる。
【0020】 また、警報に気がついて停車させても一定時間は警報を継続するので、警報の 確実性が高く、さらに他の警報との区別もつきやすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例を示す回路図である。
【図2】同じく第2の実施例の回路図である。
【符号の説明】
1 ブレーキリミットスイッチ 2 車速設定回路 3 車速センサ 5 コンパレータ 7 警報ブザーまたは音声発生装置 8 タイマ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駐車ブレーキの作動を検出する手段と、
    車速を検出する手段と、警報音声等を出力する警報手段
    と、駐車ブレーキの作動時に車速が所定値以上になると
    前記警報手段を作動させる制御手段とを備えたことを特
    徴とする駐車ブレーキの戻し忘れ警報装置。
  2. 【請求項2】 前記警報手段は警報を一定時間継続させ
    るタイマ手段を備えることを特徴とする請求項1に記載
    の駐車ブレーキの戻し忘れ警報装置。
JP1486092U 1992-03-19 1992-03-19 駐車ブレーキの戻し忘れ警報装置 Pending JPH0575044U (ja)

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JPH0575044U true JPH0575044U (ja) 1993-10-12

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JP (1) JPH0575044U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100339238B1 (ko) * 1999-12-29 2002-05-31 이계안 차량의 주차브레이크 잠김 주행 방지장치 및 방법
JP2018188100A (ja) * 2017-05-11 2018-11-29 日野自動車株式会社 パーキングブレーキ警報装置

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