JP2536145Y2 - ステッピングモータ - Google Patents

ステッピングモータ

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JP2536145Y2
JP2536145Y2 JP1988033130U JP3313088U JP2536145Y2 JP 2536145 Y2 JP2536145 Y2 JP 2536145Y2 JP 1988033130 U JP1988033130 U JP 1988033130U JP 3313088 U JP3313088 U JP 3313088U JP 2536145 Y2 JP2536145 Y2 JP 2536145Y2
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JP
Japan
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rotor
wheel
stepping motor
shaft
sensor
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JP1988033130U
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JPH01146785U (ja
Inventor
浩太 萩原
幸雄 尾形
利男 渡辺
Original Assignee
蛇の目ミシン工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はステッピングモータの回転子位置検出手段に
関するものである。
(従来の技術) ゲーム機、特にスロットマシンのように、表面に絵柄
が表示された複数のホイールを回転、停止させる為、ホ
イールの駆動にステッピングモータが使用されており、
絵柄の停止位置がズレないようにする為、ステッピング
モータの回転子の位置検出手段を、ステッピングモータ
の外部に配設している。
(考案が解決しようとしている問題点) しかしながら、ステッピングモータの回転子位置検出
手段をステッピングモータの外部に配設するには、回転
子のシャフトを延長し、該シャフトに円板状のスリット
板を配設し、更に、該スリット板に対向するゲーム機内
の所定個所に位置センサを配設する個所を設けなければ
ならないので、部品点数が増加しコストが掛かると共に
ホイール等の制御対象物を含めこれらスリット板と位置
センサの回転方向の位置調整に手間がかかり、しかも該
スリット板及び該位置センサ配設のスペースが必要であ
る等の欠点を有している。
本考案は上記問題点に鑑みて考案されたもので、その
目的とするところは、回転子位置検出手段をステッピン
グモータ内部に内蔵させ、前記回転子位置検出手段を構
成する所定数のマークと回転子のシャフトに形成された
制御対象物取り付け用の位置基準としてのDカット部と
が一定の回転方向位置関係となるように構成することに
より、Dカット部に取り付けられるホイール等の制御対
象物の回転方向の位置調整が極めて容易に行え、しかも
取り付け後の制御対象物の位置検出が正確に行えると共
にコスト低減および省スペース化を計れるステッピング
モータを提供せんとするものである。
(問題点を解決する手段) 本考案によるステッピングモータ1は、第1図及び第
2図に図示した如く回転子位置検出手段として、回転子
2の側面の円周面2a上に、所定数のマーク2bとを放射状
に付与し、該マーク2bと対向する位置に位置センサとな
る反射型フォトセンサ6を配設し、前記所定数のマーク
が回転子のシャフトに形成した制御対象物取り付け用の
位置基準との関係が一定の回転方向位置関係となるよう
に構成したものである。
(実施例) 本考案の実施例について詳細に説明する。
ステッピングモータ1の回転子2は、外周面に複数の
突極歯3aを形成した回転子コアを、所定の厚さに積層し
た2個の回転子鉄心3と、マグネット4及びシャフト5
で構成され、シャフト5の先端部には、ホイール等の制
御対象物の取り付け時の回転方向の位置基準の1例とし
て、Dカット部5aが形成され、該シャフト5は該回転子
鉄心3に圧入され、該Dカット部5aと突極歯3aの位置関
係は、該シャフト5圧入時に決められる。
前記回転子2の片側の回転子鉄心3の側面の円周面2a
上に、所定数のマーク2bが放射状にマーキング・穴加工
及びシール貼付等の如き方法により表示され、該マーク
2bと前記シャフト5に形成のDカット部5aの位置関係
は、該マーク2b表示時に決められる。また、これとは別
の方法として回転子鉄心3の突極歯3aに一定の位置関係
で予め所定数のマーク2aを付与しておき、シャフト5の
圧入時にマーク2aとシャフト5のDカット部5aとが一定
の回転方向位置関係になるようにすることもできる。マ
ーク2aとDカット部5aとをこのような回転方向位置関係
にすることによって、図3に示すような制御対象物のホ
イール12をシャフト5に取り付ける時に取付ねじをDカ
ット部5aに位置させることにより、マーク2aとホイール
12の表面に描かれた絵柄13との回転方向位置関係を正確
な位置関係とすることができ、しかも取り付け後の制御
対象物の位置検出が正確に行える。
位置センサとなる反射型フォットセンサ6は、前記回
転子2の回転運動により回転移動する前記マーク2bと対
向する位置のエンドブラケット7のセンサ取付部7aに配
設される。
固定子8は半径方向内方に向かって突出する複数の突
極の先端に突極歯9aを形成した固定子コアを、所定の厚
さに積層した固定子鉄心9と、複数の励磁コイル10によ
り構成され、該固定子8の両側には前記したエンドブラ
ケット7が配設され、前記回転子2に配設の軸受11を保
持する構造になっている。
回転子2に形成の突極歯3aと固定子8に形成の突極歯
9aは第1図に図示した如く互に対向し、該固定子8の励
磁コイル10に順次通電することにより該回転子2を回転
させる。
次に第3図において従来例を説明すると、ゲーム機の
ホイール12は、その円周上に数種類の絵柄13が等間隔に
連続して描かれており、又内面中央には略円柱状の中心
部材14が一体的に配設され、ステッピングモータ15のシ
ャフト16の出力軸16aに固着されている。
円板状のスリット板17は、前記ホイール12と同様に円
板中央には略円柱状の中心部材18が一体的に配設され、
該ステッピングモータ15の反出力軸16b側に固着されて
おり、該スリット板17には該ホイール12の絵柄13に対応
する位置に、所定数のスリット17aが形成され、該スリ
ット板17の円周と対向するゲーム機内の所定個所には、
位置センサとなるインタラプタ19が配設される。
(考案の効果) 前記したように構成されたことにより本考案は、 回転位置検出手段がステッピングモータ内部に内蔵さ
れる為、省スペース化が可能。
回転子自体に所定数のマークを付与し、これらのマー
クと回転子のシャフトに形成された制御対象物取り付け
用の位置基準とが正確な回転方向位置関係になるように
構成しているため、ホイール等の制御対象物の取り付け
時にDカット部を基準に行うことにより、位置センサに
対する制御対象物の回転方向の位置調整が殆ど不要とな
り、しかも取り付け後の制御対象物の位置検出が正確に
行える。
従来例の如きスリット板や位置センサを配設するゲー
ム機内の所定個所を必要としないので、コスト低減が可
能である等の効果があり、実用的に極めて有用なる考案
である。
【図面の簡単な説明】 第1図、第2図は本考案の実施例を示し、第1図は本考
案に係るステッピングモータの正面図、第2図はその一
部斜視図、第3図は従来例を示す斜面図である。 図中、1はステッピングモータ、2は回転子、2bはマー
ク、5シャフト、5aは基準位置としてのDカット部、6
は反射型フォトセンサ、8は固定子、10は励磁コイルで
ある。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の相異なる模様が所定の回転角度位置
    をもって周面に設けられたスロットルマシンのホイール
    の如きホイールを回転子の回転シャフトに固定し、該回
    転子の両側面にそれぞれ対向する側面を有する一対のブ
    ラケットに回転可能に保持し、該ブラケットに固定子を
    前記回転子と同心円状に設けて、該固定子に巻かれた励
    磁コイルを順次励磁することにより前記回転子を回転さ
    せるようにしたステッピングモータにおいて、 前記一対のブラケットの一方の側面に設けられたセンサ
    と、該センサに対向する前記回転子の一側面に所定の回
    転角度位置をもって設けられた複数の被検出部材と、前
    記回転子の回転シャフト上に形成されて、前記ホイール
    が前記シャフトに固定される際に前記ホイールの複数の
    模様と前記回転子の複数の被検出部材とがそれぞれ対応
    するように位置決めする取付基準部とから成り、前記セ
    ンサによる前記被検出部材の位置検出により前記ホイー
    ルの模様の回転角度位置を検出制御することを特徴とす
    るステッピングモータ。
JP1988033130U 1988-03-15 1988-03-15 ステッピングモータ Expired - Lifetime JP2536145Y2 (ja)

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JPH01146785U JPH01146785U (ja) 1989-10-11
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6146161A (ja) * 1984-08-08 1986-03-06 Brother Ind Ltd ブラシレス直流モ−タ
JPS62181645A (ja) * 1986-01-31 1987-08-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd ステツピングモ−タ

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