JP2536700Y2 - コンクリート型枠用補強材 - Google Patents
コンクリート型枠用補強材Info
- Publication number
- JP2536700Y2 JP2536700Y2 JP1993005741U JP574193U JP2536700Y2 JP 2536700 Y2 JP2536700 Y2 JP 2536700Y2 JP 1993005741 U JP1993005741 U JP 1993005741U JP 574193 U JP574193 U JP 574193U JP 2536700 Y2 JP2536700 Y2 JP 2536700Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cross
- surface member
- synthetic resin
- hollow portion
- reinforcement
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、コンクリート構造物
の構築における型枠工事に使用するコンクリート型枠用
補強材に関する。
の構築における型枠工事に使用するコンクリート型枠用
補強材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、型枠工事における型枠の補強材
(通常、端太材あるいは桟木と称する)としては合成樹
脂材を主材としてそれにガラス繊維を混入して強化した
ものが開示されている。
(通常、端太材あるいは桟木と称する)としては合成樹
脂材を主材としてそれにガラス繊維を混入して強化した
ものが開示されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の方法では、
熱硬化性の合成樹脂を主材として引抜成形することによ
ってガラス繊維を混入するものであり、成形設備として
も極めて高額の設備投資が必要となり、製品コストも割
高で不利である。また相当の成形技術が要求され、実用
上不合理であり、さらに材料の再生利用が不可能である
などの課題が多い。
熱硬化性の合成樹脂を主材として引抜成形することによ
ってガラス繊維を混入するものであり、成形設備として
も極めて高額の設備投資が必要となり、製品コストも割
高で不利である。また相当の成形技術が要求され、実用
上不合理であり、さらに材料の再生利用が不可能である
などの課題が多い。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案は上記従来の課
題に鑑みなされたもので、その目的は、高額な設備投資
を必要とせず合成樹脂材の再生利用が可能で、しかも製
品コストが市場に十分対応でき、特に少ない材料で有効
な補強性能が期待でき、実用上有利なコンクリート型枠
補強材を提供することにある。
題に鑑みなされたもので、その目的は、高額な設備投資
を必要とせず合成樹脂材の再生利用が可能で、しかも製
品コストが市場に十分対応でき、特に少ない材料で有効
な補強性能が期待でき、実用上有利なコンクリート型枠
補強材を提供することにある。
【0005】その手段として、押出成形する長さ方向に
中空部を設けた所要肉厚の合成樹脂製表面部材と、この
表面部材の中空部軸心に沿って平板状、あるいは、断面
十字形の金属製芯材とを一体に押出成形して形成したこ
とを特徴とする。
中空部を設けた所要肉厚の合成樹脂製表面部材と、この
表面部材の中空部軸心に沿って平板状、あるいは、断面
十字形の金属製芯材とを一体に押出成形して形成したこ
とを特徴とする。
【0006】上記構造により、コンクリート型枠の補強
材としての補強性能が簡単な構造と製造方法によって経
済的に有利で、しかも取扱い易いなど、上記従来の問題
点を解消すると共に、上記のような目的を達成し得るも
のである。
材としての補強性能が簡単な構造と製造方法によって経
済的に有利で、しかも取扱い易いなど、上記従来の問題
点を解消すると共に、上記のような目的を達成し得るも
のである。
【0007】
【実施例】以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。図1はこの考案の第1実施例を示す横断
面図である。図に示す1は押出成形する長さ方向に中空
部2を設けた所要肉厚の合成樹脂製表面部材であり、3
はこの表面部材1の中空部2軸心に沿って、断面長手方
向に平行に左右に仕切る平板状の金属製芯材であり、一
体に押出形成する。すなわち、金属製芯材3は補強材の
断面長手方向が補強材の荷重方向に対して平行に配置す
る。また、金属製芯材3の左右に金属製芯材3を支持す
る補強片4、4を長手方向に沿ってそれぞれ一体に形成
しても良い。なお、合成樹脂製表面部材1はその肉厚の
所要個所を長手方向に沿って凹状に形成し、合成樹脂の
量を少なくしたものである。
細に説明する。図1はこの考案の第1実施例を示す横断
面図である。図に示す1は押出成形する長さ方向に中空
部2を設けた所要肉厚の合成樹脂製表面部材であり、3
はこの表面部材1の中空部2軸心に沿って、断面長手方
向に平行に左右に仕切る平板状の金属製芯材であり、一
体に押出形成する。すなわち、金属製芯材3は補強材の
断面長手方向が補強材の荷重方向に対して平行に配置す
る。また、金属製芯材3の左右に金属製芯材3を支持す
る補強片4、4を長手方向に沿ってそれぞれ一体に形成
しても良い。なお、合成樹脂製表面部材1はその肉厚の
所要個所を長手方向に沿って凹状に形成し、合成樹脂の
量を少なくしたものである。
【0008】図2は、この考案の第2実施例を示す横断
面図であり、合成樹脂製表面部材11の中空部12の軸
心に沿って断面十字形の金属製芯材13を一体に成形し
たものである。すなわち、この例は金属製芯材13を断
面十字状に形成して、補強材のどの面も荷重方向に対し
て平行に配置されているために、支持方向を限定しない
ものである。
面図であり、合成樹脂製表面部材11の中空部12の軸
心に沿って断面十字形の金属製芯材13を一体に成形し
たものである。すなわち、この例は金属製芯材13を断
面十字状に形成して、補強材のどの面も荷重方向に対し
て平行に配置されているために、支持方向を限定しない
ものである。
【0009】
【考案の効果】以上詳細に説明したようにこの考案のコ
ンクリート型枠用補強材によれば、押出し成形する長さ
方向に中空部を設けた所要肉厚の合成樹脂製表面部材
と、この表面部材の中空部軸心に沿って平板状、あるい
は、断面十字形に形成した金属製芯材を一体に形成した
ことにより、コンクリート型枠補強材としての補強性能
が簡単な構造と製造方法によって経済的に有利で、しか
も取扱い易いなど、実用上有益なコンクリート型枠補強
材を得ることができる。
ンクリート型枠用補強材によれば、押出し成形する長さ
方向に中空部を設けた所要肉厚の合成樹脂製表面部材
と、この表面部材の中空部軸心に沿って平板状、あるい
は、断面十字形に形成した金属製芯材を一体に形成した
ことにより、コンクリート型枠補強材としての補強性能
が簡単な構造と製造方法によって経済的に有利で、しか
も取扱い易いなど、実用上有益なコンクリート型枠補強
材を得ることができる。
【図1】 本考案に係る第1実施例の横断面図
【図2】 本考案に係る第2実施例の横断面図
1、11 合成樹脂製表面部材 2、12 中空部 3、13 金属製芯材 4 補強片
Claims (1)
- 【請求項1】 押出成形する長さ方向に中空部を設けた
所要肉厚の合成樹脂製表面部材と、この表面部材の中空
部軸心に沿って平板状、あるいは、断面十字形の金属製
芯材とを一体に押出成形して形成したことを特徴とする
コンクリート型枠用補強材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993005741U JP2536700Y2 (ja) | 1993-01-26 | 1993-01-26 | コンクリート型枠用補強材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993005741U JP2536700Y2 (ja) | 1993-01-26 | 1993-01-26 | コンクリート型枠用補強材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0682289U JPH0682289U (ja) | 1994-11-25 |
JP2536700Y2 true JP2536700Y2 (ja) | 1997-05-21 |
Family
ID=11619531
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993005741U Expired - Lifetime JP2536700Y2 (ja) | 1993-01-26 | 1993-01-26 | コンクリート型枠用補強材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2536700Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102529146B1 (ko) * | 2021-04-20 | 2023-05-10 | (주)범우피씨 | 프리스트레스트 콘크리트 부재 제작용 거푸집 조립체 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5820054U (ja) * | 1981-07-31 | 1983-02-07 | 黒田 重治 | コンクリ−ト型枠間隔保持具 |
JPH01109514U (ja) * | 1988-01-14 | 1989-07-25 |
-
1993
- 1993-01-26 JP JP1993005741U patent/JP2536700Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0682289U (ja) | 1994-11-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |