JP2534898Y2 - デジタルレベルメータ付き録音再生装置 - Google Patents
デジタルレベルメータ付き録音再生装置Info
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- JP2534898Y2 JP2534898Y2 JP1990021496U JP2149690U JP2534898Y2 JP 2534898 Y2 JP2534898 Y2 JP 2534898Y2 JP 1990021496 U JP1990021496 U JP 1990021496U JP 2149690 U JP2149690 U JP 2149690U JP 2534898 Y2 JP2534898 Y2 JP 2534898Y2
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Description
係り、特に、デジタル音響機器のDATや書き込み可能なC
D等のデジタル録音再生ができる装置のデジタルレベル
メータ表示に好適なデジタルレベルメータ付き録音再生
装置に関する。
は、例えば、第5図乃至第7図のブロック図に示すよう
なものが提供されていた。図において、1は入力信号可
変抵抗器、2、2′、2″はA/Dコンバータ、3は録音
回路用デジタルフィルタ、4は信号処理回路、5は再生
回路用デジタルフィルタ、6はD/Aコンバータ、7はデ
ジタルレベルメータ回路、8はレベルメータ表示器であ
る。
音声信号が入力信号可変抵抗器1を介してA/Dコンバー
タ2に接続されていて、このA/Dコンバータ2によって
アナログ入力信号はデジタル信号に変換され録音媒体を
備えた信号処理回路4に加えられている。
処理回路4から読み出されたデジタル信号は再生回路用
デジタルフィルタ5に加えられA/Dコンバータ2でデジ
タル信号に変換時のサンプリング周波数(fs)の4倍の
サンプリング周波数でデジタルフィルタ4から出力して
D/Aコンバータ6に入力される。
ログ信号に変換して出力する。
のデジタル信号が信号処理回路4のデジタルフィルタ5
への出力から分岐してデジタルレベルメータ回路7に加
えられていて、デジタルレベルメータ回路7によってレ
ベルメータ表示器8が駆動されるように構成されてい
る。
信号をデジタル信号に変換するA/Dコンバータ2′のサ
ンプリング周波数を従来例1の2倍のサンプリング周波
数(2・fs)にして変換時の量子化誤差を軽減し、更
に、A/Dコンバータ2′の出力信号を録音回路用デジタ
ルフィルタ3を通し基本となるサンプリング周波数
(fs)でサンプリングされたデジタルデータを信号処理
回路4に加えるようになっている。
タルレベルメータ回路7については従来例1と同一なの
で説明は省略する。
来例と同様の構成であるが、A/Dコンバータ2″におけ
るサンプリング周波数を基本となるサンプリング周波数
(fs)の8倍とした場合の例を示している。
回路7への入力信号を再生回路用デジタルフィルタ5に
入力される信号処理回路4から読出される基本サンプリ
ング周波数(fs)でサンプリング出力された信号として
いる。
音再生装置においては、第5図乃至第7図に示すように
デジタルレベルメータ回路7への入力信号は再生回路用
デジタルフィルタ5の入力信号であり、サンプリング周
波数が(fs)なので、サンプリング周波数(fs)の1/4
の周波数の入力信号が入力され、サンプリングすると第
8図(a)に示すようになる場合がある。この時、この
入力信号のほぼ最大値をレベルメータ表示器8で0デシ
ベルになるように入力信号可変抵抗器1を調整をする
と、第8図(a)におけるa,b,c,dの値で0デシベルと
するため、デジタルフィルタ5の出力信号はサンプリン
グ周波数(fs)の4倍のサンプリング周波数(4・fs)
でサンプリングされるので、サンプリング時に補間され
た値の一部は、第8図(b)のようにオーバーフローし
て飽和してしまう欠点があった。
ルタ5のサンプリング周波数の方がA/Dコンバータ2′
のサンプリング周波数よりも高いので、上記と同様の欠
点があった。すなわち、入力信号可変抵抗器1でほぼ最
大値を0デシベルに調整すると、再生回路用デジタルフ
ィルタ5の出力は飽和する。
メータ回路7への入力信号は、信号処理回路4からの出
力信号よりとっていて、レベルメータ表示器8にてほぼ
最大値を0デシベル表示になるよう入力信号可変抵抗器
1を調整すると、第8図(a)のa,b,c,dの値で0デシ
ベルとするため、A/Dコンバータ2″のサンプリング周
波数が信号処理回路4から出力されるときのサンプリン
グ周波数(fs)より8倍も大きいので、録音回路用デジ
タルフィルタ3でサンプリング時にサンプリングされな
かった値がオーバーフローして、A/Dコンバータ2″の
出力信号が第8図(b)で示すように飽和してしまう欠
点があった。
その目的とするところは、A/Dコンバータの出力信号の
サンプリング周波数を再生回路用デジタルフィルタの出
力信号のサンプリング周波数より低くするとともに、デ
ジタルレベルメータ回路への入力信号を再生回路用デジ
タルフィルタの出力信号から得るようにして、また別の
考案では、A/Dコンバータの出力信号のサンプリング周
波数を再生回路用デジタルフィルタの出力信号のサンプ
リング周波数より高くするとともに、再生時は再生回路
用デジタルフィルタの出力信号に、録音時はA/Dコンバ
ータの出力信号に、デジタルレベルメータ回路への入力
信号を切換えて、レベルメータ表示をすることにより、 従来例の欠点を解消したデジタルレベルメータ付き録
音再生装置を提供するところにある。
は、 デジタル録音及び再生回路を有し、入力信号可変手段
と、A/Dコンバータと、再生回路用デジタルフィルタ
と、デジタルレベルメータ回路と、レベルメータ表示器
とで構成されたデジタルレベルメータ付き録音再生装置
において、前記A/Dコンバータの出力信号のサンプリン
グ周波数を前記再生回路用デジタルフィルタの出力信号
のサンプリング周波数より低くするとともに、前記デジ
タルレベルメータ回路への入力信号を前記再生回路用デ
ジタルフィルタの出力より得るように構成したものであ
る。
変手段と、A/Dコンバータと、再生回路用デジタルフィ
ルタと、デジタルレベルメータ回路と、レベルメータ表
示器とで構成されたデジタルレベルメータ付き録音再生
装置において、前記A/Dコンバータの出力信号のサンプ
リング周波数を前記再生回路用デジタルフィルタの出力
信号のサンプリング周波数よりも高くするとともに、前
記デジタルレベルメータ回路への入力信号を、再生時に
おいては前記再生回路用デジタルフィルタの出力信号
に、録音時においては前記A/Dコンバータの出力信号
に、切換える切換スイッチを設け、前記レベルメータ表
示器に録音及び再生時のレベルを表示させるように構成
したものである。
し、入力信号可変手段と、A/Dコンバータと、再生回路
用デジタルフィルタと、デジタルレベルメータ回路と、
レベルメータ表示器とで構成されたデジタルレベルメー
タ付き録音再生装置において、前記A/Dコンバータの出
力信号のサンプリング周波数を前記再生回路用デジタル
フィルタの出力信号のサンプリング周波数より低くする
とともに、前記デジタルレベルメータ回路の入力信号を
前記デジタルフィルタの出力より得るように構成したの
で、 ほぼ最大値をレベルメータ表示器の0デシベル表示さ
せるように入力信号レベルを調整しても再生回路のデジ
タルフィルタ出力を飽和させず動作させることができる
ようになる。
変手段と、A/Dコンバータと、再生回路用デジタルフィ
ルタと、デジタルレベルメータ回路と、レベルメータ表
示器とで構成されたデジタルレベルメータ付き録音再生
装置において、前記A/Dコンバータの出力信号のサンプ
リング周波数を前記再生回路用デジタルフィルタの出力
信号のサンプリング周波数より高くするとともに、前記
デジタルレベルメータへの入力信号を、再生時において
は前記再生回路用デジタルフィルタの出力信号に、録音
時においては前記A/Dコンバータの出力信号に、切換え
る切換スイッチを設け、前記レベルメータ表示器に録音
及び再生時のレベル表示をさせるように構成したので、
ほぼ最大値をレベルメータ表示器の0デシベル表示させ
るように入力信号レベルを調整しても再生回路用デジタ
ルフィルタを飽和させず動作させることができ、更に、
入力信号レベルをA/Dコンバータの出力レベルでレベル
表示できるので、A/Dコンバータを飽和状態で動作させ
ることが防止できる。
置の実施例を第1図乃至第4図に基づいて説明する。
を省略する。
図は実施例2を示すブロック図、第3図は実施例3を示
すブロック図、第4図(a)及び(b)は説明の為の波
形図である。
換えスイッチである。
抵抗器1にアナログ入力信号が加えられると、A/Dコン
バータ2に入力信号可変抵抗器1によって調整減衰され
たレベルの信号が加わり、基本サンプリング周波数
(fs)で変換されてデジタル信号となって信号処理回路
4へ入力される。信号処理回路4から出力した再生信号
或はモニタ信号は、再生回路用デジタルフィルタ5によ
って基本サンプリング周波数の4倍のサンプリング周波
数(4・fs)でフィルタリングされた信号となってD/A
コンバータ6及びデジタルレベルメータ回路7に入力さ
れる。
号を再生回路用デジタルフィルタ5の出力より得るよう
に構成したことで、入力信号可変抵抗器1で入力信号の
ほぼ最大値をレベルメータ表示器8で表示する0デシベ
ルになるように調整しても、レベルメータ表示器8で表
示されるレベルは再生回路用デジタルフィルタ5の出力
レベルであるので再生回路用デジタルフィルタ5によっ
て信号がオーバーフローして飽和することはなくなる。
すなわち、この場合は入力信号可変抵抗器1での調整時
のレベルメータ表示器の表示は、第4図の(b)の波形
を元にしている為である。(第4図(a)は信号処理部
4の入力及び出力信号を示す波形図、また、第4図
(b)は再生回路用デジタルフィルタ5の出力信号を示
す波形図) また、第2図で示す実施例2は録音回路用デジタルフ
ィルタ3を挿入し、A/Dコンバータ2′のサンプリング
周波数を2倍とした場合でも再生回路用デジタルフィル
タ5の出力よりデジタルレベルメータ回路7への信号を
得るようにしたことで、実施例1と同様に入力信号可変
抵抗器1で入力信号のほぼ最大値をレベルメータ表示器
8で表示する0デシベル表示に調整しても、再生回路用
デジタルフィルタ5の出力信号がオーバーフローして飽
和した信号にはならないようにできる。
基本サンプリング周波数の8倍のサンプリング周波数
(8・fs)でサンプリングし録音回路用デジタルフィル
タ3で基本サンプリング周波数にフィルタリングして信
号処理回路4に入力し、また、デジタルレベルメータ回
路7へ入力する信号を切換スイッチ9によって再生回路
用デジタルフィルタ5の出力信号と、A/Dコンバータ
2″の出力信号とからと切換えるようになっているの
で、録音時に入力信号のほぼ最大値をレベルメータ表示
器8の0デシベルに調整する場合にはA/Dコンバータ
2″の出力側にして行うことでA/Dコンバータ2″でオ
ーバーフローして飽和することが防止でき録音時のレベ
ル飽和の防止になり、また、再生時には再生回路用デジ
タルフィルタ5の出力レベル即ち、D/Aコンバータ6の
入力レベルと同一レベルを表示できるのでいずれの場合
もレベル表示値と再生回路用デジタルフィルタ5の出力
レベルとが異ったレベルとなることがなくなる。
置によれば、 A/Dコンバータの出力信号のサンプリング周波数を再
生回路用デジタルフィルタの出力信号のサンプリング周
波数より低くするとともに、デジタルレベルメータ回路
の入力信号を再生回路用デジタルフィルタの出力信号よ
り得るように回路を構成したので、レベルメータ表示器
では0デシベルと表示され飽和されていないと表示され
ても再生回路用デジタルフィルタの出力信号で飽和する
欠点を解削する効果がある。
ンプリング周波数を再生回路用デジタルフィルタの出力
信号のサンプリング周波数より高くするとともに、録音
時にサンプリング周波数の高いA/Dコンバータの出力信
号をレベル表示させるようにしたので、レベルメータ表
示器で0デシベルに入力信号を調整したとき、A/Dコン
バータの出力信号が飽和しないようにする効果がある。
のすぐれた特長を有している。
タ付き録音再生装置の実施例を示し、第1図は実施例1
のブロック図、第2図は実施例2のブロック図、第3図
は実施例3のブロック図、第4図(a)は信号処理回路
に入力及び出力する信号を示す波形図、第4図(b)は
再生回路用デジタルフィルタの出力信号を示す波形図で
ある。 第5図乃至第8図は従来例を示し、第5図は従来例1の
ブロック、図第6図は従来例2のブロック図、第7図は
従来例3のブロック図、第8図(a)は基本サンプリン
グ周波数1/4の周波数の入力信号をサンプリングするサ
ンプル点を示す信号処理回路の入力及び出力信号の波形
図、第8図(b)は再生回路用デジタルフィルタの出力
信号が飽和した状態を示す波形図である。 主な符号の説明 1:入力信号可変抵抗器 2、2′、2″:A/Dコンバータ 3:録音回路用デジタルフィルタ 4:信号処理回路 5:再生回路用デジタルフィルタ 6:D/Aコンバータ 7:デジタルレベルメータ回路 8:レベルメータ表示器 9:レベルメータ表示切換えスイッチ
Claims (2)
- 【請求項1】デジタル録音及び再生回路を有し、入力信
号可変手段と、A/Dコンバータと、再生回路用デジタル
フィルタと、デジタルレベルメータ回路と、レベルメー
タ表示器とで構成されたデジタルレベルメータ付き録音
再生装置において、 前記A/Dコンバータの出力信号のサンプリング周波数を
前記再生回路用デジタルフィルタの出力信号のサンプリ
ング周波数より低くするとともに、 前記デジタルレベルメータ回路への入力信号を前記再生
回路用デジタルフィルタの出力より得るように構成した
ことを特徴とするデジタルレベルメータ付き録音再生装
置。 - 【請求項2】デジタル録音及び再生回路を有し、入力信
号可変手段と、A/Dコンバータと、再生回路用デジタル
フィルタと、デジタルレベルメータ回路と、レベルメー
タ表示器とで構成されたデジタルレベルメータ付き録音
再生装置において、 前記A/Dコンバータの出力信号のサンプリング周波数を
前記再生回路用デジタルフィルタの出力信号のサンプリ
ング周波数より高くするとともに、 前記デジタルレベルメータ回路への入力信号を、再生時
においては前記再生回路用デジタルフィルタの出力信号
に、録音時においては前記A/Dコンバータの出力信号
に、切換える切換スイッチを設け、前記レベルメータ表
示器に録音及び再生時のレベルを表示させるように構成
したことを特徴とするデジタルレベルメータ付き録音再
生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990021496U JP2534898Y2 (ja) | 1990-03-05 | 1990-03-05 | デジタルレベルメータ付き録音再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990021496U JP2534898Y2 (ja) | 1990-03-05 | 1990-03-05 | デジタルレベルメータ付き録音再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03115984U JPH03115984U (ja) | 1991-12-02 |
JP2534898Y2 true JP2534898Y2 (ja) | 1997-05-07 |
Family
ID=31524541
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990021496U Expired - Lifetime JP2534898Y2 (ja) | 1990-03-05 | 1990-03-05 | デジタルレベルメータ付き録音再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2534898Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60150282A (ja) * | 1984-01-17 | 1985-08-07 | Victor Co Of Japan Ltd | 音声信号記録再生装置におけるレベル表示方法 |
-
1990
- 1990-03-05 JP JP1990021496U patent/JP2534898Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03115984U (ja) | 1991-12-02 |
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