JP2535346B2 - 踏切支障報知装置 - Google Patents

踏切支障報知装置

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JP2535346B2
JP2535346B2 JP62101516A JP10151687A JP2535346B2 JP 2535346 B2 JP2535346 B2 JP 2535346B2 JP 62101516 A JP62101516 A JP 62101516A JP 10151687 A JP10151687 A JP 10151687A JP 2535346 B2 JP2535346 B2 JP 2535346B2
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充 阿久澤
光爾 石橋
紘二郎 彦坂
喜雄 笹島
幸一 織原
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NEC Corp
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Nippon Signal Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、踏切支障報知装置に関し、踏切支障を確
実、かつ、迅速に列車乗務員に報知し、乗務員の踏切支
障監視業務の負担を軽減できるようにしたものである。
<従来の技術> 障害物その他の原因で、踏切に列車運行上の支障が生
じたとき、これを列車乗務員に報知する手段としては、
従来より、踏切付近に設けられた特殊信号発光機や信号
炎管によって報知する方法及び無線通信設備等によって
通報する方法等が知られている。
<発明が解決しようとする課題> しかしながら、特殊信号発光機や信号炎管は、乗務員
の視覚に訴えるものであって、通常の信号機のように、
常時、所定の位置で点灯しているものではなく、支障が
発生した時のみ、表示するもので、乗務員にとってこれ
を常に監視することは、多大な負担となる。
また無線通信設備では、支障が発生した時に踏切から
電波を発信し、その付近の列車で受信するものと、踏切
支障を発見した乗務員が運転台の押釦を押して、踏切支
障情報の電波を発信し、その付近の列車が受信するもの
があるが、何れの場合にも、専用の無線設備が各踏切及
び各列車に必要となり、莫大な費用を要するという問題
点がある。
本発明の課題は、乗務員の踏切支障監視業務の負担を
軽減できる踏切支障報知装置を提供することである。
本発明のもう一つの課題は、踏切支障を生じていない
正常時には、司令員がマイクまたは操作盤の操作によ
り、送信部を通して、必要な情報を基地局に伝送し、基
地局から列車に無線通信を実行し得る踏切支障報知装置
を提供することである。
本発明の更にもう一つの課題は、踏切支障検知信号に
基づいて、音声合成信号を自動的に出力し、それを列車
無線設備によって車上装置に送信し、踏切支障を確実、
かつ、迅速に列車乗務員に報知し得る踏切支障報知装置
を提供することである。
本発明の更にもう一つの課題は、経済性に富み、実用
性の非常に高い踏切支障報知装置を提供することであ
る。
<課題を解決するための手段> 上述した課題を解決するため、本発明に係る踏切支障
報知装置は、踏切毎に設けられた踏切支障検知装置と、
これらの踏切支障検知装置から与えられる踏切支障検知
情報を受信して解読する受信部と、この受信部から与え
られる信号に基づき、踏切支障情報に対応した音声合成
信号を出力する音声合成部と、列車無線設備と、マイク
または操作盤と、切換部とを備える。
前記列車無線設備は、送信部と、基地局とを含み、前
記基地局は線路に沿って設けられ前記送信部から伝送さ
れてくる信号を受信し、かつ、受信された信号を列車に
対して無線によって送信する。
前記マイクまたは前記操作盤及び前記音声合成部は、
前記切換部を介して、前記送信部に接続されている。
前記切換部は、踏切支障を生じていない正常時には、
前記マイクまたは前記操作盤から入力される信号を前記
送信部に伝送し、一方、踏切支障が発生して、前記音声
合成部から音声合成信号が供給されたときは、前記音声
合成部の方向に切換えられ、前記音声合成部から出力さ
れる音声合成信号を、前記マイクまたは操作盤からの入
力に優先して前記送信部に伝送する。
<作用> 本発明に係る踏切支障報知装置において、踏切支障が
発生すると、当該踏切に付設された踏切支障検知装置に
よって踏切支障が検知される。この踏切支障検知信号は
受信部に伝送されて受信解読される。受信部の出力は音
声合成部に与えられ、音声合成部から踏切支障情報に対
応した音声合成信号が出力される。音声合成信号は、踏
切支障が発生していること及び支障を発生した踏切の特
定を含む情報である。例えば「A踏切に支障が発生して
います。」等の音声合成信号を出力するのである。この
音声合成信号は、列車無線設備によって送信されると共
に、列車の車上装置で受信.再生され、車上装置から
「A踏切に支障が発生しています。」というような音声
で、踏切支障が報知される。従って、乗務員は音声によ
り踏切支障が発生していること及びそれがA駅であるこ
とを知ることができるので、常時は踏切支障監視を続け
る必要がなく、監視負担が著しく軽減される。
本発明に係る踏切支障報知装置は、列車無線設備と、
マイクまたは操作盤と、切換部とを備える。列車無線設
備は、送信部と、基地局とを含み、基地局は線路に沿っ
て設けられ送信部から伝送されてくる信号を受信し、か
つ、受信された信号を列車に対して無線によって送信す
る。
マイクまたは操作盤及び音声合成部は、切換部を介し
て、送信部に接続されている。切換部は、踏切支障を生
じていない正常時には、マイクまたは操作盤から入力さ
れる信号を送信部に伝送する。従って、踏切支障を生じ
ていない正常時には、司令員がマイクまたは操作盤の操
作により、送信部を通して、必要な情報を基地局に伝送
し、基地局から列車に無線通信ができる。
一方、踏切支障が発生して、音声合成部から音声合成
信号が供給されたときは、切換部は、音声合成部の方向
に切換えられ、音声合成部から出力される音声合成信号
を、マイクまたは操作盤からの入力に優先して送信部に
伝送する。この構成によれば、踏切支障検知信号に基づ
いて、音声合成信号を自動的に出力し、それを列車無線
設備によって車上装置に送信できる。このため、踏切支
障を確実、かつ、迅速に列車乗務員に報知できる。
更に、踏切支障検知装置、受信部、列車無線設備等は
既設のものを利用でき、これに音声合成部を付加するだ
けで実現できるので、経済性に富み、実用性が非常に高
くなる。
<実施例> 第1図は本発明に係る踏切支障報知装置のブロック図
である。図において、A1、A2は踏切道、1は列車走行線
路、2は列車、31、32は踏切支障検知装置である。列車
2にはアンテナ21及び受信.再生装置22等で構成される
車上装置が備えられている。
踏切支障検知装置31、32は踏切道A1、A2内の障害物を
検知するものであって、例えば投光器31a、32aと受光器
31b、32bの組合せでなる光学的検知手段や、超音波送波
器31a、32a及び受波器31b、32bの組合せでなる超音波式
検知手段が知られている。踏切支障検知装置31、32の基
本的な動作は、踏切道A1、A2内にある障害物により、一
定時間以上に亘って、光または超音波が遮断されたいる
ことを検知した場合に、踏切支障信号を出力するもので
ある。41、42は踏切支障検知装置31、32から出力される
踏切支障検知信号を伝送ケーブル5に送る送信部であ
り、通常は踏切器具箱の内部に収納されている。
7は受信部、8は音声合成部、9は列車無線設備を構
成する送信部、10は切替部、11はマイクである。この実
施例では、受信部7、音声合成部8、送信部9、切替部
10及びマイク11は運転司令所12内に備えられている。1
3、14は基地局、15は伝送ケーブルであり、これらは送
信部9と共に列車無線設備を構成している。1つの基地
局でカバーできる無線ゾーンには制限があるので、基地
局13、14はデットゾーンが生じないように、線路1に沿
って所定の距離で多数箇所に設置する。
受信部7は踏切支障検知装置31、32から伝送ケーブル
5を通して与えられる踏切支障検知情報を受信して解読
するものであって、この実施例では、踏切監視に当って
通常備えられる踏切集中監視装置によって構成されてい
る。
音声合成部8は受信部7から与えられる信号に基づ
き、踏切支障を告げる音声合成信号を出力するものであ
る。このような音声合成部8は公知の音声合成ROMによ
って実現できる。受信部7から与えられる信号には、支
障が発生している踏切を特定した情報が含まれるから、
音声合成部8ではこの受信部7から与えられる信号に基
づいて、支障が発生している踏切を特定した音声合成信
号を出力することができる。例えば、踏切支障検知装置
32が働いて、踏切道A2に障害物があることが検知されて
いる場合には、音声合成部8では「A2踏切に支障を生じ
てます。」等の音声合成信号を出力する。
列車無線設備は、踏切支障を生じていない正常時に
は、司令員がマイク11または操作盤の操作により、送信
部9及び伝送ケーブル15を通して、必要な情報を基地局
13、14に伝送し、基地局13、14から列車2に無線通信が
できるようになっている。踏切支障が発生して、音声合
成部8から音声合成信号が出力されると、切替部10が音
声合成部8の方向に切換えられ、音声合成部8から出力
される音声合成信号が、マイク11からの入力に優先して
送信部9に送られる。従って、音声合成信号は、切替部
10、送信部9、伝送ケーブル15を通して基地局13、14に
伝送され、基地局13または14のアンテナ13a、14aから踏
切支障を告げる音声合成信号が電波として送信される。
各列車2は、基地局13または14からの電波を車上装置
21、22で受信し、車上装置では音声合成信号を再生して
「A2踏切に支障を生じています。」という音声による報
知を行なう。従って、列車乗務員は、その音声を聞くこ
とにより、踏切支障が発生していること、支障発生踏切
はA2踏切であることを知ることができる。
音声合成信号には支障を生じている踏切を特定した情
報が含まれているから、送信部9ではこの音声合成信号
より該当踏切に対応する基地局13または14を指定して音
声合成信号を出力し、該当踏切の付近を走行する列車2
に対して音声合成信号を送信する構成としてもよい。
上記実施例では、踏切集中監視装置でなる受信部7を
介して列車無線設備と接続してあるが、踏切集中監視装
置を持たない場合には、基地局13、14を介して列車無線
設備と接続する方法も考えられる。また、特殊信号発光
機等の従来の踏切支障表示装置と組合せることも可能で
ある。
<発明の効果> 以上述べたように、本発明に係る踏切支障報知装置に
よれば、次のような効果が得られる。
(a)列車乗務員に対して支障発生踏切を音声によって
報知できるので、乗務員は踏切支障監視を続ける必要が
なくなり、負担が著しく軽減される。
(b)踏切支障を生じていない正常時には、司令員がマ
イクまたは操作盤の操作により、送信部を通して、必要
な情報を基地局に伝送し、基地局から列車に無線通信を
実行し得る。
(c)踏切支障検知信号に基づいて、音声合成信号を自
動的に出力し、それを列車無線設備によって車上装置に
送信し、踏切支障を確実、かつ、迅速に列車乗務員に報
知し得る。
(d)経済性に富み、実用性の非常に高い踏切支障報知
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る踏切支障報知装置の構成を示すブ
ロック図である。 1……線路、2……列車 21、22……車上装置 31、32……踏切支障検知装置 5、14……伝送ケーブル 7……受信部、8……音声合成部 9……送信部、13、14……基地局
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 彦坂 紘二郎 横浜市緑区若草台4−19 (72)発明者 笹島 喜雄 東京都練馬区高野台5−32−2 (72)発明者 織原 幸一 上尾市原市643−23 (56)参考文献 特開 昭51−74306(JP,A) 実開 昭61−70179(JP,U) 実開 昭56−19954(JP,U) 特公 昭40−17243(JP,B1)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】踏切毎に設けられた踏切支障検知装置と、
    これらの踏切支障検知装置から与えられる踏切支障検知
    情報を受信して解読する受信部と、この受信部から与え
    られる信号に基づき、踏切支障情報に対応した音声合成
    信号を出力する音声合成部と、列車無線設備と、マイク
    または操作盤と、切換部とを備え、 前記列車無線設備は、送信部と、基地局とを含み、前記
    基地局は線路に沿って設けられ前記送信部から伝送され
    てくる信号を受信し、かつ、受信された信号を列車に対
    して無線によって送信し、 前記マイクまたは前記操作盤及び前記音声合成部は、前
    記切換部を介して、前記送信部に接続されており、 前記切換部は、踏切支障を生じていない正常時には、前
    記マイクまたは前記操作盤から入力される信号を前記送
    信部に伝送し、一方、踏切支障が発生して、前記音声合
    成部から音声合成信号が供給されたときは、前記音声合
    成部の方向に切換えられ、前記音声合成部から出力され
    る音声合成信号を、前記マイクまたは操作盤からの入力
    に優先して前記送信部に伝送すること を特徴とする踏切支障報知装置。
  2. 【請求項2】前記受信部は、運転司令所に備えられた踏
    切集中監視装置でなることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項に記載の踏切支障報知装置。
JP62101516A 1987-04-24 1987-04-24 踏切支障報知装置 Expired - Lifetime JP2535346B2 (ja)

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JP5890638B2 (ja) * 2011-09-08 2016-03-22 東日本旅客鉄道株式会社 監視システム

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JPS6170179U (ja) * 1984-10-16 1986-05-13

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