JPH0736453Y2 - バッテリ充電器 - Google Patents

バッテリ充電器

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JPH0736453Y2
JPH0736453Y2 JP6584789U JP6584789U JPH0736453Y2 JP H0736453 Y2 JPH0736453 Y2 JP H0736453Y2 JP 6584789 U JP6584789 U JP 6584789U JP 6584789 U JP6584789 U JP 6584789U JP H0736453 Y2 JPH0736453 Y2 JP H0736453Y2
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JP
Japan
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diode
positive
transistor
battery
connection state
Prior art date
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JP6584789U
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正毅 渋井
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Nidec America Corp
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Nidec Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はバッテリ充電器に関する。
〔従来の技術と考案が解決しようとする課題〕
交流電源を整流して直流とし、この直流を用いてバッテ
リを充電するバッテリ充電器では、接続する充電器の出
力端子を間違えれば、充電不能なことは勿論のこと、鉛
蓄電池に於ては電極の溶解現象等によって破壊してしま
うという問題が生じる。また、充電器の回路が損壊し、
電子部品を取替えねばならず、その後の処理が極めて面
倒なものとなっていた。また、バッテリがニッケル−カ
ドミウムアルカリ蓄電池であれば、ガス発生等を起こし
極めて危険である。
そこで、本考案では、正負の正常接続状態では、充電が
行われていることを確認することができ、また、正負の
異常接続状態では、直ちに充電電流が遮断されて、鉛蓄
電池等の電極の溶解を防止し、また、充電器の回路を保
護することができるバッテリ充電器を提供することを目
的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上述の目的を達成するために、本考案に係るバッテリ充
電器は、交流電源を整流して直流とし、該直流にてバッ
テリを充電するバッテリ充電器において;第1・第2ト
ランジスタと第1・第2ダイオードとを備え、正負の正
常接続状態では、電流が上記第1ダイオードに流れて上
記第1・第2トランジスタをオン状態とする正常ルート
を形成し、正負の逆接続状態では上記第2ダイオードの
アノード点の電圧を変化させて上記第1・第2トランジ
スタをオフ状態として上記第2ダイオードの起動電流の
みを出力する異常ルートを形成する保護回路と;第3・
第4ダイオードとLEDと第3トランジスタとを備え、正
負の正常接続状態では、上記第3ダイオードの順方向の
電圧降下により上記第3トランジスタがオン状態となり
上記LEDから上記第4ダイオードに流れる点灯ルートを
形成し、正負の逆接続状態では、上記第3ダイオードの
アノード点の電圧が0Vとなる非点灯ルートを形成するLE
D動作回路と;を備えたものである。
〔作用〕
正負の正常接続状態では、このバッテリ充電器の電気回
路は、正常ルートを形成して充電電流をバッテリに供給
すると共に、LEDに電流が流れる点灯ルートを形成して
該LEDを点灯させて充電が行われていることを知らせる
ことができる。
また、正負の異常接続状態では、第2ダイオードの起動
電流のみの出力であり、この電流は極微小であり、充電
電流は遮断されていることになり、さらには、非点灯ル
ートを形成してLEDを点灯させない。
〔実施例〕
以下、実施例について図面を参照して説明する。
第1図は本考案に係るバッテリ充電器の回路図を示し、
この回路は、トランス1からの交流電流を整流して直流
とし、その直流を充電電流としてバッテリ2に供給する
ものであって、正負の正常接続状態では充電電流をバッ
テリ2に供給する正常ルートと正負の逆接続状態では微
小電流のみを出力する異常ルートとを形成する保護回路
3と、正負の正常接続状態ではLED4を点灯させる点灯ル
ートと正負の逆接続状態では該LED4を点灯させない非点
灯ルートとを形成するLED動作回路5と、を備えてい
る。
ここに、保護回路3は、第1・第2トランジスタ6,7と
第1・第2ダイオード8,9とを備えている。そして、第
2ダイオード9には第1抵抗10が直列に接続され、第1
トランジスタ6のコレクタと第2トランジスタ7のベー
スとの間には第2抵抗11が接続され、第1ダイオード8
には第3抵抗が直列に接続されている。
また、LED動作回路5は、第3・第4ダイオード13,14と
上記LED4と第3トランジスタ15とを備えている。そし
て、第3ダイオード13は第2トランジスタ7のコレクタ
に直列に接続され、第3トランジスタ15のコレクタに第
4抵抗16が接続され、該トランジスタ15のベースには第
5抵抗17が接続されている。
しかして、実線で示す様に、プラス側の端子18がバッテ
リ2のプラス側に接続されると共にマイナス側の端子19
がバッテリ2のマイナス側に接続された状態(正常接続
状態)では、電流は、第1抵抗10から第3抵抗12を介し
て第1ダイオード8に流れ、これにより、第1トランジ
スタ6のベースにプラス動作バイアスが印加され該第1
トランジスタ6はオン状態となり、さらに、該第1トラ
ンジスタ6がオン状態となれば、第2抵抗11を介して第
2トランジスタ7がオン状態となる。つまり、正常ルー
トが形成される。従って、電力は、第2トランジスタ7
から第3ダイオード13を介して出力され、バッテリ2に
は充電電流が流れ充電される。
また、正常接続状態では、第3ダイオード13には順方向
の電圧降下(0.8V)により第3トランジスタ15がオン状
態となり、電流が第4抵抗16→LED4→第4ダイオード14
に流れ、点灯ルートを形成し、該LED4は点灯する。
しかして、プラス側の端子18がバッテリ2のマイナス側
に接続されると共にマイナス側の端子19がバッテリ2の
プラス側に接続された状態(正負の逆接続状態)では、
第2ダイオード9のアノード点の電圧が変化(0.7Vとな
る。)し、第1トランジスタ6のエミッタ側がバッテリ
2の電圧分のプラス電位となり、該第1トランジスタ6
のベースがマイナスバイアスとなり、該第1トランジス
タ6はオフ状態となり、さらには、第2トランジスタ7
もオフ状態となる。従って、出力の電流は第1抵抗10か
ら第2ダイオード9の起動電流のみとなる。つまり、第
1抵抗10の抵抗値は大とされるので、この起動電流は微
小なものとなり、充電電流は遮断されることになる。
また、正負の逆接続状態では、第3ダイオード13のアノ
ード点の電圧は0Vとなる非点灯ルートを形成し、第3ト
ランジスタ15がオフ状態となってLED4は点灯しない。
次に、第2図は充電器の全体の回路のうちの公知部分の
変形例を示しており、保護回路3とLED動作回路5は第
1図に示すものと同一である。つまり、第1図に示すも
のでは、三端子型レギュレータ20を使用しているが、第
2図に示すものでは、四端子型レギュレータ21を使用し
ている。なお、公知部分については説明は省略する。
従って、本考案に係る充電器を製造する場合、従来の充
電器に保護回路3及びLED動作回路5を付加すればよ
く、極めて簡単であり、コスト高とならない。
なお、本考案は上述の実施例に限定されず、本考案の要
旨を逸脱しない範囲で設計変更自由であり、例えば、正
負の逆接続状態においてアラームが作動するように、ア
ラーム作動回路を設けるも自由であり、このようにすれ
ば、逆接続した場合、直ちに作業者はその間違いに気付
くことができる。また、バッテリ2としては、鉛蓄電
池、アルカリ蓄電池(例えば、ニッケル−カドミウムア
ルカリ蓄電池)等の各種の電池が使用される。
〔考案の効果〕
本考案は、上述の如く構成されているので、次に記載さ
れる効果を奏する。
正負の正常接続状態では、正常ルートで電流が流れ、バ
ッテリ2には充電電流が供給され、該バッテリ2は充電
され、しかもこの状態では、LED4が点灯しており、作業
者は充電されていることを確認することができる。
また、正負(極性)の逆接続状態では、その接続された
後、直ちに、バッテリ2への充電電流が遮断状態とな
り、バッテリ2の電極が溶解する等によって破損し、使
用できなくなったり、充電器内部の電子部品が異常発熱
を起こしたりすることがない。しかも、この状態では、
LED4は点灯しないので、作業者には、直ちにその接続が
間違っていることが分かり、正常接続状態に接続しなお
すことができ、充電作業時間の短縮を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るバッテリ充電器の電気回路の一実
施例を示す回路図、第2図は他の実施例を示す回路図で
ある。 3……保護回路、4……LED、5……LED動作回路、6…
…第1トランジスタ、7……第2トランジスタ、8……
第1ダイオード、9……第2ダイオード、13……第3ダ
イオード、14……第4ダイオード、15……第3トランジ
スタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流電源を整流して直流とし、該直流にて
    バッテリを充電するバッテリ充電器において、 第1・第2トランジスタ6,7と第1・第2ダイオード8,9
    とを備え、正負の正常接続状態では、電流が上記第1ダ
    イオード8に流れて上記第1・第2トランジスタ6,7を
    オン状態とする正常ルートを形成し、正負の逆接続状態
    では上記第2ダイオード9のアノード点の電圧を変化さ
    せて上記第1・第2トランジスタ6,7をオフ状態として
    上記第2ダイオード9の起動電流のみを出力する異常ル
    ートを形成する保護回路3と、 第3・第4ダイオード13,14とLED4と第3トランジスタ1
    5とを備え、正負の正常接続状態では、上記第3ダイオ
    ード13の順方向の電圧降下により上記第3トランジスタ
    15がオン状態となり上記LED4から上記第4ダイオード14
    に流れる点灯ルートを形成し、正負の逆接続状態では、
    上記第3ダイオード13のアノード点の電圧が0Vとなる非
    点灯ルートを形成するLED動作回路5と、 を備えたことを特徴とするバッテリ充電器。
JP6584789U 1989-06-05 1989-06-05 バッテリ充電器 Expired - Lifetime JPH0736453Y2 (ja)

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JP6584789U JPH0736453Y2 (ja) 1989-06-05 1989-06-05 バッテリ充電器

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JPH037624U JPH037624U (ja) 1991-01-24
JPH0736453Y2 true JPH0736453Y2 (ja) 1995-08-16

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JPH037624U (ja) 1991-01-24

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