JP2536971Y2 - 充電回路 - Google Patents

充電回路

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JP2536971Y2
JP2536971Y2 JP1990083826U JP8382690U JP2536971Y2 JP 2536971 Y2 JP2536971 Y2 JP 2536971Y2 JP 1990083826 U JP1990083826 U JP 1990083826U JP 8382690 U JP8382690 U JP 8382690U JP 2536971 Y2 JP2536971 Y2 JP 2536971Y2
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transistor
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英和 佐藤
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えばバッテリを充電する充電装置に適用
して好適な充電回路に関する。
〔考案の概要〕
本考案は、例えばバッテリを充電する充電装置に適用
して好適な充電回路に関し、充電用直流電源の一端をLE
D及び第1の抵抗器の直列回路を介して第1のトランジ
スタの一方の被制御電極に接続すると共に充電用直流電
源の一端を第2の抵抗器を介して第2のトランジスタの
一方の被制御電極に接続し、第1のトランジスタの他方
の被制御電極を充電用直流電源の他端に接続し、LED及
び第1の抵抗器の接続点を第2のトランジスタの制御電
極に接続すると共に第2のトランジスタの他方の被制御
電極を第3の抵抗器を介して第1のトランジスタの制御
電極に接続し、第2のトランジスタの他方の被制御電極
及び第3の抵抗器の接続点よりバッテリ接続用の一方の
端子を導出すると共に第1のトランジスタの他方の被制
御電極よりバッテリ接続用の他方の端子を導出するよう
にしたことにより、容量の大きなトランジスタを使用す
ることなく、バッテリ接続側のショートによる事故を防
止すると共にこれを視覚的に示すことができるようにし
たものである。
〔従来の技術〕
従来、第3図に示す如き充電回路が提案されている。
この第3図において、(1)及び(2)は夫々端子
で、一方の端子(1)は図示は省略した充電用直流電源
の正側に接続され、他方の端子(2)はその直流電源の
負側に接続され、これにより、この一方及び他方の端子
(1)及び(2)間には充電電圧が供給される。一方の
端子(1)は抵抗器R1及びツェナーダイオード(3)の
直列回路を介して一方の充電端子(5)に接続される。
(4)はNPN型のトランジスタで、このトランジスタ
(4)のコレクタは上述の一方の端子(1)に接続さ
れ、このトランジスタ(4)のベースは抵抗器R1及びツ
ェナーダイオード(3)の接続点に接続され、このトラ
ンジスタ(4)のエミッタは抵抗器R2を介して一方の充
電端子(5)に接続される。また上述の他方の端子
(2)は他方の充電端子(6)に接続される。(7)は
バッテリでこのバッテリ(7)の正側電極が一方の充電
端子(5)に接続され、このバッテリ(7)の負側電極
が他方の充電端子(6)に接続される。
上述の充電回路の一方の端子(1)及び他方の端子
(2)間に直流電圧が供給されると、ツェナーダイオー
ド(3)によりトランジスタ(4)のベース・エミッタ
間に一定電圧が印加され、このトランジスタ(4)がオ
ンとなり、このトランジスタ(4)に一定の電流が流れ
るのでバッテリ(7)に定電流充電が行われる。また、
一方の充電端子(5)及び他方の充電端子(6)がショ
ートしても、ツェナーダイオード(3)によりトランジ
スタ(4)はオンとなっているのでこのトランジスタ
(4)には上述と同様に充電用の定電流が流れるように
なされていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、上述したように、一方の充電端子(5)及
び他方の充電端子(6)間がショートした場合には、一
方の充電端子(5)及び他方の充電端子(6)間の電圧
がバッテリ(7)の電圧に対して0となるのでトランジ
スタ(4)の電力損失が増える。即ち、このトランジス
タ(4)の電力損失をPCとし、ツェナーダイオード
(3)のツェナー電圧をVZDとし、トランジスタ(4)
のベース・エミッタ間電圧をVBEとし、バッテリ(7)
の電圧をVBATとし、一方の端子(1)及び他方の端子
(2)間の電圧、即ち、印加電圧をVINとすると、次の
ような式が成り立つ。
PC=I×〔VIN−{VBAT+(VZD−VBE)}〕 =I×(VIN+VBE−VBAT−VZD) ‥‥(1) この式(1)から明らかなようにトランジスタ(4)の
電力損失PCは、バッテリ(7)の電圧VBATが小さくなれ
ばなる程大きくなる。従って、ショートした場合には、
トランジスタ(4)には充電用の電流が流れるので、ト
ランジスタ(4)を破壊したり、この回路が発熱、発
煙、発火したりする不都合がある。
また、トランジスタ(4)を容量の大きなトランジス
タに変更しなければならなくなる不都合がある。
本考案はかかる点に鑑みてなされたもので、容量の大
きなトランジスタを使用することなく、バッテリ接続側
のショートによる事故を防止することのできる充電回路
を提案しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、例えば第2図に示す如く、充電用直流電源
の一端をLED(10)及び第1の抵抗器R3の直列回路を介
して第1のトランジスタ(8)の一方の被制御電極に接
続すると共に充電用直流電源の一端を第2の抵抗器R4
介して第2のトランジスタ(9)の一方の被制御電極に
接続し、第1のトランジスタ(9)の他方の被制御電極
を充電用直流電源の他端に接続し、LED(10)及び第1
の抵抗器R3の接続点を第2のトランジスタ(9)の制御
電極に接続すると共に第2のトランジスタ(9)の他方
の被制御電極を第3の抵抗器R5を介して第1のトランジ
スタ(8)の制御電極に接続し、第2のトランジスタ
(9)の他方の被制御電極及び第3の抵抗器R5の接続点
よりバッテリ(7)接続用の一方の端子(5)を導出す
ると共に第1のトランジスタ(8)の他方の被制御電極
よりバッテリ(7)接続用の他方の端子(6)を導出す
るようにしたものである。
〔作用〕
上述せる本考案によれば、バッテリ接続用の一方及び
他方の端子(5)及び(6)間がショートしたときに、
第1のトランジスタ(8)のベース・エミッタ間電圧が
順方向電圧より小さくなって、この第1のトランジスタ
(8)がオフとなるので、LED(10)に電流が流れなく
なり、これによって、この第2のトランジスタ(9)が
オフとなり、この第2のトランジスタ(9)の電力損失
がなくなるので、容量の大きなトランジスタを使用する
ことなく、バッテリ接続側のショートによる事故を防止
すると共にこれを視覚的に示すことができる。
〔実施例〕
以下、第1図を参照して、本考案充電回路の例につい
て詳細に説明する。尚、この第1図において第3図と対
応する部分には同一符号を付してその説明を省略する。
この第1図において、(8)はNPN型のトランジスタ
で、このトランジスタ(8)のコレクタを抵抗器R4を介
してツェナーダイオード(3)に接続し、このトランジ
スタ(8)のエミッタを他方の端子(2)に接続し、こ
のトランジスタ(8)のベースを抵抗器R5及びR6の接続
点に接続する。(9)はPNP型のトランジスタで、この
トランジスタ(9)のエミッタを抵抗器R3を介して一方
の端子(1)に接続し、このトランジスタ(9)のベー
スをツェナーダイオード(3)を介してこの一方の端子
(1)に接続し、このトランジスタ(9)のコレクタを
分圧抵抗器R5及びR6を介して一方の充電端子(2)に接
続する。また、トランジスタ(9)のコレクタよりバッ
テリ(7)接続用の一方の充電端子(5)を導出し、ト
ランジスタ(8)のエミッタ側よりバッテリ(7)接続
用の他方の充電端子(6)を導出する。そして、これら
一方の充電端子(5)及び他方の充電端子(6)間にバ
ッテリ(7)を接続する如くする。
さて、上述の充電回路において、一方の端子(1)及
び他方の端子(2)間に電圧が供給されると、ツェナー
ダイオード(3)によりトランジスタ(9)がオンとな
り、バッテリ(7)に充電電流が供給される。また、一
方の充電端子(5)及び他方の充電端子(6)間に印加
されるバッテリ(7)よりの電圧によってトランジスタ
(8)がオンとなるので、ツェナーダイオード(3)に
電流が流れ、このツェナーダイオード(3)によりトラ
ンジスタ(9)が定電流動作を行う。
一方、一方の充電端子(5)及び他方の充電端子
(6)間がショートしたときは、このトランジスタ
(8)のベース・エミッタ間電圧が順方向電圧より小さ
くなってこのトランジスタ(8)はオフとなり、これに
よって、ツェナーダイオード(3)に電流が流れなくな
ってトランジスタ(9)はオフとなるのでこのトランジ
スタ(9)に定電流は流れなくなる。従って、ショート
時においても、トランジスタ(9)が電力損失が大とな
って破壊されたりすることがない。
尚、上述の例においては、分圧抵抗器R5及びR6の分圧
比によってトランジスタ(8)がオフする電圧を変える
こともできる。
第2図は、本考案充電回路の他の例を示している。こ
の第2図は、第1図にて示した充電回路のツェナーダイ
オード(3)の替わりに、順方向電圧VFの大きなLED
(9)を使用した例を示している。尚、他の部分は第1
図と同様の構成とする。
この第2図においては、バッテリ(7)の電圧によっ
てトランジスタ(8)がオンとなり、これによって、LE
D(10)に電流が流れ、このLED(10)が発光し、このLE
D(10)の両端間に発生する電圧によってトランジスタ
(9)がオンとなり、充電電流が流れる。これによっ
て、充電中であることがこのLED(10)によって視覚的
に示すことができる。
また、一方の充電端子(5)及び他方の充電端子
(6)間がショートしたときは、トランジスタ(8)が
オフとなり、これによってLED(10)には電流が流れな
いので、このLED(10)は発光せず、トランジスタ
(9)はオフとなり、充電電流は流れない。従って、シ
ョート時においてトランジスタ(9)が破壊したりする
ことがない。また、充電中にLED(10)が発光し、ショ
ート時にはLEDが発光しないようになっているので、視
覚的にショート状態、充電状態を示す事ができる。
尚、本考案は上述の実施例に限ることなく、本考案の
要旨を逸脱することなくその他種々の構成が取り得るこ
とは勿論である。
〔考案の効果〕
上述せる本考案によれば、バッテリ接続用の一方及び
他方の端子間がショートしたときに、第1のトランジス
タのベース・エミッタ間電圧が順方向電圧より小さくな
り、この第1のトランジスタがオフとなり、LEDに電流
が流れなくなり、これによってこの第2のトランジスタ
がオフとなり、この第2のトランジスタの電力損失がな
くなるので、容量の大きなトランジスタを使用すること
なく、バッテリ接続側のショートによる事故を防止する
と共にこれを視覚的に示すことができる利益がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案充電回路の例を示す回路図、第2図は本
考案充電回路の他の例を示す回路図、第3図は従来の充
電回路の例を示す回路図である。 (1)及び(2)は夫々端子、(3)はツェナーダイオ
ード、(5)及び(6)は夫々充電端子、(7)はバッ
テリ、(8)及び(9)はトランジスタ、(10)はLE
D、R3,R4,R5及びR6は夫々抵抗器である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】充電用直流電源の一端をLED及び第1の抵
    抗器の直列回路を介して第1のトランジスタの一方の被
    制御電極に接続すると共に上記充電用直流電源の一端を
    第2の抵抗器を介して第2のトランジスタの一方の被制
    御電極に接続し、上記第1のトランジスタの他方の被制
    御電極を上記充電用直流電源の他端に接続し、上記LED
    及び上記第1の抵抗器の接続点を上記第2のトランジス
    タの制御電極に接続すると共に上記第2のトランジスタ
    の他方の被制御電極を第3の抵抗器を介して上記第1の
    トランジスタの制御電極に接続し、上記第2のトランジ
    スタの他方の被制御電極及び上記第3の抵抗器の接続点
    よりバッテリ接続用の一方の端子を導出すると共に上記
    第1のトランジスタの他方の被制御電極よりバッテリ接
    続用の他方の端子を導出する様にしたことを特徴とする
    充電回路。
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JPH0443349U JPH0443349U (ja) 1992-04-13
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