JPH0797772B2 - 負荷駆動回路 - Google Patents
負荷駆動回路Info
- Publication number
- JPH0797772B2 JPH0797772B2 JP1837787A JP1837787A JPH0797772B2 JP H0797772 B2 JPH0797772 B2 JP H0797772B2 JP 1837787 A JP1837787 A JP 1837787A JP 1837787 A JP1837787 A JP 1837787A JP H0797772 B2 JPH0797772 B2 JP H0797772B2
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- JP
- Japan
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- circuit
- current
- transistor
- output
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、リレーの駆動回路に係り、特に異常負荷時の
電流監視及び、電流制限に好適な負荷駆動回路に関す
る。
電流監視及び、電流制限に好適な負荷駆動回路に関す
る。
〔従来の技術〕 アイ.イー.イー.イー,スタンダーズ,802.5−1985,
第78頁から第80頁(IEEE Standards 802.5−1985,P78−
80,以下IEEE802.5と略す)において、リング内に置かれ
たトランク・カップリング.ユニット(以下TCUと略
す)の中に、局を挿入又はバイパスさせるための機構が
あり、この機構を局が制御する方法が論じられている。
第78頁から第80頁(IEEE Standards 802.5−1985,P78−
80,以下IEEE802.5と略す)において、リング内に置かれ
たトランク・カップリング.ユニット(以下TCUと略
す)の中に、局を挿入又はバイパスさせるための機構が
あり、この機構を局が制御する方法が論じられている。
IEEE802.5によると、リングへの局の挿入にはファント
ムドライブと呼ばれる回路が使用される。局はこのファ
ントムドライブ回路を使用して、TCU内の挿入バイパス
機構を制御する。ファントムドライブ回路は、媒体イン
タフェースを通して、挿入.バイパス機構に直流電圧を
加えることにより、挿入.バイパス機構を動作させる。
ムドライブと呼ばれる回路が使用される。局はこのファ
ントムドライブ回路を使用して、TCU内の挿入バイパス
機構を制御する。ファントムドライブ回路は、媒体イン
タフェースを通して、挿入.バイパス機構に直流電圧を
加えることにより、挿入.バイパス機構を動作させる。
IEEE802.5により、ファントムドライブ回路は下記を要
求される。
求される。
・動作電流0.65〜2.0mAにて、4.1〜7.0Vの電圧が供給出
来る事 ・出力の開放及び短絡状態が検出出来る事 ・短絡電流は20mA以下である事 本発明の目的は、IEEE802.5の要求を満たしたファント
ムドライブ回路を提供する事にある。
来る事 ・出力の開放及び短絡状態が検出出来る事 ・短絡電流は20mA以下である事 本発明の目的は、IEEE802.5の要求を満たしたファント
ムドライブ回路を提供する事にある。
上記目的は、基準電位を発生する基準電位設定回路と、
該基準電位をベースに入力し動作電流範囲内では飽和状
態下においてコレクタに出力を発生し、重い負荷の場合
には能動状態となって電流源となりコレクタに一定電流
を出力するトランジスタを含む出力回路と、ベースを出
力回路のトランジスタのベースに接続されカレントミラ
ーにより、出力回路のトランジスタに流れる電流を検出
する電流判定回路とを設けることにより達成される。
該基準電位をベースに入力し動作電流範囲内では飽和状
態下においてコレクタに出力を発生し、重い負荷の場合
には能動状態となって電流源となりコレクタに一定電流
を出力するトランジスタを含む出力回路と、ベースを出
力回路のトランジスタのベースに接続されカレントミラ
ーにより、出力回路のトランジスタに流れる電流を検出
する電流判定回路とを設けることにより達成される。
出力に用いられたトランジスタは、動作電流範囲(0.65
〜2.0mA)では、飽和状態であり、小さきコレクタ.エ
ミッタ間電圧により、出力コレクタ電圧を電源に近い値
とし、4.1〜7.0Vの出力電圧を満足する。又、出力短絡
状態においては、前記トランジスタは、能動状態で動作
する為、ベース電圧とエミッタ抵抗の設定により、制限
電流値の設定が可能である。
〜2.0mA)では、飽和状態であり、小さきコレクタ.エ
ミッタ間電圧により、出力コレクタ電圧を電源に近い値
とし、4.1〜7.0Vの出力電圧を満足する。又、出力短絡
状態においては、前記トランジスタは、能動状態で動作
する為、ベース電圧とエミッタ抵抗の設定により、制限
電流値の設定が可能である。
一方、前記トランジスタのベースに自己のベースを接続
した別のトランジスタは、カレントミラー効果により、
出力電流に比例した電流を流す事が可能で、電流監視に
より、出力開放及び短絡の状態を検出する。
した別のトランジスタは、カレントミラー効果により、
出力電流に比例した電流を流す事が可能で、電流監視に
より、出力開放及び短絡の状態を検出する。
以下、本発明の一実施例を第1図〜第3図により説明す
る。
る。
第1図は本発明の一実施例の回路構成で、第2図は、出
力トランジスタQ2の電圧及び電流の時性である。
力トランジスタQ2の電圧及び電流の時性である。
第1図において、制御回路5は回路全体の動作を制御す
るもので、入力INが“High"の時、Q5が導通し、回路が
動作状態となる。
るもので、入力INが“High"の時、Q5が導通し、回路が
動作状態となる。
この動作状態で、出力回路2の出力、OUTに挿入バイパ
ス機構(ZL)が接続された場合で、動作を説明する。ZL
が大きい場合、出力電流が小さく抵抗13による電圧降下
は小さく、Q2のエミッタ電位はそれ程下がらずベース電
位はエミッタ電位により決定される。また、ZLが大きい
ため、コレクタ電位は上昇し、エミッタ電位に近くなり
Q2は飽和状態となる。これを表わしたのが第2図の負荷
ZL′よりも右側の特性で、Q2は飽和状態のままで、ZLに
従った電流.電圧となる。
ス機構(ZL)が接続された場合で、動作を説明する。ZL
が大きい場合、出力電流が小さく抵抗13による電圧降下
は小さく、Q2のエミッタ電位はそれ程下がらずベース電
位はエミッタ電位により決定される。また、ZLが大きい
ため、コレクタ電位は上昇し、エミッタ電位に近くなり
Q2は飽和状態となる。これを表わしたのが第2図の負荷
ZL′よりも右側の特性で、Q2は飽和状態のままで、ZLに
従った電流.電圧となる。
一方、Q2のベース電位が、抵抗11,12及びQ1により設定
される基準電位に等しくな負荷ZL′よりも左側の領域で
は、Q2は飽和状態を脱し、能動状態で動作し、ベース電
位は基準電位に等しく一定で、ベース電位から決まるエ
ミッタ電位も一定となる。このため、出力電流は、エミ
ッタ電位と抵抗13の抵抗値R3とから決まる定電流(出力
短絡電流IOS)となり、又、出力電圧は、負荷ZLに定電
流が流れ発生する電圧となる。
される基準電位に等しくな負荷ZL′よりも左側の領域で
は、Q2は飽和状態を脱し、能動状態で動作し、ベース電
位は基準電位に等しく一定で、ベース電位から決まるエ
ミッタ電位も一定となる。このため、出力電流は、エミ
ッタ電位と抵抗13の抵抗値R3とから決まる定電流(出力
短絡電流IOS)となり、又、出力電圧は、負荷ZLに定電
流が流れ発生する電圧となる。
第3図は、出力電圧.電流特性であり、第1図の回路に
よりIEEE802.5の動作電圧.電流範囲を守り、短絡電流
一定値にする特性が実現出来る事がわかる。
よりIEEE802.5の動作電圧.電流範囲を守り、短絡電流
一定値にする特性が実現出来る事がわかる。
次に、第1及び第2の電流判定回路3,4について説明す
る。第1の電流判定回路3において、トランジスタQ
3は、ベースがトランジスタQ2のベースに接続され、カ
レントミラーの回路を形成しており、Q2の電流に比例し
た電流がQ3に流れる。この電流比は、抵抗13の抵抗値R3
と、抵抗14の抵抗値R4で表わされ、その値は、概ねR3/R
4に等しい。この電流が抵抗17を流れ、電圧を発生させ
る。一方、トランジスタQ6は、ベース電位が0.7V近辺で
電流が急激に増え、出力D1をLowにする。したがって、Q
2の出力電流のある値のR3/R4倍の電流が流れた時に、0.
7Vになるように抵抗値R7を設定しておけば、出力D1がLo
wである事を持って、Q2の出力電流がある値、つまり第
1の設定電流以上である事が判定出来る。同様に、第2
の電流判定回路4では、抵抗19の抵抗値R9により、第2
の設定電流を検出出来る。
る。第1の電流判定回路3において、トランジスタQ
3は、ベースがトランジスタQ2のベースに接続され、カ
レントミラーの回路を形成しており、Q2の電流に比例し
た電流がQ3に流れる。この電流比は、抵抗13の抵抗値R3
と、抵抗14の抵抗値R4で表わされ、その値は、概ねR3/R
4に等しい。この電流が抵抗17を流れ、電圧を発生させ
る。一方、トランジスタQ6は、ベース電位が0.7V近辺で
電流が急激に増え、出力D1をLowにする。したがって、Q
2の出力電流のある値のR3/R4倍の電流が流れた時に、0.
7Vになるように抵抗値R7を設定しておけば、出力D1がLo
wである事を持って、Q2の出力電流がある値、つまり第
1の設定電流以上である事が判定出来る。同様に、第2
の電流判定回路4では、抵抗19の抵抗値R9により、第2
の設定電流を検出出来る。
第3図に、第1及び第2の電流判定回路3,4の特性が示
してあり、電流値の設定により、短絡を含む過大電流範
囲と、開放を含む過小電流範囲を検出出来る事が判る。
してあり、電流値の設定により、短絡を含む過大電流範
囲と、開放を含む過小電流範囲を検出出来る事が判る。
第4図は、本発明の他の実施例である。第4図では、基
準電位設定回路22のトランジスタQ11、出力回路23のト
ランジスタQ12及び電流判定回路24のトランジスタQ
13に、NPNトランジスタを使用し、出力回路23に電流を
引き込む動作で負荷を駆動するが、負荷の動作に変わり
ない。又、制御回路21の入力INはLowで、基準電位設定
回路が能動状態となり、全体の状態が制御される。又電
流判定回路24では、Q13にある電流以上が流れるとD3がH
ighになり電流判定を行う。
準電位設定回路22のトランジスタQ11、出力回路23のト
ランジスタQ12及び電流判定回路24のトランジスタQ
13に、NPNトランジスタを使用し、出力回路23に電流を
引き込む動作で負荷を駆動するが、負荷の動作に変わり
ない。又、制御回路21の入力INはLowで、基準電位設定
回路が能動状態となり、全体の状態が制御される。又電
流判定回路24では、Q13にある電流以上が流れるとD3がH
ighになり電流判定を行う。
本発明によれば、IEEE802.5がファントムドライブ回路
に要求する。動作電流0.65〜2.0mAで4.1〜7.0V、出力短
絡電流20mA以下、出力の開放及び短絡状態の検出の要求
を満たすファントムドライブ回路を提供出来る。
に要求する。動作電流0.65〜2.0mAで4.1〜7.0V、出力短
絡電流20mA以下、出力の開放及び短絡状態の検出の要求
を満たすファントムドライブ回路を提供出来る。
第1図は本発明の一実施例の回路構成を示す図第2図は
第1図に示す回路の出力トランジスタQ2の出力特性(負
荷に対する変化)を示す図、第3図は第1図に示す回路
の出力トランジスタQ2の電圧.電流特性及び、第1及び
第2の電流判定回路特性を示す図、第4図は本発明の他
の実施例の回路構成を示す図である。 1……基準電圧設定回路、 2……出力回路、 3……第1の電流判定回路、 4……第2の電流判定回路。
第1図に示す回路の出力トランジスタQ2の出力特性(負
荷に対する変化)を示す図、第3図は第1図に示す回路
の出力トランジスタQ2の電圧.電流特性及び、第1及び
第2の電流判定回路特性を示す図、第4図は本発明の他
の実施例の回路構成を示す図である。 1……基準電圧設定回路、 2……出力回路、 3……第1の電流判定回路、 4……第2の電流判定回路。
Claims (1)
- 【請求項1】第1の共通電位ラインと第1のトランジス
タのエミッタの間に第1の抵抗が接続され、かつ前記第
1のトランジスタのベースに第2の抵抗が接続され、前
記第1のトランジスタのベース.コレクタに設定された
電位を基準電位として基準電位ラインに出力する基準電
位設定回路と、 前記基準電位ラインにベースが接続され、第3の抵抗を
介して前記第1の共通電位ラインにエミッタが接続さ
れ、コレクタで負荷を駆動する第2のトランジスタを含
み動作電流範囲では、前記第2のトランジスタが飽和状
態下でコレクタ電圧を出力し、前記第2のトランジスタ
のベース電位が前記基準電位設定回路に設定される前記
基準電位と等しくなる負荷より重い負荷では、第2のト
ランジスタが能動状態下でコレクタ電位を出力する出力
回路と、 前記基準電位ラインにベースが接続され、第4の抵抗を
介して前記第1の共通電位ラインエミッタが接続された
第3のトランジスタを含み前記第3のトランジスタのコ
レクタ電流の基準電流値に対する大小を判定する電流判
定回路と、 基準電位設定回路の第2の抵抗の他端に接続され、制御
入力により、前記出力回路からの出力を制御する制御回
路とから成る事を特徴とする負荷駆動回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1837787A JPH0797772B2 (ja) | 1987-01-30 | 1987-01-30 | 負荷駆動回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1837787A JPH0797772B2 (ja) | 1987-01-30 | 1987-01-30 | 負荷駆動回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63190225A JPS63190225A (ja) | 1988-08-05 |
JPH0797772B2 true JPH0797772B2 (ja) | 1995-10-18 |
Family
ID=11970024
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1837787A Expired - Fee Related JPH0797772B2 (ja) | 1987-01-30 | 1987-01-30 | 負荷駆動回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0797772B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6512192B2 (ja) * | 2016-08-04 | 2019-05-15 | オンキヨー株式会社 | リレー駆動回路 |
-
1987
- 1987-01-30 JP JP1837787A patent/JPH0797772B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63190225A (ja) | 1988-08-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |