JPH07105670A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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Publication number
JPH07105670A
JPH07105670A JP25286693A JP25286693A JPH07105670A JP H07105670 A JPH07105670 A JP H07105670A JP 25286693 A JP25286693 A JP 25286693A JP 25286693 A JP25286693 A JP 25286693A JP H07105670 A JPH07105670 A JP H07105670A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
unit
control signal
running
time
Prior art date
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Pending
Application number
JP25286693A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Miyahara
一浩 宮原
Koji Hirose
耕司 広瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP25286693A priority Critical patent/JPH07105670A/ja
Publication of JPH07105670A publication Critical patent/JPH07105670A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テープが高速で走行しており、テープ供給部
及び、テープ巻取り部の1回転にかかる時間が非常に短
くなり、時間測定部の測定誤差が無視できないような場
合でも、低速走行時と同じ精度で現在位置からテープ終
端までのテープ残量時間を計算することができる磁気記
録再生装置を提供することを目的とする。 【構成】 テープを駆動するためのテープ駆動部11
と、テープ駆動部より発生する駆動制御信号を検出する
駆動制御信号検出部12と、テープを安定に走行させる
ための駆動力を決定するテープ走行制御部13と、駆動
制御信号検出部12より送出された情報により、テープ
の残量時間を計算するテープ残量計算部17とを設け、
テープが高速で走行している場合でも、低速走行時と同
じ精度でテープの残量時間を計算することができる残量
計算機能が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気記録テープ(以下
テープと記す)の現在位置からテープ終端までの残り時
間を検出する機能を持ったビデオテープレコーダー(以
下VTRと記す)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】テープに記録をする際、そのテープにあ
とどれくらいの時間記録できるかを知ることは、テープ
を有効に使うためにも重要な事である。現在の多くのテ
ープ及び記録方式のフォーマットでは、使用しているテ
ープ全体の長さ及び、使用しているテープの、テープ全
体から見た現在位置が分からないため、これらの情報を
種々の測定法により算出し、その結果からテープの現在
位置からテープ終端までのテープの残り時間を算出する
方法が考えられている。
【0003】以下に従来のVTRについて説明する。図
2は従来のVTRにおけるテープ残り時間検出に関する
構成を示すブロック図である。図2において21は、テ
ープを走行させるテープ駆動部である。22はテープ駆
動部よりテープの走行制御を目的として発生している駆
動制御信号を検出する駆動制御信号検出部である。23
は駆動制御信号検出部22で検出された信号によりテー
プを安定に走行させるための駆動力を決定するテープ走
行制御部である。テープ走行制御部23からテープ駆動
部21に駆動力がフィードバックされ、テープは安定に
走行することができる。24および25は、テープ駆動
部21よりギアを介して回転させられるテープ供給部及
びテープ巻取り部である。テープ駆動部21により走行
させられたテープはテープ供給部24から供給され、テ
ープ巻取り部25に巻き取られていく。26はテープ供
給部24及びテープ巻取り部25から、その回転に応じ
て発生する制御信号を検出する回転信号検出部である。
27はテープ供給部24及びテープ巻取り部25の1回
転するのに要する時間を測定するための時間測定部であ
る。テープ供給部24及びテープ巻取り部25が1回転
する毎に回転信号検出部26から時間測定部27に検知
信号が送出され、時間測定部27でテープ供給部24及
びテープ巻取り部25が1回転に要した時間を測定する
ことができる。28は時間測定部27の結果(テープ供
給部24及びテープ巻取り部25が1回転に要した時
間)より、テープの残り時間を計算する残量計算部であ
る。29は残量計算部28で求められたテープの残り時
間を表示する残量表示部である。
【0004】以上のように構成されたテープの残り時間
計算部について、以下にその動作を説明する。まずテー
プがテープ駆動部21によって引っ張られることによ
り、テープ供給部24から供給される。供給されたテー
プは、テープ駆動部21とギアによってつながっている
テープ巻取り部25が回転することでテープ巻取り部2
5に巻き取られていく。ここで、テープ駆動部21はテ
ープの走行制御を目的として駆動制御信号を発生し、こ
れを駆動制御信号検出部22で検出する。駆動制御信号
検出部から送出された情報をもとにテープ走行制御部2
3からテープ駆動部21に駆動力がフィードバックさ
れ、テープは安定に走行することができる。この時テー
プ供給部24及びテープ巻取り部25は、回転する際
に、その回転に応じて制御信号を発生する。この制御信
号を回転信号検出部26で検出することにより、テープ
供給部24及びテープ巻取り部25が正確に1回転した
ことを認識することができる。テープ供給部24及び、
テープ巻取り部25が1回転する毎に、時間測定部27
に検知信号を送出することにより、テープ供給部24の
1回転にかかる時間(この時間をT1とする)と、テー
プ巻取り部25の1回転にかかる時間(この時間をT2
とする)とを時間測定部27で測定し、T1及びT2を
残量計算部28に送出する。残量計算部28でT1とT
2より、現在位置からテープ終端までの残り時間を計算
し、計算結果を残量表示部29に送出する。また、残量
表示部29で残り時間を表示する。
【0005】ここで図3を用いてテープの残り時間の算
出の概略について説明する。図3は、ある時間における
テープ走行時のテープ状態を表した図である。図3にお
いて、Ssはテープ供給部側のテープの面積(ハブの面
積を含む)である。Stはテープ巻取り部側のテープ面
積(ハブの面積を含む)である。Shはテープ供給部及
び、テープ巻取り部のハブ部分の面積である。Rsはテ
ープ供給部側のテープ半径である。Rtはテープ巻取り
部側のテープ半径である。Vはテープの走行速度であ
り、Dはテープの厚さである。ここで図3の状態におけ
るテープ残量は
【0006】
【数1】
【0007】で表される。ここで、Sh、V、Dが規格
により定められていれば、Ssを求めることによりテー
プ残量が算出できる。ここでSsは
【0008】
【数2】
【0009】で表される。ここでSs+Stつまり、テー
プのハブを含む全体の面積が規格により定められていれ
ば、Ss/(Ss+St)を求めることによってテープ残
量が算出できる。ここでSs/(Ss+St)は
【0010】
【数3】
【0011】で表される。ここで、テープ供給部及びテ
ープ巻取り部が1回転するのに要する時間をT1、T2
とすると、テープ供給部側及びテープ巻取り部側のテー
プ円周は、テープ供給部側及びテープ巻取り部側が1回
転する間に走行したテープ長に等しいので
【0012】
【数4】
【0013】
【数5】
【0014】の2式が成り立つ。これを(数3)に代入
すると
【0015】
【数6】
【0016】と表される。これを(数2)に代入すると
【0017】
【数7】
【0018】と表され、T1、T2を測定することによ
り、Ssが算出でき、よってテープ残量が算出できる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の構
成では、テープが低速で走行している場合にはT1とT
2の時間が十分大きく、時間測定部の誤差がテープの残
り時間に与える影響が十分小さいものであったが、高速
で走行している場合には、T1とT2の時間が非常に小
さくなり、時間測定部の誤差がテープ残り時間に与える
影響が無視できなくなり、結果としてテープの残り時間
の誤差が大きくなるという問題点を有していた。
【0020】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、テープが高速で走行している場合でも、低速走行時
と同じ精度で、テープの残り時間を提供することを目的
とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明のVTRはテープを走行させるためのテープ
駆動部と、テープ駆動部からテープを安定に駆動するた
めに、テープ駆動部の回転数に応じて発生する制御信号
を検出する駆動制御信号検出部と、駆動制御信号検出部
から送出された情報より、テープの駆動力を制御するテ
ープ走行制御部と、走行しているテープを供給するテー
プ供給部と、供給されたテープを巻き取るためのテープ
巻取り部と、テープ供給部及びテープ巻取り部より、そ
の回転に応じて発生する制御信号を検出する回転信号検
出部と、駆動制御信号検出部の情報より、テープの残り
時間を計算する残量計算部と、残量計算部によって求め
られたテープの残り時間を表示する残量表示部の構成を
有している。
【0022】
【作用】この構成によって、テープが高速で走行してお
り、テープ供給部及び、テープ巻取り部の1回転にかか
る時間(T1、T2)が非常に短くなり、T1、T2か
ら直接、テープ残り時間を計算すると、誤差が大きくな
るような場合でも、T1、T2を測定する代わりに、テ
ープ供給部及び、テープ巻取り部が1回転する間に検出
される駆動制御信号を測定し、この情報からテープの残
り時間を計算することにより、低速で走行している場合
とほぼ同じ精度で、現在位置からテープ終端までのテー
プの残り時間を計算することができる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0024】図1において、11は、テープを走行させ
るテープ駆動部である。12はテープ駆動部より、テー
プの走行制御を目的として発生している駆動制御信号を
検出する駆動制御信号検出部である。13は駆動制御信
号検出部12で検出された信号により、テープを安定に
走行させるための駆動力を決定するテープ走行制御部で
ある。テープ走行制御部13からテープ駆動部11に駆
動力がフィードバックされ、テープは安定に走行するこ
とができる。14および15は、テープ駆動部11より
ギアを介して回転させられるテープ供給部及びテープ巻
取り部である。テープ駆動部11により走行させられた
テープは、テープ供給部14から供給され、テープ巻取
り部15に巻き取られていく。16はテープ供給部14
及びテープ巻取り部15から、その回転に応じて発生す
る制御信号を検出する回転信号検出部である。テープ供
給部14及びテープ巻取り部15が1回転する毎に回転
信号検出部16から駆動制御信号検出部12に検知信号
が送出され、駆動制御信号検出部12でテープ供給部1
4及びテープ巻取り部15が1回転する間に検出された
駆動制御信号を測定することができる。17は駆動制御
信号検出部12から送出された情報(テープ供給部14
及びテープ巻取り部15が1回転する間に検出された駆
動制御信号の数)より、テープの残り時間を計算する残
量計算部である。18は残量計算部17で求められたテ
ープの残り時間を表示する残量表示部である。
【0025】以上のように構成されたテープの残り時間
計算部について、図1を用いてその動作を説明する。テ
ープはテープ駆動部11によって引っ張られることによ
り、テープ供給部14から供給される。供給されたテー
プは、テープ駆動部とギアによってつながっているテー
プ巻取り部15が回転することで、テープ巻取り部15
に巻き取られていく。ここで、テープ駆動部11は、そ
の回転に応じて駆動制御信号を発生する。駆動制御信号
は駆動制御信号検出部12で検出され、テープ走行制御
部13へ、その情報が送出される。テープはテープ走行
制御部13によって駆動力を制御され、これをテープ駆
動部11へフィードバックすることによって、一定の速
度で走行することができる。またこの時、テープ供給部
14及びテープ巻取り部15は、回転する際にその回転
に応じて制御信号を発生する。あらかじめ、テープ供給
部14及び、テープ巻取り部15が1回転する間に発生
する制御信号の数が分かっていれば、この制御信号を回
転信号検出部16で検出することにより、テープ供給部
14及びテープ巻取り部15が、正確に1回転したこと
を認識することができる。ここでテープ供給部14が1
回転する間に、駆動制御信号検出部12で検出された信
号の数N1と、テープ巻取り部15が1回転する間に、
駆動制御信号検出部12で検出された信号の数N2とを
残量計算部17に送出する。テープがテープ走行制御部
13により、既知の一定の速度Vで走行している場合、
テープ駆動部11が一定速度一定時間内に発生する駆動
制御信号の数も既知であれば、N1及びN2を計測する
ことで、テープ供給部及びテープ巻取り部のそれぞれが
1回転する時間(T1、T2)が計算でき、(数1)〜
(数7)に基づいて、残量計算部17でテープの残量時
間を計算することができる。高速走行時にはT1、T2
が非常に小さくなり、T1、T2を直接測定すると測定
誤差が大きくなる。しかしながら、N1、N2はテープ
の現在位置が同じであれば、低速走行時も高速走行時も
理論上同じ値となるので、N1、N2より、T1、T2
を計算する方式では高速走行時も低速走行時とほぼ同じ
精度でテープ残量が得られる。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明は、テープを走行さ
せるテープ駆動部と、テープ駆動部より、テープを安定
に駆動するために、テープ駆動部の回転に応じて発生す
る制御信号を検出する駆動制御信号検出部と、テープ駆
動部の駆動力を、駆動制御信号検出部から送出された情
報より決定し、その駆動力をテープ駆動部にフィードバ
ックするテープ走行制御部と、テープ駆動部よりギヤを
介して回転させられるテープ供給部及びテープ巻取り部
と、テープ巻取り部及びテープ供給部の回転を検出する
回転信号検出部と、回転信号検出部及び駆動信号検出部
で検出した信号より、テープの残り時間を計算する残量
計算部と、テープの残り時間を表示する残量表示部を設
け、テープ供給部及び、テープ巻取り部が1回転するの
に要する時間を、駆動制御信号検出部で検出された駆動
制御信号の数から算出することにより、テープが高速で
走行しているときであっても、低速走行時と同じ精度で
テープの残り時間を提供することを実現できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるテープ残り時間計算
部のブロック図
【図2】従来のテープ残り時間計算部のブロック図
【図3】テープ走行状態を示す模式図
【符号の説明】
11 テープ駆動部 12 駆動制御信号検出部 13 テープ走行制御部 14 テープ供給部 15 テープ巻取り部 16 回転信号検出部 17 残量計算部 18 残量表示部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープを走行させるためのテープ駆
    動部と、前記テープ駆動部によりギアを介して回転させ
    られるテープ巻取り部及びテープ供給部と、前記テープ
    巻取り部及びテープ供給部の回転数に応じて発生する制
    御信号を検出する回転信号検出部と、前記テープ駆動部
    からテープを安定に走行させるために発生している駆動
    制御信号を検出する駆動制御信号検出部と、駆動制御信
    号によりテープを安定に走行させるための駆動力を制御
    するテープ走行制御部と、テープの現在位置からテープ
    終端までの残り時間を計算する残量計算部と、前記残量
    計算部で求められた残量を表示する残量表示部とを備え
    たことを特徴とする磁気記録再生装置。
JP25286693A 1993-10-08 1993-10-08 磁気記録再生装置 Pending JPH07105670A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25286693A JPH07105670A (ja) 1993-10-08 1993-10-08 磁気記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25286693A JPH07105670A (ja) 1993-10-08 1993-10-08 磁気記録再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07105670A true JPH07105670A (ja) 1995-04-21

Family

ID=17243261

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25286693A Pending JPH07105670A (ja) 1993-10-08 1993-10-08 磁気記録再生装置

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JP (1) JPH07105670A (ja)

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