JP2538354B2 - 磁気テ―プ駆動装置 - Google Patents

磁気テ―プ駆動装置

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JP2538354B2
JP2538354B2 JP1291227A JP29122789A JP2538354B2 JP 2538354 B2 JP2538354 B2 JP 2538354B2 JP 1291227 A JP1291227 A JP 1291227A JP 29122789 A JP29122789 A JP 29122789A JP 2538354 B2 JP2538354 B2 JP 2538354B2
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は磁気記録再生装置(VTRと記す)に使用され
る磁気テープ駆動装置に関し、特に磁気テープの早送り
再生や巻窓し再生に有効な装置に係る。
(従来の技術) 第2図は従来のVTRの早送り再生時におけるキャプス
タンモータの駆動制御装置のブロック図を示す。
図に示すようにキャプスタン軸1はキャプスタンモー
タ4により回転駆動される。このキャプスタン軸1とピ
ンチローラ2の圧着により磁気テープ3を矢印A方向へ
移送する。そして、キャプスタン軸1に直結された周波
数発電機5により得られる回転数に応じた周波数の信号
を第1の分周器6を介して速度制御回路7に入力し、キ
ャプスタンモータ4の回転数に応じた速度制御系の誤差
信号を得る。
また、磁気テープ3に記録されている制御信号をコン
トロールヘッド8で再生した出力を、第2の分周器9を
介して位相制御回路10に入力し、基準信号発生回路11か
らの基準信号と位相比較して磁気テープ3の制御信号に
対する位相制御系の誤差信号を混合回路12に入力して混
合信号を得、モータ駆動回路13に入力して、キャプスタ
ンモータ4を駆動することにより磁気テープ3の速度を
一定に制御している。
(発明が解決しようとする課題) 上述した構成のキャプスタンモータの駆動制御装置に
おいて、早送り再生速度を記録時の磁気テープ速度のN
倍にするためには、キャプスタンモータ4の回転数をN
倍にすれば良いが、このキャプスタン軸の径が極めて小
径であるためキャプスタンモータの回転数を上げ磁気テ
ープ速度をN倍にするには、その可能範囲に限度があ
り、磁気テープを高速早送り再生ができないという問題
があった。
本発明はこのような問題点に鑑み、磁気テープの1対
のリール台の径がキャプスタン軸径より大径であること
に着目し、この巻取側リール台の駆動モータの回転数制
御可能範囲内で、高速早送り再生や、巻戻し再生のでき
る磁気テープ駆動装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記課題を解決し目的を達成するため、磁気
テープを巻装した1対のリールリブに係合して一体的に
回転する1対のリール台の少なくとも一方に磁気テープ
を巻取る方向に回転駆動するリール台駆動手段と、前記
1対のリール台の回転数を検出する手段と、該回転数検
出手段出力を入力とする前記1対のリール台に巻装され
た磁気テープの巻径を検出する手段と、該巻径検出手段
出力より設定される速度基準電圧発生手段と、前記1対
のリール台の回転数検出手段の少なくとも一方の出力を
入力とする周波数・電圧変換手段と、該変換手段出力と
前記速度基準電圧発生手段出力を入力とする速度比較手
段とを備え、速度系の誤差信号を得、前記リール台駆動
手段を制御するようにしたことを特徴とする。
(作 用) 本発明はキャプスタン軸径より大径な1対のリール台
の巻取側リール台の回転数制御を行ない、同じ回転数で
もリール台の回転による磁気テープの移送速度がより速
いことにより、磁気テープの早送り再生や巻戻し再生を
行なうことができる。
更に本発明は速度系の誤差信号に加え、位相係の誤差
信号を混合してリール台の回転数制御を行なうので、磁
気テープ再生時のノイズをロックして磁気テープを安定
した状態で動作させることができる。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例に係る磁気テープ駆動装置
の高速早送り再生時のブロック図を示す。
図において、14は磁気テープ3の供給側リール台,15
は回転シリンダ,16は磁気テープ3の巻取側リール台,17
はこの巻取側リール台の駆動モータ,18及び19は供給側
リール台14,巻取側リール台16の回転数を検出する周波
数発電機,20は周波数発電機18,19の出力nS,nTを入力と
しnT/nSの比を求めることにより巻取側磁気テープロー
ル半径RTを求める巻径検出回路,21は巻径検出回路20の
巻径検出値に対応した速度基準電圧値を発生させる回
路,22は周波数発電機19の出力を入力とする周波数・電
圧変換回路,23は周波数・電圧変換回路22と速度基準電
圧発生回路21の両出力電圧を比較し速度系の誤差信号を
得る速度比較回路で、回路22と23で速度制御回路24を構
成する。
なお、コントロールヘッド8,第2の分周器9,位相制御
回路10及び基準信号発生回路11で位相系の制御回路を構
成し、巻取側リール台16の駆動モータ17に対するモータ
駆動回路13,前記速度系及び位相系の両誤差信号を混合
する回路12は、第2図でのべたと同様の要素であるので
説明を省略する。
次に本実施例の高速早送り再生時の動作を説明する
と、磁気テープ3は供給側リール台14から回転シリンダ
15を経由して巻取側リール台16に巻取られる。この巻取
側リール台16の回転はモータ駆動回路13の制御により回
転数が制御される駆動モータ17で行なわれる。
上記供給側及び巻取側リール台の回転数は夫々の周波
数発電機18,19で検出され、その出力信号は巻径検出回
路20に入力される。
ここで、磁気テープ3の両リール台14,16に巻装され
ている磁気テープロールの断面積の和は、一定であるか
ら、 π(RS 2−rI 2)+π(RT 2−rI 2)=KI(定数)…(1) ただし、RS…供給側磁気テープロール半径 rI…両リールハブ半径 RT…巻取側磁気テープロール半径 よって、 RS 2+RT 2=KI(定数)+2rI 2 …(2) また、両磁気テープロールの周速は等しいから、 RS・nS=RT・nT …(3) ただし、nS…供給側リール台の回転数 nT…巻取側リール台の回転数 上記(2),(3)式から 従って、巻径検出回路20において、nT/nSの比を求め
ることにより、巻取側磁気テープロール半径RTを求める
ことができる。
この巻径検出回路20の出力は、速度基準電圧発生回路
21において、巻径検出値に対応した速度基準電圧値を発
生させる。
また、巻取側リール台16の周波数発電機19の出力は、
周波数・電圧変換回路22に入力され、周波数を電圧に変
換され、前記速度基準電圧発生回路21の速度基準電圧値
とともに速度比較回路23に入力される。この速度比較回
路で電圧比較され、速度系の誤差信号を得る。
ここで、磁気テープ3の移送速度Vは、 V=2π・RT・nT …(6) であるから、Vを一定にするためには、 nT=K2(定数)/2πRT …(7) になるように速度基準電圧を発生すればよい。
次に、磁気テープ3に記録されている制御信号をコン
トロールヘッド8で再生した出力を、第2の分周器9を
介して位相制御回路10に入力し、基準信号発生回路11か
らの基準信号に対する位相系の誤差信号を得る。
以上のようにして得られた速度系及び位相系の両誤差
信号を混合回路12に入力して混合信号を得、これをモー
タ駆動回路に入力し、巻取側リール台16の駆動モータ17
を駆動制御することで磁気テープ3の移送速度を一定に
制御することができる。
以上説明した実施例において、速度制御回路24の入力
信号を巻取側リール台16の周波数発電機19の出力のみと
したが、供給側リール台14の周波数発電機18の出力を使
用するようにしても良い。
また、速度基準を電圧値で速度比較回路23へ供給して
いるが、周波数・電圧変換回路22をディジタル周波数・
電圧変換回路にして、オフセット値(初期値)を変更し
ても同様の作用効果が得られる。
また、本実施例では説明の都合上再生した磁気テープ
からの制御信号による位相系の制御も加えているが、速
度系のみでも磁気テープの速度を一定に制御することも
可能である。
(発明の効果) 以上説明したように本発明は、高速早送り(巻戻し)
再生時に、磁気テープロール径の巻径検出回路の検出出
力を基に巻取側リール台の駆動モータを回転制御するこ
とにより、該駆動モータの回転数制御範囲内で磁気テー
プ速度を一定に保ち乍ら高速早送り(巻戻し)を行なう
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る磁気テープ駆動装置の
高速早送り再生時のブロック図、第2図は従来の磁気テ
ープ駆動装置の早送り再生時のキャプスタンの制御装置
のブロック図である。 3……磁気テープ、8……コントロールヘッド、9……
第2の分周器、10……位相制御回路、11……基準信号発
生回路、12……混合回路、13……モータ駆動回路、14…
…供給側リール台、15……回転シリンダ、16……巻取側
リール台、17……巻取側リール台駆動モータ、18,19…
…周波数発電機、20……巻径検出回路、21……速度基準
電圧発生回路、22……周波数・電圧変換回路、23……速
度比較回路、24……速度制御回路。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気テープを巻装した1対のリールリブに
    係合して一体的に回転する1対のリール台の少なくとも
    一方に磁気テープを巻取る方向に回転駆動するリール台
    駆動手段と、前記1対のリール台の回転数を検出する手
    段と、該回転数検出手段出力を入力とする前記1対のリ
    ール台に巻装された磁気テープの巻径を検出する手段
    と、該巻径検出手段出力より設定される速度基準電圧発
    生手段と、前記1対のリール台の回転数検出手段の少な
    くとも一方の出力を入力とする周波数・電圧変換手段
    と、該変換手段出力と前記速度基準電圧発生手段出力を
    入力とする速度比較手段とを備え、速度系の誤差信号を
    得、前記リール台駆動手段を制御するようにしたことを
    特徴とする磁気テープ駆動装置。
  2. 【請求項2】磁気テープに記録されている制御信号を検
    出する手段と、該手段の出力と基準信号発生手段出力と
    を位相比較する位相制御手段とを備え、位相系の誤差信
    号を得、請求項(1)記載の速度系の誤差信号と混合し
    てリール台駆動手段を制御することを特徴とする磁気テ
    ープ駆動装置。
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