JP2539893B2 - 保形性に優れた箱状容器 - Google Patents
保形性に優れた箱状容器Info
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- JP2539893B2 JP2539893B2 JP63244716A JP24471688A JP2539893B2 JP 2539893 B2 JP2539893 B2 JP 2539893B2 JP 63244716 A JP63244716 A JP 63244716A JP 24471688 A JP24471688 A JP 24471688A JP 2539893 B2 JP2539893 B2 JP 2539893B2
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- box
- horizontal frame
- packaging bag
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D77/00—Packages formed by enclosing articles or materials in preformed containers, e.g. boxes, cartons, sacks or bags
- B65D77/04—Articles or materials enclosed in two or more containers disposed one within another
- B65D77/06—Liquids or semi-liquids or other materials or articles enclosed in flexible containers disposed within rigid containers
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、流動物を充填した包装バッグを収容するた
めの箱状容器に関するものであり、特に流動物の揺れ動
き等によっても型崩れのない保形性に優れた箱状容器に
関する。
めの箱状容器に関するものであり、特に流動物の揺れ動
き等によっても型崩れのない保形性に優れた箱状容器に
関する。
従来、液体、ペースト等の液状物や、粉体、粒状物等
の粒動性を有する固形物などの粒動物を充填した包装バ
ッグを大量輸送する場合には、荷崩れを防止し且つ輸送
効率をよくするために、ボール紙等の箱状容器に包装バ
ッグを収納して輸送を行っている。
の粒動性を有する固形物などの粒動物を充填した包装バ
ッグを大量輸送する場合には、荷崩れを防止し且つ輸送
効率をよくするために、ボール紙等の箱状容器に包装バ
ッグを収納して輸送を行っている。
通常、上記の様な箱状容器には、箱の型崩れを防止す
るために木材等の高強度の材料で形成された支持枠が外
側に設けられている。
るために木材等の高強度の材料で形成された支持枠が外
側に設けられている。
然しながら、上述した構造の箱状容器では、箱の枠形
状は安定に保持されているとしても、包装バッグに充填
されている流動物の揺れ動きによって容器の側面に大き
な圧力が加わるため、容器側面が膨らんで変形してしま
う等の欠点がある。このため、輸送に際して、箱状容器
をぴったりと密着させて積載することができず、ある程
度の間隙を設けて積載するため、輸送効率が悪いという
問題が生じている。特に、長距離輸送の場合には輸送コ
ストが著しく高いものとなるし、また冷凍庫等のスペー
スの限られた場所に船積みする場合には、上記の欠点は
極めて大きな問題となる。
状は安定に保持されているとしても、包装バッグに充填
されている流動物の揺れ動きによって容器の側面に大き
な圧力が加わるため、容器側面が膨らんで変形してしま
う等の欠点がある。このため、輸送に際して、箱状容器
をぴったりと密着させて積載することができず、ある程
度の間隙を設けて積載するため、輸送効率が悪いという
問題が生じている。特に、長距離輸送の場合には輸送コ
ストが著しく高いものとなるし、また冷凍庫等のスペー
スの限られた場所に船積みする場合には、上記の欠点は
極めて大きな問題となる。
さらに、箱状容器がボール紙等の材料で形成されてい
ると、側面の膨張により容器壁が破損し、収容されてい
る包装バッグが外に飛び出してしまい、ひどい場合には
包装バッグも破損し、充填されている内容物も放出され
てしまうこともある。
ると、側面の膨張により容器壁が破損し、収容されてい
る包装バッグが外に飛び出してしまい、ひどい場合には
包装バッグも破損し、充填されている内容物も放出され
てしまうこともある。
このような問題を解決するために種々の手段が採用さ
れているが、何れも容器のコスト高や輸送効率の低下等
の点で不満足である。
れているが、何れも容器のコスト高や輸送効率の低下等
の点で不満足である。
例えば、比較的強度の高い木製の板等で支持枠を覆っ
てしまう方法は、容器が全体としてかなり大きなものと
なってしまうため、積載スペースも大きくなり、積載ス
ペースが限定されている船積みには特に不適当である。
また容器のコストも高くなるし、重量も増大するので好
ましい方法とは言えない。また箱状容器の壁面を二重構
造にする方法も考えられるが、容器の構造が複雑なもの
となり、製造コスト等が高くなり、また積載スペースも
大きなものとなってしまう。
てしまう方法は、容器が全体としてかなり大きなものと
なってしまうため、積載スペースも大きくなり、積載ス
ペースが限定されている船積みには特に不適当である。
また容器のコストも高くなるし、重量も増大するので好
ましい方法とは言えない。また箱状容器の壁面を二重構
造にする方法も考えられるが、容器の構造が複雑なもの
となり、製造コスト等が高くなり、また積載スペースも
大きなものとなってしまう。
従って本発明の課題は、最小限の積載スペースで大容
量の包装袋を収容することができ、しかもコストや重量
の増大を最小限に抑えた保形性に優れた箱状容器を提供
することにある。
量の包装袋を収容することができ、しかもコストや重量
の増大を最小限に抑えた保形性に優れた箱状容器を提供
することにある。
本発明の他の課題は、船積みに有用であり、流動物を
充填した包装バッグの収容に適用される輸送効率の良好
な保形性に優れた箱状容器を提供することにある。
充填した包装バッグの収容に適用される輸送効率の良好
な保形性に優れた箱状容器を提供することにある。
本発明によれば、ボール紙等から成る外箱と、該外箱
の側面内側に配置され且つ互いに同じ高さを有する４つ
の側壁フレームと、該外箱内に収容される包装バッグと
を有する箱状容器において、 前記４つの側壁フレームは、それぞれ、その高さ方向
のほぼ全体にわたって延びているがその幅よりも小幅の
壁面を含んでおり、且つ少なくとも一部の側壁フレーム
がスライド可能に設けられており、 前記外箱内において、側壁フレームの前記壁面の外側
を巻くようにして、無端状で且つ形状保持性を有してい
ないスリーブが設けられ、 前記包装バッグに内容物を充填することにより包装バ
ッグか膨張し、各側壁のフレームの壁面が包装バッグか
ら押圧されて、前記スライド可能な側壁フレームが外側
にスライドすると、前記無端状スリーブが伸長状態とな
り、外箱の４つのコーナー部と無端状スリーブの外面と
の間にデッドスペースが形成されることを特徴とする保
形性に優れた箱状容器が提供される。
の側面内側に配置され且つ互いに同じ高さを有する４つ
の側壁フレームと、該外箱内に収容される包装バッグと
を有する箱状容器において、 前記４つの側壁フレームは、それぞれ、その高さ方向
のほぼ全体にわたって延びているがその幅よりも小幅の
壁面を含んでおり、且つ少なくとも一部の側壁フレーム
がスライド可能に設けられており、 前記外箱内において、側壁フレームの前記壁面の外側
を巻くようにして、無端状で且つ形状保持性を有してい
ないスリーブが設けられ、 前記包装バッグに内容物を充填することにより包装バ
ッグか膨張し、各側壁のフレームの壁面が包装バッグか
ら押圧されて、前記スライド可能な側壁フレームが外側
にスライドすると、前記無端状スリーブが伸長状態とな
り、外箱の４つのコーナー部と無端状スリーブの外面と
の間にデッドスペースが形成されることを特徴とする保
形性に優れた箱状容器が提供される。
本発明の箱状容器において、外箱は、ボール紙等の軽
量で適当な強度を有する材料で形成され、包装バッグ
は、例えば可撓性の合成樹脂等で形成され、また形状保
持性を有していない無端状スリーブは、紙等の軽量で薄
い材料で形成されている。
量で適当な強度を有する材料で形成され、包装バッグ
は、例えば可撓性の合成樹脂等で形成され、また形状保
持性を有していない無端状スリーブは、紙等の軽量で薄
い材料で形成されている。
この箱状容器は、包装バッグに流動物が充填された場
合、流動物の内圧によって包装バッグが膨張し且つ硬直
した状態になることを利用して構成されたものである
り、特に無端状スリーブを設けたことが重要な特徴であ
る。即ち、包装バッグに加わる内圧によって、側壁フレ
ームと各壁面が押圧され、側壁フレームは外側に広がっ
た状態となり、同時に、各壁面の外側を通って巻かれて
いる無端状スリーブも壁面によって押圧されて外側に広
がった状態となる。従って、無端状スリーブ側壁フレー
ムの各壁面の外側への偏りを制限し且つその偏りと相関
関係にあり、流動物が充填された包装バッグが収容され
た状態における無端状スリーブの周囲は、上記の壁面が
どれだけ外側に偏っているかを示す。このようにして無
端状スリーブは、流動物が充填されて伸長状態（膨張状
態）にある包装バッグに当接しているものである。
合、流動物の内圧によって包装バッグが膨張し且つ硬直
した状態になることを利用して構成されたものである
り、特に無端状スリーブを設けたことが重要な特徴であ
る。即ち、包装バッグに加わる内圧によって、側壁フレ
ームと各壁面が押圧され、側壁フレームは外側に広がっ
た状態となり、同時に、各壁面の外側を通って巻かれて
いる無端状スリーブも壁面によって押圧されて外側に広
がった状態となる。従って、無端状スリーブ側壁フレー
ムの各壁面の外側への偏りを制限し且つその偏りと相関
関係にあり、流動物が充填された包装バッグが収容され
た状態における無端状スリーブの周囲は、上記の壁面が
どれだけ外側に偏っているかを示す。このようにして無
端状スリーブは、流動物が充填されて伸長状態（膨張状
態）にある包装バッグに当接しているものである。
また、本発明においては、側壁フレームの各壁面は、
側壁フレームの幅よりも小幅であることも重要である。
即ち、包装バッグに内容物が充填されて、側壁フレーム
（側壁面）が外側に広がるが、上記壁面はその側壁フレ
ームの幅よりも小さいから、隣合う側壁フレームの壁面
間には間隙が形成される。従って、無端状スリーブは、
壁面の外側に巻かれているから、外側コーナー部と無端
状スリーブとの間には、デッドスペースが形成されるこ
とが理解されよう。このデッドスペースは、外側に広が
って外箱内面に近接する程小さくなるため、箱状容器の
有効容積を可及的に大きくすることができる。また、こ
のデッドスペース部分に、適当な補強材を設けることに
より、本発明の箱状容器の強度を高めることが可能とな
る。
側壁フレームの幅よりも小幅であることも重要である。
即ち、包装バッグに内容物が充填されて、側壁フレーム
（側壁面）が外側に広がるが、上記壁面はその側壁フレ
ームの幅よりも小さいから、隣合う側壁フレームの壁面
間には間隙が形成される。従って、無端状スリーブは、
壁面の外側に巻かれているから、外側コーナー部と無端
状スリーブとの間には、デッドスペースが形成されるこ
とが理解されよう。このデッドスペースは、外側に広が
って外箱内面に近接する程小さくなるため、箱状容器の
有効容積を可及的に大きくすることができる。また、こ
のデッドスペース部分に、適当な補強材を設けることに
より、本発明の箱状容器の強度を高めることが可能とな
る。
本発明の箱状容器の外側面、即ち外箱の外側面は、上
記の側壁フレームに形成されている壁面によって画定さ
れ、補強されている。従って、外箱の外側面をフラット
に保持し且つその変形（膨張）を防止するためには、比
較的リジッドで低伸長性の薄材、例えば紙類を用いて上
記壁面を形成することが好ましい。従来公知の容器で
は、このような補強面を非常に高価で且つ重い材料で形
成していたが、本発明では紙等の安価で軽量の材料を使
用することができ、この点で極めて有利である。この場
合、その壁面は、リジッドな支持部材、例えば木片等の
間に形成せしめ、この支持部材と前記スリーブとを非接
触に設けておくとよい。
記の側壁フレームに形成されている壁面によって画定さ
れ、補強されている。従って、外箱の外側面をフラット
に保持し且つその変形（膨張）を防止するためには、比
較的リジッドで低伸長性の薄材、例えば紙類を用いて上
記壁面を形成することが好ましい。従来公知の容器で
は、このような補強面を非常に高価で且つ重い材料で形
成していたが、本発明では紙等の安価で軽量の材料を使
用することができ、この点で極めて有利である。この場
合、その壁面は、リジッドな支持部材、例えば木片等の
間に形成せしめ、この支持部材と前記スリーブとを非接
触に設けておくとよい。
本発明においては、上記の側壁フレームの枠組みを、
上下一対の棒状横フレーム部材と、垂直方向に延びてい
る一対の棒状垂直支持部材とから形成し、棒状垂直支持
部材間に壁面を設けることが好ましく、これにより、側
壁フレームを頑丈な構造のものとすることができる。こ
の場合、垂直支持部材の両端は、それぞれ上方の横フレ
ーム部材と下方の横フレーム部材とに連結され、一対の
垂直支持部材の間隔は、横フレーム部材の長さよりも短
く設定される。即ち、内容物が充填された包装バッグか
らの圧力を受ける壁面は、その上下で棒状横フレーム部
材に固定され、またその両側端部は、垂直支持部材で固
定されることになる。これらの横フレーム部材や垂直支
持部材は、木材等のリジッドな材料で形成されてものを
用いることができる。
上下一対の棒状横フレーム部材と、垂直方向に延びてい
る一対の棒状垂直支持部材とから形成し、棒状垂直支持
部材間に壁面を設けることが好ましく、これにより、側
壁フレームを頑丈な構造のものとすることができる。こ
の場合、垂直支持部材の両端は、それぞれ上方の横フレ
ーム部材と下方の横フレーム部材とに連結され、一対の
垂直支持部材の間隔は、横フレーム部材の長さよりも短
く設定される。即ち、内容物が充填された包装バッグか
らの圧力を受ける壁面は、その上下で棒状横フレーム部
材に固定され、またその両側端部は、垂直支持部材で固
定されることになる。これらの横フレーム部材や垂直支
持部材は、木材等のリジッドな材料で形成されてものを
用いることができる。
本発明においては、上述した４つの側面フレームがそ
れぞれ独立した部材であり且つスリーブとも別個独立し
た部材であることから、未使用状態においては、外箱と
共に、各部材をバラバラにしてフラットな状態で保管し
ておくことができるばかりか、フラットに折り畳んだ状
態で内容物の充填場所に運び、包装バッグ内への内容物
（流動物）の充填と同時に箱状容器の組み立てを行うこ
とができ、容器の全体的な強度は、包装バッグに内容物
を一杯に充填したときに自動的に確保されるという付加
的な利点も有している。
れぞれ独立した部材であり且つスリーブとも別個独立し
た部材であることから、未使用状態においては、外箱と
共に、各部材をバラバラにしてフラットな状態で保管し
ておくことができるばかりか、フラットに折り畳んだ状
態で内容物の充填場所に運び、包装バッグ内への内容物
（流動物）の充填と同時に箱状容器の組み立てを行うこ
とができ、容器の全体的な強度は、包装バッグに内容物
を一杯に充填したときに自動的に確保されるという付加
的な利点も有している。
本発明によれば、前記４つの側壁フレームの高さを実
質的に同一に設定し、例えば組立状態において、互いに
対面する２つの側壁フレームの上方及び下方の棒状横フ
レーム部材の長さを、互いに対面する他の２つの側壁フ
レームの間隔に相当する長さとすることができる。この
場合、包装バッグ内への内容物の充填開始時には、おお
まかな形状に側壁フレーム等を組み立てておけばよく、
充填終了時に最終的な組み立て形状が得られる。充填を
行いながら、このような最終形状への組み立てを有利に
行うために、互いに対面する２つの側壁フレームを、他
の２つの側壁フレーム間でスライド可能に設けることが
好ましい。このようなスライドは、例えば、スライドす
る２つの側壁フレームでは、壁側を支持固定している垂
直支持部材を横フレーム部材の内側に連結し、他の２つ
の側面フレームにおいては、垂直支持部材を横フレーム
部材の外側に連結しておくことにより容易に行うことが
できる。この結果、包装バッグ内へ内容物を充填してい
くにしたがって、包装バッグの膨張により、２つの側壁
フレームは外側にスライドして両者の間隔が広がり、こ
の部分で無端状スリーブは外側に押圧されて伸長してい
く。同時に、他の２つの側壁フレームにおいては、その
壁面が無端状スリーブにより外側から内側に押圧され
る。この結果として、最終的に、４つの側壁フレームは
箱型形状に組み立てられ、互いに隣合う側壁フレームは
直角に交差する状態で固定されるのである。従って、各
側壁フレームの固定に格別の固定手段（例えばボルト
等）を全く使用する必要がない。
質的に同一に設定し、例えば組立状態において、互いに
対面する２つの側壁フレームの上方及び下方の棒状横フ
レーム部材の長さを、互いに対面する他の２つの側壁フ
レームの間隔に相当する長さとすることができる。この
場合、包装バッグ内への内容物の充填開始時には、おお
まかな形状に側壁フレーム等を組み立てておけばよく、
充填終了時に最終的な組み立て形状が得られる。充填を
行いながら、このような最終形状への組み立てを有利に
行うために、互いに対面する２つの側壁フレームを、他
の２つの側壁フレーム間でスライド可能に設けることが
好ましい。このようなスライドは、例えば、スライドす
る２つの側壁フレームでは、壁側を支持固定している垂
直支持部材を横フレーム部材の内側に連結し、他の２つ
の側面フレームにおいては、垂直支持部材を横フレーム
部材の外側に連結しておくことにより容易に行うことが
できる。この結果、包装バッグ内へ内容物を充填してい
くにしたがって、包装バッグの膨張により、２つの側壁
フレームは外側にスライドして両者の間隔が広がり、こ
の部分で無端状スリーブは外側に押圧されて伸長してい
く。同時に、他の２つの側壁フレームにおいては、その
壁面が無端状スリーブにより外側から内側に押圧され
る。この結果として、最終的に、４つの側壁フレームは
箱型形状に組み立てられ、互いに隣合う側壁フレームは
直角に交差する状態で固定されるのである。従って、各
側壁フレームの固定に格別の固定手段（例えばボルト
等）を全く使用する必要がない。
また本発明においては、箱状容器の強度をさらに高め
るために、底面に底板を設けることができる。この底板
は、例えばスライド可能な側壁フレームの外側に配置さ
れている側壁フレームの下側の横フレーム部材に固定す
ればよく、このような底板の固定は、上述した組み立て
作業に何ら悪影響を与えるものではない。また底板の固
定は、任意の段階で行うことも可能である。更に、包装
バッグ内への充填が終了し、箱状容器の組み立てが完了
した後は、例えばその上面にプレート等のカバーを設け
ることもできる。
るために、底面に底板を設けることができる。この底板
は、例えばスライド可能な側壁フレームの外側に配置さ
れている側壁フレームの下側の横フレーム部材に固定す
ればよく、このような底板の固定は、上述した組み立て
作業に何ら悪影響を与えるものではない。また底板の固
定は、任意の段階で行うことも可能である。更に、包装
バッグ内への充填が終了し、箱状容器の組み立てが完了
した後は、例えばその上面にプレート等のカバーを設け
ることもできる。
（実施例） 以下、本発明を添付図面に示す具体例に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
第１図は、本発明の箱状容器の側面を、外箱を省略し
て示す図であり、第２図は、第１図のII−II断面を内部
に収容された包装バッグと共に示す図である。特に第２
図の上半分は、包装バッグが空の状態で側壁フレームが
組み立てられていない段階を示し、第２図の下半分は、
包装バッグに内容物が充填され、側壁フレームが最終的
な組み立てられた状態を示す。また第３図は、第１図の
箱状容器の用いられている側壁フレームの最終的な組み
立て状態を示す斜視図である。
て示す図であり、第２図は、第１図のII−II断面を内部
に収容された包装バッグと共に示す図である。特に第２
図の上半分は、包装バッグが空の状態で側壁フレームが
組み立てられていない段階を示し、第２図の下半分は、
包装バッグに内容物が充填され、側壁フレームが最終的
な組み立てられた状態を示す。また第３図は、第１図の
箱状容器の用いられている側壁フレームの最終的な組み
立て状態を示す斜視図である。
特に第１図及び第２図から明らかな通り、この構造体
は実質的に直方体形状を有するものであり、互いに対面
している第１の側壁フレーム1,1と、側壁フレーム１と
直交している第２の側壁フレームを有しており、底面に
は底板５が設けられている。これらの側壁フレーム1,2
及び底板５によって画定される空間内に包装バッグ４が
収容されるものであり、包装バッグ４の周囲を取り囲む
様に無端状のスリーブ３が設けられている。
は実質的に直方体形状を有するものであり、互いに対面
している第１の側壁フレーム1,1と、側壁フレーム１と
直交している第２の側壁フレームを有しており、底面に
は底板５が設けられている。これらの側壁フレーム1,2
及び底板５によって画定される空間内に包装バッグ４が
収容されるものであり、包装バッグ４の周囲を取り囲む
様に無端状のスリーブ３が設けられている。
側壁フレーム１は、上部の棒状横フレーム６と下部の
棒状横フレーム７とを備えており、これらフレーム6,7
の間には、１対の垂直支持部材9,9が設けられている。
これらの垂直支持部材9,9の両端部には、横フレーム6,7
の外側に連結されている。従って、横フレーム6,7の内
側面は平滑となっている。また垂直支持部材9,9の間隔
は、横フレーム6,7の長さよりも短いものとなってお
り、その間には紙材等から形成されている壁面部材10が
張られている。この壁面部材10により圧力面８が形成さ
れる。
棒状横フレーム７とを備えており、これらフレーム6,7
の間には、１対の垂直支持部材9,9が設けられている。
これらの垂直支持部材9,9の両端部には、横フレーム6,7
の外側に連結されている。従って、横フレーム6,7の内
側面は平滑となっている。また垂直支持部材9,9の間隔
は、横フレーム6,7の長さよりも短いものとなってお
り、その間には紙材等から形成されている壁面部材10が
張られている。この壁面部材10により圧力面８が形成さ
れる。
同様に側壁フレーム２は、上部の棒状横フレーム11と
下部の棒状横フレーム12とを含み、これらフレーム11,1
2の間に、１対の垂直支持部材14,14が設けられている。
これらの垂直支持部材14,14の両端部は、横フレーム11,
12に連結され、両者の間隔は、横フレーム11,12の長さ
よりも短いものとなっており、その間には紙材等から成
る壁面部材15が張られている。この壁面部材15により圧
力面13が形成される。尚、側壁フレーム１とは異なり、
側壁フレーム２においては、上記の垂直支持部材14は横
フレーム11,12の内側に連結されている。また側壁フレ
ーム2,2は、側壁フレーム1,1の間に配置されている。
下部の棒状横フレーム12とを含み、これらフレーム11,1
2の間に、１対の垂直支持部材14,14が設けられている。
これらの垂直支持部材14,14の両端部は、横フレーム11,
12に連結され、両者の間隔は、横フレーム11,12の長さ
よりも短いものとなっており、その間には紙材等から成
る壁面部材15が張られている。この壁面部材15により圧
力面13が形成される。尚、側壁フレーム１とは異なり、
側壁フレーム２においては、上記の垂直支持部材14は横
フレーム11,12の内側に連結されている。また側壁フレ
ーム2,2は、側壁フレーム1,1の間に配置されている。
かかる具体例において、横フレーム6,7及び11,12は全
て同一の太さの木材等のリジッドな材料で形成され、こ
れらの各フレームの長さは、図示されていない外箱の各
辺の長さに対応している。即ち、これらのフレームによ
って、外箱の強度や枠形状が補強されている。
て同一の太さの木材等のリジッドな材料で形成され、こ
れらの各フレームの長さは、図示されていない外箱の各
辺の長さに対応している。即ち、これらのフレームによ
って、外箱の強度や枠形状が補強されている。
また無端状のスリーブ３は、上記壁面部材10及び15を
内側に包む込む様にして、垂直支持部材９及び14の外側
に巻かれている。
内側に包む込む様にして、垂直支持部材９及び14の外側
に巻かれている。
本発明において、前記側壁フレーム側面1,2及びスリ
ーブ３は、基本的に独立した部材であり、格別の部材で
連結されていない。従って、これらはフラットな状態で
内容物（流動物）の包装バッグへの充填を行う充填域に
供給することができるし、また外箱自体も周知の通りフ
ラットな状態に折り畳むことができるので、船積みには
有利である。
ーブ３は、基本的に独立した部材であり、格別の部材で
連結されていない。従って、これらはフラットな状態で
内容物（流動物）の包装バッグへの充填を行う充填域に
供給することができるし、また外箱自体も周知の通りフ
ラットな状態に折り畳むことができるので、船積みには
有利である。
上記第１図及び第２図に示されている構造体の組み立
ては、例えば次の様にして行われる。
ては、例えば次の様にして行われる。
即ち、充填域においては、始めに図２の上半分に示さ
れている状態に組み立てる。即ち、側壁フレーム1,2を
スリーブ３内に挿入し、側壁フレーム２（横フレーム11
及び12）を、それぞれ側壁フレーム１（横フレーム６及
び７）に直角に交差し且つ内側となるように設け、下方
にある横フレーム７には、必要により、底板５を固定す
る。また包装バッグ４を収容し、この状態で、包装バッ
グ４に内容物（流動物）を充填する。
れている状態に組み立てる。即ち、側壁フレーム1,2を
スリーブ３内に挿入し、側壁フレーム２（横フレーム11
及び12）を、それぞれ側壁フレーム１（横フレーム６及
び７）に直角に交差し且つ内側となるように設け、下方
にある横フレーム７には、必要により、底板５を固定す
る。また包装バッグ４を収容し、この状態で、包装バッ
グ４に内容物（流動物）を充填する。
包装バッグ４への内容物の充填が進行すると、内容物
の内圧によって包装バッグ４は硬直して外側に張り出
し、図２の下半分に示されているように、壁面部材10及
び15の面（圧力面）8,13に接触し、側壁フレーム1,2は
外側にスライドし、上記面8,13は無端状スリーブ３に接
触し、これを押し広げる。即ち、始めは弛んだ状態にあ
るスリーブ３は、内容物の充填に伴って伸長し、一定の
テンションがかかった状態で止まり、側壁フレーム1,2
のそれ以上の広がりを抑制し且つこれらをしっかりと固
定する。この状態で、コーナ部にはデッドスペース16が
形成されるが、このスペースは、内容物に充填にしたが
って減少し、最終的にはかなり小さなものとなる。また
この状態が充填の完了であり、側壁フレーム1,2は図３
に示す直立状態に安定に保持され、例えば図8,13は外箱
の壁面まで偏ることがなく、外箱の壁面はフラットな状
態に安定に保持されるのである。
の内圧によって包装バッグ４は硬直して外側に張り出
し、図２の下半分に示されているように、壁面部材10及
び15の面（圧力面）8,13に接触し、側壁フレーム1,2は
外側にスライドし、上記面8,13は無端状スリーブ３に接
触し、これを押し広げる。即ち、始めは弛んだ状態にあ
るスリーブ３は、内容物の充填に伴って伸長し、一定の
テンションがかかった状態で止まり、側壁フレーム1,2
のそれ以上の広がりを抑制し且つこれらをしっかりと固
定する。この状態で、コーナ部にはデッドスペース16が
形成されるが、このスペースは、内容物に充填にしたが
って減少し、最終的にはかなり小さなものとなる。また
この状態が充填の完了であり、側壁フレーム1,2は図３
に示す直立状態に安定に保持され、例えば図8,13は外箱
の壁面まで偏ることがなく、外箱の壁面はフラットな状
態に安定に保持されるのである。
尚、図２に示す例は、底板５が横フレーム７に固定さ
れているので、この場合に外側にスライドして広がるの
は側壁フレーム２である。このスライドは、先にも述べ
た通り、側壁フレーム１の垂直支持部材９が横フレーム
6,7の外側に連結されているため、スムーズに行われ
る。また側壁フレーム２の面13が外側に押圧されて外側
にスライドするにしたがい、側壁フレーム１の面８は、
スリーブ３にかかる張力により内側に押圧されるので、
側壁フレーム１と２はしっかりとかみ合った状態とな
り、その最終的な直立形状が安定に保持される。従っ
て、この状態で外箱に収容される。
れているので、この場合に外側にスライドして広がるの
は側壁フレーム２である。このスライドは、先にも述べ
た通り、側壁フレーム１の垂直支持部材９が横フレーム
6,7の外側に連結されているため、スムーズに行われ
る。また側壁フレーム２の面13が外側に押圧されて外側
にスライドするにしたがい、側壁フレーム１の面８は、
スリーブ３にかかる張力により内側に押圧されるので、
側壁フレーム１と２はしっかりとかみ合った状態とな
り、その最終的な直立形状が安定に保持される。従っ
て、この状態で外箱に収容される。
特に図２の下半分に示されている様に、包装バッグ４
の最終的な形状は、前記面8,13及びスリーブ３によって
画定される。尚、充填が完了すると、包装バッグ４の素
材の種類に応じて、シール等の手段によって包装バッグ
４は液密で閉じられる。
の最終的な形状は、前記面8,13及びスリーブ３によって
画定される。尚、充填が完了すると、包装バッグ４の素
材の種類に応じて、シール等の手段によって包装バッグ
４は液密で閉じられる。
このようにして得られる本発明の箱状容器は、その小
容積のコーナー部を除き、膨らむ等の変形を生じること
なく、矩形状の断面一杯に内容物の充填を行うことがで
きる。さらに、図２の下半分に示される構造体は、包装
バッグから受ける力を緩和する必要がないため比較的軽
量でり、適当な大きさの外箱内に容易に収容することが
できる。実際、この構造物は、完全に持ち上げることが
できる。しかも、本発明の箱状容器は、その側面が膨ら
む等の変形を生じないので、船積みスペース内に最大限
に積載することができるので、輸送効率が極めて高い。
容積のコーナー部を除き、膨らむ等の変形を生じること
なく、矩形状の断面一杯に内容物の充填を行うことがで
きる。さらに、図２の下半分に示される構造体は、包装
バッグから受ける力を緩和する必要がないため比較的軽
量でり、適当な大きさの外箱内に容易に収容することが
できる。実際、この構造物は、完全に持ち上げることが
できる。しかも、本発明の箱状容器は、その側面が膨ら
む等の変形を生じないので、船積みスペース内に最大限
に積載することができるので、輸送効率が極めて高い。
また本発明の箱状容器の強度をさらに高めるために、
例えばコーナー部のデッドペースに、適当な補強材を設
けることができる。
例えばコーナー部のデッドペースに、適当な補強材を設
けることができる。
本発明では、種々の変更が可能である。例えば、側壁
フレームとして底板５のようなプレートを使用すること
もでき、この場合には、横フレームと垂直支持部材とを
分けて用いる必要はなく、壁面等を含めて一体の部材で
形成することができる。また上方の横フレーム6,11と下
方の横フレーム7,12との間に、適当なフレーム材を設け
ることも可能である。
フレームとして底板５のようなプレートを使用すること
もでき、この場合には、横フレームと垂直支持部材とを
分けて用いる必要はなく、壁面等を含めて一体の部材で
形成することができる。また上方の横フレーム6,11と下
方の横フレーム7,12との間に、適当なフレーム材を設け
ることも可能である。
第１図は、本発明の箱状容器の側面を、外箱を省略して
示す図である。 第２図は、第１図のII−II断面を内部に収容された包装
バッグと共に示す図である。特に第２図の上半分は、包
装バッグが空の状態で側壁フレームが組み立てられてい
ない段階を示し、第２図の下半分は、包装バッグに内容
物が充填され、側壁フレームが最終的な組み立てられた
状態を示す。 第３図は、第１図の箱状容器に用いられている側壁フレ
ームの最終的な組み立て状態を示す斜視図である。
示す図である。 第２図は、第１図のII−II断面を内部に収容された包装
バッグと共に示す図である。特に第２図の上半分は、包
装バッグが空の状態で側壁フレームが組み立てられてい
ない段階を示し、第２図の下半分は、包装バッグに内容
物が充填され、側壁フレームが最終的な組み立てられた
状態を示す。 第３図は、第１図の箱状容器に用いられている側壁フレ
ームの最終的な組み立て状態を示す斜視図である。
Claims (7)
- 【請求項１】ボール紙等から成る外箱と、該外箱の側面
内側に配置され且つ互いに同じ高さを有する４つの側壁
フレームと、該外箱内に収容される包装バッグとを有す
る箱状容器において、 前記４つの側壁フレームは、それぞれ、その高さ方向の
ほぼ全体にわたって延びているがその幅よりも小幅の壁
面を含んでおり、且つ少なくとも一部の側壁フレームが
スライド可能に設けられており、 前記外箱内において、側壁フレームの前記壁面の外側を
巻くようにして、無端状で且つ形状保持性を有していな
いスリーブが設けられており、 前記包装バッグに内容物を充填することにより包装バッ
グが膨張し、各側壁フレームの壁面が包装バッグから押
圧されて、前記スライド可能な側壁フレームが外側にス
ライドすると、前記無端状スリーブが伸長状態となり、
外箱の４つのコーナー部と無端状スリーブの外面との間
にデッドスペースが形成されることを特徴とする保形性
に優れた箱状容器。 - 【請求項２】前記４つの側壁フレームの内、互いに対面
する２つの側壁フレームは底板に固定され、互いに対面
する他の２つの側壁フレームは、スライド可能に設けら
れている請求項１に記載の箱状容器。 - 【請求項３】前記側壁フレームは、上下一対の棒状横フ
レーム部材と、垂直方向に延びている一対の棒状垂直支
持部材と、該垂直支持部材間に張られた壁面形成部材と
から成り、垂直支持部材の両端は、それぞれ上方の横フ
レーム部材と下方の横フレーム部材とに連結され、一対
の垂直支持部材の間隔は、横フレーム部材の長さよりも
短いものである請求項１に記載の箱状容器。 - 【請求項４】前記壁面形成部材が、低伸長性の薄材であ
る請求項３に記載の箱状容器。 - 【請求項５】前記薄材が紙である請求項４に記載の箱状
容器。 - 【請求項６】前記４つの側壁フレームの内、互いに対面
する２つの側壁フレームは、垂直フレーム部材の両端
が、それぞれ上方の横フレーム部材と下方の横フレーム
部材との外側に連結され、互いに対面する他の２つの側
壁フレームは、垂直支持部材の両端が、それぞれ上方の
横フレーム部材と下方の横フレーム部材との内側に連結
されている請求項３に記載の箱状容器。 - 【請求項７】前記４つの側壁フレーム内、垂直支持部材
が横フレーム部材の内側に連結されている２つの側壁フ
レームは、垂直支持部材が横フレーム部材の外側に連結
されている２つの側壁フレームの内側でスライド可能に
設けられている請求項６に記載の箱状容器。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| NL8,702,331 | 1987-09-30 | ||
| NL8702331A NL8702331A (nl) | 1987-09-30 | 1987-09-30 | Verpakkingsmiddel voor fluida, vaste stoffen met vloeieigenschappen of dergelijke. |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01111678A JPH01111678A (ja) | 1989-04-28 |
| JP2539893B2 true JP2539893B2 (ja) | 1996-10-02 |
Family
ID=19850683
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63244716A Expired - Fee Related JP2539893B2 (ja) | 1987-09-30 | 1988-09-30 | 保形性に優れた箱状容器 |
Country Status (15)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4927037A (ja) |
| EP (1) | EP0310192B1 (ja) |
| JP (1) | JP2539893B2 (ja) |
| AT (1) | ATE85294T1 (ja) |
| AU (1) | AU615942B2 (ja) |
| BR (1) | BR8805032A (ja) |
| CA (1) | CA1316468C (ja) |
| DE (1) | DE3878124T2 (ja) |
| ES (1) | ES2039023T3 (ja) |
| FI (1) | FI92176C (ja) |
| GR (1) | GR3006998T3 (ja) |
| IE (1) | IE62190B1 (ja) |
| NL (1) | NL8702331A (ja) |
| NO (1) | NO175853C (ja) |
| PT (1) | PT88629B (ja) |
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| NL9000552A (nl) * | 1990-03-09 | 1991-10-01 | Boots Gerardus A M | Verpakkingsmiddel voor bulkgoed, fluida en dergelijke. |
| DE9105682U1 (ja) * | 1991-05-07 | 1992-09-10 | Westerwaelder Eisenwerk Gerhard Gmbh, 5241 Weitefeld, De | |
| NL9200130A (nl) * | 1992-01-23 | 1993-08-16 | Boots Gerardus A M | Verpakkingsmiddel met een relatief stijf, vormvast steunframe en een daarin aangebracht flexibel hulsdeel. |
| DE9203109U1 (ja) * | 1992-03-09 | 1993-07-08 | Westerwaelder Eisenwerk Gerhard Gmbh, 5241 Weitefeld, De | |
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1987
- 1987-09-30 NL NL8702331A patent/NL8702331A/nl not_active Application Discontinuation
-
1988
- 1988-09-15 IE IE279788A patent/IE62190B1/en not_active IP Right Cessation
- 1988-09-20 AU AU22408/88A patent/AU615942B2/en not_active Ceased
- 1988-09-22 CA CA000578132A patent/CA1316468C/en not_active Expired - Fee Related
- 1988-09-27 US US07/249,869 patent/US4927037A/en not_active Expired - Lifetime
- 1988-09-28 FI FI884458A patent/FI92176C/fi not_active IP Right Cessation
- 1988-09-29 BR BR8805032A patent/BR8805032A/pt not_active IP Right Cessation
- 1988-09-29 AT AT88202119T patent/ATE85294T1/de not_active IP Right Cessation
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- 1988-09-29 PT PT88629A patent/PT88629B/pt not_active IP Right Cessation
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- 1988-09-29 DE DE8888202119T patent/DE3878124T2/de not_active Expired - Fee Related
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1993
- 1993-02-10 GR GR920403206T patent/GR3006998T3/el unknown
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