JP2540320Y2 - 複数のシャッターカーテンを備えるシャッター - Google Patents

複数のシャッターカーテンを備えるシャッター

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JP2540320Y2
JP2540320Y2 JP40646490U JP40646490U JP2540320Y2 JP 2540320 Y2 JP2540320 Y2 JP 2540320Y2 JP 40646490 U JP40646490 U JP 40646490U JP 40646490 U JP40646490 U JP 40646490U JP 2540320 Y2 JP2540320 Y2 JP 2540320Y2
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JP
Japan
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shutter
shutter curtain
curtains
curtain
storage
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP40646490U
Other languages
English (en)
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JPH0487994U (ja
Inventor
昭栄 小室
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanwa Shutter Corp
Original Assignee
Sanwa Shutter Corp
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Publication date
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、建物等に設けられる
単一のシャッター設備で、複数のシャッターカーテンの
使い分け、あるいは併用を可能にするシャッターに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】シャッターは建物の間口開口部等に設け
られ、鋼製やアルミ製の薄板を成形したスラットからな
る一般シャッターや、パイプとリンクを格子状に組み合
わせたパイプシャッター等がある。
【0003】代表的な一般シャッターを例に説明する。
図3は従来のシャッターの概略を示す側面断面図であ
る。間口開口部の上部には、シャッターカーテン51を
収納するシャッターケース52が設けられ、その両側の
ブラケット53に巻取シャフト54を回転自在に軸支し
てある。スラット55を連接したシャッターカーテン5
1は、その上部を巻取シャフト54に連結してあり、下
部には床面60に当接する逆T字形の座板56を取り付
けてある。また、間口開口部の両側には、シャッターカ
ーテン51の両側部を収嵌するガイドレール57を付設
してある。以上の構成から、電動あるいは手動の開閉機
によって巻取シャフト54が正逆に回転すると、シャッ
ターカーテン51が巻取シャフト54に巻き取られ、あ
るいは巻取シャフト54から巻き戻されて、間口開口部
を開放,閉鎖する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
シャッターはシャッターカーテンを巻取シャフトに巻き
取る構造であるので、1種類のシャッターカーテンしか
装備できなかった。しかも、シャッターカーテンを一旦
取り付けると、シャッターイメージを変えたくとも他種
類のシャッターカーテンへの取り替えができなかった。
【0005】この考案は上記問題点に鑑みてなされたも
ので、使い勝手によって複数のシャッターカーテンの使
い分けや、併用ができるシャッターを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この考案は上記課題を解
決するため、シャッターケースー内に、複数のシャッタ
ーカーテンを別々に収納可能な多層渦巻き収納部を設け
た複数のシャッターカーテンを備えるシャッターを構成
した。
【0007】
【作用】この考案によれば、複数のシャッターカーテン
はそれぞれを多層渦巻き収納部に別々に送り込みでき、
また、いずれか一方あるいは両方のシャッターカーテン
を繰り出しできるので、たとえば種類の異なるシャッタ
ーカーテンを任意に使い分けたり、複数のシャッターカ
ーテンを並設できる。
【0008】
【実施例】この考案の実施例を図に基づいて説明する。
図1はシャッターの概略を示す側面断面図、図2はシャ
ッターカーテンの多層渦巻き収納部を示すブラケットの
斜視図である。
【0009】図1および図2に示すように、シャッター
ケース1の両側ブラケット2には、全面スチール製のシ
ャッターカーテン(以下、第1シャッターカーテンとい
う)3と、パイプを連接したシャッターカーテン(以
下、第2シャッターカーテンという)4を送り込み収納
可能にする多層渦巻き収納部10を設けてある。
【0010】この多層渦巻き収納部10は、両ブラケッ
ト2の内側面(シャッターケース内方)に、第1シャッ
ターカーテン3および第2シャッターカーテン4の両端
部を収嵌するための専用の第1収納溝10A,第2収納
溝10Bを形成すべく、ブラケット2の表面から突出さ
せた仕切突片11を渦巻き状に形成してある。第1シャ
ッターカーテン3を送り込み,繰り出し可能にする第1
収納溝10Aと、第2シャッターカーテン4を送り込
み,繰り出し可能にする第2収納溝10Bは、仕切突片
11によって等間隔に中心部まで形成されている。
【0011】したがって、第1シャッターカーテン3と
第2シャッターカーテン4は、別々の収納溝10A,1
0Bに案内され、それぞれの上端部は閉鎖状態であって
も収納溝10A,10Bに常に呑まれた状態にある。両
シャッターカーテン3,4の座板5,6は、L字形のも
のを反対方向に向けてそれぞれに取り付けてあり、座板
同士5,6が互いに干渉しないようにしてある。
【0012】一方、両シャッターカーテン3,4の上
昇,下降を案内するガイドレール7(図1参照)は、間
口開口部の両側に1本ずつ付設してある。このガイドレ
ール7には、第1シャッターカーテン3あるいは第2シ
ャッターカーテン4のいずれかの通過を可能にする開口
幅が形成された従来のものを採用してある。
【0013】以上のように構成したシャッターの作動を
説明する。多層渦巻き収納部10に送り込まれた状態に
ある第1,第2シャッターカーテン3,4のうち、第1
シャッターカーテン3を繰り出すと、第1シャッターカ
ーテン3の上端側は自由状態であるので、第1収納溝1
0A内を次第に移動して、所定長さを第1収納溝10A
内に残して間口開口部を閉鎖する。また、第2シャッタ
ーカーテン4を使用したい場合には、第1シャッターカ
ーテン3を上昇させた後、第2シャッターカーテン4を
繰り出す。これにより、第1シャッターカーテン3は第
1収納溝10Aの薄巻きに沿って送り込まれ、その後、
第2シャッターカーテン4を繰り出せば、間口開口部を
第2シャッターカーテン4が閉鎖する。
【0014】以上のことから、台風や内部遮蔽時には第
1シャッターカーテン3を使用し、パイプ状の第2シャ
ッターカーテン4は通風,シースルに使用するなど、使
用目的に応じて両シャッターカーテン3,4を使い分け
ることができる。このように、シャッターカーテンに変
化を与えることができるので、店舗等においてイメージ
アップを図ることができる。また、シャッターカーテン
の上端部は自由状態であるので、取り替え作業が容易に
行える。
【0015】この考案は上記実施例に限るものではな
く、例えば、多層渦巻き収納部に第1,第2,第3収納
溝を形成して、それぞれにシャッターカーテンを収納可
能に構成すれば、単一のシャッター設備で3種類のシャ
ッターカーテンの使い分けが可能になる。また、ガイド
レールは従来例のものを採用したが、2種類のシャッタ
ーカーテンの上昇,下降を同時に可能にするように、ガ
イドレールの開口部を大きくして、シャッターカーテン
の並設を可能にしてもよい。
【0016】
【考案の効果】この考案は以上のように構成したので、
単一のシャッター設備で複数のシャッターカーテンを使
い分け、あるいは併用することができ、シャッターに変
化を与え店舗等のイメージアップを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るシャッターの概略を示す側面断
面図である。
【図2】この考案に係るシャッターカーテンの多層渦巻
き収納部を示すブラケットの斜視図である。
【図3】従来のシャッターの概略を示す側面断面図であ
る。
【符号の説明】
1:シャッターケース 2:ブラケット 3:第1シャッターカーテン 4:第2シャッターカーテン 5,6:座板 7:ガイドレール 10:多層渦巻き収納部 10A:第1収納溝 10B:第2収納溝 11:仕切突片

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャッターケース内に、複数のシャッタ
    ーカーテンを別々に収納可能な多層渦巻き収納部を設け
    たことを特徴とする複数のシャッターカーテンを備える
    シャッター。
JP40646490U 1990-12-17 1990-12-17 複数のシャッターカーテンを備えるシャッター Expired - Lifetime JP2540320Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP40646490U JP2540320Y2 (ja) 1990-12-17 1990-12-17 複数のシャッターカーテンを備えるシャッター

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP40646490U JP2540320Y2 (ja) 1990-12-17 1990-12-17 複数のシャッターカーテンを備えるシャッター

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Publication Number Publication Date
JPH0487994U JPH0487994U (ja) 1992-07-30
JP2540320Y2 true JP2540320Y2 (ja) 1997-07-02

Family

ID=31883703

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JP40646490U Expired - Lifetime JP2540320Y2 (ja) 1990-12-17 1990-12-17 複数のシャッターカーテンを備えるシャッター

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