JP2538730B2 - 画像デ―タ処理方式 - Google Patents
画像デ―タ処理方式Info
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- JP2538730B2 JP2538730B2 JP3285834A JP28583491A JP2538730B2 JP 2538730 B2 JP2538730 B2 JP 2538730B2 JP 3285834 A JP3285834 A JP 3285834A JP 28583491 A JP28583491 A JP 28583491A JP 2538730 B2 JP2538730 B2 JP 2538730B2
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- tunnel
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- 238000003672 processing method Methods 0.000 title claims description 14
- 238000000034 method Methods 0.000 description 20
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 4
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 2
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 1
- 230000003930 cognitive ability Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 238000011179 visual inspection Methods 0.000 description 1
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- Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
- Instructional Devices (AREA)
- Processing Or Creating Images (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像データ処理方式、特
に、鉄道車両のような定められた経路を走行する移動体
の前方の画像データの処理に好適な画像データ処理方式
に関するものである。
に、鉄道車両のような定められた経路を走行する移動体
の前方の画像データの処理に好適な画像データ処理方式
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】公共輸送機関としての鉄道の最大の目標
は、安全な輸送サービスの提供である。そのために、走
行車両の前方監視や駅、ホームでの安全監視、さらに線
路に対する巡回検査や列車の仕業点検などの目視検査が
欠かせない。しかし、人間の認識能力や注意力は完全で
なく、また、このような地味で忍耐力の必要な作業に従
事する人を確保することも困難になりつつある。
は、安全な輸送サービスの提供である。そのために、走
行車両の前方監視や駅、ホームでの安全監視、さらに線
路に対する巡回検査や列車の仕業点検などの目視検査が
欠かせない。しかし、人間の認識能力や注意力は完全で
なく、また、このような地味で忍耐力の必要な作業に従
事する人を確保することも困難になりつつある。
【0003】そこで、テレビカメラ等の撮像手段により
監視対象の画像信号を取得し、それを電子計算機により
処理することが考えられるが、従来は、テレビカメラか
ら入力されたレールの画像に基づいて電子計算機により
レールの継ぎ目の画像を検知し、継ぎ目間隔の異常を監
視する程度のことしか行われていなかった。
監視対象の画像信号を取得し、それを電子計算機により
処理することが考えられるが、従来は、テレビカメラか
ら入力されたレールの画像に基づいて電子計算機により
レールの継ぎ目の画像を検知し、継ぎ目間隔の異常を監
視する程度のことしか行われていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の画像データ処理方式においては、テレビカメラの出
力をそのまま電子計算機に入力しているため、走行車両
の前方画像データのようにデータ量が膨大な場合は、処
理に多大の時間を要してしまうという問題点があった。
来の画像データ処理方式においては、テレビカメラの出
力をそのまま電子計算機に入力しているため、走行車両
の前方画像データのようにデータ量が膨大な場合は、処
理に多大の時間を要してしまうという問題点があった。
【0005】本発明は、前記問題点を解決して、走行車
両の前方画像のような膨大な量の画像データを短時間で
処理することのできる画像データ処理方式を提供するこ
とを目的とする。また、本発明は、処理した画像データ
に基づいて自由な条件で画像の再構成を行うことのでき
る画像データ処理方式を提供することを目的とする。
両の前方画像のような膨大な量の画像データを短時間で
処理することのできる画像データ処理方式を提供するこ
とを目的とする。また、本発明は、処理した画像データ
に基づいて自由な条件で画像の再構成を行うことのでき
る画像データ処理方式を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記問題点を解決するた
めに、本発明は、定められた経路を走行する移動体の前
方の画像データを処理する画像データ処理方式におい
て、画像入力装置から出力された移動体の前方の画像を
画像メモリに記憶し、画像メモリに記憶された画像か
ら、画面内の所定の位置において水平方向及び垂直方向
に所定の幅を有する枠状の部分画像を切り出し、部分画
像を枠の所定の位置で切断して直線状に展開した壁面展
開画像データを作成するようにした。
めに、本発明は、定められた経路を走行する移動体の前
方の画像データを処理する画像データ処理方式におい
て、画像入力装置から出力された移動体の前方の画像を
画像メモリに記憶し、画像メモリに記憶された画像か
ら、画面内の所定の位置において水平方向及び垂直方向
に所定の幅を有する枠状の部分画像を切り出し、部分画
像を枠の所定の位置で切断して直線状に展開した壁面展
開画像データを作成するようにした。
【0007】また、本発明は、定められた経路を走行す
る移動体の前方の画像データを処理する画像データ処理
方式において、部分画像から作成した壁面展開画像デー
タにもとづいて、内面に壁面展開画像を有する筒状のト
ンネル及びトンネル内面の各位置における壁面展開画像
の画素データを作成し、トンネル内又はトンネルの前方
の所定の位置に視点及びその視角を設定し、かつ、視角
とトンネルとが交差する位置にスクリーンを作成し、視
点とスクリーン上の任意の画素とを結ぶ直線がトンネル
と交差する領域を求め、交差する領域における壁面展開
画像の画素データを用いて再構成画像の画素データを得
るようにした。
る移動体の前方の画像データを処理する画像データ処理
方式において、部分画像から作成した壁面展開画像デー
タにもとづいて、内面に壁面展開画像を有する筒状のト
ンネル及びトンネル内面の各位置における壁面展開画像
の画素データを作成し、トンネル内又はトンネルの前方
の所定の位置に視点及びその視角を設定し、かつ、視角
とトンネルとが交差する位置にスクリーンを作成し、視
点とスクリーン上の任意の画素とを結ぶ直線がトンネル
と交差する領域を求め、交差する領域における壁面展開
画像の画素データを用いて再構成画像の画素データを得
るようにした。
【0008】
【作用】本発明によれば、以上のように画像データ処理
方式を構成したので、画像入力装置は移動体の前方の画
像を画像メモリに記憶し、画像処理装置は画像メモリに
記憶された各画像から、画面内の所定の位置において水
平方向及び垂直方向に所定の幅を有する枠状の部分画像
を切り出し、部分画像を枠の所定の位置で切断して直線
状に展開した壁面展開画像データを作成する。
方式を構成したので、画像入力装置は移動体の前方の画
像を画像メモリに記憶し、画像処理装置は画像メモリに
記憶された各画像から、画面内の所定の位置において水
平方向及び垂直方向に所定の幅を有する枠状の部分画像
を切り出し、部分画像を枠の所定の位置で切断して直線
状に展開した壁面展開画像データを作成する。
【0009】また、本発明によれば、画像処理装置は部
分画像から作成した壁面展開画像データにもとづいて、
内面に壁面展開画像を有する筒状のトンネル及びトンネ
ル内面の各位置における壁面展開画像の画素データを作
成し、トンネル内又はトンネルの前方の所定の位置に視
点及びその視角を設定し、かつ、視角とトンネルとが交
差する位置にスクリーンを作成し、視点とスクリーン上
の任意の画素とを結ぶ直線がトンネルと交差する領域を
求め、交差する領域における壁面展開画像の画素のデー
タを用いて再構成画像の画素データを得る。
分画像から作成した壁面展開画像データにもとづいて、
内面に壁面展開画像を有する筒状のトンネル及びトンネ
ル内面の各位置における壁面展開画像の画素データを作
成し、トンネル内又はトンネルの前方の所定の位置に視
点及びその視角を設定し、かつ、視角とトンネルとが交
差する位置にスクリーンを作成し、視点とスクリーン上
の任意の画素とを結ぶ直線がトンネルと交差する領域を
求め、交差する領域における壁面展開画像の画素のデー
タを用いて再構成画像の画素データを得る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明に係る画像データ
処理方式を鉄道車両の前方の画像データの処理に適用し
た実施例の説明図である。図において、(a)は鉄道車
両(図示せず。以下、車両という。)の所定の位置に設
けられたテレビカメラから出力された第i+1 フレーム
の画像、(b)は同じく第iフレームの画像、(c)は
第i−1 フレームの画像である。そして、各フレームの
画像中ハッチングを付した部分はその各フレームにおい
て切り出される部分画像1である。また、(d)は切り
出された部分画像をデマッピング処理して構成したデマ
ッピング画像、(e)はデマッピング画像をリマッピン
グ処理することにより再構成した再構成画像である。
ながら詳細に説明する。図1は本発明に係る画像データ
処理方式を鉄道車両の前方の画像データの処理に適用し
た実施例の説明図である。図において、(a)は鉄道車
両(図示せず。以下、車両という。)の所定の位置に設
けられたテレビカメラから出力された第i+1 フレーム
の画像、(b)は同じく第iフレームの画像、(c)は
第i−1 フレームの画像である。そして、各フレームの
画像中ハッチングを付した部分はその各フレームにおい
て切り出される部分画像1である。また、(d)は切り
出された部分画像をデマッピング処理して構成したデマ
ッピング画像、(e)はデマッピング画像をリマッピン
グ処理することにより再構成した再構成画像である。
【0011】最初に、デマッピング処理について、
(c)の第i−1フレームの画像を処理するタイミング
にあるものとして説明する。まず、(c)の第i−1 フ
レームの画像からハッチングを付した部分画像1i-1 を
切出す。部分画像の領域は、車両の走行速度、テレビカ
メラのフレーム周波数、テレビカメラの視角等にもとづ
いて設定する。例えば、車両の走行速度をV〔m/
s〕、テレビカメラのフレーム周波数をfv〔Hz〕と
すると、テレビカメラが第i−1 フレームの画像を出力
する時点から第iフレームの画像を出力する時点までに
車両は(V/fv)〔m〕進むから、車両の前方の画像
データを連続的に取得するためには、各部分画像1には
進行方向(V/fv)〔m〕の範囲の画像が含まれるよ
うに設定する。水平方向、垂直方向ともに1画素の幅
(したがって、水平方向は1水平走査線の幅)にすれ
ば、画像データの処理が容易になる。また、この幅を1
フレームごとに交互に1画素、2画素とし、平均が1.
5画素幅になるようにしてもよい。なお、図では部分画
像1を画面の最も外側の部分に設定しているが、この場
所に限定されるものではない。
(c)の第i−1フレームの画像を処理するタイミング
にあるものとして説明する。まず、(c)の第i−1 フ
レームの画像からハッチングを付した部分画像1i-1 を
切出す。部分画像の領域は、車両の走行速度、テレビカ
メラのフレーム周波数、テレビカメラの視角等にもとづ
いて設定する。例えば、車両の走行速度をV〔m/
s〕、テレビカメラのフレーム周波数をfv〔Hz〕と
すると、テレビカメラが第i−1 フレームの画像を出力
する時点から第iフレームの画像を出力する時点までに
車両は(V/fv)〔m〕進むから、車両の前方の画像
データを連続的に取得するためには、各部分画像1には
進行方向(V/fv)〔m〕の範囲の画像が含まれるよ
うに設定する。水平方向、垂直方向ともに1画素の幅
(したがって、水平方向は1水平走査線の幅)にすれ
ば、画像データの処理が容易になる。また、この幅を1
フレームごとに交互に1画素、2画素とし、平均が1.
5画素幅になるようにしてもよい。なお、図では部分画
像1を画面の最も外側の部分に設定しているが、この場
所に限定されるものではない。
【0012】次に,切出した部分画像1i-1 を天井部
S,S′で切断し、(d)に示すように左側天井部A
1、左側壁面部B、床部C、右側壁面部D、右側天井部
A2が直線状に並ぶように変換して壁面展開画像2i-1
を作成する。なお、部分画像1の幅を複数ライン分に設
定した場合、部分画像1の内側の画素数は外側の画素数
よりも少なくなるので、補間処理により画素を作成す
る。
S,S′で切断し、(d)に示すように左側天井部A
1、左側壁面部B、床部C、右側壁面部D、右側天井部
A2が直線状に並ぶように変換して壁面展開画像2i-1
を作成する。なお、部分画像1の幅を複数ライン分に設
定した場合、部分画像1の内側の画素数は外側の画素数
よりも少なくなるので、補間処理により画素を作成す
る。
【0013】次いで、(b)に示す第iフレームの画像
では、第i−1フレームの部分画像1i-1 の内側の枠状
の部分内の画像が画面の最も外側に来るので、これを部
分画像1i として切出し、壁面展開画像2i を作成す
る。以下、(a)に示す第i+1フレーム以後の各フレ
ームの画像から、順次、部分画像を切出して、(d)に
示すように直線状に配列し、壁面展開画像2を作成す
る。
では、第i−1フレームの部分画像1i-1 の内側の枠状
の部分内の画像が画面の最も外側に来るので、これを部
分画像1i として切出し、壁面展開画像2i を作成す
る。以下、(a)に示す第i+1フレーム以後の各フレ
ームの画像から、順次、部分画像を切出して、(d)に
示すように直線状に配列し、壁面展開画像2を作成す
る。
【0014】以上が、デマッピング処理である。リマッ
ピング処理は、(e)に示すように、デマッピング処理
の逆処理であり、デマッピング処理により作成した壁面
展開画像2から任意の位置、視点における画像を再構成
する処理である。詳細は図2及び図3を参照しながら、
説明する。
ピング処理は、(e)に示すように、デマッピング処理
の逆処理であり、デマッピング処理により作成した壁面
展開画像2から任意の位置、視点における画像を再構成
する処理である。詳細は図2及び図3を参照しながら、
説明する。
【0015】図2は本発明の実施例に係る画像データ処
理方式におけるリマッピング処理の説明図、図3はリマ
ッピング処理のフローチャートである。以下、図2及び
図3を参照しながらリマッピング処理について説明す
る。まず、最初にフローチャートのステップS1に従っ
て、視点が進行する経路に沿った架空の矩形トンネルの
形状を定める。
理方式におけるリマッピング処理の説明図、図3はリマ
ッピング処理のフローチャートである。以下、図2及び
図3を参照しながらリマッピング処理について説明す
る。まず、最初にフローチャートのステップS1に従っ
て、視点が進行する経路に沿った架空の矩形トンネルの
形状を定める。
【0016】次に、ステップS2として、矩形トンネル
の壁面に図1で説明したデマッピング画像を貼りつけ
る。具体的な処理として、まず電子計算機内に想定され
た矩形トンネルモデル壁面に、図1により説明したデマ
ッピング処理により得られた壁面画像を次のように貼り
つける。すなわち、図1(d)の壁面展開画像を点線部
分で直角に折り曲げ、左側天井部A1、左側壁面部B、
床部C、右側壁面部D、右側天井部A2の各部分を矩形
トンネルモデルの天井、壁面、床の各部分に対応させ、
切開端のSとS′が接合するように貼りつける。実際の
電子計算機内の処理では、矩形トンネル壁面の座標とデ
マッピング画像の座標の対応表を作成する。
の壁面に図1で説明したデマッピング画像を貼りつけ
る。具体的な処理として、まず電子計算機内に想定され
た矩形トンネルモデル壁面に、図1により説明したデマ
ッピング処理により得られた壁面画像を次のように貼り
つける。すなわち、図1(d)の壁面展開画像を点線部
分で直角に折り曲げ、左側天井部A1、左側壁面部B、
床部C、右側壁面部D、右側天井部A2の各部分を矩形
トンネルモデルの天井、壁面、床の各部分に対応させ、
切開端のSとS′が接合するように貼りつける。実際の
電子計算機内の処理では、矩形トンネル壁面の座標とデ
マッピング画像の座標の対応表を作成する。
【0017】図2はこのトンネルを長手方向に沿って垂
直に切断した断面を示している。したがって、3は天井
部であり、4は床部である。また6はトンネル長手方向
と直角なトンネル断面に設定されたスクリーンである。
壁面及びスクリーン上の目盛りはそれぞれの面上におけ
る画像の画素単位を示している。すなわち、ここでは、
デマッピング処理における部分画像の幅は1画素として
ある。
直に切断した断面を示している。したがって、3は天井
部であり、4は床部である。また6はトンネル長手方向
と直角なトンネル断面に設定されたスクリーンである。
壁面及びスクリーン上の目盛りはそれぞれの面上におけ
る画像の画素単位を示している。すなわち、ここでは、
デマッピング処理における部分画像の幅は1画素として
ある。
【0018】次に、ステップS3として矩形トンネル内
の視点移動経路の中で、再構成画像を作成したい視点位
置を一つ選定する。次に、ステップS4としてその視点
より視角θで前方を見た時の画像を作成するためのスク
リーンを設定する。このスクリーンの位置と大きさは自
由であるが、一般に図2に示されるように、視角θを延
長して矩形トンネル壁面と交差する位置にとるのが望ま
しい。なお、このスクリーンは透明であると仮定すると
考えやすい。
の視点移動経路の中で、再構成画像を作成したい視点位
置を一つ選定する。次に、ステップS4としてその視点
より視角θで前方を見た時の画像を作成するためのスク
リーンを設定する。このスクリーンの位置と大きさは自
由であるが、一般に図2に示されるように、視角θを延
長して矩形トンネル壁面と交差する位置にとるのが望ま
しい。なお、このスクリーンは透明であると仮定すると
考えやすい。
【0019】次にステップS5としてスクリーン上の画
素(スクリーン画素)を一つ選び、視点とその四隅の格
子点を結んだ直線を延長し、矩形トンネル壁面との交点
を求める。この4つの交点により囲まれた領域をスクリ
ーン画素の投影領域とする。次にステップS6として、
スクリーン画素投影領域内の壁面デマッピング画像デー
タを用いて、スクリーン上の画素データを定める。この
場合の画素データ決定のアルゴリズムとしては、各種の
手法が考えられるが、一般的には画素投影領域内の壁面
デマッピング画像データの平均値を用いるのがよい。
素(スクリーン画素)を一つ選び、視点とその四隅の格
子点を結んだ直線を延長し、矩形トンネル壁面との交点
を求める。この4つの交点により囲まれた領域をスクリ
ーン画素の投影領域とする。次にステップS6として、
スクリーン画素投影領域内の壁面デマッピング画像デー
タを用いて、スクリーン上の画素データを定める。この
場合の画素データ決定のアルゴリズムとしては、各種の
手法が考えられるが、一般的には画素投影領域内の壁面
デマッピング画像データの平均値を用いるのがよい。
【0020】ステップS5及びステップS6の処理は、
スクリーン上の各画素について実施し、スクリーン上の
全ての画素について処理が終了すると、ステップS3で
選んだ視点から視角θで見た画像がスクリーン上に再構
成される。具体的な例として、図2に示される例では、
例えば、スクリーン6上の画素6aには、視点5と画素
6aを通る直線(視線)を延長して天井部3と交差した
領域3aの画像が見えるので、この領域3a内の画素の
平均値等を画素6aの画素値とする。同様に、領域4b
内の画素の平均値等を画素6bの再構成画像の画素値と
する。この処理をスクリーン6上の全ての画素に対して
実施すれば、視点5から見た再構成画像が得られる。な
お、ここでは、説明の便宜上、スクリーン6の垂直方向
は20個の画素で構成したが、実際には、256、51
2等の適当な数に設定する。
スクリーン上の各画素について実施し、スクリーン上の
全ての画素について処理が終了すると、ステップS3で
選んだ視点から視角θで見た画像がスクリーン上に再構
成される。具体的な例として、図2に示される例では、
例えば、スクリーン6上の画素6aには、視点5と画素
6aを通る直線(視線)を延長して天井部3と交差した
領域3aの画像が見えるので、この領域3a内の画素の
平均値等を画素6aの画素値とする。同様に、領域4b
内の画素の平均値等を画素6bの再構成画像の画素値と
する。この処理をスクリーン6上の全ての画素に対して
実施すれば、視点5から見た再構成画像が得られる。な
お、ここでは、説明の便宜上、スクリーン6の垂直方向
は20個の画素で構成したが、実際には、256、51
2等の適当な数に設定する。
【0021】図4は本発明の実施例に係る画像データ処
理方式を実施するための画像データ処理システムの構成
を示すブロック図である。図4において11はテレビカ
メラで構成された画像入力装置で、被写体の画像を画像
信号に変換し、かつ、ディジタル化する。12はディジ
タル化された画像信号を一時的に記憶する半導体等で構
成された画像メモリ、13は画像メモリ12の出力に対
して所望の処理を行う電子計算機、14は電子計算機1
3の出力を記憶する磁気ディスク等で構成された補助記
憶装置、15は電子計算機13の出力を印刷又は表示す
る画像出力装置である。
理方式を実施するための画像データ処理システムの構成
を示すブロック図である。図4において11はテレビカ
メラで構成された画像入力装置で、被写体の画像を画像
信号に変換し、かつ、ディジタル化する。12はディジ
タル化された画像信号を一時的に記憶する半導体等で構
成された画像メモリ、13は画像メモリ12の出力に対
して所望の処理を行う電子計算機、14は電子計算機1
3の出力を記憶する磁気ディスク等で構成された補助記
憶装置、15は電子計算機13の出力を印刷又は表示す
る画像出力装置である。
【0022】図5は本発明の実施例における画像データ
処理システムのデマッピング処理動作の説明図である。
まず、車両の所定の位置に配置された画像入力装置11
は車両の前方の画像を画像信号に変換し、8ビットのデ
ィジタル化画像信号に変換して画像メモリ12に記憶す
る。
処理システムのデマッピング処理動作の説明図である。
まず、車両の所定の位置に配置された画像入力装置11
は車両の前方の画像を画像信号に変換し、8ビットのデ
ィジタル化画像信号に変換して画像メモリ12に記憶す
る。
【0023】次に、電子計算機13は画像メモリ12に
記憶されたディジタル化画像信号中、画面の最も外側の
部分を図1における部分画像1として切り出し、アドレ
ス変換して、壁面展開画像2を構成する画像データに変
換する。ここで、この変換処理についてもう少し詳しく
説明する。いま、画像入力装置11から出力された画像
信号は縦×横が512ドット×512ドットであるとす
ると、電子計算機13が切り出す部分画像の画素数は各
フレーム毎に2048ドットになる。電子計算機13は
図5(a)に示すように、画面上端中央部のS点から反
時計回りに画像メモリ12に記憶されている画素を順
次、サンプリングし、図5(b)に示すようにSが0
に、S′が2047になるようにアドレス変換する。こ
の変換処理を画像メモリ12に記憶されたディジタル化
画像信号の各フレームに対して行えば、壁面展開画像2
を作成するためのディジタル化画像信号を得ることがで
きる。なお、アドレス変換された画像信号は電子計算機
13の主記憶メモリ(図示せず)に記憶し、主記憶メモ
リの記憶容量を越える量になったら、補助記憶装置14
に記憶する。
記憶されたディジタル化画像信号中、画面の最も外側の
部分を図1における部分画像1として切り出し、アドレ
ス変換して、壁面展開画像2を構成する画像データに変
換する。ここで、この変換処理についてもう少し詳しく
説明する。いま、画像入力装置11から出力された画像
信号は縦×横が512ドット×512ドットであるとす
ると、電子計算機13が切り出す部分画像の画素数は各
フレーム毎に2048ドットになる。電子計算機13は
図5(a)に示すように、画面上端中央部のS点から反
時計回りに画像メモリ12に記憶されている画素を順
次、サンプリングし、図5(b)に示すようにSが0
に、S′が2047になるようにアドレス変換する。こ
の変換処理を画像メモリ12に記憶されたディジタル化
画像信号の各フレームに対して行えば、壁面展開画像2
を作成するためのディジタル化画像信号を得ることがで
きる。なお、アドレス変換された画像信号は電子計算機
13の主記憶メモリ(図示せず)に記憶し、主記憶メモ
リの記憶容量を越える量になったら、補助記憶装置14
に記憶する。
【0024】壁面展開画像2の作成は、補助記憶装置1
4に記憶されたディジタル化画像信号を読出し、アナロ
グ信号に変換して画像出力装置15で出力することによ
り行うことができる。次に、本発明の実施例における画
像データ処理システムのリマッピング動作を図2及び図
4を参照しながら説明する。
4に記憶されたディジタル化画像信号を読出し、アナロ
グ信号に変換して画像出力装置15で出力することによ
り行うことができる。次に、本発明の実施例における画
像データ処理システムのリマッピング動作を図2及び図
4を参照しながら説明する。
【0025】まず、図2における矩形断面の筒状のトン
ネルを作成、スクリーン6の設置及び視点5の設定は三
次元コンピュータグラフィクス技術を用いて行う。ここ
で、三次元コンピュータグラフィクス技術を用いて作成
した筒状のトンネル内の各位置における壁面展開画像2
の画素データ(輝度レベル等)を計算し、電子計算機1
3内の主記憶メモリに記憶しておく。
ネルを作成、スクリーン6の設置及び視点5の設定は三
次元コンピュータグラフィクス技術を用いて行う。ここ
で、三次元コンピュータグラフィクス技術を用いて作成
した筒状のトンネル内の各位置における壁面展開画像2
の画素データ(輝度レベル等)を計算し、電子計算機1
3内の主記憶メモリに記憶しておく。
【0026】次に、視点5とスクリーン6上の任意の画
素を結ぶ直線を延長して筒状のトンネルとの交点の座標
を求める。そして、その交点における壁面展開画像の画
素データを主記憶メモリから読出し、その画素における
再構成画像データとする。この処理をスクリーン6上の
全ての画素に対して実施すれば、視点5から見た再構成
画像データが得られ、それを画像出力装置15で表示又
は印刷すれば、再構成画像を見ることができる。
素を結ぶ直線を延長して筒状のトンネルとの交点の座標
を求める。そして、その交点における壁面展開画像の画
素データを主記憶メモリから読出し、その画素における
再構成画像データとする。この処理をスクリーン6上の
全ての画素に対して実施すれば、視点5から見た再構成
画像データが得られ、それを画像出力装置15で表示又
は印刷すれば、再構成画像を見ることができる。
【0027】本発明における再構成画像の作成は、任意
の位置、視角、時間間隔(撮像時と異なる速度等)で行
うことができる。また、画像入力装置が入力した画像が
まっすぐな線路上の画像であっても、それを基に作成し
た壁面展開画像を内面に有する矩形断面の筒状のトンネ
ルの形状を変化させることにより、その形状に応じてカ
ーブしたトンネルの画像、登り坂トンネルの画像等を作
成することができる。図6はこの様子を示すものであ
る。
の位置、視角、時間間隔(撮像時と異なる速度等)で行
うことができる。また、画像入力装置が入力した画像が
まっすぐな線路上の画像であっても、それを基に作成し
た壁面展開画像を内面に有する矩形断面の筒状のトンネ
ルの形状を変化させることにより、その形状に応じてカ
ーブしたトンネルの画像、登り坂トンネルの画像等を作
成することができる。図6はこの様子を示すものであ
る。
【0028】なお、上記実施例においては、画像をフレ
ームごとに画像メモリに記憶し、処理しているが、標準
テレビジョン走査方式のように1フレームが2フィール
ドから構成されている場合にはフィールドごとに画像メ
モリに記憶し、処理してもよい。
ームごとに画像メモリに記憶し、処理しているが、標準
テレビジョン走査方式のように1フレームが2フィール
ドから構成されている場合にはフィールドごとに画像メ
モリに記憶し、処理してもよい。
【0029】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、画像メモリに記憶された各フレームの画像か
ら、画面内の所定の位置において水平方向及び垂直方向
に所定の幅を有する枠状の部分画像を切り出して壁面展
開画像データを作成するので、画像情報を欠落すること
なく、処理する画像データ量を大幅に削減する(例え
ば、上記実施例では、各フレームごとに512×512
ドットの内、512×4ドットのみの処理であるため、
処理量は1/128になる)ことができる。したがっ
て、走行する車両の前方の画像データのような大量の画
像データを効率よく処理することが可能になり、鉄道に
おける線路巡回点検に代わる画像処理による自励点検シ
ステムの実現等に寄与することが期待される。
よれば、画像メモリに記憶された各フレームの画像か
ら、画面内の所定の位置において水平方向及び垂直方向
に所定の幅を有する枠状の部分画像を切り出して壁面展
開画像データを作成するので、画像情報を欠落すること
なく、処理する画像データ量を大幅に削減する(例え
ば、上記実施例では、各フレームごとに512×512
ドットの内、512×4ドットのみの処理であるため、
処理量は1/128になる)ことができる。したがっ
て、走行する車両の前方の画像データのような大量の画
像データを効率よく処理することが可能になり、鉄道に
おける線路巡回点検に代わる画像処理による自励点検シ
ステムの実現等に寄与することが期待される。
【0030】また、本発明によれば、再構成画像の作成
は、任意の位置、視角、時間間隔等で行うことができる
ので、現実と異なる自由な条件で再構成画像を得ること
ができる。したがって、運転シュミレータ等における画
像作成に有効である。
は、任意の位置、視角、時間間隔等で行うことができる
ので、現実と異なる自由な条件で再構成画像を得ること
ができる。したがって、運転シュミレータ等における画
像作成に有効である。
【図1】本発明に係る画像データ処理方式を鉄道車両の
前方の画像データの処理に適用した実施例の説明図であ
る。
前方の画像データの処理に適用した実施例の説明図であ
る。
【図2】本発明の実施例に係る画像データ処理方式にお
けるリマッピング処理の説明図である。
けるリマッピング処理の説明図である。
【図3】本発明の実施例に係る画像データ処理方式にお
けるリマッピング処理のフローチャートである。
けるリマッピング処理のフローチャートである。
【図4】本発明の実施例に係る画像データ処理方式を実
施するための画像データ処理システムの構成を示すブロ
ック図である。
施するための画像データ処理システムの構成を示すブロ
ック図である。
【図5】本発明の実施例における画像データ処理システ
ムのデマッピング処理動作の説明図である。
ムのデマッピング処理動作の説明図である。
【図6】本発明の実施例における再構成画像の構成例の
説明図である。
説明図である。
1 部分画像 2 壁面展開画像 3,4 筒状トンネル 5 視点 6 スクリーン 11 画像入力装置 12 画像メモリ 13 電子計算機 14 補助記憶装置 15 画像出力装置
Claims (4)
- 【請求項1】 定められた経路を走行する移動体の前方
の画像データを処理する画像データ処理方式において、 (a)画像入力装置から出力された前記移動体の前方の
画像を画像メモリに記憶し、 (b)該画像メモリに記憶された画像から、画面内の所
定の位置において水平方向及び垂直方向に所定の幅を有
する枠状の部分画像を切り出し、 (c)該部分画像を該枠の所定の位置で切断して直線状
に展開した壁面展開画像データを作成することを特徴と
する画像データ処理方式。 - 【請求項2】 画像出力装置により壁面展開画像データ
を印刷して壁面展開画像を作成することを特徴とする請
求項1記載の画像データ処理方式。 - 【請求項3】 壁面展開画像データを補助記憶装置に記
憶することを特徴とする請求項1又は2記載の画像デー
タ処理方式。 - 【請求項4】 定められた経路を走行する移動体の前方
の画像データを処理する画像データ処理方式において、 (a)部分画像から作成した壁面展開画像データにもと
づいて、内面に壁面展開画像を有する筒状のトンネル及
び該トンネル内面の各位置における壁面展開画像の画素
データを作成し、 (b)該トンネル内又は該トンネルの前方の所定の位置
に視点及びその視角を設定し、かつ、該視角と前記トン
ネルとが交差する位置にスクリーンを作成し、 (c)該視点と該スクリーン上の任意の画素とを結ぶ直
線が前記トンネルと交差する領域を求め、 (d)該交差する領域における壁面展開画像の画素デー
タを用いて再構成画像の画素データを得ることを特徴と
する画像データ処理方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3285834A JP2538730B2 (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 画像デ―タ処理方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3285834A JP2538730B2 (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 画像デ―タ処理方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05191902A JPH05191902A (ja) | 1993-07-30 |
JP2538730B2 true JP2538730B2 (ja) | 1996-10-02 |
Family
ID=17696686
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3285834A Expired - Lifetime JP2538730B2 (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 画像デ―タ処理方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2538730B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3941650B2 (ja) * | 2002-09-30 | 2007-07-04 | 横河電機株式会社 | 監視システム |
JP4944840B2 (ja) * | 2008-06-09 | 2012-06-06 | 鹿島建設株式会社 | 誘導システム及び誘導方法 |
JP5799715B2 (ja) * | 2011-09-28 | 2015-10-28 | カシオ計算機株式会社 | 画像遷移装置、画像遷移方法およびプログラム |
WO2014162852A1 (ja) * | 2013-04-04 | 2014-10-09 | ソニー株式会社 | 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム |
JP6348318B2 (ja) * | 2014-04-04 | 2018-06-27 | 大木 光晴 | 画像処理装置、方法、および、プログラム |
WO2015198423A1 (ja) | 2014-06-25 | 2015-12-30 | 三菱電機株式会社 | 建築限界測定図の作成装置、建築限界測定図データの作成装置、建築限界測定図の作成方法、建築限界測定図および建築限界測定図データ |
-
1991
- 1991-10-31 JP JP3285834A patent/JP2538730B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05191902A (ja) | 1993-07-30 |
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Legal Events
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