JPH0589647A - テープ速度制御回路 - Google Patents

テープ速度制御回路

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Publication number
JPH0589647A
JPH0589647A JP3249694A JP24969491A JPH0589647A JP H0589647 A JPH0589647 A JP H0589647A JP 3249694 A JP3249694 A JP 3249694A JP 24969491 A JP24969491 A JP 24969491A JP H0589647 A JPH0589647 A JP H0589647A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
reel
tape
data
cycle
Prior art date
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Pending
Application number
JP3249694A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichi Hida
修一 飛田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP3249694A priority Critical patent/JPH0589647A/ja
Publication of JPH0589647A publication Critical patent/JPH0589647A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 FFまたはREW時のリール駆動用モータの
速度制御用の信号を容易に作成して、テープ速度が一定
のFFまたはREWが容易に実現可能である。 【構成】 リール2の回転周期Ttを基に該リールにお
けるテープ巻き径データRtを算出する巻き径算出回路
18で算出し、この巻き径データを用いてFGパルスの
周期データをモータ設定速度データ算出回路8にて設定
し、早送りまたは巻戻し時に、該周期データにFG検出
器31にて実際に得られるFGパルスの周期が一致する
ようにリール駆動モータ30の速度制御を実行すること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はVTR等のテープを用い
た磁気記録再生装置の早送り(FF)または巻戻し(R
EW)時のテープ速度制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のVTR等では、FFまたはREW
時にはリール台を駆動するモータをできるだけ高速で駆
動し、テープの巻き取りを実行しているが、モータの回
転速度をある一定の速度に固定すると、リールのテープ
巻き径に応じてテープ速度は変化する。そこで、速度が
最も高速になる状態、即ち、巻き径が最も大きな状態で
のテープ速度がテープエンドでもテープにダメージが生
じない限界の速度に設定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術のよう
に、リール台を駆動するモータの回転速度を一定にして
FF、REW時にテープの巻き取りを実行すると、駆動
される側のテープ巻き径が大きな場合は高速を維持でき
るが、巻き径が小さい状態では高速が維持できず、F
F、REW時のテープの巻き取りに要する時間が長くな
くという欠点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、リールの回転
速度に周波数が比例するリールパルスより検出されるリ
ールの回転周期を基に該リールにおけるテープ巻き径デ
ータを算出する巻き径算出手段と、リール駆動モータの
回転速度に周波数が比例するFGパルスを発するFG検
出器と、巻き径データを用いてFGパルスの周期データ
を設定する周期データ設定手段と、早送りまたは巻戻し
時に、該周期データにFG検出器にて得られるFGパル
スの周期が一致するように駆動モータの速度制御を実行
する速度制御手段を備えることを特徴とする。
【0005】
【作用】本発明は、上述のように構成したので、リール
のテープ巻き径データを求めるだけでリール駆動用モー
タの速度制御信号が容易に作成でき、FFまたはREW
時のテープの定速走行が簡単に実行できる。
【0006】
【実施例】以下、図面に従い本発明の一実施例を説明す
る。図1は本実施例の回路ブロック図であり、3、4は
供給(S側)及び巻取り(T側)リール1、2の回転状
態を磁気的に検出して、夫々のリールの回転数に比例し
た周波数のリールパルスを残量計算ブロックに供給する
回転検出器であり、これらのリールパルスはAMP5、
6を経て残量算出回路7に供給される。
【0007】この残量算出回路は、図2の様な構成にな
っている。この図2で、9、10は、テープが速度V0
で定速走行しているときのS側及びT側リールパルスと
クロック発生回路11からの基準クロックから、S側及
びT側リールの回転周期Ts、Ttを算出する周期計測
器であり、具体的には、各リールの1回転毎に夫々所定
個発生する各リールパルスの1周期内に含まれる一定周
期の基準クロックの個数をカウントすることにより、各
リールの回転周期Ts、Ttが求まる。
【0008】こうして測定された回転周期は、演算器1
2、13に入力されて夫々2乗され、更にこの演算回路
12、13出力は、加算回路14及びテープ残量時間演
算器16に入力され、加算回路14では回転周期Ts、
Ttの2乗の和が算出される。ところで、S側及びT側
リールのリール巻き径をRs、Rtとし、更にハブ面積
を含む総面積をCとすると数1が成り立ち、更にRs=
V0Ts/2π、Rt=V0Tt/2πが成り立つので、
数1は数2と変形できる。
【0009】
【数1】
【0010】
【数2】
【0011】ここで、Cはテープ種別(T−60、T−
90、T−120等)の各々に固有の値であるため、2
乗の和が算出されれば、テープ種別判別回路15にて2
乗の和を数2に代入して予め内部のメモリに記憶されて
いる判別データと比較し、テープ種別を判別する。
【0012】この判別により、テープ種別毎に予め設定
されているリールハブ径r及びテープ全長Lが選択で
き、これらのデータ及び周期測定時のテープ速度V0,
前述の各周期の2乗の和を数3に挿入してテープ残量時
間TRが求まる。尚、この残量算出用の数3は周知のも
ので、式中のVmは残量算出時のテープ速度で、PLA
YまたはREC時にSPモードかLPモードのいずれを
選択するかにより、テープ速度判別回路19にて一義的
に決定されるように図示省略のメモリ内に予め設定され
ている。こうして算出されたテープ残量時間TRは表示
器17に表示される。
【0013】
【数3】
【0014】また、テープを走行速度V0で送ったと
き、リールの回転周期とテープの巻き径には、数4の関
係が成り立ち、この数4の一方はRt=TtV0/2π
に変形でき、これに基いて巻き径算出回路18にてT側
リールの巻き径Rtが算出され、後段のモータ設定速度
データ算出回路8に供給される。
【0015】
【数4】
【0016】ところで、FFまたはREW時のT側リー
ル台とこれを駆動するモータ30との減速比をKとする
と、T側リール2の回転速度ω1とこれを駆動するモー
タ30の回転速度ω2との関係はω1=Kω2となる。
【0017】また、T側リール2が回転速度ω1で回転
しているときにテープ巻き径Rtであれば、その時のテ
ープ巻取りの走行速度Vは、V=Rtω1=RtKω2
となる。
【0018】更にモータ30の回転検出信号(FGパル
ス)が、モータ30の1回転につきN個のパルスを出力
する様に設定されていれば、モータが回転速度ω2で回
転している時のFGパルスの周波数fはf=Nω2とな
る。従って、その周期Tgは数5のようになる。
【0019】
【数5】
【0020】一方、VTRのデジタルサーボにおけるモ
ータ30の速度制御は、図3のようにモータ30のFG
パルスの1つのエッジから仮想的なスロープを設定し、
次のFGパルスの立ち上がりエッジで、このスロープを
サンプリングすることによって、F/V変換を行ってい
る。ここで、このスロープは、モータの利得を決定する
期間Tpと、設定周期を決定するための期間Tdにより
構成され、設定周期TはT=Td+Tp/2のように決
定される。
【0021】以上のことから、ディジタルサーボにおい
ては、設定周期Tとしてモータ設定速度データ算出回路
8にて上述のように導出された周期Tgを選択すること
により、FFまたはREW時に常にテープ速度を一定に
する為の期間Tdのデータのプリセットが可能になる。
即ち、FFまたはREW時のテープ速度をV1にするこ
とを所望すれば数5を数6と変形できる。
【0022】
【数6】
【0023】上述のように、期間Tdのプリセット値の
設定は、モータ設定速度データ算出回路8にて残量算出
時に得られたT側リール2のテープ巻き径Rtのデータ
を得て、数5を基に為され、サーボブロックに送出され
る。
【0024】T側リール台を駆動するモータ30には、
回転状態を検出する回転検出器31が配され、これによ
りモータ30の回転速度に周波数が比例するFGパルス
がサーボブロック50内のAMP32を経てスロープ作
成回路33に供給される。
【0025】スロープ作成回路33は残量算出ブロック
49より送られてくる期間Tdと、予め設定されている
期間Tpとから図3のようなスロープをあるFGパルス
の立ち上がりエッジに同期して作成する。
【0026】速度誤差データ作成回路34では、前述の
スロープを次のFGパルスの立ち上がりエッジにてサン
プリングして、このサンプリングデータを速度誤差デー
タとして後段のPWM変換回路35に供給し、ここでP
WM信号に変換し、更にローパスフィルタ(LPF)3
6にて平滑した後にモ−タドライバー37に供給して、
モータ30の速度サーボを実行する。ここで、速度誤差
データは、例えば、期間Tp以前ではLレベル(0V)
となり、逆に期間Tp以後はHレベル(5V)となり、
レベルの1/2(2.5V)のときに以前の速度を維持
し、これより小さいときに小さいほど減速させ、大きい
時に大きいほど加速させるようにモータ30の速度制御
が為される。
【0027】従って、FFまたはREW時の所望のテー
プ速度V1を、テープエンドに達したときにテープ損傷
が生じることのない範囲で最も高速な値に設定すること
により、リールの巻き径に依存することなく高速なテー
プ送りが可能になる。
【0028】尚、本実施例では、カセットの装着と同時
にわずかの期間だけテープをPLAYやREC時と同様
に定速走行させて、各リールの回転周期Ts、Ttを検
出し残量検出を行うと共にT側リールのテープ巻き径R
tを算出した以降に、FFまたはREWが実行される。
【0029】また、本実施例の残量計算ブロック49及
びサーボブロック50の動作は、マイクロコンピュータ
を用いて、ソフトウェア的に処理可能であることは言う
までもない。
【0030】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、巻き径デー
タを基に、FFまたはREW時のリール駆動用モータの
速度制御用の信号が容易に作成でき、テープ速度が一定
のFFまたはREWが容易に実現可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例の要部回路ブロック図であ
る。
【図3】モータの速度制御を説明する図である。
【符号の説明】
1 S側リ−ル 2 T側リール 30 モータ 3、4、31 回転検出器 18 巻き径算出回路 50 サーボブロック

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リールを駆動させる駆動モータと、 該リールの回転速度に周波数が比例するリールパルスを
    発する回転検出器と、 該リールパルスより検出される該リールの回転周期を基
    に該リールにおけるテープ巻き径データを算出する巻き
    径算出手段と、 前記駆動モータの回転速度に周波数が比例するFGパル
    スを発するFG検出器と、 該巻き径データを用いてFGパルスの周期データを設定
    する周期データ設定手段と、 早送りまたは巻戻し時に、該周期データに前記FG検出
    器にて得られるFGパルスの周期が一致するように該駆
    動モータの速度制御を実行する速度制御手段を備えるテ
    ープ速度制御回路。
JP3249694A 1991-09-27 1991-09-27 テープ速度制御回路 Pending JPH0589647A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3249694A JPH0589647A (ja) 1991-09-27 1991-09-27 テープ速度制御回路

Applications Claiming Priority (1)

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JP3249694A JPH0589647A (ja) 1991-09-27 1991-09-27 テープ速度制御回路

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Publication Number Publication Date
JPH0589647A true JPH0589647A (ja) 1993-04-09

Family

ID=17196817

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JP3249694A Pending JPH0589647A (ja) 1991-09-27 1991-09-27 テープ速度制御回路

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03154255A (ja) * 1989-11-10 1991-07-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気テープ駆動装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03154255A (ja) * 1989-11-10 1991-07-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気テープ駆動装置

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