JP2536568Y2 - 照明カバー - Google Patents

照明カバー

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JP2536568Y2
JP2536568Y2 JP1990401558U JP40155890U JP2536568Y2 JP 2536568 Y2 JP2536568 Y2 JP 2536568Y2 JP 1990401558 U JP1990401558 U JP 1990401558U JP 40155890 U JP40155890 U JP 40155890U JP 2536568 Y2 JP2536568 Y2 JP 2536568Y2
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JP
Japan
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fitting groove
cover plate
adhesive
end cap
inclined surface
Prior art date
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Application number
JP1990401558U
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JPH0491004U (ja
Inventor
隆一 木下
政義 仲
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、照明器具のランプを下
側から覆うために用いられる照明カバーに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】照明器具のランプを覆うグローブとして
使用される照明カバーとして、図14に示すような、カ
バー板5の両端にエンドキャップ1,1を取り付けて形
成されるものが提供されている。ここで、エンドキャッ
プ1とカバー板5との接合は一般的に接着剤6による接
着でおこなわれている。カバー板5は透光性を必要とす
るためにアクリル材料で作成されることが多く、アクリ
ル材料は超音波溶着等では強度的に問題があるために、
接着剤6を用いて接合をおこなうのが一般的である。
【0003】そしてエンドキャップ1とカバー板5とを
接合するにあたっては、図15のようにエンドキャップ
1の内面の下端縁に嵌合溝2を設けると共に嵌合溝2内
に接着剤6を充填しておき、嵌合溝2内にカバー板5の
端部を挿入嵌合することによっておこなうことができ
る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしこの場合、嵌合
溝2内への接着剤6の充填量が多いと嵌合溝2にカバー
板5の端部を差し込む際に接着剤6が嵌合溝2内から図
16のようにはみ出し、カバー板5が接着剤6で汚れる
ことになる。このようにカバー板5が接着剤6で汚れる
と照明器具のランプを点灯した際にこの部分が影になっ
て目立って問題となるものである。また逆に接着剤6の
充填量が少ないと接合強度が弱くなってカバー板5から
エンドキャップ1が外れるおそれがある。
【0005】本考案は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、接着剤が嵌合溝からはみ出すことなく十分に充填
してカバー板とエンドキャップとの接合強度を高く得る
ことができる照明カバーを提供することを目的とするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案に係る照明カバー
は、エンドキャップ1の内面の端縁部に嵌合溝2を設け
ると共に嵌合溝2の天井面を開口側へ向けて斜め上方に
傾斜するガイド傾斜面3として形成し、ガイド傾斜面3
の奥端の下側において嵌合溝2の奥に嵌合溝2の底面よ
り一段高い位置で接着溜凹部4を設け、カバー板5の両
端にそれぞれエンドキャップ1を配設すると共に嵌合溝
2にカバー板5の端部を挿入嵌合し、ガイド傾斜面3に
沿って注入される接着剤6を嵌合溝2内に充填させて成
ることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】エンドキャップ1に設けた嵌合溝2の天井面を
開口側へ向けて斜め上方に傾斜するガイド傾斜面3とし
て形成し、ガイド傾斜面3の奥端の下側において嵌合溝
2の奥に接着溜凹部4を設け、嵌合溝2にカバー板5の
端部を挿入嵌合して、ガイド傾斜面3に沿って注入され
る接着剤6を嵌合溝2内に充填させるようにしているた
めに、接着剤6は嵌合溝2にカバー板5の端部を差し込
んだ後にガイド傾斜面3に沿って注入充填させることが
できると共に、余分な接着剤6は接着溜凹部4に収容さ
せることができる。
【0008】
【実施例】以下本考案を実施例によって詳述する。カバ
ー板5は図5に示すように上面側が凹となる湾曲した断
面形状に形成されるものであり、透光性を有するアクリ
ル樹脂などの押出成形で作成してある。このように押出
成形で作成できるために、カバー板5は長尺物など任意
の長さに形成することができ、ルーバータイプのものよ
りも安価に作成することができるものであり、またカバ
ー板5を湾曲断面形状に形成することによって照明器具
のランプ16からの光を均等に通すことができ、ルーバ
ータイプのものよりも照度を高くすることができるもの
である。このカバー板6の両側端には係止用フランジ片
11が延設してある。またカバー板5の長手方向の両端
部には図6に示すような上下に開口する凹部12が複数
箇所において凹設してあり、さらにカバー板5のこの両
端部の下面には図7に示すように幅方向略全長に亘って
凹段部13が切り欠いて設けてある。
【0009】一方、エンドキャップ1は成形性の良いA
BSなどの射出成形で作成されるものであり、図8
(a)に示すようにその湾曲する下端縁に沿ってエンド
キャップ1の内面には、カバー板5の断面形状と同じ湾
曲形状の嵌合溝2が設けてある。この嵌合溝2の天井面
は図9に示すように、開口側へ向けて斜め上方に傾斜す
るガイド傾斜面3として形成してあり、このガイド傾斜
面3の下側において嵌合溝2の奥端には図8(a),図
9(a)(b),図10に示すように、嵌合溝2の底面
より一段高い位置で接着溜凹部4が嵌合溝2の全長に亘
って形成してある。またエンドキャップ1の幅方向の中
央部と両側端部においてガイド傾斜面3の下面には、図
8(a)及び図10に示すように押さえ突部14が設け
てある。さらにエンドキャップ1の外面の上端縁には係
止用フランジ片19と突出して設けてある。
【0010】しかして上記のように作成されるカバー板
5の両端部にエンドキャップ1,1を取り付けるにあた
っては、まず図3のように各エンドキャップ1の嵌合溝
2にカバー板5の端部を差し込んで嵌合させる。このと
き図4のように押さえ突部14がカバー板5の上面を押
さえるために、カバー板5の端部を嵌合溝2内に保持さ
せることができるものであり、また図9に鎖線で示すよ
うに、カバー板5の端縁は嵌合溝2の奥端で止まり、ガ
イド傾斜面3の下側と接着溜凹部4とはカバー板5の上
側に連続するようにしてある。そして、注射器などの注
入器15の先端から接着剤6を図1に示すようにガイド
傾斜面3に沿わせて嵌合溝2内に注入する。この接着剤
6は図2に示すように、カバー板5の端部の凹部12を
通ってカバー板5の下面に形成した凹段部13内に充填
されると共に、余分な接着剤6は接着溜凹部4に流入し
て充填される。このように嵌合溝2にカバー板5の端部
を差し込んだ後に接着剤6をガイド傾斜面3によって嵌
合溝2に注入することができるものであり、しかも余分
な接着剤6は接着溜凹部4に収容されるために、接着剤
6が嵌合溝2からはみ出したりするようなおそれがな
く、接着剤6の量を厳密に管理するような必要なく十分
な量の接着剤6でカバー板5にエンドキャップ1を強固
に接合して取り付けることができるのである。
【0011】上記のようにしてカバー板5の両端部にエ
ンドキャップ1,1を取り付けて形成される照明カバー
は、図11や図12に示すように、ランプ16を下側か
ら覆うように照明器具のキャビネット17に取り付けて
使用されるものであり、キャビネット17に設けたアル
ミニウムサッシなどの係止具18にカバー板5の係止用
フランジ片11やエンドキャップ1の係止用フランジ片
19を係止させることによって、照明カバーの取り付け
をおこなうことができる。尚、エンドキャップ1は図1
3のようにその上端縁に端部カバー片20を延設して形
成することもできる。
【0012】
【考案の効果】上記のように本考案は、エンドキャップ
に設けた嵌合溝の天井面を開口側へ向けて斜め上方に傾
斜するガイド傾斜面として形成し、ガイド傾斜面の奥端
の下側において嵌合溝の奥に嵌合溝の底面より一段高い
位置で接着溜凹部を設け、嵌合溝にカバー板の端部を挿
入嵌合し、ガイド傾斜面に沿って注入される接着剤を嵌
合溝内に充填させるようにしたので、接着剤は嵌合溝に
カバー板の端部を差し込んだ後にガイド傾斜面に沿って
注入充填させることができ、嵌合溝に接着剤を充填した
後にカバー板の端部を差し込む場合のように接着剤が嵌
合溝からはみ出すようなおそれがないと共に、余分な接
着剤は嵌合溝の底面より一段高い位置で設けられていて
カバーの端部が入り込まない接着溜凹部に収容させるこ
とができ、カバー板を汚すおそれなく十分な量の接着剤
でカバー板とエンドキャップとを強固に接合することが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の一部の断面図である。
【図2】同上の実施例の一部の断面図である。
【図3】同上の実施例の断面図である。
【図4】同上の実施例の一部の断面図である。
【図5】本考案のカバー板の一部切欠斜視図である。
【図6】同上のカバー板の一部の斜視図である。
【図7】同上のカバー板の一部の断面図である。
【図8】本考案のエンドキャップを示す図であり、
(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は側面図であ
る。
【図9】同上のエンドキャップを示す図であり、(a)
は図8(a)のA−A線部分の拡大断面図、(b)はそ
の一部をさらに拡大した断面図である。
【図10】同上のエンドキャップを示す図であり、図8
(a)のB−B線部分の拡大断面図である。
【図11】同上の照明カバーを照明器具に取り付けた状
態の断面図である。
【図12】同上の照明カバーを照明器具に取り付けた状
態の断面図である。
【図13】エンドキャップの他の実施例の斜視図であ
る。
【図14】カバー板とエンドキャップの分解斜視図であ
る。
【図15】カバー板とエンドキャップの接合状態を示す
断面図である。
【図16】カバー板とエンドキャップの接合部分での従
来の問題点を示す断面図である。
【符号の説明】
1 エンドキャップ 2 嵌合溝 3 ガイド傾斜面 4 接着溜凹部 5 カバー板 6 接着剤

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンドキャップの内面の端縁部に嵌合溝
    を設けると共に嵌合溝の天井面を開口側へ向けて斜め上
    方に傾斜するガイド傾斜面として形成し、ガイド傾斜面
    の奥端の下側において嵌合溝の奥に嵌合溝の底面より一
    段高い位置で接着溜凹部を設け、カバー板の両端にそれ
    ぞれエンドキャップを配設すると共に嵌合溝にカバー板
    の端部を挿入嵌合し、ガイド傾斜面に沿って注入される
    接着剤を嵌合溝内に充填させて成る照明カバー。
JP1990401558U 1990-12-25 1990-12-25 照明カバー Expired - Lifetime JP2536568Y2 (ja)

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JP1990401558U JP2536568Y2 (ja) 1990-12-25 1990-12-25 照明カバー

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JPH0491004U JPH0491004U (ja) 1992-08-07
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0225105U (ja) * 1988-08-08 1990-02-19
JPH0246304U (ja) * 1988-09-27 1990-03-29

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JPH0491004U (ja) 1992-08-07

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