JPH09270023A - 三次元画像の表示方法及び装置 - Google Patents
三次元画像の表示方法及び装置Info
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Abstract
の部分を表示しているかが容易に分かる三次元画像の表
示方法及び装置を提供する。 【解決手段】物体の内部に設定した1つの視点及び視線
方向に基づいて中心投影法を使用して疑似三次元画像を
表示画面に表示する。このとき同時に、前記視点よりも
後方の位置と投影面との間に介在する複数の断層像を順
次並べて表示画面に表示するとともに、順次並べた複数
の断層像に対して複数の投影線のうち最も外側の四角錐
状の投影線と、順次並べた各断層像とが交わる位置に形
成した四角形の視野枠を表示画面に表示する。これによ
り、現在表示されている物体内部の三次元画像の視点の
位置と視線方向を容易に検知でき、三次元画像が全体部
分のどの部分を表示しているかが容易に分かるようにな
る。
Description
方法及び装置に係り、特に三次元画像の内視鏡的映像化
を行う疑似三次元画像の表示方法及び装置に関する。
像、超音波断層像等の種々の画像より成る。疑似三次元
画像を得るには、X線CT画像では断層面の画像を積み
上げるやり方をとる。MRI画像では三次元的な画像計
測を行うことができるため、それらを配列処理すること
で三次元原画像を得る。
影面との間に存在する三次元原画像を、その投影面に、
視点からみたように投影する投影法が存在する。投影法
には、平行投影法と中心投影法とが知られている。中心
投影法では、三次元画像に対して視点を面や線ではなく
点とし、且つこの点としての視点を中心として位置づ
け、視点と投影面との間に存在する三次元原画像を、視
点を中心位置として中心投影して投影面に投影しようと
するものである。例えば、三次元原画像が腸内部を含む
画像であるとすると、視点をこの腸内部に持ってくる。
そして視点からその腸内部に向けて視線を移せば、視点
から奥側にある腸内部は拡がりを持って観察でき、あた
かも内視鏡的に腸内部を観察する映像が得られる。これ
らの中心投影法は、特開平7−210704号、特開平
7−296184号、特開平8−16813号として、
本件出願人から出願されている。
影法では、視点が器官の内部に入ると、映像としては器
官の一部分しか見えない為、現在の映像が器官全体とし
てはどの位置なのか分かりにくい不具合がある。本発明
は、このような事情に鑑みてなされたもので、現在表示
されている三次元画像が全体部分のどの部分を表示して
いるかが容易に分かる三次元画像の表示方法及び装置を
提案することを目的としている。
るために、ボリューム画像を含む複数の断層像を積み上
げた積上げ三次元画像を、物体の内部に設定した1つの
視点及び該視点からの視線方向に基づいて前記視点を起
点とした中心投影法を使用して投影面上に陰影付けして
投影し、疑似三次元画像を示す第1の画像を構成する第
1の画像構成手段と、前記視点よりも後方の位置と投影
面との間に介在する複数の断層像を順次並べるととも
に、順次並べた複数の断層像に対して前記視点の位置又
は視点の位置及び視線方向を示す情報を付加した第2の
画像を構成する第2の画像構成手段と、前記第1及び第
2の画像構成手段によって構成された第1の画像及び第
2の画像を同一画面上で同時に又は切り替えて表示する
画像表示手段と、を備えたことを特徴としている。
って物体の内部からみた疑似三次元画像を示す第1の画
像を構成し、この第1の画像を画面に表示する。そして
同時に、第2の画像構成手段によって、第1の画像にお
ける視点よりも後方の位置と投影面との間に介在する複
数の断層像を順次並べるとともに、順次並べた複数の断
層像に対して前記視点の位置又は視点の位置及び視線方
向を示す情報を付加した第2の画像を構成し、前記第1
の画像と同一画面上又は第1の画像と切り替えて表示す
る。
ーム画像を含む複数の断層像を積み上げた積上げ三次元
画像を、物体の内部に設定した1つの視点及び該視点か
らの視線方向に基づいて前記視点を起点とした中心投影
法を使用して投影面上に陰影付けして投影し、疑似三次
元画像を示す第1の画像を構成する工程と、前記視線方
向と同方向であって前記視点の後方に別の視点を設定
し、該物体の全体像を把握可能に投影面上に陰影付けし
て投影し、疑似三次元画像を示す第2の画像を構成する
工程と、前記第1及び第2の画像を同一画面上で同時に
又は切り替えて表示する工程と、を備えたことを特徴と
している。
って物体の内部からみた疑似三次元画像を示す第1の画
像を構成し、この第1の画像を画面に表示する。そして
同時に、第2の画像構成手段によって、物体の全体像を
把握可能にした疑似三次元画像を示す第2の画像を構成
し、前記第1の画像と同一画面上又は第1の画像と切り
替えて画像表示手段によって表示する。
像の視点の位置と視線方向を容易に検知でき、三次元画
像が全体部分のどの部分を表示しているかが容易に分か
るようになる。
る三次元画像の表示方法及び装置の実施の形態を説明す
る。まず、三次元画像の構成方法において、中心投影に
よる座標変換について述べる。中心投影による投影面へ
の各断層像の投影に当たっての、各断層像の画素座標の
投影面上の座標への変換は次のように行われる。
投影面と断層像面、更にはx−y面が各々平行であるよ
うに座標系をとっている。この図6において、x,y,
zは三次元座標系(x,y,z)の各軸、e点(x1,
y1,d1)は視点eの位置、P点(X,Y)は投影面
(表示画面に相当する)21上の点、S点(x0,y
0,d0)はe点(x1,y1,d1)とP点(X,
Y)を通る直線22と断層像23Aと交わる点、であ
る。
で、任意に設定可能である。d0は断層像23Aの位置
(z軸上)で、計測時に決まる。d1は視点eのz座
標、である。これによれば、次の式が成り立つ。
せず)上に、縦512画素×横512画素で表示すると
き、X,Yは−256から+256までの値を取る。そ
れぞれのX,Yに対してd0の断層像23A上では上掲
(3),(4)式によりx0,y0が決まり、どの点が
投影すべきかが決まる。断層像23Aは複数あって、d
0も複数個あるので、1組のX,Yに対して複数の投影
すべき点x0,y0が決まる。
にも断層像23B〜23Eを用意し、y軸方向から見た
図を図7(a)に示す。この図7(a)において、断層
像23A〜23Eは同一対象物について同一方向に等間
隔で得られた断層像(図示例では等間隔であるが、必ず
しも等間隔である必要はない)であり、断層像23Bに
は、臓器領域B1,B2,B3が強調して書いてある。
臓器領域B1,B2,B3を投影面21に投影するとB
1’,B2’,B3’となる。同様に、断層像23Cの
臓器領域C1,C2を投影面21に投影するとC1’,
C2’となる。
B2’,B3’;C1’,C2’)を表示メモリ(図示
せず)に書く時は、三次元的効果を出すために、視点e
から見てより遠くに存在する投影データを先に書き込
み、それより近くの投影データは後から上書きする。し
たがってここでは、投影データC1,C2より投影デー
タB1,B2,B3の方が視点eより遠くに存在するの
で、投影データB1’,B2’,B3’を先に書いて、
投影データC1′,C2′は後から上書きすることにな
る。なお図7(a)では、投影データB1’,B2’,
B3’;C1’,C2’は各々投影面21から離して示
しているが、これは表示メモリに書き込み投影データB
1’,B2’,B3’;C1’,C2’の順番を判り易
くしたためにすぎず、最初に書かれる投影データB
1’,B2’,B3’も、それに上書きされる投影デー
タC1’,C2’も実際には投影面21上に書かれる。
て示したもので、投影面と断層像面が平行でない場合の
例である。この場合は、断層像23A,23B,23C
…から補間演算で投影面21と平行な面に向けられた断
層像23a,23b,23c…を作っておく必要があ
る。その他は、図7(a)の場合と同様である。なお、
b1’;c1’,c2’;d1’は、補間演算された断
層像23b,23c,23d上の臓器領域b1;c1,
c2;d1の投影データである。
雑な位置関係をもった場合の中心投影による座標変換を
説明するための図で、断層像23上のS点(x0,z
0,y0)の投影結果が投影平面上のP点(x,y,
z)になることを示す。この図8において、中心投影に
よる投影平面21への断層像23の投影に当たっての、
断層像23の画素座標の投影平面21上の座標への変換
は次のように行われる。
点、bはy軸と投影平面21の交わる点、cはz軸と投
影平面21の交わる点、である。
た垂線をz−x面に投影した線がx軸となす角βは前記
垂線がx−z面となす角e点(x1,y1,z1)は視
点eの位置、P点(x,y,z)は投影面(表示画面に
相当する)21上の点、S点(x0,z0,y0)はe
点(x1,y1,z1)とP点(x,y,z)を通る直
線22と断層像23の交わる点、とすると、次の式が成
り立つ。
(x,y,z)を通る直線22は (x0−x)/(x1−x)=(y0−y)/(y1−y)=(z0−z)/ (z1−z) …(6) で与えられる。
zc1)を通るとき、 k1=sinα k2=cosα/sinβ k3=cosα・cosβ/sinβ ai=1/a bi=1/b ci=1/c として、 z=[X・k1−Y・k2−ycl・k3−{(ci・k3・zcl)/bi }+{(ai・k3・X)/(bi・cosα)}−{(ai・k3・xcl) /bi}]/[1−{(ci・k3)/bi}+{(ai・k3・sinα)/ (bi・cosα)}] …(7) x=(X−z・sinα)/cosα …(8) y=[ycl+{−ci・(z−zcl)−ai・(x−xcl)}]/bi …(9) ここで、上記C1点(xcl,ycl,zcl)には、
例えば、視点e(x1,y1,z1)から投影平面21
に下ろした垂線と投影平面21の交わる点(この点と視
点e間の距離はh)として、 zcl=z1+−[h/sqrt{1+(c2 /a2 )+(c2 /b2 )}] (「zl+−」の「−」はz0<zclのとき) …(10) xcl=x1+{c・(z1−zcl)/a} …(11) ycl=y1+{c・(z1−zc1)/b} …(12) を使ってもよい。
表示画面(図示せず)上に、縦512画素×横512画
素で表示するとき、X,Yは−256から+256まで
の値を取る。それぞれのX,Yに対して上掲(7)、
(8)、(9)式によりx,yが決まる。e点のx1,
y1,z1は任意に与えるので、下掲(13)、(1
4)式により、y0=d0の断層像上で画素S点の座標
x0,z0が決まる。
X,Yに対して複数の投影すべき点x0,y0が決ま
る。なお、図8中のRは視点eからS点までの距離を示
すもので、このRはP点の画素値(輝度)を求める際の
パラメータとなる。P点の画素値は、設定された画素値
(輝度)の最大値Rmaxから上記Rを引算した値に比
例する。このP点は表示メモリ上では(η,ξ)点に対
応するので(η,ξ)点に前記画素値を格納する。
する投影平面21上の全ての点について行う。また、全
ての断層像23について行う。更に、構成された結果像
である三次元画像に対して行っても、あるいは構成前の
1枚、1枚の断層像に対して行ってもよい。図9は本発
明方法が適用可能なハードウェア構成例を示すブロック
図である。この図9において、50はCPU、51は主
メモリ、52は磁気ディスク、53は表示メモリ、55
はマウスコントローラで、これらは共通バス57に接続
されている。磁気ディスク52には、複数の断層像及び
本発明方法の実行演算のためのプログラムなどが格納さ
れている。
発明方法の実行演算のためのプログラムを読み出し、主
メモリ51を用いて三次元画像作成等の演算を行い、そ
の結果を表示メモリ53に送り、CRTモニタ54に表
示させる。例えば、後述するように物体内部に設定され
た視点及びこの視点からの視線方向に基づいて磁気ディ
スク52からCTデータを読み出し、視点を起点とした
中心投影法を使用して投影面上に陰影付けして投影した
三次元画像を作成する。
方向を示すための画像を作成する。そして、これらの構
成した画像データを合成して、又は切り替えて表示メモ
リ53に出力し、CRTモニタ54に表示させる。マウ
スコントローラ55に接続されたマウス56は、三次元
画像作成等の演算の際の、視点位置等を指定する。
によってCRTモニタ54上に表示される表示画像の第
1の実施の形態を示した構成図である。同図に示すよう
に、表示画面下部に器官内部からみた三次元画像7が表
示される。三次元画像7は、図6〜図8で説明した前記
中心投影法により作成した画像である。
2、3、4、5が表示される。これらの断層像は視点e
よりも後方の位置と投影面との間に介在する断層像の内
から等間隔毎に抽出された断層像を示している。これら
の断層像は、磁気ディスク52からのCTデータに基づ
いて作成表示される。そして、視点eから視線方向Dに
存在する断層像2、3、4、5には、それぞれ矩形の視
野枠10、11、12、13が表示される。視野枠は、
複数の投影線の内最も外側の四角錐状の投影線と断層像
との交わる線に沿って構成した四角形を断層上に表示し
たものである(即ち、この視野枠の形状は、図8で視点
から投影面の四隅K1、K2、K3、K4に投影したと
きの投影線と断層像との4交点を頂点とする矩形形状に
対応している)。
が移動した場合、この移動に応じて表示画面に表示され
る三次元画像7や断層像1、2、3、4、5の画像は順
次更新されるようになっている。これは対応するCTデ
ータを磁気ディスク52から読み出し、作成表示され
る。また、上記三次元画像7と断層像1〜5とは切り替
えて表示画面上に選択表示するようにしてもよい。
7の視野枠を画面上部の断層像上に表示することによ
り、三次元画像7の視点eの位置と視線方向Dを容易に
把握することができる。図1(b)は、CRTモニタ5
4に表示される表示画像の第2の実施の形態を示した構
成図である。図1(b)に示す表示画像は、図1(a)
における断層像の正面図を傾けて表示したものである。
即ち、表示画面上部に、断層像の正面図を対角線方向に
歪ませて傾けて示した断層像1、2、3、4、5が表示
される。
の単位ベクトルをi,jとすると、歪んでない画像上の
点の座標を(A,B)としたとき、対角線方向に歪ませ
た画像の画素点の座標は、(Ai,Bj)となり、これ
により対角線方向に歪ませることができる。これは、磁
気ディスク52からCTデータを読み出し、CPU50
で演算処理して行なう。
3、4、5の表示部分に、投影線のうち最も外側の四角
錐状の投影線の角の部分の投影線6a、6b、6cを表
示するようにしてもよい。図2、図3は、CRTモニタ
54に表示される表示画像の第3の実施の形態を示した
構成図である。図3に示す表示画像は、上記図1(b)
に示した表示画像と同様に、表示画面下部に三次元画像
7が表示され、表示画面上部に対角線方向に歪んだ断層
像1、2、3、4、5が表示される(尚、断層像は図1
(a)のように正面図として示してもよい)。そして、
三次元画像7の視点eの位置に対応する断層像上の位置
にマーカ20が表示される。このマーカ20は、三次元
画像7の視点eの位置が移動すると、この視点eの位置
の移動に追従して図3(a)、(b)、(c)に示すよ
うにその表示位置が順次移動するようになっている。
の視点eの位置を表示するようにしてもよい。これは、
CPU50で視点eの位置に対応する座標を演算し、そ
の位置にマーカ20を表示することによって行なう。
尚、一般に視点eの位置は断層像の中間に存在してこれ
ら全て表示してもよいが、簡略化の為にはマーカ20の
表示位置は視点eの位置に最も近い断層像上のみに表示
するようにしてもよい。また、マーカの方向によって視
線方向を示すようにしてもよい。
示画像の第4の実施の形態を示した構成図である。図4
(a)に示す表示画面左側に物体内部に視点eと視線方
向Dを設定して構成された三次元画像41aが表示され
る。また、画面右側に視線方向を上記三次元画像41a
の視線方向Dと同じくし、視点位置を上記三次元画像4
1aの視線方向D上であり視点eの後方(例えば、物体
の全体形状が視認できる位置)に設定されて構成された
三次元画像40aが表示される。これにより、物体内部
に視点を持つ三次元画像41aの視点eの位置が三次元
画像40aの画像の中央に表示される。尚、視線方向は
画面に垂直な方向となる。
の視線方向を変えた場合を示した図である。これらの処
理は、CTデータを磁気ディスク52から読み出し、作
成表示される。いずれの画像も図6から図8で示した中
心投影法で構成できる。このように、物体内部に置かれ
た三次元画像41aの視点eを、物体の全体像を表示し
た三次元画像40aの中心位置(一点鎖線の交差位置)
で示すことによって視点eの位置を把握できる。
0aは図5に示すように画面上で切り替えて選択表示す
るようにしてもよい。
法及び装置によれば、三次元画像の内視鏡的映像化にお
いても、現在表示されている映像が器官全体のどの部分
を表示しているかを示すことができるので、器官全体と
表示位置との位置関係が解かりやすくなる。
範囲(視野枠)との関係を示した図である。
位置(マーカ)との関係を示した図である。
位置(マーカ)を動かした場合を説明した部分図であ
る。
方に移動させて物体の全体を表示した三次元画像との関
係を示した図である。
後方に移動させて物体の全体を表示した三次元画像とを
切り替え表示した場合を説明した図である。
画素座標の投影面上の座標への変換を説明するための図
である。
影面上の座標への変換を説明するための図である。
位置関係をもった場合の中心投影による座標変換を説明
するための図である。
例を示す図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 ボリューム画像を含む複数の断層像を積
み上げた積上げ三次元画像を、物体の内部に設定した1
つの視点及び該視点からの視線方向に基づいて前記視点
を起点とした中心投影法を使用して投影面上に陰影付け
して投影し、疑似三次元画像を示す第1の画像を構成す
る工程と、 前記視点よりも後方の位置と投影面との間に介在する複
数の断層像を順次並べるとともに、順次並べた複数の断
層像に対して前記視点の位置又は視点の位置及び視線方
向を示す情報を付加した第2の画像を構成する工程と、 前記第1及び第2の画像を同一画面上で同時に又は切り
替えて表示する工程と、 を備えたことを特徴とする三次元画像の表示方法。 - 【請求項2】 前記視点及び該視点からの視線方向を任
意に移動させて前記第1及び第2の画像を更新する工程
を含む請求項1記載の三次元画像の表示方法。 - 【請求項3】 前記視点の位置及び視線方向を示す情報
は、複数の投影線のうち最も外側の四角錐状の投影線
と、順次並べた各断層像とが交わる位置に形成した四角
形である請求項1記載の三次元画像の表示方法。 - 【請求項4】 前記視点の位置を示す情報は、順次並べ
た断層像列内における視点位置又は該視点位置に最も近
い断層像上の視点位置に付加したマーカである請求項1
記載の三次元画像の表示方法。 - 【請求項5】 前記第2の画像は、各断層像が対角線方
向に歪んで且つ傾けた図で構成されてなる請求項1〜4
のいずれかに記載の三次元画像の表示方法。 - 【請求項6】 ボリューム画像を含む複数の断層像を積
み上げた積上げ三次元画像を、物体の内部に設定した1
つの視点及び該視点からの視線方向に基づいて前記視点
を起点とした中心投影法を使用して投影面上に陰影付け
して投影し、疑似三次元画像を示す第1の画像を構成す
る工程と、 前記視線方向と同方向であって前記視点の後方に別の視
点を設定し、該物体の全体像を把握可能に投影面上に陰
影付けして投影し、疑似三次元画像を示す第2の画像を
構成する工程と、 前記第1及び第2の画像を同一画面上で同時に又は切り
替えて表示する工程と、 を備えたことを特徴とする三次元画像の表示方法。 - 【請求項7】 ボリューム画像を含む複数の断層像を積
み上げた積上げ三次元画像を、物体の内部に設定した1
つの視点及び該視点からの視線方向に基づいて前記視点
を起点とした中心投影法を使用して投影面上に陰影付け
して投影し、疑似三次元画像を示す第1の画像を構成す
る第1の画像構成手段と、 前記視点よりも後方の位置と投影面との間に介在する複
数の断層像を順次並べるとともに、順次並べた複数の断
層像に対して前記視点の位置又は視点の位置及び視線方
向を示す情報を付加した第2の画像を構成する第2の画
像構成手段と、 前記第1及び第2の画像構成手段によって構成された第
1の画像及び第2の画像を同一画面上で同時に又は切り
替えて表示する画像表示手段と、 を備えたことを特徴とする三次元画像の表示装置。 - 【請求項8】 ボリューム画像を含む複数の断層像を積
み上げた積上げ三次元画像を、物体の内部に設定した1
つの視点及び該視点からの視線方向に基づいて前記視点
を起点とした中心投影法を使用して投影面上に陰影付け
して投影し、疑似三次元画像を示す第1の画像を構成す
る第1の画像構成手段と、 前記視線方向と同方向であって前記視点の後方に別の視
点を設定し、該物体の全体像を把握可能に投影面上に陰
影付けして投影し、疑似三次元画像を示す第2の画像を
構成する第2の画像構成手段と、 前記第1及び第2の画像構成手段によって構成された第
1の画像及び第2の画像を同一画面上で同時に又は切り
替えて表示する画像表示手段と、 を備えたことを特徴とする三次元画像の表示装置。
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Publications (2)
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