JP2536196B2 - 電子写真感光体 - Google Patents
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- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G5/00—Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
- G03G5/02—Charge-receiving layers
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- G03G5/06—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor characterised by the photoconductive material being organic
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G64/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carbonic ester link in the main chain of the macromolecule
- C08G64/04—Aromatic polycarbonates
- C08G64/06—Aromatic polycarbonates not containing aliphatic unsaturation
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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- G03G5/02—Charge-receiving layers
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- G03G5/05—Organic bonding materials; Methods for coating a substrate with a photoconductive layer; Inert supplements for use in photoconductive layers
- G03G5/0528—Macromolecular bonding materials
- G03G5/0557—Macromolecular bonding materials obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsatured bonds
- G03G5/0564—Polycarbonates
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電子写真感光体に関し、更に詳しくは、特
定のポリカーボネート樹脂を結着樹脂として用いた電子
写真感光体に関する。
定のポリカーボネート樹脂を結着樹脂として用いた電子
写真感光体に関する。
(従来の技術) 近年、電子写真技術は、高速、かつ高印字品質が得ら
れると言う利点を有するため、複写機及びレーザービー
ムプリンター等の分野において、著しく応用されてい
る。
れると言う利点を有するため、複写機及びレーザービー
ムプリンター等の分野において、著しく応用されてい
る。
これ等電子写真技術において用いられる電子写真感光
体としては、従来からセレン、セレン−テルル合金、セ
レン−ひ素合金、硫化カドミウム等の無機光導電材料を
用いたものが広く知られている。一方、これ等無機光導
電材料を用いた電子写真感光体に比べ、安価で製造性及
び廃棄性の点で優れた利点を有する有機光導電材料を用
いた電子写真感光体の研究も活発化してきている。中で
も、露光により電荷を発生する電荷発生層と電荷を輸送
する電荷輸送層を積層する機能分離積層型の有機感光体
は、感度、帯電性及びその繰り返し安定性等、電子写真
特性の点で優れており、種々の提案がなされ、実用化さ
れている。
体としては、従来からセレン、セレン−テルル合金、セ
レン−ひ素合金、硫化カドミウム等の無機光導電材料を
用いたものが広く知られている。一方、これ等無機光導
電材料を用いた電子写真感光体に比べ、安価で製造性及
び廃棄性の点で優れた利点を有する有機光導電材料を用
いた電子写真感光体の研究も活発化してきている。中で
も、露光により電荷を発生する電荷発生層と電荷を輸送
する電荷輸送層を積層する機能分離積層型の有機感光体
は、感度、帯電性及びその繰り返し安定性等、電子写真
特性の点で優れており、種々の提案がなされ、実用化さ
れている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、従来提案された結着樹脂を用い、塗布工程
によって感光層の塗膜を形成した場合、ある程度良好な
耐久性を有する電子写真感光体が得られるものの、その
表面層の機械的強度は、必ずしも十分なものとはいえ
ず、複写機中において長期間繰り返し使用した場合、感
光層の表面が磨耗することによって、感光体の膜厚が変
化し感度が低下するため、コピーにかぶりが生じたり、
帯電電位が低下し、コピー濃度が低下すると言う問題が
あった。したがって、従来から電子写真感光体におい
て、十分な耐久性を有する感光層が形成されるような結
着樹脂の開発が望まれていた。
によって感光層の塗膜を形成した場合、ある程度良好な
耐久性を有する電子写真感光体が得られるものの、その
表面層の機械的強度は、必ずしも十分なものとはいえ
ず、複写機中において長期間繰り返し使用した場合、感
光層の表面が磨耗することによって、感光体の膜厚が変
化し感度が低下するため、コピーにかぶりが生じたり、
帯電電位が低下し、コピー濃度が低下すると言う問題が
あった。したがって、従来から電子写真感光体におい
て、十分な耐久性を有する感光層が形成されるような結
着樹脂の開発が望まれていた。
また、これらの電子写真感光体を高速の複写機に用い
る場合には、感光体の感度が高いことは勿論、それ以外
に感光体電位が速やかに減衰することが要求される。こ
れは、電荷発生層からキャリアが速やかに注入され、か
つ、電荷輸送層中のキャリアを輸送する能力が高いこと
が必要であることを意味する。しかしながら、従来の結
着樹脂に電荷輸送材料を添加した電荷輸送層において
は、あらゆる高速複写機に適合した十分な光減衰特性を
有しているとは言えなかった。キャリアの輸送性は電荷
輸送材料とその配合量で制御するというのが従来の一般
的な通念であったために、電荷輸送性向上に対して効果
的な結着樹脂を見出だすというアプローチは十分に検討
されていなかった。
る場合には、感光体の感度が高いことは勿論、それ以外
に感光体電位が速やかに減衰することが要求される。こ
れは、電荷発生層からキャリアが速やかに注入され、か
つ、電荷輸送層中のキャリアを輸送する能力が高いこと
が必要であることを意味する。しかしながら、従来の結
着樹脂に電荷輸送材料を添加した電荷輸送層において
は、あらゆる高速複写機に適合した十分な光減衰特性を
有しているとは言えなかった。キャリアの輸送性は電荷
輸送材料とその配合量で制御するというのが従来の一般
的な通念であったために、電荷輸送性向上に対して効果
的な結着樹脂を見出だすというアプローチは十分に検討
されていなかった。
本発明は、上記のような実状に鑑みてなされたもので
あって、従来の技術における上記の問題点を解消するこ
とを目的とするものである。
あって、従来の技術における上記の問題点を解消するこ
とを目的とするものである。
すなわち、本発明の目的は、感光体表面が高い強度を
有し、繰り返し使用した場合に、耐久性に優れた電子写
真感光体を提供することにある。
有し、繰り返し使用した場合に、耐久性に優れた電子写
真感光体を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明者等は、感光層の結着樹脂について、種々検討
した結果、下記構造式(I)で示される繰り返し単位及
び下記構造式(II)で示される繰り返し単位からなる共
重合ポリカーボネート樹脂が、機械的強度に係わる耐久
性に関し、極めて優れた特性を有し、感光層の機械的劣
化の問題を解消すると共に、感光層の電荷輸送能力を飛
躍的に向上させることができることを見出だし、本発明
を完成するに至った。
した結果、下記構造式(I)で示される繰り返し単位及
び下記構造式(II)で示される繰り返し単位からなる共
重合ポリカーボネート樹脂が、機械的強度に係わる耐久
性に関し、極めて優れた特性を有し、感光層の機械的劣
化の問題を解消すると共に、感光層の電荷輸送能力を飛
躍的に向上させることができることを見出だし、本発明
を完成するに至った。
本発明は、導電性基体上に感光層を設けてなる電子写
真感光体において、該感光層が結着樹脂として、下記構
造式(I)で示される繰り返し単位及び下記構造式(I
I)で示される繰り返し単位からなる共重合ポリカーボ
ネート樹脂を含有することを特徴とする。
真感光体において、該感光層が結着樹脂として、下記構
造式(I)で示される繰り返し単位及び下記構造式(I
I)で示される繰り返し単位からなる共重合ポリカーボ
ネート樹脂を含有することを特徴とする。
(ここで、m/(n+m)=0.1〜0.9) 以下、本発明について、詳細に説明する。
本発明の電子写真感光体において、導電性基体として
は、アルミニウム、銅、鉄、亜鉛、ニッケル等の金属ド
ラム、及び、シート、紙、プラスチック又はガラス上
に、アルミニウム、銅、金、銀、白金、パラジウム、チ
タン、ニッケル−クロム、ステンレス鋼、銅−インジウ
ム等の金属を蒸着するか、金属箔をラミネートするか、
又はカーボンブラック、酸化インジウム、酸化錫−酸化
アンチモン粉、金属粉、よう化銅等を結着樹脂に分散
し、塗布することによって導電処理したドラム状、シー
ト状あるいはプレート状のものなど、公知の材料を用い
ることができる。
は、アルミニウム、銅、鉄、亜鉛、ニッケル等の金属ド
ラム、及び、シート、紙、プラスチック又はガラス上
に、アルミニウム、銅、金、銀、白金、パラジウム、チ
タン、ニッケル−クロム、ステンレス鋼、銅−インジウ
ム等の金属を蒸着するか、金属箔をラミネートするか、
又はカーボンブラック、酸化インジウム、酸化錫−酸化
アンチモン粉、金属粉、よう化銅等を結着樹脂に分散
し、塗布することによって導電処理したドラム状、シー
ト状あるいはプレート状のものなど、公知の材料を用い
ることができる。
更に必要に応じて、導電性支持体の表面は、画質に影
響のない範囲で各種の処理を行うことができる。例え
ば、表面の酸化処理、薬品処理、着色処理等を行うこと
ができる。
響のない範囲で各種の処理を行うことができる。例え
ば、表面の酸化処理、薬品処理、着色処理等を行うこと
ができる。
上記導電性基板上には、必要に応じて、バリアー機能
或いは接着機能を有する下引き層を設けてもよい。下引
き層を構成する材料としては、ポリビニルブチラール、
ポリビニルアルコール、カゼイン、ポリアミド、セルロ
ース、ゼラチン、ポリウレタン、ポリエステル等の樹
脂、酸化アルミニウム等の金属酸化物を使用することが
できる。
或いは接着機能を有する下引き層を設けてもよい。下引
き層を構成する材料としては、ポリビニルブチラール、
ポリビニルアルコール、カゼイン、ポリアミド、セルロ
ース、ゼラチン、ポリウレタン、ポリエステル等の樹
脂、酸化アルミニウム等の金属酸化物を使用することが
できる。
導電性基板上に形成される感光層は、単層構造であっ
ても、電荷発生層と電荷輸送層とに機能分離された積層
構造であってもよい。積層構造の場合、電荷発生層と電
荷輸送層の積層順序は、いずれが上層であってもよい。
ても、電荷発生層と電荷輸送層とに機能分離された積層
構造であってもよい。積層構造の場合、電荷発生層と電
荷輸送層の積層順序は、いずれが上層であってもよい。
感光層に使用される電荷発生物質としては、非晶質セ
レン、三方晶等の結晶性セレン、セレン−テルル合金、
セレン−ひ素合金、その他のセレン化合物及び合金、ア
モルファスシリコン、酸化亜鉛、酸化チタン等の無機系
光導電体、フタロシアニン系顔料、スクエアリウム系顔
料、アントアントロン系顔料、ペリレン系顔料、アゾ系
顔料、アントラキノン系顔料、ピレン系顔料、ピリリウ
ム塩、チアピリリウム塩等の有機顔料及び染料が用いら
れる。
レン、三方晶等の結晶性セレン、セレン−テルル合金、
セレン−ひ素合金、その他のセレン化合物及び合金、ア
モルファスシリコン、酸化亜鉛、酸化チタン等の無機系
光導電体、フタロシアニン系顔料、スクエアリウム系顔
料、アントアントロン系顔料、ペリレン系顔料、アゾ系
顔料、アントラキノン系顔料、ピレン系顔料、ピリリウ
ム塩、チアピリリウム塩等の有機顔料及び染料が用いら
れる。
電荷輸送物質としては、2,5−ビス−(p−ジエチル
アミノフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール等のオキ
サジアゾール誘電体、1,3,5−トリフェニルピラゾリ
ン、1−[ピリジル−(2)]−3−(p−ジエチルア
ミノスチリル)−5−(p−ジエチルアミノスチリル)
ピラゾリン等のピラゾリン誘導体、トリフェニルアミ
ン、ジベンジルアニリン等の芳香族第3級アミノ化合
物、N,N′−ジフェニル−N,N′−ビス(3−メチルフェ
ニル)−[1,1′−ビフェニル]−4,4′−ジアミン等の
芳香族第3級ジアミノ化合物、3−(4′−ジメチルア
ミノフェニル)−5,6−ジ−(4′−メトキシフェニ
ル)−1,2,4−トリアジン等の1,2,4−トリアジン誘導
体、4−ジエチルアミノベンズアルデヒド−1,1−ジフ
ェニルヒドラゾン等のヒドラゾン誘導体、2−フェニル
−4−スチリルキナゾリン等のキナゾリン誘導体、6−
ヒドロキシ−2,3−ジ−(p−メトキシフェニル)−ベ
ンゾフラン等のベンゾフラン誘導体、p−(2,2−ジフ
ェニルビニル)−N,N−ジフェニルアニリン等のα−ス
チルベン誘導体、エナミン誘導体、N−エチルカルバゾ
ール等のカルバゾール誘導体、ポリ−N−ビニルカルバ
ゾール等のポリビニルカルバゾール誘導体、ポリ−γ−
カルバゾリルエチルグルタナート誘導体、さらにはp−
ベンゾキノン、クロラニル、ブロモアニル、アントラキ
ノン等のキノン系化合物、テトラシアノキノジメタン系
化合物、2,4,7−トリニトロフルオレノン等のフルオレ
ノン化合物、キサントン系化合物、ベンゾフェノン系化
合物、シアノビニル系化合物、エチレン系化合物等の電
子吸引性物質、或いは以上に記載した化合物からなる基
を主鎖又は側鎖に有する重合体等があげられる。
アミノフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール等のオキ
サジアゾール誘電体、1,3,5−トリフェニルピラゾリ
ン、1−[ピリジル−(2)]−3−(p−ジエチルア
ミノスチリル)−5−(p−ジエチルアミノスチリル)
ピラゾリン等のピラゾリン誘導体、トリフェニルアミ
ン、ジベンジルアニリン等の芳香族第3級アミノ化合
物、N,N′−ジフェニル−N,N′−ビス(3−メチルフェ
ニル)−[1,1′−ビフェニル]−4,4′−ジアミン等の
芳香族第3級ジアミノ化合物、3−(4′−ジメチルア
ミノフェニル)−5,6−ジ−(4′−メトキシフェニ
ル)−1,2,4−トリアジン等の1,2,4−トリアジン誘導
体、4−ジエチルアミノベンズアルデヒド−1,1−ジフ
ェニルヒドラゾン等のヒドラゾン誘導体、2−フェニル
−4−スチリルキナゾリン等のキナゾリン誘導体、6−
ヒドロキシ−2,3−ジ−(p−メトキシフェニル)−ベ
ンゾフラン等のベンゾフラン誘導体、p−(2,2−ジフ
ェニルビニル)−N,N−ジフェニルアニリン等のα−ス
チルベン誘導体、エナミン誘導体、N−エチルカルバゾ
ール等のカルバゾール誘導体、ポリ−N−ビニルカルバ
ゾール等のポリビニルカルバゾール誘導体、ポリ−γ−
カルバゾリルエチルグルタナート誘導体、さらにはp−
ベンゾキノン、クロラニル、ブロモアニル、アントラキ
ノン等のキノン系化合物、テトラシアノキノジメタン系
化合物、2,4,7−トリニトロフルオレノン等のフルオレ
ノン化合物、キサントン系化合物、ベンゾフェノン系化
合物、シアノビニル系化合物、エチレン系化合物等の電
子吸引性物質、或いは以上に記載した化合物からなる基
を主鎖又は側鎖に有する重合体等があげられる。
本発明において、感光層に使用される結着樹脂として
は、上記共重合ポリカーボネート樹脂が使用される。感
光層が電荷発生層と電荷輸送層とに機能分離された積層
構造を有する場合においては、上記共重合ポリカーボネ
ート樹脂は、電荷発生層及び電荷輸送層のいずれの結着
樹脂としても用いることができ、そして特に、電荷輸送
層の結着樹脂として使用するのが好ましい。
は、上記共重合ポリカーボネート樹脂が使用される。感
光層が電荷発生層と電荷輸送層とに機能分離された積層
構造を有する場合においては、上記共重合ポリカーボネ
ート樹脂は、電荷発生層及び電荷輸送層のいずれの結着
樹脂としても用いることができ、そして特に、電荷輸送
層の結着樹脂として使用するのが好ましい。
本発明において使用される上記共重合ポリカーボネー
ト樹脂としては、前記構造式(I)で示される繰り返し
単位と前記構造式(II)で示される繰り返し単位との共
重合比が10:90ないし90:10である。またその粘度平均分
子量は、1万〜20万、好ましくは2万〜10万の範囲のも
のが使用できる。
ト樹脂としては、前記構造式(I)で示される繰り返し
単位と前記構造式(II)で示される繰り返し単位との共
重合比が10:90ないし90:10である。またその粘度平均分
子量は、1万〜20万、好ましくは2万〜10万の範囲のも
のが使用できる。
上記共重合ポリカーボネート樹脂は種々の方法で製造
することができるが、例えば、4,4′−ジヒドロキシテ
トラフェニルメタン及び2,2′−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)プロパン(ビスフェノールA)とホスゲンの
重縮合により製造することができる。また、この様なホ
スゲン法ポリカーボネートの製造法に従う方法の他に、
炭酸ジフェニル等を用いるエステル交換法ポリカーボネ
ートの製造法にしたがって行うこともできる。なお、こ
れらの場合、4,4′−ジヒドロキシテトラフェニルメタ
ンとビスフェノールAとをモノマーのまま直接混合し、
ホスゲン或いは炭酸ジフェニルと共に反応させてもよ
く、或いは、予め4,4′−ジヒドロキシテトラフェニル
メタンとホスゲンまたは炭酸ジフェニルを重縮合させて
オリゴマーを形成し、このオリゴマーとビスフェノール
Aとを反応させてもよい。また、逆に予めビスフェノー
ルAとホスゲンまたは炭酸ジフェニルを重縮合させてお
き、その後4,4′−ジヒドロキシテトラフェニルメタン
と反応させてもよい。重縮合の際の条件は、所属する共
重合体の重合度などにより一義的に定めることはできな
いが、通常は塩化メチレン、クロルベンゼン等のハロゲ
ン化炭化水素やピリジン等の溶媒中で、適当な触媒、ア
ルカリ、分子量調整剤等を用いればよい。分子量調整剤
としては様々な一価のフェノールが用いられる。
することができるが、例えば、4,4′−ジヒドロキシテ
トラフェニルメタン及び2,2′−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)プロパン(ビスフェノールA)とホスゲンの
重縮合により製造することができる。また、この様なホ
スゲン法ポリカーボネートの製造法に従う方法の他に、
炭酸ジフェニル等を用いるエステル交換法ポリカーボネ
ートの製造法にしたがって行うこともできる。なお、こ
れらの場合、4,4′−ジヒドロキシテトラフェニルメタ
ンとビスフェノールAとをモノマーのまま直接混合し、
ホスゲン或いは炭酸ジフェニルと共に反応させてもよ
く、或いは、予め4,4′−ジヒドロキシテトラフェニル
メタンとホスゲンまたは炭酸ジフェニルを重縮合させて
オリゴマーを形成し、このオリゴマーとビスフェノール
Aとを反応させてもよい。また、逆に予めビスフェノー
ルAとホスゲンまたは炭酸ジフェニルを重縮合させてお
き、その後4,4′−ジヒドロキシテトラフェニルメタン
と反応させてもよい。重縮合の際の条件は、所属する共
重合体の重合度などにより一義的に定めることはできな
いが、通常は塩化メチレン、クロルベンゼン等のハロゲ
ン化炭化水素やピリジン等の溶媒中で、適当な触媒、ア
ルカリ、分子量調整剤等を用いればよい。分子量調整剤
としては様々な一価のフェノールが用いられる。
本発明において、感光層が積層構造の場合、電荷発生
層は、電荷発生物質を真空蒸着により形成するか、電荷
発生物質を有機溶剤及び結着樹脂と共に分散し、塗布す
ることによって形成される。
層は、電荷発生物質を真空蒸着により形成するか、電荷
発生物質を有機溶剤及び結着樹脂と共に分散し、塗布す
ることによって形成される。
電荷発生層に結着樹脂が使用される場合、結着樹脂と
しては、上記した共重合ポリカーボネート樹脂のほか、
以下のものをあげることができる。すなわち、ビスフェ
ノールAタイプ或いはビスフェノールZタイプ等のポリ
カーボネート樹脂、ブチラール樹脂、ポリエステル樹
脂、フェノキシ樹脂、メタクリル樹脂、アクリル樹脂、
ポリ塩化ビニル樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリビニルア
セテート樹脂、スチレン−ブタジエン共重合体樹脂、塩
化ビニリデン−アクリロニトリル共重合体樹脂、塩化ビ
ニル−酢酸ビニル−無水マレイン酸樹脂、シリコン樹
脂、シリコン−アルキッド樹脂、フェノール−ホルムア
ルデヒド樹脂、スチレン−アルキッド樹脂、ポリ−N−
ビニルカルバゾール等があげられる。これらの結着樹脂
は、単独或いは2種以上混合して用いることが可能であ
る。
しては、上記した共重合ポリカーボネート樹脂のほか、
以下のものをあげることができる。すなわち、ビスフェ
ノールAタイプ或いはビスフェノールZタイプ等のポリ
カーボネート樹脂、ブチラール樹脂、ポリエステル樹
脂、フェノキシ樹脂、メタクリル樹脂、アクリル樹脂、
ポリ塩化ビニル樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリビニルア
セテート樹脂、スチレン−ブタジエン共重合体樹脂、塩
化ビニリデン−アクリロニトリル共重合体樹脂、塩化ビ
ニル−酢酸ビニル−無水マレイン酸樹脂、シリコン樹
脂、シリコン−アルキッド樹脂、フェノール−ホルムア
ルデヒド樹脂、スチレン−アルキッド樹脂、ポリ−N−
ビニルカルバゾール等があげられる。これらの結着樹脂
は、単独或いは2種以上混合して用いることが可能であ
る。
電荷発生物質と結着樹脂との混合比(重量比)は、2
0:1〜1:20の範囲が望ましい。また、電荷発生層の膜厚
は、一般に0.01〜5μm、好ましくは0.05〜2.0μmの
範囲に設定される。
0:1〜1:20の範囲が望ましい。また、電荷発生層の膜厚
は、一般に0.01〜5μm、好ましくは0.05〜2.0μmの
範囲に設定される。
また、電荷輸送層は、上記した電荷輸送物質及び上記
共重合ポリカーボネート樹脂とを、適当な溶媒に溶解さ
せた溶液を塗布し、乾燥させることによって形成するこ
とができる。電荷輸送層の形成に使用される溶媒として
は、例えば、ベンゼン、トルエン、クロルベンゼン等の
芳香族系炭化水素類、アセトン、2−ブタノン等のケト
ン類、塩化メチレン、クロロホルム、塩化エチレン等の
ハロゲン化脂肪族系炭化水素類、テトラヒドロフラン、
ジオキサン、エチレングリコールジエチルエーテル等の
環状或いは直鎖状エーテル、或いはこれ等の混合溶剤を
あげることができる。
共重合ポリカーボネート樹脂とを、適当な溶媒に溶解さ
せた溶液を塗布し、乾燥させることによって形成するこ
とができる。電荷輸送層の形成に使用される溶媒として
は、例えば、ベンゼン、トルエン、クロルベンゼン等の
芳香族系炭化水素類、アセトン、2−ブタノン等のケト
ン類、塩化メチレン、クロロホルム、塩化エチレン等の
ハロゲン化脂肪族系炭化水素類、テトラヒドロフラン、
ジオキサン、エチレングリコールジエチルエーテル等の
環状或いは直鎖状エーテル、或いはこれ等の混合溶剤を
あげることができる。
電荷輸送物質と上記共重合ポリカーボネート樹脂との
配合比は10:1〜1:5の範囲が好ましい。また、電荷輸送
層の膜厚は、5〜50μm、好ましくは10〜30μmの範囲
に設定される。
配合比は10:1〜1:5の範囲が好ましい。また、電荷輸送
層の膜厚は、5〜50μm、好ましくは10〜30μmの範囲
に設定される。
(実施例) 以下、本発明を実施例によって具体的に説明するが、
本発明がこれ等実施例に限定されるものではない。
本発明がこれ等実施例に限定されるものではない。
実施例1 約500Åのアルミニウム膜を表面に真空蒸着した導電
性ポリエチレンテレフタレートフィルムの上に、ポリア
ミド樹脂10重量部、メタノール150重量部、及び水40重
量部からなる塗布液を塗布し、乾燥して、膜厚1μmの
引引き層を形成した。更に三方晶系セレン(米国ゼロッ
クスク社製)9重量部、ポリビニルブチラール樹脂(エ
スレックBM−1、積水化学(株)製)2重量部、n−ブ
チルアルコール30重量部からなる混合物を、ボールミル
ポットにとり、ミル部材として1/8インチφのSUSボール
を使用し、60時間ミーリングをした後、更にn−ブチル
アルコール30重量部を加えて希釈し、撹拌して塗布液を
得た。この塗布液を上記下引き層の上に塗布し、乾燥し
て、膜厚0.3μmの電荷発生層を形成した。次にN,N′−
ジフェニル−N,N′−ビス(3−メチルフェニル)−
[1,1′−ビフェニル]−4,4′−ジアミン4重量部と、
上記構造式(I)及び(II)におけるn:mが2:8である共
重合体ポリカーボネート樹脂(分子量45,000)6重量部
とをテトラヒドロフラン40重量部及び塩化メチレン15重
量部に加えて溶解し、得られた溶液を、上記の電荷発生
層上に塗布し、乾燥して、膜厚20μmの電荷輸送層を形
成させ、三層からなる電子写真感光体を作製した。
性ポリエチレンテレフタレートフィルムの上に、ポリア
ミド樹脂10重量部、メタノール150重量部、及び水40重
量部からなる塗布液を塗布し、乾燥して、膜厚1μmの
引引き層を形成した。更に三方晶系セレン(米国ゼロッ
クスク社製)9重量部、ポリビニルブチラール樹脂(エ
スレックBM−1、積水化学(株)製)2重量部、n−ブ
チルアルコール30重量部からなる混合物を、ボールミル
ポットにとり、ミル部材として1/8インチφのSUSボール
を使用し、60時間ミーリングをした後、更にn−ブチル
アルコール30重量部を加えて希釈し、撹拌して塗布液を
得た。この塗布液を上記下引き層の上に塗布し、乾燥し
て、膜厚0.3μmの電荷発生層を形成した。次にN,N′−
ジフェニル−N,N′−ビス(3−メチルフェニル)−
[1,1′−ビフェニル]−4,4′−ジアミン4重量部と、
上記構造式(I)及び(II)におけるn:mが2:8である共
重合体ポリカーボネート樹脂(分子量45,000)6重量部
とをテトラヒドロフラン40重量部及び塩化メチレン15重
量部に加えて溶解し、得られた溶液を、上記の電荷発生
層上に塗布し、乾燥して、膜厚20μmの電荷輸送層を形
成させ、三層からなる電子写真感光体を作製した。
上記の様にして作製された電子写真感光体を複写機
(FX−5075、富士ゼロックス(株)製)に装着した。複
写機の原稿台上に段階状に濃度を変化させた原稿を置く
ことにより、感光体上への露光量を変化させ、その時の
表面電位の変化を調べた。また、この複写機を用いて、
10万枚までコピー走行試験実施した。結果を第1表に示
す。
(FX−5075、富士ゼロックス(株)製)に装着した。複
写機の原稿台上に段階状に濃度を変化させた原稿を置く
ことにより、感光体上への露光量を変化させ、その時の
表面電位の変化を調べた。また、この複写機を用いて、
10万枚までコピー走行試験実施した。結果を第1表に示
す。
実施例2 電荷輸送層の結着樹脂として、上記構造式(I)及び
(II)におけるn:mが1:1である共重合ポリカーボネート
樹脂を用いた以外は、すべて実施例1と同様に処理して
電子写真感光体を作製し、同様に評価を行なった。結果
を第1表に示す。
(II)におけるn:mが1:1である共重合ポリカーボネート
樹脂を用いた以外は、すべて実施例1と同様に処理して
電子写真感光体を作製し、同様に評価を行なった。結果
を第1表に示す。
比較例1 電荷輸送層の結着樹脂として、上記構造式(I)で示
される繰り返し単位のみよりなるポリカーボネート樹脂
を用いた以外は、すべて実施例1と同様に処理して電子
写真感光体を作製し、同様に評価を行なった。結果を第
1表に示す。
される繰り返し単位のみよりなるポリカーボネート樹脂
を用いた以外は、すべて実施例1と同様に処理して電子
写真感光体を作製し、同様に評価を行なった。結果を第
1表に示す。
比較例2 電荷輸送層の結着樹脂として、上記構造式(II)で示
される繰り返し単位のみよりなるポリカーボネート樹脂
を用いた以外は、すべて実施例1と同様に処理して電子
写真感光体を作製し、同様に評価を行なった。結果を第
1表に示す。
される繰り返し単位のみよりなるポリカーボネート樹脂
を用いた以外は、すべて実施例1と同様に処理して電子
写真感光体を作製し、同様に評価を行なった。結果を第
1表に示す。
上記第1表の結果から明らかなように、本発明の実施
例においては、高い耐久性を有し、優れた画質の画像を
長期にわたって得ることができるのに対し、比較例1の
場合は、電荷輸送性が低いため、白地原稿時の電位が上
がり、それがコピー画像上にかぶりとなって発生し、ま
た、比較例2の場合は、磨耗量が多く、繰り返し使用に
より、かぶりの発生及び白点抜けの発生が認められた。
例においては、高い耐久性を有し、優れた画質の画像を
長期にわたって得ることができるのに対し、比較例1の
場合は、電荷輸送性が低いため、白地原稿時の電位が上
がり、それがコピー画像上にかぶりとなって発生し、ま
た、比較例2の場合は、磨耗量が多く、繰り返し使用に
より、かぶりの発生及び白点抜けの発生が認められた。
(発明の効果) 上記実施例及び比較例の比較から明らかなように、本
発明においては、感光層の結着樹脂として、上記構造式
(I)及び(II)で示される繰り返し単位よりなる共重
合ポリカーボネート樹脂を用いたから、形成された塗膜
は高い耐磨耗性を有しており、かつ高い電荷輸送能力を
有している。したがって、本発明の電子写真感光体は、
高速複写機の中でも使用することができ、更にベルト状
の形態でも問題を生じることがなく、高い耐久性を有し
ている。したがって、本発明の電子写真感光体を用いる
ことにより、高速かつ高い安定性をもって、優れた画質
のコピー画像を長期間にわたって得ることができる。
発明においては、感光層の結着樹脂として、上記構造式
(I)及び(II)で示される繰り返し単位よりなる共重
合ポリカーボネート樹脂を用いたから、形成された塗膜
は高い耐磨耗性を有しており、かつ高い電荷輸送能力を
有している。したがって、本発明の電子写真感光体は、
高速複写機の中でも使用することができ、更にベルト状
の形態でも問題を生じることがなく、高い耐久性を有し
ている。したがって、本発明の電子写真感光体を用いる
ことにより、高速かつ高い安定性をもって、優れた画質
のコピー画像を長期間にわたって得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹本 誠 神奈川県南足柄市竹松1006番地 富士ゼ ロックス株式会社竹松事業所内 (56)参考文献 特開 昭62−187353(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】導電性基体上に感光層を設けてなる電子写
真感光体において、該感光層が結着樹脂として、下記構
造式(I)で示される繰り返し単位及び下記構造式(I
I)で示される繰り返し単位からなる共重合ポリカーボ
ネート樹脂を含有することを特徴とする電子写真感光
体。 (ここで、m/(n+m)=0.1〜0.9)
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1288717A JP2536196B2 (ja) | 1989-11-08 | 1989-11-08 | 電子写真感光体 |
US07/592,626 US5141832A (en) | 1989-11-08 | 1990-10-04 | Electrophotographic photoreceptor with copolymerized polycarbonate resin |
KR1019900015986A KR960002893B1 (ko) | 1989-11-08 | 1990-10-08 | 광전그래픽 수광체 |
DE4032159A DE4032159C2 (de) | 1989-11-08 | 1990-10-10 | Elektrophotographisches Aufzeichnungsmaterial |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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---|---|
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ID=17733774
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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US5382489A (en) * | 1992-08-06 | 1995-01-17 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Electrophotographic photoreceptor with polycarbonate resin mixture |
US5322755A (en) * | 1993-01-25 | 1994-06-21 | Xerox Corporation | Imaging members with mixed binders |
JPH08114933A (ja) * | 1994-08-23 | 1996-05-07 | Fuji Xerox Co Ltd | 電子写真用感光体 |
US5723243A (en) * | 1995-05-16 | 1998-03-03 | Ricoh Company, Ltd. | Electrophotographic photoconductor and aromatic polycarbonate resin for use therein |
US6128462A (en) * | 1998-04-02 | 2000-10-03 | Canon Kabushiki Kaisha | Cleaning member, image forming apparatus provided with a cleaning blade member, and process cartridge detachably attachable on the image forming apparatus |
KR100520185B1 (ko) * | 1999-10-11 | 2005-10-10 | 주식회사 하이닉스반도체 | 신규한 포토레지스트 중합체 및 이를 함유하는 포토레지스트 조성물 |
US20070057400A1 (en) * | 2005-09-09 | 2007-03-15 | General Electric Company | Polycarbonate useful in making solvent cast films |
KR101489952B1 (ko) * | 2011-09-30 | 2015-02-04 | 제일모직주식회사 | 폴리카보네이트 및 그 제조방법 |
US9141006B2 (en) * | 2013-10-17 | 2015-09-22 | Xerox Corporation | Imaging member having improved imaging layers |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60172045A (ja) * | 1984-02-16 | 1985-09-05 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 電子写真感光体 |
JPS62160458A (ja) * | 1986-01-09 | 1987-07-16 | Canon Inc | 電子写真感光体 |
JPS62187353A (ja) * | 1986-02-14 | 1987-08-15 | Fuji Xerox Co Ltd | 電子写真用感光体 |
-
1989
- 1989-11-08 JP JP1288717A patent/JP2536196B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1990
- 1990-10-04 US US07/592,626 patent/US5141832A/en not_active Expired - Lifetime
- 1990-10-08 KR KR1019900015986A patent/KR960002893B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1990-10-10 DE DE4032159A patent/DE4032159C2/de not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
---|---|
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KR910010246A (ko) | 1991-06-29 |
JPH03150571A (ja) | 1991-06-26 |
KR960002893B1 (ko) | 1996-02-27 |
US5141832A (en) | 1992-08-25 |
DE4032159C2 (de) | 1997-05-22 |
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---|---|---|---|
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