JP2534846B2 - 巡回型フイルタ装置 - Google Patents

巡回型フイルタ装置

Info

Publication number
JP2534846B2
JP2534846B2 JP61154289A JP15428986A JP2534846B2 JP 2534846 B2 JP2534846 B2 JP 2534846B2 JP 61154289 A JP61154289 A JP 61154289A JP 15428986 A JP15428986 A JP 15428986A JP 2534846 B2 JP2534846 B2 JP 2534846B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
circuit
sample
signals
samples
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61154289A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6212281A (ja
Inventor
シン ルー チュング
アカンポーラ アルフォンセ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
RCA Licensing Corp
Original Assignee
RCA Licensing Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by RCA Licensing Corp filed Critical RCA Licensing Corp
Publication of JPS6212281A publication Critical patent/JPS6212281A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2534846B2 publication Critical patent/JP2534846B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/14Picture signal circuitry for video frequency region
    • H04N5/21Circuitry for suppressing or minimising disturbance, e.g. moiré or halo

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Picture Signal Circuits (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)
  • Studio Circuits (AREA)
  • Television Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、巡回型の濾波技法を使ってビデオ信号の雑
音低減を実行する巡回型フィルタ装置に関する。
発明の背景 入力テレビジョン信号が配分され、同様に配分された
テレビジョン信号の前フレームからの重み付けされた信
号に加えられる巡回型フィルタ装置はよく知られてい
る。巡回型の濾波処理は、ビデオ信号成分、すなわち、
ルミナンス信号および色差信号、もしくはクロミナンス
信号あるいは複合ビデオ信号に関して実行される。巡回
型の濾波処理が成分信号に関して実行される場合、複合
ビデオ信号を巡回的に濾波するシステムに比べてかなり
沢山のメモリすなわち記憶装置が必要となる。しかしな
がら、例えば、1フレームの遅延を使って複合ビデオ信
号を巡回的に濾波しなければならない場合、クロミナン
ス成分はフレームからフレームで位相が180°ずれてい
るから、複合ビデオ信号のクロミナンス成分を位相反転
させなければならない。従来、クロミナンスの位相を反
転させるためには、ルミナンス成分とクロミナンス成分
を分離し、クロミナンス成分を反転させ、ルミナンス成
分と反転されたクロミナンス成分とを再合成することが
必要であった。本発明の目的は、複合ビデオ信号の巡回
型濾波システムに使われる簡単化されたクロミナンス位
相の反転回路を提供することである。
発明の概要 本発明の巡回型フィルタ装置は、入力信号および配分
し合成する回路により予め処理されている遅延画像セグ
メントからの信号を配分し合成する回路を含んでいる。
遅延要素は、画像期間のほぼ整数倍の信号遅延を与える
ために、配分し合成する回路の出力に結合される。正確
な1画像期間より少しばかり多くもしくは少なく遅延さ
れた最も近くの信号サンプルが、遅延要素から、配分し
合成する回路に帰還される。
実施例 本発明は、ハードウェアを適当に選ぶことにより、ア
ナログ信号もしくはディジタル信号のいずれにも適用で
きる。個々のハードウェア要素、すなわち、加算器、ス
ケーラー、メモリ等は通常設計のものである。ここで、
信号はアナログ信号およびディジタル信号の両方のもの
についてサンプル・データ形式のものであるという1つ
の仮定を行なう。処理されるサンプルは、色副搬送波に
位相固定されており、以下に行なう説明の便宜上、副搬
送波周波数の4倍で抽出される。サンプルが、(Y-
Q)n-1、(Y+I)n、(Y+Q)n、(Y-I)n、(Y-Q)n、(Y+I)n+1
のようなシーケンスで生じるように、サンプルはIとQ
の色差信号位相軸に沿って抽出されるものと仮定する。
ここで、Yは複合ビデオ信号のルミナンス成分を表わ
し、IおよびQは複合ビデオ信号のクロミナンス成分の
色差成分および色副搬送波の連続するサイクルを表わ
す。
NTSC方式の信号形式の場合、クロミナンス成分はフィ
ールド内のラインからラインで位相が180°ずれてお
り、フレームからフレームでも位相が180°ずれてい
る。
第1図を参照すると、複合ビデオ信号の3つのフィー
ルド部分が三次元の表現形式で図示されている。X軸と
Y軸は、再生画像の水平方向および垂直方向を与えるビ
デオ信号を表わす。七軸は、時間すなわち表示画像のフ
ィールド・シーケンスを表わす。X軸に平行で、n+i
の番号の付されたラインは、表示の如く水平ラインの情
報を表わす。+もしくは−の符号は、ある特定のライン
についての色副搬送波の相対位相を表わす。n−3から
n+2までのラインは、フレームJ−1のフィールドM
−1からのラインの一部に対応する。n+522からn+5
27までのラインは、フレームJにおける水平ラインに対
応している。フレームJは現フレームであり、フレーム
J−1は直前のフレームである。ある特定のライン上の
ドットは、画素(以下、ピクセルという。)に相当する
信号サンプルを表わす。ある特定のラインにおいて連続
するサンプルは、色副搬送波に対して90°の位相間隔で
生じる。フィールドM+1における点R、S、T、Uお
よびWは、フィールドM−1のピクセルがR′、S′、
T′、U′およびW′に対応し、1フレーム期間離れて
いる。点R、S、T、UおよびWのクロミナンス位相
は、点R′、S′、T′、U′およびW′とそれぞれ逆
位相である。位相関係は第2図に示される。
第2図において、フレームJからの3つのラインの部
分からのサンプルおよびフレームJ−1からの対応する
サンプルが示されている。各サンプルは、ルミナンス成
分Yおよび色差成分IもしくはQを含んでいる。±の符
号は、サンプリング位相を表わし、信号の極性を示すも
のではない。+I(+Q)サンプルのサンプリング位相
は、−I(−Q)サンプルのサンプリング位相から180
°である。第2図において、フレームJからの例示サン
プルR、S、T、UおよびWは丸で囲まれ、文字が付さ
れている。同様に、フレームJ−1からのサンプル
R′、S′、T′、U′およびW′も丸で囲まれ、文字
が付されている。フレームからフレームで対応するピク
セルのクロミナンスが逆位相であることが分る。
サンプルWについて考えてみる。普通のビデオ用巡回
型フィルタは、サンプルWの一部と、サンプルW′の相
補的一部とを合成する(フレームJ−1が予め巡回型の
濾波処理を受けているものと仮定している。)サンプル
WもしくはW′のいずれかのクロミナンス位相(すなわ
ち、I位相)が反転していなければ、I成分は一部相殺
される。従って、クロミナンスの反転回路が必要であ
る。
第2図におけるフレームJ−1からのサンプルを調べ
ると、サンプルR′、S′、T′およびU′は、すべて
フレームJからのサンプルWと同じクロミナンス位相を
含んでいることが分る。これらのサンプルの中のどれ
も、クロミナンス位相の反転を必要とすることなく、サ
ンプルWと巡回的に合成される。このように構成する
と、従来の複合ビデオ信号用巡回型フィルタと同じ応答
特性が生じるのではないかという疑問がすぐ発生する。
実験によるとその通りである。帯域における雑音低減の
ためにビデオを巡回的に濾波する原理は、同じもしくは
コヒーレントな画像情報を表わす連続するフレームから
の対応するサンプルに依存し、また、その信号中に入っ
てくる雑音は対応するサンプルについてランダムであ
る。ビデオ信号が大きな割合で冗長な情報を含んでいる
ことはよく知られている。連続するライン上において垂
直方向に整合のとれたサンプルは、大きな時間の割合で
同じ情報を含んでいる。サンプルW′の情報がサンプル
Wの情報と同じならば、サンプルR′もしくはT′の情
報がサンプルWと同じである可能性が高い。従って、巡
回型フィルタの雑音低減機能に影響を与えることなく、
サンプルW′の代りにサンプルR′もしくはT′を使う
ことができる。
同様に、サンプルU′もしくはS′の少なくとも一方
の背景情報がサンプルW′のは背景情報と同じである確
率は高い。従って、雑音低減に悪い影響を与えないで、
巡回プロセスにおいてサンプルW′の代りにサンプル
U′もしくはS′を使うことができる。
本発明の一実施例は、これらの原理に基づいて動作す
る。サンプルR′とT′および/もしくはS′とU′
は、現フレームからのサンプルWと個々に比較される。
サンプルWの振幅値に最も近い振幅値を有するサンプル
R′、T′および/もしくはS′、U′が、巡回過程に
おいてサンプルW′の代りに用いられる。この機能を実
行する装置については、後で第3図を参照しながら説明
する。
本発明の第2番目の実施例は、同様の原理を利用する
ものであるが、全フレームではなくて1フィールドだけ
の信号メモリを必要とするものである。第1図の特にフ
ィールドMで示されるラインに注目されたい。第1図に
おいて、フィールドM+1からのラインn+525は表示
される位置においてフィールドMに変換されている。ラ
インn+525上のピクセルWは、ラインn+262およびn
+263上のピクセルPとEから空間的距離の半分だけ変
位しており、またラインn+524およびn+526上のピク
セルRおよびT(もしくはラインn−1およびn+1上
のR′およびT′)から変位している。より少ない空間
的距離のため、ピクセルPおよびEが、ピクセルR′お
よびT′に比べて、ピクセルWに類似した情報を含んで
いる可能性が高い。さらに、サンプルPおよびEは、ピ
クセルR′およびT′に比べて、時間軸上ピクセルWに
より近いから、ピクセルPおよびEがピクセルR′およ
びT′に比べて、ピクセルWに対して背景の動きがより
少ない可能性が大きい。従って、1フィールド遅延され
た信号、例えば、ピクセルPおよびEを処理する巡回型
フィルタは、フレーム遅延された代用ピクセル、例え
ば、R′およびT′を用いるフレーム巡回型フィルタと
少くとも同程度の雑音低減特性を有するはずである。
実験によると、1フィールド+1/2ライン(NTSC方式
の信号の場合、263ライン)だけ遅延されたサンプルを
処理するフィールド巡回型フィルタは、実際かなりの雑
音低減を与えることを示した。サンプルEは適当なクロ
ミナンス位相を含んでいないので、このような方法で直
接使用することはできない。このことは、第2図におい
て、フィールドMとフィールドM+1を加えたサンプル
のアレイに示されている。このアレイは、インターレー
ス走査により表示される場合において、連続する2つの
フィールド部分を重畳したものである。一つ置きのライ
ンはフィールドM+1からのものであり、その間にフィ
ールドMからのラインが現れる。ラインn+263のピク
セルPは、ライン525のピクセルWと垂直方向に整合し
ており、位相も合っている。ラインn+262において、
サンプルWと位相が合っている最も近いサンプルはサン
プルCとGである。本発明のもう1つの実施例において
は、サンプルCとGが平均化され、反復用ピクセルを発
生する。平均化されたサンプルとサンプルPは両方とも
現サンプルWと比較される。サンプルWに最も近い振幅
を有する平均化サンプルもしくはサンプルPが反復プロ
セスにおいて用いられる。
さらに別の実施例では、サンプルD、EおよびFから
反復用サンプルが発生される。サンプルDとFは実質上
クロミナンス成分を相殺するものと仮定される。両方の
サンプルが色副搬送波の1サイクル内で抽出され、従っ
て、両方のサンプルにおけるクロミナンス情報がほぼ同
じでなければならないことに注目されたい。サンプルE
がサンプルDとFの和から引き算され、所望のサンプル
を発生する。このプロセスは次式により明らかになる。
(Y-Q)D+(Y+Q)F=2Y (1) 2Y−(Y+I)E=(Y−I) (2) これらの機能を実行する装置については、後で第5図
を参照しながら説明する。
もう1つの別の実施例は、後の方で説明した実施例の
中の1つもしくはそれ以上と、最初に説明した実施例と
の組合わせである。この実施例は第6図に示される。
第3図は、本発明の最初の実施例を実現するフレーム
巡回型フィルタである。第3図において、回路結線近く
の文字は第1図および第2図に示される信号サンプルに
対応する。第3図、第5図および第6図の回路は、NTSC
方式の信号を処理するように構成されている。しかしな
がら、遅延段を適当に選定すれば、本発明をPAL方式の
信号処理に適用できることは当該分野の技術者には明ら
かである。例えば、第3図の回路をPAL方式の実施例に
するには、NTSC方式の信号処理に使われる1つのNTSC用
フレームメモリではなくて、2つのPAL用フレームメモ
リが必要となる。
ベースバンドの複合ビデオ信号が、例えば、テレビジ
ョン受像機のチューナー中間周波部分から端子10に供給
される。この信号(W)は、公知のスケーリング/合成
回路20の第1の入力に結合される。マルチプレクサ33か
らの遅延された信号S2が回路20の第2の入力に結合され
る。回路20からの出力信号OUTは次式で表わされる。
OUT=KW+(1−K)S2 ここで、Kはスケーリング因数であり、WおよびS2はそ
れぞれ入力信号Wおよび遅延信号S2の振幅である。この
回路の詳細な説明は米国特許第4,240,106号明細書中で
行なわれている。回路20は、信号WおよびS2の大きさの
差の関係としてスケーリング因数Kの値を変える動き検
出回路24もオプションとして含んでいる。
回路20からの出力信号は遅延要素26の入力に結合され
る。遅延要素26は、1ビデオ・フレーム期間より1ライ
ン期間と小さな期間τ1だけ小さい期間だけ信号OUTを
遅延させる。遅延期間τ1は、遅延信号S2がマルチプレ
クサ33およびスケーリング/合成回路20を通過すること
により生じる遅延に等しい。言い換えれば、遅延要素26
の出力からマルチプレクサ33を介して点S2に結合される
信号T′が、入力信号Wに対して1フレームより1水平
ラインだけ正確に遅延されるように、遅延要素26は信号
遅延を与えるように選定される。
遅延要素26からの出力はタップ付き遅延線28に結合さ
れる。遅延線28は遅延要素30,31および32を縦続接続し
たものから成る。遅延要素30は、1水平ラインより2つ
のサンプル期間小さい遅延期間を与える。遅延要素31
は、4つのサンプル期間の遅延期間を与え、遅延要素32
は、1水平ライン期間より2つのサンプル期間だけ少な
い遅延期間を与える。タップ付き遅延線28により与えら
れる全体の遅延期間は2つの水平ライン期間である。遅
延要素26の出力(および遅延要素28の入力)に得られる
信号は、第1図および第2図に示すサンプルT′に対応
する。サンプルT′よりちょうど2水平ラインだけ先に
生じたサンプルR′が遅延要素32の出力に同時に得られ
る。1水平ラインより2つのサンプル期間だけ少なく、
サンプルT′より先に生じたサンプルS′は、遅延要素
30の出力に同時に得られ、サンプルS′より4つのサン
プル期間前に生じたサンプルU′は遅延要素31の出力に
同時に得られる。
サンプルR′とT′および必要に応じてサンプルS′
とU′は、マルチプレクサ33の各信号入力端子に結合さ
れる。比較器34からの制御信号に応答するマルチプレク
サは、サンプルR′およびT′(もしくはサンプル
R′、T′、S′およびU′)の中の1つを信号S2とし
てスケーリング/合成回路20に選択的に供給する。
遅延されたサンプルR′、T′、S′、U′および入
力サンプルWは、比較器34の各入力端子に供給される。
比較器34は、遅延されたサンプルR′、T′、S′、
U′の各々と入力サンプルWとを比較し、どの遅延サン
プルがサンプルWの振幅値に最も近い振幅値を有してい
るかを決定する。この決定に応じて、比較器34はマルチ
プレクサ33に供給される制御信号を発生する。
第4図は、第3図の巡回型フィルタの2進信号実行に
使われる比較器34′の一例である。サンプルは並列ビッ
トの2の補数形式で表わされているものと仮定する。比
較器34′は、入力サンプルWが被減数として供給される
2つの減算器40および41を含んでいる。サンプルT′お
よびR′は、減数として減算器40および41にそれぞれ供
給される。減算器40の出力は差(W−T′)であり、減
算器41の出力は差(W−R′)である。減算器40の出力
は大きさ検出器42に供給され、減算器41の出力は大きさ
検出器43に供給される。大きさ検出器42および43は、差
のそれぞれの符号ビットおよび負の差の値の1の補数に
応答する排他的オアゲートである。このような構成によ
り、減算器40および41の両方からのサンプル差はすべて
単一の極性を有する。(さらに正確にするためには、極
性を選択する1の補数化排他的オアゲート42および43の
代りに極性選択性の2の補数化回路を使うことが望まし
い。) 排他的オアゲート42および43の出力は、被減数入力信
号および減数入力信号として減算器44に結合される。サ
ンプルR′もしくはT′のいずれか一方だけを使うシス
テムでは、減算器44からの符号ビットだけが必要であ
る。排他的オアゲート42および43の出力は、それぞれ|W
−T′|および|W−R′|である。減算器44の出力は|W
−T′|−|W−R′|である。|W−T′|が|W−R′|
より大きいと、その差は正であり、減算器44の符号ビッ
トは“0"である。従って、“0"の符号ビット出力は、サ
ンプルR′の振幅がサンプルWの振幅により近いことを
示す。反対に、“1"の符号ビット出力は、サンプルT′
がサンプルWに近い振幅を有することを示す。この例で
は、減算器44からの符号ビット出力が制御信号である。
同様の基準で、例えば、4つのサンプルR′、T′、
U′およびS′間の選択を行なうことが必要ならば、第
4図の回路は4つのサンプルを処理することができるよ
うに容易に拡張することができる。
第5図は、少なくとも4つの遅延信号フィードバック
のオプションを含んでいる複合ビデオ信号のフィールド
巡回型フィルタを示す。第5図において、端子10に供給
されるベースバンドの複合ビデオ信号は、公知の信号ス
ケーリング/合成回路20′の第1の入力に結合される。
マルチプレクサ69からの遅延信号S3は、次式で与えられ
る出力信号(OUT)を発生する回路20′の第2の入力に
結合される。
OUT=(1−K)W+KS3 ここで、Kはスケーリング係数であり、WおよびS3はそ
れぞれ入力信号および遅延信号の振幅である。この信号
スケーリング/合成回路20′の詳細な説明は米国特許第
4,240,106号明細書中で行なわれている。また回路20′
は、信号WとS3の振幅差の関数としてスケール係数Kを
変える動きを検出器53をオプションとして含んでいる。
出力信号OUTは遅延要素53の入力端子に供給される。
遅延要素55は、それに供給される信号を、1フィールド
期間より1水平ラインの半分(すなわち、NTSC方式の場
合、262ライン)および小さな遅延期間τcだけ少ない期
間遅延させる。遅延期間τcは回路20′およびマルチプ
レクサ69の処理による遅延を補償する。言い換えると、
遅延要素55により与えられる遅延期間は、遅延要素55の
出力からマルチプレクサ69を介して回路20′の第2の入
力に結合される信号が、この信号と回路20′で合成され
る入力サンプルWに対して、1フィールドより1水平ラ
イン期間だけ正確に遅延されるように選定される。
遅延要素55の出力は、マルチプレクサ69にいくつかの
別個の遅延信号を供給する回路60の入力に結合される。
回路60は、遅延要素61-65が縦続接続されたものと信号
合成手段67および66を含んでいるタップ付き遅延線で構
成される。遅延要素61は、1水平ラインより2つのサン
プル期間だけ少ない信号遅延期間を与える。遅延要素62
-65は、それぞれ1つのサンプル期間の信号遅延期間を
与える。遅延要素55および遅延要素61-65の各出力は、
第1図および第2図に示すサンプルP、G、F、E、D
およびCに対応するサンプルを同時に発生する。
第1の実施例においては、遅延要素55の出力からの信
号Pは信号スケーリング/合成回路20′に連続的に結合
される。
第2の実施例においては、遅延要素61および65の出力
からの信号サンプルGおよびCが合成回路67で合計され
る。合成回路67からの出力信号は、信号GおよびCの平
均に相当する信号を発生する2で割る回路68に供給され
る。このように選択した場合、2で割る回路68からの信
号は信号スケーリング/合成回路20′の第2の入力に連
続的に供給される。
第3の実施例では、信号F、EおよびDが、信号(D
+F−E)を発生する合成回路66に供給される。この例
の場合、合成回路66の出力からの信号は、信号スケーリ
ング/合成回路20′の第2の入力に連続的に供給され
る。
第4番目の好ましい実施例では、遅延要素55の出力か
らの信号Pおよび合成回路66からの信号(D+F−E)
は、マルチプレクサ69により信号スケーリング/合成回
路20′の第2の入力に選択的に結合される。信号Pおよ
び(D+F−E)は、マルチプレクサ69の信号入力端子
および比較器70の入力端子に供給される。入力端子10か
らの信号も比較器70に供給される。比較器70は、信号
P、(D+F−E)およびWに応答し、信号Pもしくは
(D+F−E)のいずれが信号Wの振幅に近い振幅を有
するかを示す制御信号を発生する。この制御信号はマル
チプレクサ69の制御入力Cに結合され、適当な信号を回
路20′に結合させる。
もう1つの実施例では、3つの信号P、(D+F−
E)およびGとCの平均が比較器70で比較され、信号W
の振幅に最も近い振幅を有する振幅がマルチプレクサ69
により回路20′に選択的に結合される。
第6図は、第3図および第5図の実施例を組み合わせ
た回路を示す。第6図において、入力端子10に供給され
るベースバンドの複合ビデオ信号は、回路20もしくは回
路20′と同様な信号スケーリング/合成回路20″に結合
される。回路20″の出力は、第5図の遅延要素55と同様
な遅延要素55に結合される。遅延要素55の出力は、第5
図の回路60と同様な回路60′に結合される。回路60′
は、マルチプレクサ84の各信号入力端子および比較器82
の各入力端子に供給される出力信号P、(D+F−E)
および(G+C)/2を発生する。遅延要素55からの出力
信号は、1フィールド期間より1水平ライン期間の半分
の期間だけ小さい期間信号を遅延させる遅延要素80の入
力端子にも供給される。遅延要素55および80を縦続接続
したものにより与えられる全体の信号遅延は、第3図の
遅延要素26により与えられる遅延に等しい。
遅延要素80の出力は、第3図のタップ付き遅延線28と
同様なタップ付き遅延線28′に結合される。タップ付き
遅延線28′は、マルチプレクサ84の各信号入力端子およ
び比較器82の各入力端子に結合される出力信号R′、
U′、S′およびT′を発生する。入力信号Wも、比較
器82の入力に供給される信号の中、入力信号Wの振幅に
最も近い振幅を有する信号がどれであるかを示す制御信
号を発生する比較器82の信号入力端子に結合される。マ
ルチプレクサ84は制御信号に応答し、巡回のために、信
号スケーリング/合成回路20″の第2の入力端子に適当
な遅延信号を選択的に結合する。
第6図においては検討されたすべての信号がマルチプ
レクサ84および比較器82に結合されている。しかしなが
ら、ある種の応用例では、図示した信号の中のいくつか
をマルチプレクサに結合させるように構成してもよいこ
とを理解されたい。
一つ置きの遅延信号および現信号間の差がすべて比較
的大きい場合に画像の変化が生じる。このような条件の
下では、一つ置きのサンプルの中のどれをフィードバッ
クさせても、その結果得られる画像に良くない影響を与
える。また、信号状態が、ある特定の信号(フレーム遅
延された信号T′もしくはR′のような信号)が巡回の
ために繰返して選定されるようであれば、望ましくな
い、くすんだほうき星状のテールが画像に生じることが
確実である。これらのアーティファクトは相関雑音を発
生させる。後者の影響は、巡回のために用いられる一つ
置きの信号の各々を、遅延された対応画像点について空
間的にほぼ対称的な位置にあるサンプルから発生させる
ことにより取り除くことができる。水平および垂直方向
の両方において対称であることが望ましい。しかしなが
ら、実質的に垂直方向の対称性がより重要な条件であ
る。前者の問題は、現画像フィールドから発生される別
の一つ置きの信号を巡回用に発生させることにより改善
される。
第1図および第2図において、U′およびW′間の画
像点とW′およびS′間の画像点とをそれぞれX′およ
びY′とする。同様に、フレームJにおけるUおよびW
とWおよびS間の対応する画像点をXおよびYとする。
現フレームJの画像点R、U、X、Y、SおよびTは、
それぞれサンプル(Y+I)、(Y+I)、(Y+
Q)、(Y−Q)、(Y+I)および(Y+I)に対応
する。XサンプルとYサンプル、すなわち(Y+Q)と
(Y−Q)を合計すると、±Q成分の大きさが等しいと
仮定した場合、2倍の振幅(2Y)のルミナンス・サンプ
ルが得られる。画像点R、S、TおよびUに対応するサ
ンプルを合計すると、4(Y+I)が得られる。この値
を4で割り、画像点XおよびYからの信号の和から引き
算すると、(Y−I)の結果が得られる。この結果のル
ミナンス成分の振幅は、6つのサンプルのルミナンス成
分の振幅の重み付け平均となる傾向があり、クロミナン
ス成分の位相は、現サンプルWのクロミナンス成分の位
相に対応する傾向がある。この信号は次式で与えられ
る。
F1=(X+Y−1/4(R+S+U+T)) (3) ここで、X、Y、R、S、UおよびTは、現フィールド
からのサンプルから発生されたサンプルの値に対応し、
現サンプルWについて対称の位置にあり、サンプルWと
同様な大きさを有し、従って、一つ置きのフレーム信号
およびフィールド信号の振幅が現サンプルの振幅と著し
く異なる場合に巡回アルゴリズムに使用するのに適して
いる。都合の悪いことに、水平方向における5つのサン
プルの平均化は、水平方向の帯域幅を制限する傾向があ
る。従って、信号F1は、比較的制限された基準で巡回ア
ルゴリズムに用いられる。例えば、信号F1が、第3図の
装置における一つ置きの巡回用信号の1つとして使用可
能なら、すなわち、F1がマルチプレクサ33および比較器
34に結合されていると、各一つ置きの信号間において決
定を行なうために発生される差(W−F1)は、もう一方
の一つ置きの信号を有利にするように重み付けされる。
遅延信号の垂直方向における実質的に対称であるとい
う条件は、多数のサンプルから一つ置きの巡回用信号を
発生させることにより実現させることができる。例え
ば、フィールド遅延された巡回信号は、サンプルWのま
わりに三角形を作るサンプルD、E、FおよびPから発
生させることができる。この信号F2は次式で与えられ
る。
F2=(P+D+F−E)/2 (4) ここで、P、D、EおよびFはサンプルP、D、Eおよ
びFの振幅値である。
フレーム遅延された巡回信号F3はサンプルW′、X′
およびY′を使って次式で表わされる。
F3=X′+Y′−W′ (5) ここで、X′、Y′およびW′はサンプルX′、Y′お
よびW′の振幅の値である。用いられている各サンプル
が画像点W′と同じラインからのものであり、画像点
W′に関して水平方向に配置されているから、信号F3は
画像点W′について垂直方向に対称である。フレーム遅
延された一つ置きの信号は、画像点R′およびT′を平
均化することにより得られる。第2図より次式で与えら
れる。
F2=〔(Y−I)+(Y−Q)+(Y+Q)−(Y+
I)〕/2=(Y−I) (6) F3=(Y−Q)+(Y+Q)−(Y+I)=(Y−I)
(7) 信号F2およびF3の両方のクロミナンス成分が現サンプ
ルWと同位相であり、従って巡回用として適当であるこ
とが(6)式と(7)式から分る。
第7図は、複合ビデオ信号用の巡回型フィルタにおい
て、これらの機能を具体化する回路を示す。第7図にお
いて、複合ビデオ信号100は、遅延信号S、Y、W、
X、UおよびRを発生する出力タップを有する遅延要素
102に供給される。タップ付き出力信号に関連する入力
信号Tと、信号S、Y、X、UおよびRは演算回路104
に結合される。演算回路104は、それに供給される信号
を合成し、(3)式に従って信号F1を発生する。
タップ付き出力信号Wは、第3図および第5図の回路
20および20′と同様な回路要素20″の第1の入力端子に
結合される。回路20″は、信号Wをスケール化し、予め
定められる割合で信号Wと選定された巡回信号とを合成
し、雑音の低減された複合ビデオ信号を発生する。回路
20″の出力は、フィールド遅延された信号P、F、Eお
よびDを各タップに発生する遅延要素106に結合され
る。これらのフィールド遅延された信号は演算回路112
の各入力端子に結合される。回路112は、信号P、F、
EおよびDを合成し、(4)式に従って信号F2を発生す
る。
遅延信号Dは遅延要素114にも結合される。遅延要素1
14は、さらに約1フィールド期間信号を遅延させ、フレ
ーム遅延された信号X′、Y′およびW′を各出力タッ
プに発生する。信号X′、Y′およびW′は、これらの
信号を合成し、(5)式に従って信号F3を発生する演算
回路116に結合される。
演算回路104、112および116により発生される信号F
1、F2およびF3は、マルチプレクサ108および制御回路11
0に結合される。また、遅延要素102からの信号Wは制御
回路110に結合される。制御回路110は、マルチプレクサ
108に結合され、信号F1、F2およびF3の中のどれが回路2
0″に供給されるかを制御する制御信号を発生する。
制御回路110は、第3図を参照しながら説明した比較
器34と同様のものである。一般に、制御回路110は、現
信号Wとの最大から最小への信号相関の順番がF3、F2、
F1であり(少なくとも静止画について)、最も狭い帯域
幅の巡回信号の順番がF3、F2、F1であるから、信号F2お
よびF1より信号F3を、信号F1より信号F2を優先させる傾
向がある。この優先は、比較を行なう前に信号差|W−Fi
|を重み付けすることにより実現される。3つの信号F
1、F2およびF3が巡回用に使われる好ましい信号である
傾向にある場合、第3図、第5図および第6図を参照し
ながら説明した他の信号も第7図の装置の決定およびフ
ィードバック・プロセスにおいて利用することができ
る。
第8A図は、第7図のマルチプレクサ108および制御回
路110の機能を実行する別の回路の一例を示す。第8A図
において、演算回路104、112および116からの3つの巡
回信号F1、F2およびF3は、それぞれスケーリング回路12
1、122および123に結合される。スケーリング回路121〜
123からのスケール化された出力信号は、巡回回路20″
に供給される巡回信号を発生する合計回路130に結合さ
れる。
スケーリング回路121-123において、信号F1、F2およ
びF3に係数α1、α2およびα3がそれぞれ掛けられ
る。合計回路130から発生される巡回信号RSは次式で与
えられる。
RS=α1F1+α2F2+α3F3 (8) ここで、α1+α2+α3=1または0 (9) 典型的には、3つのスケール係数の中の2つが0であ
り、もう1つが1である。しかしながら、3つのスケー
ル係数すべてを0にするのが望ましい場合もあるし、巡
回信号を作るために信号F1−F3の中の少なくとも2つを
比例させる場合もある。
第8A図において、スケール係数は次のようにして発生
される。信号F1−F3および信号Wは、(W−F1)、(W
−F2)および(W−F3)の絶対値に対応する3つの出力
信号を発生する差分回路124に供給される。これら3つ
の信号は第2の差分回路126に供給される。差分回路126
は、予め定められる値THと、その入力に供給される信号
|W−F1|、|W−F2|および|W−F3|の各々との差の極性に
対応する3つの出力信号を発生する。使われる基準は、
入力信号が予め定められる値THを越えると、極性表示は
論理値1であり、さもなければ論理値0である。極性す
なわち符号の信号は、スケール係数α1−α3を発生す
るデコーダ128の入力端子に結合される。
デコーダ128は、極性入力信号の起りうるすべての組
合わせに対応する各スケール係数を有するようにプログ
ラムされている読出し専用メモリで構成することができ
る。第8B図はスケール係数と入力信号の対応関数の一例
を示すものである。F1、F2およびF3の符号の欄は3つの
極性信号を表わす。これらの縦の欄における0は、各信
号WおよびFi間の差が、ある信号Fiが回路20″のフィー
ドバック入力に結合されることを許容しうる程小さいこ
とを示す。信号F2およびF3の両方が許容可能ならば、α
1、α2およびα3がそれぞれ0、1/4および3/4(第8B
図の1列と5列)となるようにプログラムすることによ
り両方の部分が用いられる。他のすべての場合、3つの
信号F1−F3の中の1つだけが、信号F1−F3の中のすべて
が許容しうるものではない場合(最下列)を除いて使用
される。信号F1と他の信号F2およびF3の中の一方が同時
に許容しうるものであれば、すなわち符号(Fi)=0な
らば、他の信号F2およびF3が信号F1に優先して選定され
る。
通常、巡回的に濾波すると、再生背景中の動いている
物体のエッジを表わす信号の帯域幅を減少させる傾向が
あり、撮像が発生される。これらの望ましくない特性を
減少させるために、スケーリング/合成回路は動き適応
型であるように構成される。動き適応型回路は、遅延信
号がより少ない割合いで現すなわち入力信号と合成され
るように、動いているエッジを含んでいるピクセルにつ
いてのスケーリング係数を変える。これは、動いている
エッジを含む領域におけるシステムの雑音低減機能を実
質的に低減させる傾向がある。従って、動いている物体
のエッジに近い再生画像の領域は、再生された背景の動
いていない部分より雑音が多くなる傾向がある。
ここで説明した巡回型フィルタは、動き適応型スケー
リング/合成手段が、入力信号と合成される遅延信号の
割合いを減少させるように作動される頻度を減少させる
傾向がある。これは、比較器により、入力信号に最も類
似した遅延信号が選択されるからである。全体の効果
は、再生画像におけるアーティファクトがより少なくな
り、動いているエッジの領域における雑音がより少なく
なる。
例示した回路は、本発明を最も分り易く説明するよう
に選ばれている。しかしながら、回路中の各箇所に、例
えば、補償用の遅延要素を配置することが必要であるこ
とは、回路設計分野の技術者には明らかであり、またそ
のような遅延要素を含ませることも容易である。
特許請求の範囲において、“画像期間”という用語
は、ビデオ情報の1フィールドもしくはビデオ情報の1
フレームの時間間隔として定義される。フィールドの巡
回型フィルタ装置の場合、“ほぼ1画像期間”の遅延
は、1画像期間に1水平ライン期間の約半分を加えたも
のから、1画像期間より1水平ライン期間の約半分少な
いものまでの遅延期間の範囲を含み、フレームの巡回型
フィルタ装置の場合は、1画像期間に約1水平ライン期
間を加えたものから、1画像期間より約1水平ライン期
間少ないものまでの遅延期間を含むものと考えられてい
る。サンプル周期は、色副搬送波周波数の1サイクルの
1/4もしくは色副搬送波周波数の整数サイクルに、その
周波数の1/4サイクルを加えたものに相当する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、インターレースのビデオ信号を三次元で表わ
したものである。 第2図は、複合ビデオ信号の連続するフレームからの信
号サンプルの一部と、インターレースの複合ビデオ信号
の連続する2つのフィールドからのサンプルを重畳させ
た二次元アレイを示す。 第3図、第5図、第6図および第7図は、本発明を具体
化するビデオ用巡回型フィルタのブロック図である。 第4図は、第3図の巡回型フィルタ装置で使われる比較
器の論理図である。 第8A図は、巡回アルゴリズムに適用するために、いくつ
かの信号の中から1つの信号を選択する決定回路のブロ
ック図である。 第8B図は、第8A図の回路で使われる符号ワードの図であ
る。 10……複合ビデオ信号入力端子、20、20′、20″……ス
ケーリング/合成回路、26……遅延要素、28……遅延
線、55……遅延要素。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サンプル・データ形式の複合ビデオ信号を
    巡回的に濾波する巡回型フィルタ装置であって、 前記複合ビデオ信号を供給する入力端子と、 前記入力端子から入来するサンプル・データ複合ビデオ
    信号と遅延されたサンプル・データ複合ビデオ信号を所
    定の割合で合成するスケーリング/合成手段と、 前記スケーリング/合成手段の出力ポートに結合される
    遅延手段であって、該遅延手段は前記スケーリング/合
    成手段の出力信号に応答して前記スケーリング/合成手
    段の出力信号を可変的に遅延して複数の遅延された信号
    を供給し、該複数の遅延された信号の各々は、前記入来
    するサンプル・データ複合ビデオ信号に対して1画像期
    間に約1水平ライン期間を加えた期間から、1画像期間
    より約1水平ライン期間少ない期間までの範囲内で互い
    に異なる時間間隔で遅延され、且つ前記複数の遅延され
    た信号の各々は、前記入来するサンプル・データ複合ビ
    デオ信号のクロミナンス成分とほぼ同相のクロミナンス
    成分を含んでいる、前記遅延手段と、 前記遅延手段に結合され、前記入来するサンプル・デー
    タ複合ビデオ信号のクロミナンス成分とほぼ同相のクロ
    ミナンス成分を含んでいる前記複数の遅延された信号の
    うち適当なものを前記スケーリング/合成手段に選択的
    に結合させる選択手段とを含む、前記巡回型フィルタ装
    置。
JP61154289A 1985-07-03 1986-07-02 巡回型フイルタ装置 Expired - Lifetime JP2534846B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US75168185A 1985-07-03 1985-07-03
US751681 1985-07-03
US793734 1985-11-01
US06/793,734 US4737850A (en) 1985-07-03 1985-11-01 Apparatus for noise reducing composite video signal

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6212281A JPS6212281A (ja) 1987-01-21
JP2534846B2 true JP2534846B2 (ja) 1996-09-18

Family

ID=27115447

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61154289A Expired - Lifetime JP2534846B2 (ja) 1985-07-03 1986-07-02 巡回型フイルタ装置

Country Status (8)

Country Link
US (1) US4737850A (ja)
JP (1) JP2534846B2 (ja)
KR (1) KR950007902B1 (ja)
DE (1) DE3622204C2 (ja)
FR (1) FR2584553B1 (ja)
GB (1) GB2177872B (ja)
HK (1) HK94394A (ja)
SG (1) SG24092G (ja)

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63232577A (ja) * 1987-03-19 1988-09-28 Sony Corp ノイズ低減回路
JPH01248893A (ja) * 1988-03-30 1989-10-04 Toshiba Corp 雑音除去装置
US4941046A (en) * 1988-07-22 1990-07-10 Sony Corporation Signal processing circuit for a moving detection circuit which includes coefficient generator wherein a number of delay devices are connected in series with the first one receiving the output of a moving detection circuit and including a time base filter
JP2827328B2 (ja) * 1989-09-28 1998-11-25 ソニー株式会社 映像信号処理装置
DE4013474C2 (de) * 1990-04-27 1995-10-12 Broadcast Television Syst Anordnung zur Reduktion von Rauschen in einem Videosignal
JP2934036B2 (ja) * 1991-03-07 1999-08-16 松下電器産業株式会社 動き検出方法およびノイズ低減装置
DE4143179A1 (de) * 1991-12-30 1993-07-01 Broadcast Television Syst Verfahren zur reduktion von rauschen
US5384865A (en) * 1992-06-01 1995-01-24 Eastman Kodak Company Adaptive, hybrid median filter for temporal noise suppression
GB9307433D0 (en) * 1993-04-08 1993-06-02 Snell & Wilcox Ltd Video signal processing
FI95977C (fi) * 1994-02-25 1996-04-10 Nokia Telecommunications Oy Verkkojärjestely
US5442407A (en) * 1994-03-22 1995-08-15 Matsushita Electric Corporation Of America Video signal noise reduction system using time-varying filter coefficients
US5872602A (en) * 1995-12-13 1999-02-16 Johnson; Robert E. Fluoroscopic imaging system with image enhancement apparatus and method
GB9607668D0 (en) * 1996-04-12 1996-06-12 Snell & Wilcox Ltd Video noise reducer
JP4214501B2 (ja) 2000-12-18 2009-01-28 日本圧着端子製造株式会社 電気コネクタ
JP2002184502A (ja) 2000-12-18 2002-06-28 Jst Mfg Co Ltd 電気コネクタ
JP5473555B2 (ja) * 2009-11-20 2014-04-16 三菱電機株式会社 撮像装置
US10909706B1 (en) 2017-06-02 2021-02-02 Apple Inc. Robust hardware efficient disparity estimation using total-variation L1 regularization

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1469101A (en) * 1973-03-23 1977-03-30 Dolby Laboratories Inc Noise reduction systems
GB1515551A (en) * 1975-04-25 1978-06-28 British Broadcasting Corp Noise reduction in electrical signals
US4240106A (en) * 1976-10-14 1980-12-16 Micro Consultants, Limited Video noise reduction
GB1594341A (en) * 1976-10-14 1981-07-30 Micro Consultants Ltd Picture information processing system for television
US4064530A (en) * 1976-11-10 1977-12-20 Cbs Inc. Noise reduction system for color television
FR2387557A1 (fr) * 1977-04-14 1978-11-10 Telediffusion Fse Systemes de reduction de visibilite du bruit sur des images de television
JPS5510228A (en) * 1978-07-05 1980-01-24 Nec Corp S/n improving unit for television video signal
JPS592227B2 (ja) * 1978-08-21 1984-01-17 株式会社日立製作所 雑音除去方式
US4275418A (en) * 1978-09-14 1981-06-23 Micro Consultants Limited Video noise reduction systems
US4291333A (en) * 1979-05-22 1981-09-22 Fernseh Inc. Noise filter
US4392123A (en) * 1980-06-02 1983-07-05 The Dindima Group Pty. Ltd. Signal-to-noise improving system
US4393396A (en) * 1980-08-20 1983-07-12 U.S. Philips Corporation Video signal processing circuit for noise reduction
US4390894A (en) * 1980-08-20 1983-06-28 U.S. Philips Corporation Noise suppression circuit for a video signal
DE3121597C3 (de) * 1981-05-30 1993-09-30 Bosch Gmbh Robert System zur Verminderung des Rauschens in einem Fernseh-Bildsignal
US4682251A (en) * 1984-03-21 1987-07-21 Victor Company Of Japan, Ltd. Video signal reproducing apparatus having a noise reduction circuit
US4636841A (en) * 1984-05-31 1987-01-13 Rca Corporation Field comb for luminance separation of NTSC signals
US4639784A (en) * 1985-02-19 1987-01-27 Rca Corporation Video signal recursive filter adaptively controlled responsive to the history of image motion

Also Published As

Publication number Publication date
GB8615923D0 (en) 1986-08-06
HK94394A (en) 1994-09-16
KR870001730A (ko) 1987-03-17
DE3622204C2 (de) 1997-01-16
US4737850A (en) 1988-04-12
DE3622204A1 (de) 1987-01-08
GB2177872A (en) 1987-01-28
KR950007902B1 (ko) 1995-07-21
FR2584553A1 (fr) 1987-01-09
SG24092G (en) 1992-05-15
FR2584553B1 (fr) 1992-01-10
GB2177872B (en) 1989-09-20
JPS6212281A (ja) 1987-01-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2534846B2 (ja) 巡回型フイルタ装置
EP0266079B2 (en) Interpolating lines of video signals
US4987489A (en) Apparatus for generating an interlaced slow motion video output signal by spatial and temporal interpolation
US5592231A (en) Motion adaptive scan-rate conversion using directional edge interpolation
JPH0583030B2 (ja)
JPH01288187A (ja) デジタルビデオ信号の空間―時間サブ―サンプリング装置およびこの装置を具える高品位テレビジョン画像伝送システム
JPH11504174A (ja) 共通の遅延要素を有するルミナンス/クロミナンス分離フィルタ
US6219102B1 (en) Weighted median filter interpolator
JP2736699B2 (ja) ビデオ信号処理装置
JPH074027B2 (ja) 巡回型フイルタ装置
US4636840A (en) Adaptive luminance-chrominance separation apparatus
JP2004513546A (ja) 画像の動き補償
US4543607A (en) Video processors
US4636841A (en) Field comb for luminance separation of NTSC signals
JP2578338B2 (ja) テレビジョン装置
GB2197152A (en) Interpolating lines of video signals
JP3196118B2 (ja) 多モードくし形フィルタ
JP2596731B2 (ja) ルミナンス/クロミナンス信号成分分離装置
JPH0583680A (ja) 鮮明度を改良したテレビ
GB2264414A (en) Motion compensated noise reduction
CA1229160A (en) Field comb for luminance separation of ntsc signals
JPS62128288A (ja) 高精細テレビジヨン方式の動き検出回路
JP2557500B2 (ja) テレビジョン信号の順次走査変換装置
KR970007809B1 (ko) 동적응을 이용한 휘도 및 색신호 분리 방법
JPH03211990A (ja) 多モードくし形フィルタ装置における制御信号発生回路