JP2536579Y2 - 非接触カード式自動改札機 - Google Patents
非接触カード式自動改札機Info
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- JP2536579Y2 JP2536579Y2 JP2295391U JP2295391U JP2536579Y2 JP 2536579 Y2 JP2536579 Y2 JP 2536579Y2 JP 2295391 U JP2295391 U JP 2295391U JP 2295391 U JP2295391 U JP 2295391U JP 2536579 Y2 JP2536579 Y2 JP 2536579Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- card
- passage
- ticket gate
- automatic ticket
- communication
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、非接触カード式自動改
札機に関する。
札機に関する。
【0002】
【従来の技術】自動改札機の改札通路を通過しようとす
る旅客が、その所持する通信機能を有するICカード
(以下、単にカードという)をその自動改札機の所定の
通信エリアに接近させた時に、自動改札機とカードとの
間で交信して、そのカードの有効性を自動改札機側又は
カード側で判定し、その判定結果に応じて、改札通路の
通過を規制(許容又は阻止)するようにした非接触カー
ド式自動改札装置が提案されている。
る旅客が、その所持する通信機能を有するICカード
(以下、単にカードという)をその自動改札機の所定の
通信エリアに接近させた時に、自動改札機とカードとの
間で交信して、そのカードの有効性を自動改札機側又は
カード側で判定し、その判定結果に応じて、改札通路の
通過を規制(許容又は阻止)するようにした非接触カー
ド式自動改札装置が提案されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上述のように、非接触
カード式自動改札機においては、自動改札機と接近した
カードとの間で通信することが必要であるが、従来の提
案に係る非接触カード式自動改札機においては、図5に
例示するように自動改札機の筐体Hの改札通路における
通過方向前部の上面に、通信アンテナ41を設け、旅客
は手で把持するカードCをその通信アンテナ41と通信
可能な領域(通信エリア)42内を移動させる間に通信
させるようになっている。この場合、カードを移動すべ
き領域については通信アンテナに接近させるべき旨のア
ナウンス又は指示があるだけで、通信アンテナからの距
離、通信アンテナに対する方向などについて物理的にガ
イドし又は規制する手段は、何も設けられていないた
め、全ての旅客に対して距離・方向を一様にすることが
できず、従って、カードとの間のデータの送受が確実に
行われない場合が生じ、エラー判定の率が高くなる問題
がある。
カード式自動改札機においては、自動改札機と接近した
カードとの間で通信することが必要であるが、従来の提
案に係る非接触カード式自動改札機においては、図5に
例示するように自動改札機の筐体Hの改札通路における
通過方向前部の上面に、通信アンテナ41を設け、旅客
は手で把持するカードCをその通信アンテナ41と通信
可能な領域(通信エリア)42内を移動させる間に通信
させるようになっている。この場合、カードを移動すべ
き領域については通信アンテナに接近させるべき旨のア
ナウンス又は指示があるだけで、通信アンテナからの距
離、通信アンテナに対する方向などについて物理的にガ
イドし又は規制する手段は、何も設けられていないた
め、全ての旅客に対して距離・方向を一様にすることが
できず、従って、カードとの間のデータの送受が確実に
行われない場合が生じ、エラー判定の率が高くなる問題
がある。
【0004】また、上記提案に係る自動改札機では、通
信アンテナからの送信方向に遮蔽物がなく、カードから
の送信方向も必ずしも規制されず、自動改札機の通信ア
ンテナ以外の方向に送信されることが避けられないた
め、隣接改札機との混信や電波等の通信媒体による周辺
機器への影響も少なくない。
信アンテナからの送信方向に遮蔽物がなく、カードから
の送信方向も必ずしも規制されず、自動改札機の通信ア
ンテナ以外の方向に送信されることが避けられないた
め、隣接改札機との混信や電波等の通信媒体による周辺
機器への影響も少なくない。
【0005】さらに、通信方向の規制が少ないため、自
動改札機側では、交信を終了したカードの所持者と判定
結果に基づいて通過を規制される者との対応が合致しな
い場合が生じる。すなわち、処理対象者と非対象者との
分離性能に問題がある。
動改札機側では、交信を終了したカードの所持者と判定
結果に基づいて通過を規制される者との対応が合致しな
い場合が生じる。すなわち、処理対象者と非対象者との
分離性能に問題がある。
【0006】本考案は、上記の点に鑑み、非接触カード
式自動改札機において、旅客のカードと自動改札機との
間の交信のためのカード通過位置に関するガイド性能を
向上して、カードとの間のデータ送受が確実に行われる
ようにすること、隣接改札機との混信を防ぐこと、周辺
機器への影響をなくすること、及び処理対象者と非対象
者との分離性能を向上して対象者のみと交信できるよう
にすることを目的とする。
式自動改札機において、旅客のカードと自動改札機との
間の交信のためのカード通過位置に関するガイド性能を
向上して、カードとの間のデータ送受が確実に行われる
ようにすること、隣接改札機との混信を防ぐこと、周辺
機器への影響をなくすること、及び処理対象者と非対象
者との分離性能を向上して対象者のみと交信できるよう
にすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案に係る非接触カード式自動改札機は、改札通
路における通過方向に連通し、カードを通過させる際の
ガイドとなり、カードを把持する手が入る隙間を有する
凹溝状のカード通路を設けてあり、そのカード通路は、
改札通路側に開口され、かつ、カード通路を形成する上
壁は下壁よりも短く形成され、さらに、そのカード通路
が斜め上方の開口面を有し、そのカード通路の互いに対
向する面の一方に通信アンテナが設けてあることを特徴
とする。
め、本考案に係る非接触カード式自動改札機は、改札通
路における通過方向に連通し、カードを通過させる際の
ガイドとなり、カードを把持する手が入る隙間を有する
凹溝状のカード通路を設けてあり、そのカード通路は、
改札通路側に開口され、かつ、カード通路を形成する上
壁は下壁よりも短く形成され、さらに、そのカード通路
が斜め上方の開口面を有し、そのカード通路の互いに対
向する面の一方に通信アンテナが設けてあることを特徴
とする。
【0008】さらに、通信エリアに交信可能領域を表示
する可視光を照射する手段を設けたことを特徴としてい
る。
する可視光を照射する手段を設けたことを特徴としてい
る。
【0009】また、カード通路側の筐体に非接触カード
式自動改札機の使用の可否を表示するランプを設けたこ
とを特徴としている。
式自動改札機の使用の可否を表示するランプを設けたこ
とを特徴としている。
【0010】
【作用】カード通路はカードを把持する手を移動させる
ときにガイド作用をする。カードは一定の領域内を通過
するから、カードと自動改札機の通信部との距離及び通
信方向に一様性が得られる。従って、確実な交信ができ
る。自動改札機の通信部及びカードからの電波などの通
信媒体は、カード通路内に閉そくされる。
ときにガイド作用をする。カードは一定の領域内を通過
するから、カードと自動改札機の通信部との距離及び通
信方向に一様性が得られる。従って、確実な交信ができ
る。自動改札機の通信部及びカードからの電波などの通
信媒体は、カード通路内に閉そくされる。
【0011】カード通路を改札通路側に開口させ、その
カード通路を形成する上壁を下壁よりも短くしているの
で、改札通路に進入する旅客が手をカード通路に入れ易
い。
カード通路を形成する上壁を下壁よりも短くしているの
で、改札通路に進入する旅客が手をカード通路に入れ易
い。
【0012】また、通信エリアに可視光を照射する場合
は、カードをカード通路に通過させる時に、通信エリア
内を通っているか否かを目視確認できる。カード通路の
上壁を短くした場合は、この可視光の視認性が向上す
る。さらに、カード通路側の筐体に非接触カード式自動
改札機の使用の可否を表示するランプを設けた場合は、
旅客への案内性が向上する。
は、カードをカード通路に通過させる時に、通信エリア
内を通っているか否かを目視確認できる。カード通路の
上壁を短くした場合は、この可視光の視認性が向上す
る。さらに、カード通路側の筐体に非接触カード式自動
改札機の使用の可否を表示するランプを設けた場合は、
旅客への案内性が向上する。
【0013】
【実施例】次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0014】図1は、本考案の好ましい実施例の斜視図
である。
である。
【0015】図1は、本実施例に係る自動改札機Gの斜
視図である。図示の例は、双方向型のものである。すな
わち、スイッチの切替えにより、図面右から左方向又は
右方向のいずれの方向の通過をも規制可能なように、筐
体Hの前部と後部の側面に改札通路を開閉するための扉
1a,1bを有し、筐体の正面と背面には、通過可能方
向を旅客に表示するための表示部2が設けられている。
図1は、右から左方向に通過可能な場合を示している。
また、正面及び背面の上部に、この自動改札機の使用の
可否を表示するためのランプ3が設けてある。ランプ3
は、先行の旅客に対する改札処理(通過許容又は通過阻
止)の未終了のため、又は無札者進入のため使用不可能
の時は赤色点灯し、使用可能な時は青色点灯する。図1
において、S1は人間検知器であり、筐体Hに取付けら
れている。S2は大人検知器であり、バーBに取付けら
れている。
視図である。図示の例は、双方向型のものである。すな
わち、スイッチの切替えにより、図面右から左方向又は
右方向のいずれの方向の通過をも規制可能なように、筐
体Hの前部と後部の側面に改札通路を開閉するための扉
1a,1bを有し、筐体の正面と背面には、通過可能方
向を旅客に表示するための表示部2が設けられている。
図1は、右から左方向に通過可能な場合を示している。
また、正面及び背面の上部に、この自動改札機の使用の
可否を表示するためのランプ3が設けてある。ランプ3
は、先行の旅客に対する改札処理(通過許容又は通過阻
止)の未終了のため、又は無札者進入のため使用不可能
の時は赤色点灯し、使用可能な時は青色点灯する。図1
において、S1は人間検知器であり、筐体Hに取付けら
れている。S2は大人検知器であり、バーBに取付けら
れている。
【0016】また、筐体Hの改札通路における通過方向
前部上部に、カード通路4が設けられている。このカー
ド通路は筐体の上部正面側から改札通路における通過方
向に連通する凹溝状に形成されている。このカード通路
はカードCを水平状態に把持する手が入る程度の隙間を
有している。従って、旅客はカードを把持したまま手を
カード通路に入れ、歩行しながらカードを移動させるこ
とができる。カード通路の互いに対向する面、すなわ
ち、図1の例ではカード通路を形成する上壁6と下壁7
のいずれか一方に通信アンテナ8が設けられている(図
2参照)。この通信アンテナ8は、自動改札機の通信制
御部に接続されている。
前部上部に、カード通路4が設けられている。このカー
ド通路は筐体の上部正面側から改札通路における通過方
向に連通する凹溝状に形成されている。このカード通路
はカードCを水平状態に把持する手が入る程度の隙間を
有している。従って、旅客はカードを把持したまま手を
カード通路に入れ、歩行しながらカードを移動させるこ
とができる。カード通路の互いに対向する面、すなわ
ち、図1の例ではカード通路を形成する上壁6と下壁7
のいずれか一方に通信アンテナ8が設けられている(図
2参照)。この通信アンテナ8は、自動改札機の通信制
御部に接続されている。
【0017】好ましい実施例では、図2に明示されてい
るように、カード通路4を形成する上壁6が下壁7より
も短くされ、カード通路が斜め上方に開口されている。
これにより、改札通路を移動する旅客が背丈の大きい人
でも、腕を斜めにしてカードを持つ手をカード通路内に
容易に通過させることができる。
るように、カード通路4を形成する上壁6が下壁7より
も短くされ、カード通路が斜め上方に開口されている。
これにより、改札通路を移動する旅客が背丈の大きい人
でも、腕を斜めにしてカードを持つ手をカード通路内に
容易に通過させることができる。
【0018】また、上壁6から下壁7に向けて通信エリ
アをカバーするように可視光を照射するランプ9が設け
られている。この可視光を通信エリアに照射することに
より、カードをカード通路で通過させる際に、そのカー
ドがその可視光を反射するか否かにより、通信エリア内
の正しい位置を通っているか否かを目視確認することが
できる。また、旅客にカードから可視光が反射されるよ
うに正確な位置を通すように誘導する効果が得られる。
そして、上壁6が下壁7よりも短くしてある場合は、カ
ードに可視光が照射されているか否かを容易に見ること
ができる利点がある。可視光に緑又は赤などの色が付け
てあれば、通信エリアが一層判り易くなって、好まし
い。
アをカバーするように可視光を照射するランプ9が設け
られている。この可視光を通信エリアに照射することに
より、カードをカード通路で通過させる際に、そのカー
ドがその可視光を反射するか否かにより、通信エリア内
の正しい位置を通っているか否かを目視確認することが
できる。また、旅客にカードから可視光が反射されるよ
うに正確な位置を通すように誘導する効果が得られる。
そして、上壁6が下壁7よりも短くしてある場合は、カ
ードに可視光が照射されているか否かを容易に見ること
ができる利点がある。可視光に緑又は赤などの色が付け
てあれば、通信エリアが一層判り易くなって、好まし
い。
【0019】このように、通信エリアに有色光を照射す
ることは、カードを通信エリア内の正しい位置を通過さ
せるようにガイドする大きな効果が得られる。この有色
光によるガイド効果を活用する場合は、カード通路4を
設けなくとも、図4に例示するように、バーBに可視光
照射ランプ9を取付けることによって、通過されるカー
ドと通信アンテナ8との距離及び方向の一様性を確保す
ることができる。
ることは、カードを通信エリア内の正しい位置を通過さ
せるようにガイドする大きな効果が得られる。この有色
光によるガイド効果を活用する場合は、カード通路4を
設けなくとも、図4に例示するように、バーBに可視光
照射ランプ9を取付けることによって、通過されるカー
ドと通信アンテナ8との距離及び方向の一様性を確保す
ることができる。
【0020】カードCは、通信機能を有するICカード
であり、カードの上面と下面のいずれにも通信アンテナ
を有している。従って、カード通路内を移動するカード
と自動改札機との間で交信して、データを送受すること
ができる。
であり、カードの上面と下面のいずれにも通信アンテナ
を有している。従って、カード通路内を移動するカード
と自動改札機との間で交信して、データを送受すること
ができる。
【0021】自動改札機とカードとの間の通信方式に
は、電波方式、光通信方式、電磁誘導方式等の既知の通
信方式のいずれを用いることもできる。
は、電波方式、光通信方式、電磁誘導方式等の既知の通
信方式のいずれを用いることもできる。
【0022】一般的に、ICカードは、通信制御部と、
CPU(演算処理部)と、ROMと、RAMとを有し、
カードの表面と裏面から電波、光、電磁界などの通信媒
体を放射し、かつ受信する通信アンテナを有している。
CPU(演算処理部)と、ROMと、RAMとを有し、
カードの表面と裏面から電波、光、電磁界などの通信媒
体を放射し、かつ受信する通信アンテナを有している。
【0023】従って、このカードをほぼ水平状態になる
ように手で把持して、その手を自動改札機のカード通路
4に通過させると、自動改札機の通信アンテナ8とカー
ドの通信アンテナとの間で交信することができる。
ように手で把持して、その手を自動改札機のカード通路
4に通過させると、自動改札機の通信アンテナ8とカー
ドの通信アンテナとの間で交信することができる。
【0024】なお、本考案のカード通路を有する自動改
札機は、カード側からその有効範囲を規定する有効期間
と有効区間に関するデータを自動改札機に送信し、自動
改札機側でその受信データを当日日付と当該自動改札機
に登録してある駅コードとを比較して有効性判定をする
タイプのもの、又は自動改札機から当日日付と駅コード
のデータをカードに送信し、カード側でその受信したデ
ータをカードに記憶してある有効期間及び有効区間と比
較して有効性を判定し、その判定結果を自動改札機に送
信するタイプのもの、のいずれにも用いることができ
る。また、有効性判定結果を得た自動改札機のその後の
改札処理動作は、従来の磁気カードを用いる接触カード
式自動改札機の場合と同様である。
札機は、カード側からその有効範囲を規定する有効期間
と有効区間に関するデータを自動改札機に送信し、自動
改札機側でその受信データを当日日付と当該自動改札機
に登録してある駅コードとを比較して有効性判定をする
タイプのもの、又は自動改札機から当日日付と駅コード
のデータをカードに送信し、カード側でその受信したデ
ータをカードに記憶してある有効期間及び有効区間と比
較して有効性を判定し、その判定結果を自動改札機に送
信するタイプのもの、のいずれにも用いることができ
る。また、有効性判定結果を得た自動改札機のその後の
改札処理動作は、従来の磁気カードを用いる接触カード
式自動改札機の場合と同様である。
【0025】上記の実施例では、カード通路を改札通路
側にほぼ水平方向に開口させてあるが、カード通路はこ
れを上方に開口させてもよい。
側にほぼ水平方向に開口させてあるが、カード通路はこ
れを上方に開口させてもよい。
【0026】
【考案の効果】上述のように、本考案による自動改札機
では、改札通路における通過方向に連通する凹溝状のカ
ード通路が設けられ、そのカード通路はこれに手が入る
間隙を有しているから、旅客がカードを交信のために通
信エリアに接近させる際のガイド性能を有し、旅客にカ
ードを確実に通信エリアを通過させる効果が得られる。
では、改札通路における通過方向に連通する凹溝状のカ
ード通路が設けられ、そのカード通路はこれに手が入る
間隙を有しているから、旅客がカードを交信のために通
信エリアに接近させる際のガイド性能を有し、旅客にカ
ードを確実に通信エリアを通過させる効果が得られる。
【0027】また、手がカード通路の中を移動するか
ら、自動改札機の通信アンテナとカードの通信アンテナ
が一定距離以内で対向することとなるので、交信の確実
性が非常に高い。
ら、自動改札機の通信アンテナとカードの通信アンテナ
が一定距離以内で対向することとなるので、交信の確実
性が非常に高い。
【0028】さらに、カード通路内を通過されるカード
とのみ交信して判定処理と改札処理が行われるから、処
理対象者と非処理対象者との分離性能が極めて良好であ
る。
とのみ交信して判定処理と改札処理が行われるから、処
理対象者と非処理対象者との分離性能が極めて良好であ
る。
【0029】さらに、カード通路の対向面の一方に通信
アンテナが設けられるから、交信の際の通信媒体はカー
ド通路内に閉そくされるため、ほかの自動改札機その他
の周辺機器への影響がない。
アンテナが設けられるから、交信の際の通信媒体はカー
ド通路内に閉そくされるため、ほかの自動改札機その他
の周辺機器への影響がない。
【0030】また、カード通路を形成する上壁を下壁よ
りも短くして、カード通路を斜め上方に開口させた場合
は、カードを持つ手の挿入が容易である。
りも短くして、カード通路を斜め上方に開口させた場合
は、カードを持つ手の挿入が容易である。
【0031】さらに、通信エリアに可視光を照射する場
合は、交信のために通過させるカードが確実に交信でき
たか否かを目視確認することができ、加えて、カードの
通過位置誘導効果が得られる。さらにまた、カード通路
側の筐体に非接触カード式自動改札機の使用の可否を表
示するランプを設けた場合は、旅客への案内性を向上さ
せることができる。
合は、交信のために通過させるカードが確実に交信でき
たか否かを目視確認することができ、加えて、カードの
通過位置誘導効果が得られる。さらにまた、カード通路
側の筐体に非接触カード式自動改札機の使用の可否を表
示するランプを設けた場合は、旅客への案内性を向上さ
せることができる。
【図1】本考案の実施例に係る自動改札機の斜視図であ
る。
る。
【図2】本考案の一部の正面図である。
【図3】本考案の他の実施例を示す正面図である。
【図4】本考案のさらに他の実施例を示す要部の正面図
である。
である。
【図5】提案されている自動改札機の斜視図である。
G 自動改札機 H 筐体 1a,1b 扉3 ランプ 4 カード通路 6 上壁 7 下壁 8 通信アンテナ 9 可視光照射ランプ C カード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 関口 昌利 栃木県宇都宮市平出工業団地11−2 日 本信号株式会社 宇都宮事業所内 (56)参考文献 特開 昭58−119087(JP,A) 特開 昭61−25288(JP,A) 実開 平4−24161(JP,U)
Claims (3)
- 【請求項1】下記の要件を備えた非接触カード式自動改
札機。 (イ)改札通路における通過方向に連通する凹溝状のカ
ード通路を有すること。 (ロ)カード通路はカードを通過させる際のガイドとな
ること。 (ハ)カード通路はカードを把持する手が入る隙間を有
すること。(ニ)カード通路は改札通路側に開口され、かつ、カー
ド通路を形成する上壁は、下壁よりも短く形成され、カ
ード通路が斜め上方の開口面を有すること。 (ホ)カード通路の互いに対向する面の一方に通信アン
テナが設けてあること。 - 【請求項2】通信エリアに交信可能領域を表示する可視
光を照射する手段を設けたことを特徴とする請求項1記
載の非接触カード式自動改札機。 - 【請求項3】カード通路側の筐体に非接触カード式自動
改札機の使用の可否を表示するランプを設けたことを特
徴とする請求項1又は2記載の非接触カード式自動改札
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2295391U JP2536579Y2 (ja) | 1991-02-07 | 1991-02-07 | 非接触カード式自動改札機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2295391U JP2536579Y2 (ja) | 1991-02-07 | 1991-02-07 | 非接触カード式自動改札機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04101174U JPH04101174U (ja) | 1992-09-01 |
JP2536579Y2 true JP2536579Y2 (ja) | 1997-05-21 |
Family
ID=31757940
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2295391U Expired - Lifetime JP2536579Y2 (ja) | 1991-02-07 | 1991-02-07 | 非接触カード式自動改札機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2536579Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6922767B2 (ja) * | 2018-02-02 | 2021-08-18 | オムロン株式会社 | ゲート装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58119087A (ja) * | 1982-01-06 | 1983-07-15 | 富士通機電株式会社 | 自動改札方式 |
JPS6125288A (ja) * | 1984-07-13 | 1986-02-04 | 神鋼電機株式会社 | 自動集改札装置 |
JPH0424161U (ja) * | 1990-06-19 | 1992-02-27 |
-
1991
- 1991-02-07 JP JP2295391U patent/JP2536579Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04101174U (ja) | 1992-09-01 |
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