JP2537086Y2 - パイプサポート - Google Patents
パイプサポートInfo
- Publication number
- JP2537086Y2 JP2537086Y2 JP5440492U JP5440492U JP2537086Y2 JP 2537086 Y2 JP2537086 Y2 JP 2537086Y2 JP 5440492 U JP5440492 U JP 5440492U JP 5440492 U JP5440492 U JP 5440492U JP 2537086 Y2 JP2537086 Y2 JP 2537086Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- lumbar
- pipe support
- insertion tube
- sleeve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
- Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案はパイプサポートに関す
るもので、更に詳細には、腰管に差込まれる差込み管の
強度の増大を測ったパイプサポートに関するものであ
る。
るもので、更に詳細には、腰管に差込まれる差込み管の
強度の増大を測ったパイプサポートに関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】図３に示すように、例えば基礎１から所
定の高さに床を形成するためのコンクリート２を打設す
る場合、その型枠３およびコンクリート２の重量を支え
る手段としてパイプサポート４が使用されている。
定の高さに床を形成するためのコンクリート２を打設す
る場合、その型枠３およびコンクリート２の重量を支え
る手段としてパイプサポート４が使用されている。
【０００３】このパイプサポート４は、基礎等の固定部
に一端が当接される腰管５と、この腰管５に差込まれ、
一端が形枠等の被支持部に当接される差込み管６とを備
えている。差込み管６には長手方向に適宜間隔でピン穴
７が形成され、そのピン穴７に固定ピン８を差込んで差
込み管６を腰管５にピン止めすることによりパイプサポ
ート４は任意の使用長で使用されるようになっている。
に一端が当接される腰管５と、この腰管５に差込まれ、
一端が形枠等の被支持部に当接される差込み管６とを備
えている。差込み管６には長手方向に適宜間隔でピン穴
７が形成され、そのピン穴７に固定ピン８を差込んで差
込み管６を腰管５にピン止めすることによりパイプサポ
ート４は任意の使用長で使用されるようになっている。
【０００４】ところで、上記パイプサポート４において
は、腰管５と差込み管６のギャップが大きいと、全振幅
すなわち腰管を固定して差込み管を最大使用長に伸ばし
た時の差込み管先端部の振れ量が大きくなり、強度が低
下する問題がある。このため、従来のパイプサポート
は、図４に示すように最大使用長に伸ばした時に差込み
管６の端部が当る部分の腰管５の外周に環状の窪みｇを
設けて内面を突出させることにより上記ギャップを小さ
くしていた。
は、腰管５と差込み管６のギャップが大きいと、全振幅
すなわち腰管を固定して差込み管を最大使用長に伸ばし
た時の差込み管先端部の振れ量が大きくなり、強度が低
下する問題がある。このため、従来のパイプサポート
は、図４に示すように最大使用長に伸ばした時に差込み
管６の端部が当る部分の腰管５の外周に環状の窪みｇを
設けて内面を突出させることにより上記ギャップを小さ
くしていた。
【０００５】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記窪
みｇにより腰管５の断面性能が減少してしまうため、断
面性能の減少した部分に過剰な荷重によって最大曲げ応
力が発生し、腰管の変形が生じ易くなる問題があった。
みｇにより腰管５の断面性能が減少してしまうため、断
面性能の減少した部分に過剰な荷重によって最大曲げ応
力が発生し、腰管の変形が生じ易くなる問題があった。
【０００６】この考案は上記事情に鑑みなされたもの
で、最大使用長での腰管の変形を防止できるようにした
パイプサポートを提供することを目的とするものであ
る。
で、最大使用長での腰管の変形を防止できるようにした
パイプサポートを提供することを目的とするものであ
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの考案のパイプサポートは、腰管に差込み管を差込
み、ピン止めにより任意の使用長で使用されるパイプサ
ポートにおいて、上記差込み管を最大使用長に伸ばした
時に差込み管の端部が当る腰管の内面にスリーブを嵌挿
したことを特徴としている。
にこの考案のパイプサポートは、腰管に差込み管を差込
み、ピン止めにより任意の使用長で使用されるパイプサ
ポートにおいて、上記差込み管を最大使用長に伸ばした
時に差込み管の端部が当る腰管の内面にスリーブを嵌挿
したことを特徴としている。
【０００８】
【作用】上記構成によれば、腰管内面に嵌挿されるスリ
ーブにより腰管と差込み管のギャップが小さくなると共
に最大曲げ応力発生部が補強されるため、最大使用長で
の腰管の変形が防止される。
ーブにより腰管と差込み管のギャップが小さくなると共
に最大曲げ応力発生部が補強されるため、最大使用長で
の腰管の変形が防止される。
【０００９】
【実施例】以下、この考案のパイプサポートの一実施例
を図面に基づいて詳細に説明する。
を図面に基づいて詳細に説明する。
【００１０】図１において、４はパイプサポートで、こ
のパイプサポート４は腰管５と、この腰管５内に摺動自
在に挿入された差込み管６とを備えている。これら腰管
５および差込み管６は例えばアルミニウム合金製押出形
材にて形成され、腰管５の下端部には図示しない固定部
に当接される台板９が固着され、差込み管６の上端部に
は図示しない被支持部に当接される受板１０が固着され
ている。また、差込み管６にはこれと直交して貫通する
ピン穴７が長手方向（軸方向）に適宜間隔で穿設され、
任意の使用長に設定できるようになっている。
のパイプサポート４は腰管５と、この腰管５内に摺動自
在に挿入された差込み管６とを備えている。これら腰管
５および差込み管６は例えばアルミニウム合金製押出形
材にて形成され、腰管５の下端部には図示しない固定部
に当接される台板９が固着され、差込み管６の上端部に
は図示しない被支持部に当接される受板１０が固着され
ている。また、差込み管６にはこれと直交して貫通する
ピン穴７が長手方向（軸方向）に適宜間隔で穿設され、
任意の使用長に設定できるようになっている。
【００１１】一方、腰管５の上端部外周面には高さ調整
（微調整）を行うために所定の範囲で雄ねじ部１１が形
成されると共に、この雄ねじ部１１には長手方向に沿う
長穴１２が貫通して形成され、雄ねじ部１１にはハンド
ル１３を有する調整ねじ体１４が螺合されている。長穴
１２と所定のピン穴７に跨って差込まれる固定ピン８が
調整ねじ体１４に掛止され、その調整ねじ体１４をハン
ドル１３で回転させて上下に移動させることによりパイ
プサポート４の長さを微調整できるようになっている。
（微調整）を行うために所定の範囲で雄ねじ部１１が形
成されると共に、この雄ねじ部１１には長手方向に沿う
長穴１２が貫通して形成され、雄ねじ部１１にはハンド
ル１３を有する調整ねじ体１４が螺合されている。長穴
１２と所定のピン穴７に跨って差込まれる固定ピン８が
調整ねじ体１４に掛止され、その調整ねじ体１４をハン
ドル１３で回転させて上下に移動させることによりパイ
プサポート４の長さを微調整できるようになっている。
【００１２】そして、上記差込み管６を最大使用長に伸
ばした時に差込み管６の端部が当る腰管５の内面には、
腰管５と差込み管６のギャップを小さくするとと共に最
大曲げ応力発生部を補強するために図２に示すようにス
リーブ１５が嵌挿されている。このスリーブ１５は例え
ば鋼管からなり、腰管５と差込み管６のギャップを小さ
くするに十分な肉厚を有すると共に最大曲げ応力発生部
を補強するに十分な長さに形成されている。
ばした時に差込み管６の端部が当る腰管５の内面には、
腰管５と差込み管６のギャップを小さくするとと共に最
大曲げ応力発生部を補強するために図２に示すようにス
リーブ１５が嵌挿されている。このスリーブ１５は例え
ば鋼管からなり、腰管５と差込み管６のギャップを小さ
くするに十分な肉厚を有すると共に最大曲げ応力発生部
を補強するに十分な長さに形成されている。
【００１３】上記腰管５内にスリーブ１５を位置決め固
定するために、腰管５にはスリーブ１５の下端部を掛止
する複数（４個）のダボ（突起）１６がカシメ形成さ
れ、スリーブ１５の上端部から上部開口端にかけて拡径
された腰管５の上端拡径部１７内には下端部をスリーブ
１５の上端部に掛止させた状態でねじ管１８が圧入され
ている。この雄ねじ部１１となるねじ管１８を腰管５に
固定するために、ねじ管１８には所定の位置に複数（４
個）の孔１９が形成され、腰管５にはこれら孔１９に係
合するダボ２０がカシメ形成されている。
定するために、腰管５にはスリーブ１５の下端部を掛止
する複数（４個）のダボ（突起）１６がカシメ形成さ
れ、スリーブ１５の上端部から上部開口端にかけて拡径
された腰管５の上端拡径部１７内には下端部をスリーブ
１５の上端部に掛止させた状態でねじ管１８が圧入され
ている。この雄ねじ部１１となるねじ管１８を腰管５に
固定するために、ねじ管１８には所定の位置に複数（４
個）の孔１９が形成され、腰管５にはこれら孔１９に係
合するダボ２０がカシメ形成されている。
【００１４】以上の構成からなるパイプサポート４によ
れば、腰管５から差込み管６を伸ばして最大使用長で使
用する場合、腰管５内面に嵌挿されたスリーブ１５によ
り腰管５と差込み管６のギャップが小さくされると共に
最大曲げ応力発生部が補強されるようになるため、腰管
５が変形し難くなり、耐久性および信頼性の向上が図れ
る。
れば、腰管５から差込み管６を伸ばして最大使用長で使
用する場合、腰管５内面に嵌挿されたスリーブ１５によ
り腰管５と差込み管６のギャップが小さくされると共に
最大曲げ応力発生部が補強されるようになるため、腰管
５が変形し難くなり、耐久性および信頼性の向上が図れ
る。
【００１５】
【考案の効果】以上に説明したように、この考案のパイ
プサポートによれば、差込み管を最大使用長に伸ばした
時に差込み管の端部が当る腰管の内面にスリーブを嵌挿
したので、腰管と差込み管のギャップが小さくなると共
に最大曲げ応力発生部が補強され、最大使用長での腰管
の変形を確実に防止することができる。
プサポートによれば、差込み管を最大使用長に伸ばした
時に差込み管の端部が当る腰管の内面にスリーブを嵌挿
したので、腰管と差込み管のギャップが小さくなると共
に最大曲げ応力発生部が補強され、最大使用長での腰管
の変形を確実に防止することができる。
【図１】この考案のパイプサポートの実施例を示す正面
図である。
図である。
【図２】図１の要部拡大断面図である。
【図３】パイプサポートの使用状態を示す図である。
【図４】従来のパイプサポートにおける要部拡大断面図
である。
である。
４ パイプサポート ５ 腰管 ６ 差込み管 １５ スリーブ
Claims (1)
- 【請求項１】 腰管に差込み管を差込み、ピン止めによ
り任意の使用長で使用されるパイプサポートにおいて、 上記差込み管を最大使用長に伸ばした時に差込み管の端
部が当る腰管の内面にスリーブを嵌挿したことを特徴と
するパイプサポート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5440492U JP2537086Y2 (ja) | 1992-07-13 | 1992-07-13 | パイプサポート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5440492U JP2537086Y2 (ja) | 1992-07-13 | 1992-07-13 | パイプサポート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0610533U JPH0610533U (ja) | 1994-02-10 |
| JP2537086Y2 true JP2537086Y2 (ja) | 1997-05-28 |
Family
ID=12969763
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5440492U Expired - Fee Related JP2537086Y2 (ja) | 1992-07-13 | 1992-07-13 | パイプサポート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2537086Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP4067607B1 (en) * | 2021-03-30 | 2024-05-15 | Gherardi S.R.L. - Attrezzature Edili | Telescopic prop and procedure for realizing a telescopic prop |
-
1992
- 1992-07-13 JP JP5440492U patent/JP2537086Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0610533U (ja) | 1994-02-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970114 |
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