JP2535096Y2 - チップドレッサ - Google Patents

チップドレッサ

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JP2535096Y2
JP2535096Y2 JP7477491U JP7477491U JP2535096Y2 JP 2535096 Y2 JP2535096 Y2 JP 2535096Y2 JP 7477491 U JP7477491 U JP 7477491U JP 7477491 U JP7477491 U JP 7477491U JP 2535096 Y2 JP2535096 Y2 JP 2535096Y2
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blade
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gear
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貢 水野
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株式会社木村電熔機製作所
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、溶接用ロボットによる
スポット溶接機等にあって、その電極チップの整形処理
に最適なチップドレッサに関する。
【0002】
【従来の技術】スポット溶接機にあって、その電極チッ
プには、溶接時に大きな負荷が掛かり、かつ大電流が流
れるため、先端が摩耗したり、被溶接物の金属が付着し
易く、これを放置しておくと、溶接品質の劣化がみられ
るので、適時に電極チップを整形する必要がある。とこ
ろで、溶接用ロボットを用いる場合には、その位置が手
の届かないところに配設されることがあり、また作業の
連続性を維持する必要があるために、人手による整形処
理は適さない。そこで、該電極チップの整形処理に対応
するために、実開昭54-121937 号等に開示されている装
置が提案されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来のチップドレッサ
は、単一の整形部を備えているものである。このため、
荒削り、仕上削りに分けて切削する場合や、チップ形状
の異なる複数のガンを整形しようとする場合には、複数
のチップドレッサを用意する必要があって不経済であ
り、かつ広い作業空間を要し、場所をとるという問題点
がある。特にチップドレッサの作動時間は溶接ガンの作
動時間に較べて極端に短く、それにもかかわらず数多く
のチップドレッサ及びこれに伴う各種電装部材をロボッ
トガン毎に設ける必要があるのは経済的な均衡を欠き、
改善が望まれている。本考案は、かかる従来構成の問題
点を除去し得るチップドレッサの提供を目的とするもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、電極チップを
挿入する上下一対の複数のチップ挿入孔を上下面に備え
た装着フレームの内部に、各チップ挿入孔に上下で一致
するようにブレードを装着しその外周に歯車を形成して
なるブレード回動体を夫々配設して、各ブレード回動体
の歯車を相互に連繋すると共に、該ブレード回動体の歯
車列を、前記装着フレームに取付けられた駆動モータの
駆動軸に連繋した歯車と噛み合わせて、前記装着フレー
ムに、同期駆動する複数の電極チップの整形部を配設し
たことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】装着フレームには、同期駆動する複数の電極チ
ップの整形部が配設され、このため、これを荒削り、仕
上削りに分けて切削する場合や、チップ形状の異なる複
数のガンを整形しようとする場合には、夫々の役割に対
応したブレードを配設することにより、多様な整形が可
能となる。
【0006】
【実施例】添付図面について本考案の一実施例を説明す
る。図1は整形装置1を示し、支柱2上に矩形状の基台
3が固定されている。前記基台3には中間可動台4を介
して可動取付台5が装着され、該可動取付台5上にカバ
ー状の支持フレーム6が被着されて固定される。この支
持フレーム6は伏矩形枠状をしており、その一側が開口
されて、該開口側に本考案に係るチップドレッサ10が
固定される。
【0007】前記チップドレッサ10は、図2,3に示
す様に、装着フレーム11の取付け基端部に駆動モータ
20が取付けられ、さらにその突出部に整形部12a,
12bが前後に配置されている。この整形部12a,1
2bには、夫々その上下に電極チップxを挿入する上下
のチップ挿入孔13a,13a,13b,13bが設け
られる。そして前記整形部12a,12bにはチップ挿
入孔13a,13a,13b,13bに上下でその中心
を一致させて、ブレード保持筒14が内蔵されている。
このブレード保持筒14a,14bはその内部に複数枚
のブレード16が+状に配設され、前記チップ挿入孔1
3a,13a,13b,13bはその中心へ電極チップ
xを案内するように位置決められている。
【0008】また、前記ブレード保持筒14a,14b
の外周には連動歯車15a,15bが形成されて、相互
に噛み合わせている。一方、前記駆動モータ20の駆動
軸21には歯車22が固着され、該歯車22を連動歯車
15bに噛み合わせている。而して、これにより前記駆
動モータ20を駆動することによりブレード保持筒14
a,14bは夫々同期駆動することとなる。
【0009】その他、前記支持フレーム6の上面には、
エアー吹出管7が固定され、そのノズル口をチップ挿入
孔13a,13a,13b,13bに向けている。エア
ー吹出管7は、整形部12a,12b内に溜った研磨屑
を吹飛ばして清掃する役割を有する。
【0010】かかる構成にあって、チップドレッサ10
にはブレード保持筒14a,14bを備えた電極チップ
の整形部12a,12bは二箇所配設される。このた
め、これをブレード16の種類を変えることにより、荒
削り、仕上削りに分けて用いるようにしたり、チップ形
状の異なるガンの各電極チップxの整形を一台で施すこ
とが可能となる。
【0011】
【考案の効果】本考案は、上述したようにチップドレッ
サ10に同一の駆動モータ20により同期駆動されるブ
レード保持筒14a,14bを備えた複数の電極チップ
xの整形部12a,12bを設けるようにしたから、ブ
レード16の種類を変えて各整形部12a,12bを構
成することにより、複数のチップドレッサ及びこれに伴
う各種電装部材を用意する必要がなく一台のチップドレ
ッサ10で荒削り、仕上削りに分けて切削することがで
き、きめ細かな整形切削を施すことができ、さらにはチ
ップ形状の異なる複数のガンも同一台で整形可能とな
り、経済的で場所をとらない等の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】整形装置1の概要側面図である。
【図2】本考案に係るチップドレッサ10の縦断側面図
である。
【図3】上半分を切欠して示すチップドレッサ10の平
面図である。
【符号の説明】
10 チップドレッサ 12a,12b 整形部 13a,13b チップ挿入孔 14a,14b ブレード保持筒 16 ブレード 15a,15b 連動歯車 20 駆動モータ 22 歯車

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電極チップを挿入する上下一対の複数のチ
    ップ挿入孔を上下面に備えた装着フレームの内部に、各
    チップ挿入孔に上下で一致するようにブレードを装着し
    その外周に歯車を形成してなるブレード回動体を夫々配
    設して、各ブレード回動体の歯車を相互に連繋すると共
    に、該ブレード回動体の歯車列を、前記装着フレームに
    取付けられた駆動モータの駆動軸に連繋した歯車と噛み
    合わせて、前記装着フレームに、同期駆動する複数の電
    極チップの整形部を配設したことを特徴とするチップド
    レッサ。
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