JP2536484Y2 - 情報隠蔽カード - Google Patents
情報隠蔽カードInfo
- Publication number
- JP2536484Y2 JP2536484Y2 JP1989124844U JP12484489U JP2536484Y2 JP 2536484 Y2 JP2536484 Y2 JP 2536484Y2 JP 1989124844 U JP1989124844 U JP 1989124844U JP 12484489 U JP12484489 U JP 12484489U JP 2536484 Y2 JP2536484 Y2 JP 2536484Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- card
- concealing piece
- slit
- piece
- postcard
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Credit Cards Or The Like (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、カード(本明細書においてカードとは、各
種情報を印刷、印字等の適宜な手段で表示し得る葉書や
カード類をはじめとするすべてのシート状部材をいう)
に表示された隠蔽すべき情報(以下隠蔽情報という)を
剥離可能に接着した隠蔽片で被覆隠蔽した情報隠蔽カー
ドに関する。
種情報を印刷、印字等の適宜な手段で表示し得る葉書や
カード類をはじめとするすべてのシート状部材をいう)
に表示された隠蔽すべき情報(以下隠蔽情報という)を
剥離可能に接着した隠蔽片で被覆隠蔽した情報隠蔽カー
ドに関する。
〔従来の技術〕 従来におけるこの種の情報隠蔽カードでは、隠蔽片を
カードから剥離する作業を容易にするために、隠蔽片に
スリットやミシン目を設けたり、スリットやミシン目に
加えて摘み用の突出部を設けているのが通常である。
カードから剥離する作業を容易にするために、隠蔽片に
スリットやミシン目を設けたり、スリットやミシン目に
加えて摘み用の突出部を設けているのが通常である。
ところがこのような構成によると、隠蔽片にスリット
やミシン目を設けた場合には、隠蔽片を摘み難いという
欠点があり、また、突出部を付加した場合には、容易に
摘むことはできるものの、隠蔽片を作成する際に、突出
部があるので無駄な余白部分ができてしまうという欠点
がある。
やミシン目を設けた場合には、隠蔽片を摘み難いという
欠点があり、また、突出部を付加した場合には、容易に
摘むことはできるものの、隠蔽片を作成する際に、突出
部があるので無駄な余白部分ができてしまうという欠点
がある。
本考案はこのような欠点を解消した情報隠蔽カードの
提供を目的とする。
提供を目的とする。
この目的を達成するために、本考案は、カードの隠蔽
片の少なくとも一部に対応する位置に、スリットで区画
形成される切り取り部を設けたものである。この切り取
り部は、カードの端縁と接することなく内方に設けら
れ、かつ隠蔽片と全体的に重なり合う場合には、スリッ
トで区画形成後にあらかじめ切り取った透孔であっても
よい。
片の少なくとも一部に対応する位置に、スリットで区画
形成される切り取り部を設けたものである。この切り取
り部は、カードの端縁と接することなく内方に設けら
れ、かつ隠蔽片と全体的に重なり合う場合には、スリッ
トで区画形成後にあらかじめ切り取った透孔であっても
よい。
カードの一部である切り取り部を隠蔽片とともに除去
することにより、カードから隠蔽片を剥離し、隠蔽片に
被覆隠蔽されていたカード上の隠蔽情報を視認可能とす
る。また、切り取り部が透孔の場合には、この透孔部分
から隠蔽片を指等で押し上げることにより、カードから
前記隠蔽片を剥離する。
することにより、カードから隠蔽片を剥離し、隠蔽片に
被覆隠蔽されていたカード上の隠蔽情報を視認可能とす
る。また、切り取り部が透孔の場合には、この透孔部分
から隠蔽片を指等で押し上げることにより、カードから
前記隠蔽片を剥離する。
以下、本考案の好適な実施例を添付図面に基づいて詳
細に説明する。
細に説明する。
ここにおいて、第1図は葉書に適用した場合の実施例
を示す斜視図、第2図はそのA-A線断面図、第3図は切
り取り部とともに隠蔽片の一部を剥離した状態を示す斜
視図、第4図は隠蔽片を剥離した葉書を示す平面図、第
5図は隠蔽片の接着構造に関する他の実施例を示す断面
図、第6図〜第8図はそれぞれ切り取り部の他の実施例
を示す平面図である。
を示す斜視図、第2図はそのA-A線断面図、第3図は切
り取り部とともに隠蔽片の一部を剥離した状態を示す斜
視図、第4図は隠蔽片を剥離した葉書を示す平面図、第
5図は隠蔽片の接着構造に関する他の実施例を示す断面
図、第6図〜第8図はそれぞれ切り取り部の他の実施例
を示す平面図である。
第1図及び第2図に示すように、葉書1の宛名表示2
がなされた下部には、隠蔽片3が接着力の弱い粘着剤4
によって、剥離可能に接着されている。そして、第2図
及び第4図で明らかなように、前記隠蔽片3で隠蔽され
ている葉書1面の部分には、隠蔽情報たる預金残高表示
5がなされている。前記葉書1の前記預金残高表示5よ
りもさらに下部には、前記葉書1の下端縁に沿って設け
たスリット6で区画された切り取り部7が設けられてい
る。このスリット6は、葉書1の所定位置に隠蔽片3が
接着された後に形成される。なお、第1図に示すように
前記隠蔽片3の表面には、「上に折り曲げてはがして下
さい」の文字と、下端縁に向けた矢印とが表示されてい
る。
がなされた下部には、隠蔽片3が接着力の弱い粘着剤4
によって、剥離可能に接着されている。そして、第2図
及び第4図で明らかなように、前記隠蔽片3で隠蔽され
ている葉書1面の部分には、隠蔽情報たる預金残高表示
5がなされている。前記葉書1の前記預金残高表示5よ
りもさらに下部には、前記葉書1の下端縁に沿って設け
たスリット6で区画された切り取り部7が設けられてい
る。このスリット6は、葉書1の所定位置に隠蔽片3が
接着された後に形成される。なお、第1図に示すように
前記隠蔽片3の表面には、「上に折り曲げてはがして下
さい」の文字と、下端縁に向けた矢印とが表示されてい
る。
本実施例は以上のように構成したので、隠蔽片3の矢
印部分を上に折り曲げると、第3図に示すように、葉書
1の切り取り部7とともに、前記隠蔽片3は前記葉書1
から剥離される。これによって、第4図に示すように、
隠蔽片3で被覆隠蔽されていた預金残高表示5が露出
し、視認可能となる。そして、隠蔽片3の剥離動作は、
切り取り部7とともにその端部を摘んで行うことができ
るので、容易になし得るものである。
印部分を上に折り曲げると、第3図に示すように、葉書
1の切り取り部7とともに、前記隠蔽片3は前記葉書1
から剥離される。これによって、第4図に示すように、
隠蔽片3で被覆隠蔽されていた預金残高表示5が露出
し、視認可能となる。そして、隠蔽片3の剥離動作は、
切り取り部7とともにその端部を摘んで行うことができ
るので、容易になし得るものである。
第5図は隠蔽片3を葉書1に剥離可能に接着するため
の他の構成を示すもので、不完全な溶着等の手段により
互いに剥離可能に擬似的に接着された2枚の合成樹脂製
の透明フィルム8,9の一方が接着力の強い粘着剤10aによ
って前記葉書1に剥離不能に接着され、他方が同じく接
着力の強い粘着剤10bによって前記隠蔽片3に剥離不能
に接着されたものである。そして、切り取り部7を区画
形成するスリット6は、前記透明フィルム9にまで設け
られている。
の他の構成を示すもので、不完全な溶着等の手段により
互いに剥離可能に擬似的に接着された2枚の合成樹脂製
の透明フィルム8,9の一方が接着力の強い粘着剤10aによ
って前記葉書1に剥離不能に接着され、他方が同じく接
着力の強い粘着剤10bによって前記隠蔽片3に剥離不能
に接着されたものである。そして、切り取り部7を区画
形成するスリット6は、前記透明フィルム9にまで設け
られている。
この実施例では、隠蔽片3の下端部を上に折り曲げる
と、透明フィルム8に透明フィルム9の下端部と切り取
り部7がともなわれた状態で、透明フィルム9に対して
剥離される。したがって、隠蔽情報は葉書1上に残った
透明フィルム9を通して視認されるものである。
と、透明フィルム8に透明フィルム9の下端部と切り取
り部7がともなわれた状態で、透明フィルム9に対して
剥離される。したがって、隠蔽情報は葉書1上に残った
透明フィルム9を通して視認されるものである。
次に、切り取り部に関する他の実施例を第6図〜第8
図に基づいて説明する。
図に基づいて説明する。
第6図は、カード11の下端縁中央部に設けた円弧状の
スリット14で区画形成された半円状の切り取り部15を示
す。
スリット14で区画形成された半円状の切り取り部15を示
す。
第7図は、カード11の下端縁に沿って伸び、中央部が
スリット16aで構成されその中央部で円弧を描くスリッ
ト16で区画形成された切り取り部17を示す。
スリット16aで構成されその中央部で円弧を描くスリッ
ト16で区画形成された切り取り部17を示す。
第8図は、カード11の下端角部に斜めに設けたスリッ
ト18で区画形成された三角形状の切り取り部19を示す。
ト18で区画形成された三角形状の切り取り部19を示す。
なお、この切り取り部が隠蔽片接着部に全体的に重な
り合う場合には、あらかじめ切り取られた透孔で構成す
ることもできる。そして、この透孔で切り取り部を構成
した場合には、隠蔽片を透孔部分から指等で押し上げる
ことにより、カードから前記隠蔽片を剥離するものであ
る。
り合う場合には、あらかじめ切り取られた透孔で構成す
ることもできる。そして、この透孔で切り取り部を構成
した場合には、隠蔽片を透孔部分から指等で押し上げる
ことにより、カードから前記隠蔽片を剥離するものであ
る。
以上説明したように、本考案によれば、カードにスリ
ットで区画形成される切り取り部を形成することによ
り、隠蔽片をカードから剥離することが容易になり、ま
た、隠蔽片には突出部分がないので、その作成にあたっ
て無駄がなくなるという効果を奏する。
ットで区画形成される切り取り部を形成することによ
り、隠蔽片をカードから剥離することが容易になり、ま
た、隠蔽片には突出部分がないので、その作成にあたっ
て無駄がなくなるという効果を奏する。
図は本考案の好適な実施例を示し、第1図は葉書に適用
した場合の実施例を示す斜視図、第2図はそのA-A線断
面図、第3図は切り取り部とともに隠蔽片の一部を剥離
した状態を示す斜視図、第4図は隠蔽片を剥離した葉書
を示す平面図、第5図は隠蔽片の接着に関する他の実施
例を示す断面図、第6図〜第8図はそれぞれ切り取り部
の他の実施例を示す平面図である。 1……葉書、3……隠蔽片、4……粘着剤、5……預金
高表示、6……スリット、7……切り取り部、8,9……
透明フィルム、10a,10b……粘着剤、11……カード、15,
17,19……切り取り部、14,16,18……スリット
した場合の実施例を示す斜視図、第2図はそのA-A線断
面図、第3図は切り取り部とともに隠蔽片の一部を剥離
した状態を示す斜視図、第4図は隠蔽片を剥離した葉書
を示す平面図、第5図は隠蔽片の接着に関する他の実施
例を示す断面図、第6図〜第8図はそれぞれ切り取り部
の他の実施例を示す平面図である。 1……葉書、3……隠蔽片、4……粘着剤、5……預金
高表示、6……スリット、7……切り取り部、8,9……
透明フィルム、10a,10b……粘着剤、11……カード、15,
17,19……切り取り部、14,16,18……スリット
Claims (1)
- 【請求項1】カードの隠蔽すべき情報が表示された部分
に隠蔽片が全面的に剥離可能に接着されてなる情報隠蔽
カードであって、前記カードの前記隠蔽片の少なくとも
一部に対応する位置にスリットで区画形成される切り取
り部を設けたことを特徴とする情報隠蔽カード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989124844U JP2536484Y2 (ja) | 1989-10-25 | 1989-10-25 | 情報隠蔽カード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989124844U JP2536484Y2 (ja) | 1989-10-25 | 1989-10-25 | 情報隠蔽カード |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0364771U JPH0364771U (ja) | 1991-06-24 |
JP2536484Y2 true JP2536484Y2 (ja) | 1997-05-21 |
Family
ID=31672742
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989124844U Expired - Lifetime JP2536484Y2 (ja) | 1989-10-25 | 1989-10-25 | 情報隠蔽カード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2536484Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4527473B2 (ja) * | 2004-08-27 | 2010-08-18 | 日特建設株式会社 | 削岩機 |
JP5263745B2 (ja) * | 2009-05-01 | 2013-08-14 | ぴあ株式会社 | チケット |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0635224B2 (ja) * | 1987-07-31 | 1994-05-11 | 義和 木村 | 通常はがき材 |
-
1989
- 1989-10-25 JP JP1989124844U patent/JP2536484Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0364771U (ja) | 1991-06-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |