JP2540090B2 - ペリメ―タ―ゾ―ンの空調方法 - Google Patents

ペリメ―タ―ゾ―ンの空調方法

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JP2540090B2
JP2540090B2 JP3089455A JP8945591A JP2540090B2 JP 2540090 B2 JP2540090 B2 JP 2540090B2 JP 3089455 A JP3089455 A JP 3089455A JP 8945591 A JP8945591 A JP 8945591A JP 2540090 B2 JP2540090 B2 JP 2540090B2
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JP
Japan
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air
perimeter
zone
room
air conditioning
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JP3089455A
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望 今川
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Fujita Corp
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Fujita Corp
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Publication date
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  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Duct Arrangements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物内のペリメーター
ゾーンの空調方法に関し、特に空調用通風路として使用
している二重床内へ、ペリメーター用空調ユニットのダ
クトや配管を設ける必要をなくしたものである。
【0002】
【従来の技術】室内の全域を良好な空調状態にするた
め、室内のインテリアゾーンでは通常の空調機により空
調をし、窓ぎわなどのペリメーターゾーンではペリメー
ター用空調機により空調を行なっている。インテリアゾ
ーンの空調は二重床内を給気系のチャンバーとして使用
し床面から空調空気を吹出し、天井面から還り空気を流
出させる方式をとっている。そして、ペリメーターゾー
ンの空調はペリメーターゾーン用空調機から二重床内又
は天井内に設けたダクトを介して処理空気をペリカウン
ターやブリーヅラインから吹出している。この他、ペリ
メーターゾーン用のファンクーラユニット(FCU)を
窓下に設置して、ペリメーターゾーンの空調をすること
も行なわれている。しかしこの場合、ファンクーラユニ
ットには水配管が接続され、それからの漏水の可能性が
あるので望ましくない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術のうちイ
ンテリアゾーンへの空調給気のために二重床内をチャン
バーとして使用し、ペリメーターゾーンへの空調給気の
ために二重床内にダクトを通す方式では、二重床の高さ
を大きくする必要があり、また二重床内でダクトが邪魔
になって給気の停滞する部分が生じるなどの問題があっ
た。さらに、ペリメーターゾーンの空調のために天井内
にダクトを通す場合は、二重床と天井裏の各々の高さあ
るいはスペースを大きくする必要があり、そのために建
物の階高が高くなるという問題もあった。本発明は上記
問題を解決するため、ペリメーターゾーンの空調のため
のダクトや配管を不要にして二重床内の給気の停滞を防
止するとともに、二重床の高さを低くおさえることがで
きるようにすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のペリメーターゾ
ーンの空調方法は、室の二重床内をインテリアゾーンの
空調用通風路として使用し、室のペリメーターゾーン近
傍にペリメーター用空調ユニットを配設する。そして、
ペリメーター用空調ユニットが室内の空気を吸込んで空
調処理した空気をペリメーターゾーンに吹出すととも
に、熱源空気を二重床内に流出させるようにした。
【0005】
【作用】上記のペリメーターゾーンの空調方法では、ペ
リメーター用空調ユニットをペリメーターゾーン近傍に
設けて、処理空気をペリメーターゾーンに吹出すととも
に熱源空気を直接二重床内に流出させるので、ダクトを
必要とせず、二重床内の高さを大きくしなくてもインテ
リアゾーンの空調給気を停滞させるようなことがない。
またペリメーターゾーンが暖気負荷で、室内中央側の
ンテリアゾーンが冷房負荷の場合には、ペリメーター用
空調ユニットは室内の空気を吸込んで空調処理してペリ
メーターゾーンに吹出すとともに、熱源空気を二重床内
に流出する。このためペリメーター用空調ユニットから
の熱源空気が冷えており、それをインテリアゾーンの冷
房に使用することができ、エネルギー効率のよいものに
なる。
【0006】本発明の実施例を図1、2により説明す
る。建物室内を二重床1に構成して、二重床内を空調用
通風路2として使用する。そして室内のインテリアゾー
ンAの空調は、通常の空調機3により行ない、空調処理
した空気を空調用通風路2内に送り、床面に設けた給気
口4から室内中央側のインテリアゾーンAに吹出させ
る。インテリアゾーンAの室内空気は、室の天井に設け
た還り空気口5から吸込まれるようになっている。
【0007】インテリアゾーンAに隣接した窓ぎわのペ
リメーターゾーンBの床下に、ペリメーター用空調ユニ
ット6を配置する。空調ユニット6は空冷ヒートポンプ
を用いた空調機で構成され、室内空気を床面に設けた1
つの吸気口7から吸込んで空調処理し、その処理空気を
吹出口8から壁近くに設けたダクト9を介してペリメー
ターゾーンBに吹出すようになっている。またペリメー
ター用空調ユニット6に吸込まれた空気の一部は、熱源
空気として空気口10を通って二重床1内に流出する。
【0008】ペリーメーターゾーンBが冷房時でインテ
リアゾーンも冷房の場合は、空気口10から二重床1内
に流出される熱源空気はインテリアゾーンAの負荷とな
るが、ペリメータゾーンBが暖房時は、インテリアゾー
ンの冷房負荷の除去に再利用される。最近のOAビル
は、インテリアゾーンAは年間を通じて冷房負荷となっ
ており、ペリメーターゾーンBが暖房時の場合にペリー
メーター用空調ユニット6からの熱源空気をインテリア
ゾーンAの冷房負荷の除去に再利用できる。
【0009】
【発明の効果】本発明によればペリメーターゾーンの空
調のための空調ユニットをペリメーターゾーン近傍に設
け、その空調ユニットは室内の空気を吸込んで空調する
ので、従来のように、ペリメーター用空調機に連通した
ダクトを、インテリアゾーンの空調のための給気系チャ
ンバーとして使用される二重床内に通す必要がない。こ
のため二重床の高さを大きくしなくても、二重床内で空
調空気を停滞させるようなことがなく、天井内にもダク
トを通す必要がないため階高を小さくおさえることがで
きる。またペリメーター用空調ユニットは、熱源機器を
別個に設ける必要がないので空調空気の搬送動力が少く
高効率である。さらにペリメーター用空調ユニットが暖
房負荷で、インテリアゾーン用の空調機が冷房負荷の場
合は、ペリメーター用空調ユニットからの熱源空気をイ
ンテリアゾーンの冷房のために使用でき、エネルギー効
率がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のペリメーターゾーンの空調方法を示す
断面図である。
【図2】本発明のペリメーターゾーンの空調方法を示す
平面図である。
【符号の説明】
1 二重床 6 ペリメーター用空調ユニット

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室の床を二重床に構成して二重床内を空
    調用通風路とし、空調機の処理空気を床面の吹出し口か
    ら吹出して天井面の還り空気口に吸込むようにして室内
    の中央側を空調し、室のペリメーターゾーン近傍に室内
    空気を利用した空冷ヒートポンプを用いた空調ユニット
    を配設して、空調ユニットが室内空気を吸込んで空調処
    理した空気をペリメーターゾーンに吹出すとともに、
    調ユニットから流出される熱源空気を二重床内に流出さ
    せるようにして、室内中央側が冷房時でペリメーターゾ
    ーンが暖房時に空調ユニットから流出した空気を前記空
    調機の負荷低減に利用することを特徴とするペリメータ
    ーゾーンの空調方法。
JP3089455A 1991-03-28 1991-03-28 ペリメ―タ―ゾ―ンの空調方法 Expired - Lifetime JP2540090B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3256032B2 (ja) * 1993-06-30 2002-02-12 日立冷熱株式会社 床下吹出し空調装置
JP3293009B2 (ja) * 1994-06-28 2002-06-17 清水建設株式会社 空調装置

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