JP2535482Y2 - シヤツター用障害物検出装置 - Google Patents

シヤツター用障害物検出装置

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JP2535482Y2
JP2535482Y2 JP1989141252U JP14125289U JP2535482Y2 JP 2535482 Y2 JP2535482 Y2 JP 2535482Y2 JP 1989141252 U JP1989141252 U JP 1989141252U JP 14125289 U JP14125289 U JP 14125289U JP 2535482 Y2 JP2535482 Y2 JP 2535482Y2
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transmission
obstacle
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shutter
transmission long
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JP1989141252U
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進 海上
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文化シヤツター株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はシヤツターの障害物との干渉を検出するシヤ
ツター用障害物検出装置に関する。
〔従来の技術〕
建物の開口部を開閉するシヤツターは、シヤツターカ
ーテンの下端部に検出スイツチを設け、この検出スイツ
チが障害物と干渉した場合にシヤツターカーテンの駆動
用モータを停止させるように構成することができる。
ところが検出スイツチはシヤツターカーテンと共に上
下するので、この検出スイツチと建物に設ける制御手段
との間は電線で連結する必要があり、シヤツターカーテ
ンの昇降時の相対移動を吸収する必要がある。この電線
を巻取リール等に巻取り、シヤツターカーテンの昇降時
に巻取量を変更する構成にすると、電線が撓みを生じた
り切断する原因となる。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は上記事実を考慮し、障害物検出部とモータ等
の制御手段との間の情報伝達を行なうことができるモー
タ用障害物検出装置を得ることが目的である。
〔課題を解決するための手段〕
請求項1記載に係る考案のシヤツター用障害物検出装
置は、シヤツターカーテンと干渉する障害物を検出する
シヤツター用障害物検出装置であって、シヤツターカー
テンの閉鎖方向先端側両端に設けられた巻掛部材と、両
端部が前記シヤツターカーテンの閉鎖方向先端側と開放
方向先端側とにそれぞれ建物へ支持されると共に中間部
が長手方向移動可能に巻掛部材に巻き掛けられ、巻掛部
材間の部位にて一方向配置部を形成すると共に各巻掛部
材と建物への各支持部との間の部位にて他方向配置部を
各々形成し、可撓性の伝送長尺材と、前記伝送長尺材の
一方の端部に設けられ、前記伝送長尺材の他方の端部へ
伝送波又は伝送体を伝送する伝送手段と、前記伝送長尺
材の他方の端部に設けられ、前記伝送長尺材を通る伝送
波の強度又は伝送体の量を検出する検出手段と、シヤツ
ターカーテンの閉鎖方向先端側に設けられ、障害物との
干渉時に前記伝送長尺材の一方向配置部を挟持する挟持
部材と、前記伝送長尺材の端部へ接続され、前記挟持部
材により前記一方向配置部が挟持されていない非挟持時
の伝送波の強度又は伝送体の量を予め定めた基準値と
し、前記基準値と前記挟持部材により前記一方向配置部
が挟持される挟持時の伝送波の強度又は伝送体の量とを
比較して障害物との干渉を判断する判断手段と、を有す
ることを特徴としている。
請求項1記載に係る考案のシヤツター用障害物検出装
置では、シヤツターカーテンが例えば昇降すると、巻掛
部材もシヤツターカーテンと共に上下動するので伝送長
尺材は中間部の巻掛部材への巻掛位置が変化する。しか
し、伝送長尺材の両端部は建物へ固定されているので移
動することはなく、両端部付近の他方向配置部の長さが
変化するのみである。従ってシヤツターカーテンの上下
動によっても一方向配置部が感知手段によって挟持され
ない限り判断手段は障害物との干渉を判断することはな
い。
挟持手段がシヤツターカーテンと障害物との干渉を検
出すると、一方向配置部が挟持され伝送波の強度又は伝
送体の量が変わるので、判断手段は障害物との干渉を判
断し、モータを停止させる等の手段を迅速に取ることが
できる。シヤツターカーテンの上下動によっても伝送長
尺材は両端部が建物へ固定されたままの状態であり、中
間部の巻掛部材の巻掛位置が単に異なるだけであるた
め、伝送長尺材が不必要に撓んだり切断されることはな
く、常に確実な伝送条件を維持することができる。
請求項2記載に係る本考案のシヤツター用障害物検出
装置は、前記伝送長尺材を電線とすると共に、前記挟持
手段を金属物で構成し、前記検出手段で前記電線に流れ
る電流値を検出すると共に、判断手段で前記基準値と前
記一方向配置部が前記金属物に接触する接触時の電流値
とを比較して障害物との干渉を判断することを特徴とし
ている。
請求項2記載に係る考案のシヤツター用障害物検出装
置では、金属物がシヤツターカーテンと障害物との干渉
を検出すると、電線の一方向配置部が金属物と接触し電
流値が基準値に対して小さくなるので、判断手段は障害
物との干渉を判断する。
本考案に用いる伝送長尺材は、中間部が障害物との直
接的又は間接的な干渉時に伝送条件を変更するものであ
ればすべて適用でき、一端から他端にかけて光を屈折さ
せながら伝送し、中間部が挟持されることで光伝送条件
を変更する光フアイバーや、中間部が他の金属物と接触
することによって電流値が変動しその結果電気抵抗等が
変更する電線や、内部の中空部を音が屈折しながら伝送
され、中間部が挟持されることによって音伝送条件を変
更する音通管等が適用できる。
〔考案の実施例〕
本実施例は伝送長尺材としての可撓性チユーブ70に超
音波を伝播させるようにした実施例である。
第1、2図に示される如くシヤツターカーテン30はま
ぐさ部32から床面34まで掛け渡された断面形状が略コ字
形のガイドレール36へ両側部が案内されて上下動するよ
うになっている。このシヤツターカーテン30の上端部は
巻取りシヤフト38へ取付けられ、この巻取りシヤフト38
がチエーン44を介してモータ42によって回転されること
によりシヤツターカーテン30が上下動される。
第3図にも示される如くシヤツターカーテン30の下端
部にはケーシング62が固着されている。このケーシング
62は下端が開放された箱形状であり、感知板64が吊り下
げられている。この感知板64は上方に開放されたコ字形
形状とされており、シヤツターカーテン30の昇降時に障
害物と干渉すると、この障害物に押上げられてケーシン
グ62内へ入り込む構成である。
ケーシング62には第1、2図に示される如く長手方向
の両端部付近にローラ66、68が軸心を水平として軸支さ
れている。これらのローラ66、68には可撓性チユーブ70
の中間部が巻掛けられている。この可撓性チユーブ70は
ローラ68で巻掛けられて垂下された後に下端部はガイド
レール36の下端部へ固定手段72を介して固定されてい
る。またローラ66で折返された他の一端部は上方へ垂直
に立上げられ、他方のガイドレール36の上端部に設けら
れた固定手段74で固定されている。
このため可撓性チユーブ70は固定手段74とローラ66と
の間及び固定手段72とローラ68との間が他方向配置部と
しても垂直部(長さL1、L2)、ローラ66とローラ68との
間が一方向配置部としての横方向配置部(長さL3)とな
っている。可撓性チユーブ70はシヤツターカーテン30の
上下動に応じてローラ66、68への巻掛位置が変化する
が、ローラ66と固定手段74との間及びローラ68と固定手
段72との間は常に垂直状態であり、ローラ66と固定手段
74との間の長さとローラ68と固定手段72との間の長さ
(L1+L2)は常に一定の長さであるため、またローラ6
6、68間の長さL3も一定であるため可撓性チユーブ70は
全体として撓みや不必要な引張力が加わることがない。
なお、ローラ66、68間の可撓性チユーブ70は必ずしも水
平である必要はなく、傾斜した状態であってもよい。
感知板64には押上ローラ76が軸支されて可撓性チユー
ブ70の横方向配置部と対応している。これらの押上ロー
ラ76は感知板64が障害物と干渉して押上げられた場合に
可撓性チユーブ70の中間部をケーシング62との間に挟持
して伝送条件を変更させる役目を有している。なお、第
1図ではケーシング62の天井部に突起62Aが突出されて
感知板64の押上時に小さな押上ストロークで可撓性チユ
ーブ70を挟持できるようになっている。
可撓性チユーブ70はナイロン等の可撓性部材で構成す
ることができ、内部の中空部は超音波伝播路として作用
する。この可撓性チユーブ70の一端は超音波信号を発信
する発音体46へ連結され、他端は超音波信号を受信して
電気信号を出力する受音体47へ連結されている。これら
の発音体46、受音体47は制御装置48へ配線51、52によっ
て接続されている。この制御装置48は操作機54とも接続
されており、作業者はこの操作機54を操作することによ
って制御装置48を介してモータ42の駆動及び停止を行う
ことができる。
制御装置48は受音体47が発音体46から出力された電子
信号のレベルが予め定めた基準レベルe以下となったと
きにモータ42の駆動を停止させるようになっている。
次に本実施例の作動を説明する。
作業者は操作機54を操作してモータ42の正逆回転を行
なう。モータ42の回転によって巻取りシヤフト38はシヤ
ツターカーテン30を巻取り、又は巻出すのでシヤツター
カーテン30が昇降されて建物の開口部が開閉される。
シヤツターカーテン30の移動時に障害物が感知板64と
干渉すると、感知板64はケーシング62内へと押込まれ
る。このため感知板64に取付けられた押上ローラ76は可
撓性チユーブ70の中間部をケーシング62との間に挟持す
る。これによって可撓性チユーブ70は変形し、超音波伝
播路が狭くなる。この結果、可撓性チユーブ70内を伝播
していた超音波の強度(振幅)が減衰される。従って、
受音体47で受信される超音波信号の振幅が基準レベル
(基準値)e以下になり、制御装置48は感知板64が障害
物と干渉した状態と判断できる。このため制御装置48は
モータ42への通電を遮断し、シヤツターカーテン30の駆
動が停止される。
なお、本考案は上記実施例の可撓性チユーブ70の配置
に限定することなく、各種の変形が可能である。例えば
垂直部はシヤツターカーテン30の片側にのみ設けてもよ
い。このためには横方向配置部は中間部をローラ68で折
返したU字状とすればよい。
〔考案の効果〕
本考案は上記の構成としたのでシヤツターカーテンと
障害物との干渉を検出することができる優れた効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案が適用されたシヤツターを示す正面図、
第2図は第1図のシヤツターの下端部付近を示す破断斜
視図、第3図は第1図のシヤツターカーテン下端部を示
す側面図である。 30……シヤツターカーテン、38……巻取りシャフト、42
……モータ、46……発音体(伝送手段)、47……受音体
(検出手段)、48……制御装置(判断手段)、64……感
知板(挟持手段)、66、68……ローラ(巻掛部材)、70
……可撓性チューブ(伝送長尺材)、76……押上ローラ
(挟持手段)。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シヤツターカーテンと干渉する障害物を検
    出するシヤツター用障害物検出装置であって、 シヤツターカーテンの閉鎖方向先端側両端に設けられた
    巻掛部材と、 両端部が前記シヤツターカーテンの閉鎖方向先端側と開
    放方向先端側とにそれぞれ建物へ支持されると共に中間
    部が長手方向移動可能に巻掛部材に巻き掛けられ、巻掛
    部材間の部位にて一方向配置部を形成すると共に各巻掛
    部材と建物への各支持部との間の部位にて他方向配置部
    を各々形成し、可撓性の伝送長尺材と、 前記伝送長尺材の一方の端部に設けられ、前記伝送長尺
    材の他方の端部へ伝送波又は伝送体を伝送する伝送手段
    と、 前記伝送長尺材の他方の端部に設けられ、前記伝送長尺
    材を通る伝送波の強度又は伝送体の量を検出する検出手
    段と、 シヤツターカーテンの閉鎖方向先端側に設けられ、障害
    物との干渉時に前記伝送長尺材の一方向配置部を挟持す
    る挟持部材と、 前記伝送長尺材の端部へ接続され、前記挟持部材により
    前記一方向配置部が挟持されていない非挟持時の伝送波
    の強度又は伝送体の量を予め定めた基準値とし、前記基
    準値と前記挟持部材により前記一方向配置部が挟持され
    る挟持時の伝送波の強度又は伝送体の量とを比較して障
    害物との干渉を判断する判断手段と、 を有することを特徴としたシヤツター用障害物検出装
    置。
  2. 【請求項2】前記伝送長尺材を電線とする共に、前記挟
    持手段を金属物で構成し、前記検出手段で前記電線に流
    れる電流値を検出すると共に、判断手段で前記基準値と
    前記一方向配置部が前記金属物に接触する接触時の電流
    値とを比較して障害物との干渉を判断することを特徴と
    した請求項1記載のシヤツター用障害物検出装置。
JP1989141252U 1989-12-06 1989-12-06 シヤツター用障害物検出装置 Expired - Lifetime JP2535482Y2 (ja)

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JP2006052576A (ja) * 2004-08-11 2006-02-23 Bunka Shutter Co Ltd 開閉装置
JP4979947B2 (ja) * 2006-01-16 2012-07-18 文化シヤッター株式会社 開閉装置

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