JPH11504174A - 共通の遅延要素を有するルミナンス/クロミナンス分離フィルタ - Google Patents

共通の遅延要素を有するルミナンス/クロミナンス分離フィルタ

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JPH11504174A JP8531840A JP53184096A JPH11504174A JP H11504174 A JPH11504174 A JP H11504174A JP 8531840 A JP8531840 A JP 8531840A JP 53184096 A JP53184096 A JP 53184096A JP H11504174 A JPH11504174 A JP H11504174A
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Abstract

(57)【要約】 複合ビデオ信号はノイズ低減信号と合成されて、ノイズが低減された第1のビデオ信号を形成する。この信号は、複数の期間:(i)1ライン−1/2カラーサイクル、(ii)1ラインおよび(iii)1ライン+1/2カラーサイクルだけ遅延され、それぞれ、第1と、第2と、第3の遅延された信号を形成する。第1と第3の遅延された信号は合成されて、平均された信号を形成し、減算器はこの信号から複合ビデオ入力信号を差し引く。その結果生じる差の信号は制限されて、ノイズが低減された信号を形成する。ノイズが低減された第1のビデオ信号と、第2の遅延されたビデオ信号は出力回路で合成され、ノイズが低減され且つ分離されたクロミナンス出力信号とルミナンス出力信号を発生する。

Description

【発明の詳細な説明】 共通の遅延要素を有するルミナンス/クロミナンス分離フィルタ 産業上の利用分野 本発明は、一般に、複合ビデオ信号のルミナンス成分とクロミナンス成分を分 離する回路に関し、特に、くし形フィルタを使用するタイプの信号分離回路に関 する。 発明の背景 テレビジョン受像機、モニタ、ビデオカセット・レコーダ、ビデオディスク・ レコーダ/プレーヤのようなビデオ装置では、複合ビデオ信号をルミナンス成分 とクロミナンス成分にそれぞれ分離する必要がしばしば生じる。このような分離 を行う一つの簡単な方法は、複合ビデオ信号を低域濾波してルミナンス成分を得 、複合ビデオ信号を高域濾波または帯域濾波してクロミナンス成分を得ることで ある。しかしながら、この技術は諸成分を効率的に再生せず、その結果、表示画 像の鮮鋭度が失われる。複合成分はスペクトル的にインターリーブされているの で、くし形フィルタによる濾波により、より効率的な分離が得られ、従って、よ り明瞭な表示画像が得られる。 複合ビデオ信号のルミナンス(Y)成分とクロミナンス(C)成分をくし形フ ィルタで分離する利点はよく知られている。最も基本的な“1ライン”すなわち “1H”式のくし形フィルタの場合、時間的に1ライン間隔を置かれている画素 (ピクセル)が加算されて、分離されたルミナンス成分を生じ、減算されて、分 離されたクロミナンス成分を生じる。このようなフィルタは、例えば、低域濾波 /高域濾波によるY/C分離法に比較して、上質な画像デテールが得られるが、 ある種の画像については視覚的なアーティファクト(例えば、ハンギング・ドッ ト)を呈する傾向がある。 ある種の2ライン(2H)くし形フィルタを使うと、フィルタを画像デテール に“適応”させることにより、上述の1Hくし形フィルタよりも高い性能が得ら れ、従って、視覚的アーティファクトの望ましい減少が達成される。これを行う には、原則として、複合ビデオ信号を垂直方向に2回くし形処理して、2つのく し形処理されたクロミナンス信号を作り出し、それらを、画像特性の分析に基づ き“ソフト−スイッチ(soft−switch)”で選択しまたは“合成”し 、それによって、最少の視覚的アーティファクトを有する信号(または信号の“ 合成物”)を選択する。このようにして生成されたクロミナンス信号は、次に、 複合ビデオ信号から差し引かれ、分離されたルミナンス出力信号が得られる。こ の形式のクロミナンス/ルミナンス信号の分離は、“2H”または2ライン・く し形処理として一般に知られており、1Hくし形処理と比較して視覚的アーティ ファクトが減少し、単純な低域/高域濾波Y/C分離法と比較して、画像デテー ルが改善される。2Hくし形フィルタY/C分離回路は、例えば、1988年1 1月22日発行の「テレビジョン信号のための適応形Y/C分離装置」という名 称の米国特許4、786、963号明細書においてマクニーリイ(McNeel y)氏およびウイリス(Willis)氏により記述されている。 発明の概要 本発明は、ルミナンス/クロミナンス信号分離用にライン・くし形フィルタを 使用するテレビジョン装置において、ノイズを減らす必要を満たすことに向けら れている。 本発明に従う、複合ビデオ入力信号のノイズを減らし且つ複合ビデオ入力信号 の成分を分離する方法は、ビデオ入力信号をノイズ低減信号と合成して、ノイズ が低減された第1のビデオ信号を形成すること;ノイズが低減された第1のビデ オ信号を遅延して、それぞれ異なる遅延を有する複数の遅延されたビデオ信号を 形成すること;前記複合ビデオ入力信号と、選択された一対の遅延された前記ビ デオ信号とを合成してノイズ低減信号を形成すること;およびノイズが低減され た第1のビデオ信号と、更に別の遅延されたビデオ信号とを合成して、分離され 且つノイズが低減されたクロミナンス/ルミナンス出力信号を形成すること、か ら成る。 本発明に従う、複合ビデオ入力信号のノイズを減らし且つルミナンス成分とク ロミナンス成分を分離する装置は、複合ビデオ入力信号を供給する信号源と、こ の信号源に結合され、ノイズ低減信号と複合ビデオ入力信号を合成して、ノイズ が低減された第1のビデオ信号を形成する第1の回路手段とを含む。第2の回路 手段は、第1の回路手段に結合され、ノイズが低減された第1のビデオ信号を遅 延して、それぞれ異なる遅延を有する複数の遅延されたビデオ信号を形成する。 第3の回路手段は、前記信号源と前記第2の回路手段に結合され、複合ビデオ入 力信号と、選択された一対の遅延されたビデオ信号とを合成し、第1の回路手段 のためのノイズ低減信号を形成する。第4の回路手段は、第1と第3の回路手段 に結合され、ノイズが低減された第1のビデオ信号と更に別の遅延されたビデオ 信号とを合成して、分離され且つノイズが低減されたクロミナンスおよびルミナ ンス出力信号を形成する。 本発明の前述の特徴および更に別の特徴は添付した図面に示されている。図面 において、同様な要素は同様な記号で示されている。 図面の簡単な説明 第1図は、本発明を実施するルミナンス/クロミナンス信号分離回路を含む、 テレビジョン受像機のブロック図である。 第2図は第1図の受像機の変形例を示すブロック図である。 第3図は第1図の受像機の別の変形例を示すブロック図である。 第4図は、第1、第2および第3図の受像機におけるくし形濾波を示す図であ る。 第5図と第6図は第1、第2および第3図の実施例に使用するのに適する平均 回路のブロック図である。 第7図は第3図の実施例に使用するのに適する“ソフト”スイッチまたは“合 成”スイッチのブロック図である。 第8図と第9図は第1、第2および第3図の実施例に使用するのに適するリミ ッタ回路の伝達関数を示すものである。 第10A図と第10B図は第9図の伝達関数を発生するのに適する、リミッタ 回路とコアリング処理回路のブロック図である。 第11図は、第3図の実施例の動作において、合成を制御するために斜め勾配 処理が使用される場合、ラインとピクセルの関係を説明する空間図である。 第12図は、第3図の実施例で使用するのに適する斜め勾配処理回路のブロッ ク図であり、 第13図は、第1図の装置の変形例を示すブロック図である。 発明の詳細な説明 本発明のルミナンス/クロミナンス分離フィルタは汎用性のものであり、複合 ビデオ信号を、その成分であるルミナンス成分とクロミナンス成分に分離する必 要があり且つノイズの低減が望まれる、NTSC標準ビデオ信号処理の目的に使 用される。 有利なことに、本発明の分離回路は、以下に説明するように、分離された信号 のクロミナンス成分とルミナンス成分におけるノイズを減らす。更に、この得ら れるノイズ低減には2次元の空間的効果が含まれる。具体的に言うと、主要なノ イズ低減は、ルミナンス成分とクロミナンス成分の両方について垂直方向に行な われ、IIR(Infinite Impulse Response:無限イ ンパルス応答)フィルタまたは“巡回(recursive)”フィルタによっ て行なわれる。水平方向における付加的なノイズ低減は、IIRフィルタの帰還 ループ内に配置されるFIR(Finite Impulse Respons e:有限インパルス応答)くし形フィルタにより行われる。 このフィルタの総合的な更に別の利点は、ノイズ低減機能と信号分離機能のた めに遅延要素の望ましい共用があることである。事実、要素の共用は非常に効率 的なので、2次元のノイズ低減の利点は、ノイズ低減の全くない信号分離機能だ けが得られる場合に必要とされるのとほぼ同じ量のメモリを使用して達成される 。本発明に従い、ノイズ低減機能と信号分離機能を組み合わせる重要な技術的利 点は、相乗効果が得られ、信頼性が改善されることである。この改善は、例えば 、ノイズ低減および信号分離用に別々のフィルタを単に縦続接続するのに比較し て、部品の数が減少することに因る。 以下に続く本発明の実施例において、第1図と第2図の例は、主要な1水平ラ イン(以下“1H”)の遅延を使用する本発明の2つの異なる実施例を示す。第 3図の例はもっと複雑であり、或る画像条件の下で生じる、従来の1Hくし形信 号分離回路に特有の或るアーティファクト(例えば、“ハンギング・ドット”) を望ましく抑圧する“適応形”くし形フィルタ構成で約2水平ライン(以下、“ 2H”)の主要な正味の(net)遅延を必要とする。 第1図のテレビジョン受像機10は、RF入力信号S1Aに同調し、ベースバ ンド複合ビデオ出力信号S2を発生するチューナ・ユニット12を含む。スイッ チ14は、ベースバンド複合ビデオ信号S2またはベースバンド補助ビデオ入力 信号S1Bを選択して、ベースバンド複合ビデオ信号S3の信号源となる。信号 S3は、あとで述べるように、受像管18(または他の適当な表示装置、例えば 、CCDディスプレイ)で表示するために、処理される。 表示用の信号S3を処理するために、受像機10はルミナンス/クロミナンス 信号分離装置20A(点線で輪郭を示す)を含んでいる。信号分離装置20Aは 、複合ビデオ信号S3を受け取る入力22、および分離され且つノイズが低減さ れたルミナンス成分出力信号S14と、分離され且つノイズが低減されたクロミ ナンス成分ビデオ出力信号S13をそれぞれ発生する出力24と26を備える。 成分S14とS13はルミナンス/クロミナンス(Y/C)処理およびマトリク ス・ユニット16に供給される。ユニット16は従来の機能(輝度およびコント ラスト調整、色相および彩度調整など)を行うと共に、受像管の表示ユニット1 8のためにRGBコンポーネント(component)・ビデオ出力信号を発 生する。 本発明のこの実施例における信号分離およびノイズ低減装置20Aは、ディジ タル形式の構成であり、色副搬送波の4倍のクロック25によりクロック(すな わち、4×fscでサンプリング)制御されるアナログ/ディジタル変換器23 を含み、複合ビデオ信号S3を、例えば、1サンプル当たり8ビットの解像度を 有するディジタル形式(S4)に変換する。本発明は、アナログ成分を使用して 実施することもできることが理解されるであろう。もしアナログ処理が行われる ならば、クロック25とA/D変換器23は省略できる。この実施例では、Y/ C処理およびマトリクス回路16はディジタル型であると仮定され、この理由で 、コンポーネント出力信号S13とS14についてはディジタル−アナログ変換 器は必要でない。勿論、Y/C処理およびマトリクス・ユニット16がアナログ 入力信号を必要とするアナログ型のものであれば、このような出力変換器が付加 される。 NTSC標準ビデオ信号の場合、4×fscサンプリング周波数を使用して発 生される信号は、1水平ライン当たり910個のサンプル,および色副搬送波の 完全な1サイクル(360度)当たり4個のサンプルを有し、これは色副搬送波 の半サイクル(180度)当たり2個のクロック・パルスまたはサンプルに相当 する。これらのパラメータは、異なるサンプル周波数(例えば、3×fsc,す なわち、色副搬送波周波数の3倍)が選択される場合、あるいは信号S3が、異 なるライン周波数と色副搬送波周波数を有するPAL伝送方式のものである場合 、適当に調節される。 複合ビデオ信号S4は、ディジタル形式に変換後、加算器34によりノイズ低 減信号S5と合成され、それによって、ノイズが低減された第1のビデオ信号S 6を形成する。次に、信号S6は、縦続接続されている遅延ユニット38,42 ,40から成る多重遅延回路に供給される。ユニット38は、1水平ライン−色 副搬送波の1/2サイクルの遅延を生じる。ディジタル・サンプルに関して、ユ ニット38におけるこの遅延は、908サンプル(クロック期間)の正味の遅延 について、910サンプル(1ライン)−2クロック期間(180度)に相当す る。ユニット42と40は、いずれも、色副搬送波の1/2サイクルの遅延時間 を有し、これは、与えられた(4×fsc)サンプル周波数におけるこの実施例 の場合、各々2クロック期間に相当する。遅延ユニット38,42,40は縦続 接続されているので、正味の遅延時間は908クロック、910クロック、91 2クロックである。従って、このようにしてユニット38,42,40により得 られる複数の遅延は、複数の期間:(i)1ライン−1/2カラーサイクル、(i i)丁度1ライン、(iii)1ライン+1/2カラーサイクルに対応する。遅延さ れた信号は、それぞれ、ビデオ信号S7,S8,S9として表される。 上述した複数の遅延後、最短信号S7と最長信号S9は平均回路36で平均さ れ、平均された信号S10を発生する。平均された信号S10の値は、信号S7 と信号S9の和を2で割った([S7+S9]/2)に等しい。第5図と第6図 はアナログ信号とディジタル信号の平均回路の例を示す。第5図で、アナログ信 号S7とS9は加算回路500で合成され、その出力は減衰器502で6dB減 衰される。第6図も同様であるが、信号はディジタル形式であり、ディジタル加 算器600で加算され、割算器602で割られる。実際には、2進ディジタル処 理において2で割ることは、“ハードウエア”を必要としない。必要とされるの は2進数の1ビット移動だけであり、これは、加算器のLSB(最下位ビット) 出力を切り捨ることにより達成される。 平均回路36から供給される平均された信号S10と複合ビデオ入力信号S4 を減算器30で減法的に合成し、生じる差の信号S11をリミッタ32で制限す ることにより、ビデオ・ノイズ低減信号S5を形成する。第8図と第9図はリミ ッタ伝達関数の例である。 第8図で、リミッタ32は出力信号S5の負の制限レベル800と正の制限レ ベル804の間で線形の伝達関数802(すなわち、一定の利得)を呈する。線 形領域の傾斜“m”は、あとで説明するように、入力信号が存在しない場合にゼ ロへの収斂を確実にするために、1以下(m<1)に選定される。好ましい利得 範囲は0.5と0.9の間である。利得を上げれば、より多数のピクセルが平均 され、従って、ノイズがより多く低減されるが、遅延が増加する、すなわち、変 化する場面内容への適応が増加することになる。利得を下げれば、応答速度は早 くなるが、ノイズを減らす目的で平均されるピクセルの数が少なくなる。好まし い範囲である0.5<m<0.9はノイズ低減効率と、場面の変化に対する応答 性との間の望ましい妥協を表している。 第9図は、好ましいリミッタ伝達関数を例示し、これはリミッタ伝達関数の線 形領域902と906間の、“デッド・ゾーン(dead zone)”すなわ ち“コアリング(coring)処理”領域904を含む。第8図の例における ように、伝達関数の線形部分902と906の傾斜(mの値)は1以下または1 に均しく、0.5〜1.0の範囲が好ましい。有利なことに、コアリング処理領 域904により、システム全体について前に述べた水平および垂直方向のノイズ 低減効果に加えて、ノイズ排除機能が更に高められる。本質的に、“コアリング 処理”領域は小さな信号の混乱を抑制し、従って、このような“細かいデテール ”(すなわちノイズ)が巡回フィルタ・ループ内で再循環するのを防止する。 リミッタ内で直接実施するかまたはリミッタをコアリング処理回路と直列に接 続することにより、コアリング処理の特徴を付加することができる。後者の方法 は第10A図に示されており、コアリング処理回路1000はリミッタ1002 と直列に接続されている。コアリング処理をリミッタ内で直接実施する方法は、 第10B図に示されており、リミッタのためにROM(読出し専用メモリ)を使 用し、第9図の伝達関数をROM内に貯える。 これまでに述べた分離装置20Aの部分の動作において、減算器30の出力S 11は、ビデオ入力信号S4と、ノイズが低減され平均された前ラインのビデオ 信号S10との差を表す。従って、S4とS10の一致する信号成分は打ち消さ れる傾向にあり、S4とS10のそれぞれのノイズ成分の差はS11として減算 器の出力に現れる。このノイズ差信号の位相は、減算のゆえに、入力信号のノイ ズ信号の位相と反対なので、加算器34においてS11が最終的にS4に加えら れると、S6のノイズ・レベルは低下する。ノイズが低減された信号S6は1ラ インだけ遅延され、帰還されて、S10を形成し、このノイズ低減処理は巡回的 に繰り返され、受け入れられた新しい各ラインについて、付加的なノイズが除去 される。入力信号S4がゼロになったときに、再循環するビデオ信号S10が最 終的にゼロになるようにするために、リミッタ32の利得は、前に述べたように 、1以下に選定される。 リミッタ32の主要な機能は、ノイズが低減された信号S6の垂直デテールに 及ぼすノイズ低減システムの影響を最小限度にすることである。減算器30は、 現ラインのピクセルを、1ライン前から平均されたピクセルと比較することを思 い起こされたい。表示された画像内に水平のラインがあれば、そのラインの両端 のピクセルは振幅が非常に異なり、差信号S11は、減算器が表そうとしている ノイズ差成分よりも何倍も大きくなる。リミッタ32は、信号S11の大きな値 が加算器34に達するのを防止する。しかしながら、制限レベルは十分に高いの で、ノイズはリミッタを通過して加算器34に達することができ、ノイズの低減 が達成される。例えば、この目的のために、IRE信号レベルでほんの数単位の 範囲にある制限レベルが望ましい。IRE2単位または3単位の制限レベルで十 分なノイズ低減が得られ、視覚的アーティファクトは許容される程度に低いこと が、視覚テストで判明している。 上述のようにノイズ低減信号S5を制限することに加えて、第9、第10A、 第10B図に関して以前述べたように、ノイズ低減信号をコアリング処理するこ とが望ましいことが判明している。コアリング処理の利点は、差の信号S11の 小さな値の通過を阻止することにより、低振幅の垂直デテールが表示画像から除 去されるのを防止する。この目的に適するコアリング処理レベルはリミッタの制 限レベルの値以下でなければならない。例えば、IRE2単位または3単位の範 囲にある制限レベルでは、IRE約1単位のコアリング処理レベル(ディジタル ・システムの場合、1つまたは2つの下位ビット)で十分であることが判明して いる。 平均回路36は巡回的ノイズ低減ループにおいて重要な役割を果たし、巡回的 (帰還)ループ内を再循環するクロミナンス成分の位相を確定し、ノイズ低減シ ステムが複合ビデオ信号に使用できるようにする。本発明の目的が、複合ビデオ 信号を分離すると同時に複合ビデオ信号のノイズを低減することであることを思 い起こされたい。しかしながら、NTSC複合ビデオ信号では、1ライン当たり のカラー・サイクルに整数関係がない。従って、帰還信号S10が従来の1H遅 延で丁度1ラインだけ遅延されると、カラー位相はこの帰還信号において反転さ れ、垂直デテールが存在しないときでも、低振幅のクロミナンスはリミッタを駆 動して制限状態にさせる。 上述のことを考慮して、帰還信号S10のカラー位相の補正は、短いライン( 1ライン−1カラーサイクルの1/2)を比較的長いライン(1ライン+1カラ ーサイクルの1/2)で平均することにより行われる。その結果生じる信号S1 0は、平均すると1ラインだけ遅延され(これは、良好な巡回的ノイズ低減のた めに必要である)、この平均化処理により、入来する信号のカラー位相と一致す るカラー位相が帰還信号に生じる。その結果、信号のカラー成分およびルミナン ス成分のノイズは減らされる。 長いラインと短いラインを平均して、1ライン遅延された帰還信号S10を発 生する更に別の利点は、水平フィルタが2つの半サイクルの遅延により形成され ることである。その結果、付加的な高周波ノイズが除去される。従って、ノイズ は2つの空間的次元において、平均化処理により水平方向に、巡回的フィルタに より垂直方向に、減らされる。 第1図の分離装置20Aの残りの要素には、2個の減算器50と56、および “合成回路”を形成するクロミナンス帯域フィルタ52が含まれる。これは分離 装置の出力部分であり、加算器34から供給されるノイズが低減されたビデオ信 号S6と、半サイクル遅延ユニット42の出力に発生される1ライン遅延された ビデオ信号S8とを合成して、分離されたルミナンス信号成分S14とクロミナ ンス信号成分S13を発生する。具体的に言うと、1ライン遅延された信号S8 は、減算器50で信号S6から差し引かれ、生じる差の信号はクロミナンス帯域 フィルタ52で帯域濾波され、分離されたクロミナンス成分S13を発生する。 ライン遅延ユニット38、半サイクル遅延ユニット42、減算器50およびク ロミナンス帯域フィルタ52は、上述のように、分離されノイズが低減されたク ロミナンス信号S13を発生する1H(1ライン)クロミナンスくし形フィルタ を形成する。このフィルタの振幅応答すなわち伝達関数は第4図において振幅特 性402で示される。クロミナンス信号の通過帯域幅は帯域フィルタ52により 決定される。クロミナンス通過帯域内で、水平ライン周波数の1/2の奇数倍の 周波数で振幅のピークが周期的に起こる。 分離されたルミナンス成分S14は減算器56で発生される。減算器56は分 離されたクロミナンス成分S13を、ノイズが低減された遅延されていないビデ オ信号S6から差し引く。これは、第4図の振幅応答400に示すように、クロ ミナンス・フィルタ52の下側(lower)帯域端より低いすべてのルミナン ス成分に対し利得1で振幅応答を生じ、そして帯域フィルタ52の周波数範囲全 体にわたりくし形フィルタで濾波されるルミナンス信号に応答を生じる。ルミナ ンス応答のピークは、水平ライン周波数の倍数で起こり、応答特性400と40 2で示されるように、クロミナンス信号の応答の谷間(valley)と一致す る。 第2図は第1図の実施例の分離装置20Aの変形例を示し、異なる1Hくし形 フィルタの構成を使用して、加算器34の出力信号S6と半サイクル遅延ユニッ ト42の出力信号S8とを合成して、分離された出力信号S13とS14を形成 する。その結果、以下に説明するように、ルミナンスおよびクロミナンスについ て生じる、ノイズが低減されくし形処理された応答は、第2図の実施例では、ル ミナンス成分は中間処理段階としてルミナンス信号帯域全体にわたりくし形処理 されるのだが、第1図の実施例について第4図に示したものと同じになる。 詳しく言うと、第2図の分離装置20Bでは、第1図の出力信号合成要素50 ,52および56の代わりに、2個の加算器200と206、1個の減算器20 2、低域フィルタ204およびクロミナンス帯域通過フィルタ208が使用され ている。分離されたクロミナンス信号は第1図の実施例の場合と同じようにして 発生される。すなわち、減算器202は、1ライン遅延されノイズが低減された 信号S8を、遅延されずノイズが低減された信号S6から差し引き、その結果生 じる信号S12はフィルタ208により帯域濾波され、分離されノイズが低減さ れたクロミナンス信号S13を発生する。このフィルタの応答は、第4図の応答 402で示されており、以前の例における応答と同じである。 第1図と第2図の分離装置20Aと20Bの相違はルミナンス信号成分の分離 にある。第1図の分離装置20Aでは、分離されたクロミナンス出力信号S13 を、遅延されずノイズが低減された複合ビデオ信号S6から差し引くことにより 、分離されたルミナンス成分が得られ、第4図のくし形フィルタの応答400を 生じたことを思い起こされたい。第2図の分離装置20Bでは、ルミナンス成分 は加算器200で分離される。加算器200は複合ビデオ信号S6を、1ライン 遅延された複合ビデオ信号S8に加える。これにより、1ラインくし形フィルタ が形成され、この1ラインくし形フィルタにおいて、ルミナンス信号S15はそ の帯域幅全体にわたりくし形処理される。クロミナンス帯域より下のルミナンス 領域は垂直デテールを伝達するので、くし形処理されたルミナンス信号S15は 垂直デテールを欠いている。しかしながら、くし形処理された垂直デテールは、 減算器202の出力において得られ、クロミナンス帯域より低い信号成分を通過 させる低減フィルタ204により、クロミナンス成分から分離される。その結果 生じる垂直デテール信号S16は加算器206によりルミナンス信号に戻され、 従って、加算器200の出力においてくし形処理により失われた垂直デテールを 戻し、分離されたルミナンス・ビデオ出力信号S14を発生する。第4図のルミ ナンス応答400で示すように、ルミナンス成分はクロミナンス帯域の上側領域 でのみくし形処理され、垂直デテールの損失はない。前に述べたように、これは 分離装置20Aで達成された結果と全体的に同じであるが、異なる回路構成で達 成されている。 前述した第1図と第2図の例では、遅延ユニット38と42により、信号の分 離に必要とされる遅延が100%得られ、垂直および水平方向のノイズの低減に 必要とされる遅延は99.7%(すなわち、912遅延クロック・サイクルのう ち910クロック・サイクル)得られることが示される。従って、これら2つの 回路要素を“共用”することにより、1ラインくし形フィルタによる信号分離に 必要とされる910遅延クロック・サイクルに2遅延クロック・サイクルを付加 するだけで、1Hくし形フィルタ(第1図と第2図に示す)にノイズの低減が付 加される。従って、必要とされるビデオ信号のメモリに関しては、ノイズ低減を 備えていない1ラインくし形分離装置に必要とされるよりも約10分の2パーセ ント(0.2%)だけ多くのメモリ(遅延)を必要とする、わずかなメモリ費用 で1ラインくし形フィルタ分離装置にノイズ低減が付け加えられる。 前に説明したように、2Hくし形フィルタ分離装置は、1ラインくし形フィル タ分離装置と比較して、視覚的アーティファクトの少ない、より効率的な分離が 得られる。以下に述べるように、第3図の実施例で、ノイズの低減と2ラインく し形分離の利点が、より一層高いメモリ効率で達成されることが示されるであろ う。具体的に言うと、図に示す2Hくし形分離装置の場合、色副搬送波周波数の 4倍の周波数でサンプリングすると、ラインくし形処理の目的のために1820 ピクセル(クロック・サイクル)の遅延が必要とされ、“斜め勾配(cross gradient)”処理のために6ピクセルの遅延が必要とされ、ノイズ低 減を行わないくし形分離機能のために全部で1826個のピクセルを必要とする 。ノイズ低減を行う場合に必要なのは、2Hの分離に必要とされる1826ピク セルに2ピクセルの遅延(時間的に1カラーサイクルの1/2に相当する)を付 加するだけでよい。 第3図の分離装置20Cにおいて、ノイズが低減された複合ビデオ信号S6お よびライン遅延されノイズが低減された複合ビデオ信号S8は、302〜318 で示される要素により、合成され、分離されたコンポーネント信号S13とS1 4を形成する。簡単に概観すると、実際にこれらの要素は、ある一定のピクセル を1ライン前と1ライン後のピクセルの“ブレンド(blend)”(合成物) と合成する、適応形くし形フィルタを形成する。次に、これらのピクセルの“合 成”はスイッチ制御ユニット308で制御される。ユニット308はピクセル・ アレイ(第11図を参照)の対角線を分析し、視覚的アーティファクトの低減さ れたクロミナンス信号S21を発生する。再生されたクロミナンス信号S21を 、ライン遅延されノイズが低減された複合ビデオ信号S8から差し引くことによ り、ルミナンス信号S14は分離される。“合成”の制御は、マクニーリイ氏と ウイリス氏の米国特許4,786,963号で述べられているように、ラインか らラインへの対角線上の勾配測定すなわち“斜め勾配”により行われる。完全を 期すために、第12図はマクニーリイ氏外のスイッチ制御すなわち“合成”制御 信号発生器の詳細を示す。 第3図で、加算器34から供給されるノイズが低減された複合ビデオ信号S6 と、1ライン遅延されノイズが低減された複合ビデオ信号は、クロミナンス信号 帯域(例えば、1.0〜4.2MHz)を含む帯域幅を有するそれぞれの帯域通 過フィルタ306と302に供給される。こうして、フィルタ306は、第11 図の最低ラインNのピクセルg,h,iに対応する、帯域制限された信号Bbを 発生する。フィルタ302は、ラインNよりも1ライン早く起こるd,e,fに 対応するピクセルを発生して、中間ラインN−1の信号Mbを形成する。ライン N−2(第11図の最上ライン)のピクセルa,b,cを供給するために、フィ ルタ302の信号Mbは1ライン遅延ユニット304において完全に1ラインだ け遅延される。 分離されたクロミナンス信号は減算器312により形成される。減算器312 は、最上ライン信号Tbまたは最低ライン信号Bbまたはこの2つの合成を中間 ラインのビデオ信号Mbから差し引き、このようにして、適応形くし形フィルタ を形成する。このフィルタの適応はスイッチ制御ユニット308により制御され る。制御ユニット308は、信号Tb,Mb,Bbを受け取り、その対角線上の 差を分析し、制御信号Kを発生し、合成スイッチ310を制御する。簡単に述べ ると、制御ユニット308は、ピクセル“a〜i”を分析し、ラインNとN−2 の最良の組合わせを見い出し、ラインN−1と組み合わせ、ハンギングドットの ような視覚的アーティファクトを減らす。マクニーリイ氏外の装置では、この分 析は、第11図に示す9個のピクセルa〜iを第12図に示す処理装置(あとで 述べる)で対角線上に測定することに基づいている。制御ユニット308で行わ れる画像分析は以下の3つの関係により説明される: XU=MAX{ABS(a−f),ABS(c−d)} (1) XL=MAX{ABS(d−i),ABS(f−g)} (2) K=XL/[XL+XU] (3) 上の式(1)において、XUは“上部斜め勾配(upper cross gr adient)”と定義され、第11図のラインN−2およびN−1に関して、 この勾配は2つの関数(すなわち、ピクセル差a−fの絶対値とピクセル差c− dの絶対値)の最大値(MAX)に等しい。換言すれば、この関数は、最上ライ ンと中間ライン(N−2とN−1)間で生じる2つの対角線上の勾配(diag onal gradient)(a−fとc−d)のうちの最大の勾配に、ある 値を割り当てる。 上の式(2)において、XLは“下部斜め勾配(lower cross g radient)”と定義され、第11図のラインN−1およびNに関して、こ の勾配は、2つの関数(すなわち、ピクセル差d−iの絶対値とピクセル差f− gの絶対値)の最大値(MAX)に等しい。換言すれば、この関数は、中間ライ ンN−1と最低ラインNの間で生じる対角線上の勾配d−iとf−gのうちの最 大の勾配に、ある値を割り当てる。 “合成”の決定は式(3)に従って行われる。式(3)は、制御信号Kが下部 斜め勾配を2つの斜め勾配の和で割った値に均しく設定されることを示している 。例えば、もしXLがゼロであり(中間ラインと最低ラインの間に差がないこと を示している)、そしてXUがゼロでなければ、Kはゼロになり、スイッチ31 0は最低ライン信号Bbを、減算器312において中間ラインの信号から差し引 くために選択し、このようにして、くし形処理されたクロミナンス信号S21を (割算器314で行われる6dBのスケーリング(scaling)後に)発生 する。 換言すれば、もし下部勾配XLがゼロでなく、上部勾配XUがゼロであれば、 Kは“1”になる。これは、中間ラインと最低ラインよりも最上ラインと中間ラ インの方がくし形処理のために良い選択となることを示しており、したがって、 スイッチ310は最上ライン信号Tbを、減算器312に供給するために選択す る。 第3の状態は、XLもXUもゼロでない場合である。この場合、スイッチ制御 ユニット308は、スイッチ310に、上の等式(3)に従って最上ラインと最 低ラインを合成させ、そうすることにより、隣接するライン間の差が最も小さく 従って最少の視覚的アーティファクトを生じる信号を選択する。 第3図の実施例で、ルミナンス成分の再生は減算器316で行われる。減算器 316は、分離され適応形くし形フィルタで濾波されたクロミナンス成分を、半 サイクル遅延ユニット42から供給されるノイズが低減された中間ライン全帯域 幅信号S8から差し引く。クロミナンス信号S21は、フィルタ302と306 により1.0〜4.2MHz領域に帯域制限されており、信号S14は1.0M Hz以下にくし形処理されないので、ルミナンス信号の垂直デテール成分は劣化 しない。従って、垂直デテールの再生は必要とされない。信号S21の帯域幅は 通常よりも幾分広いので、このクロミナンス信号の帯域幅を約3.58MHz± 約0.5MHzに制限するために更に別の帯域フィルタ318が備えられる。 第3図の例における制御信号“K”の発生は必然的に処理上の遅延を生じるこ とが理解される。本発明の原理を利用するにあたり、この処理上の遅延は、“ソ フト・スイッチ”310と減算器312に至る信号路に同様な遅延を生じさせる ことにより補償することが望ましい。クロミナンス信号路における処理上の遅延 の補正はクロミナンス信号S13(本例ではルミナンス信号S14を発生するの に使用される)を遅延させるので、減算器316に至るルミナンス信号路に別の 補償遅延を付加し、それにより、ルミナンスとクロミナンスの適正なレジストレ ーションすなわち整合を確実にすることができる。 先に述べたように、第12図は方程式(1)、(2)、(3)を実行するスイ ッチ制御ユニット308の好ましい実施例を示す。ピクセルc,f,iは、2− ピクセル遅延ユニット1202,1204,1206において信号Tb,Mb, Bbをそれぞれ遅延させることにより形成される。対角線上の差、c−d,a− f,f−g,d−iは、それぞれ、cからdを引き、aからfを引き、fからg を引き、dからiを引く減算器1208,1210,1212,1214により 発生される。減算器出力の最大値は、絶対値回路1216,1220,1222 ,1226によりそれぞれ形成される。信号XUは、絶対値回路1216と12 20の出力の最大値を通過させる最大値検出器1218から発生される。信号X Lは、絶対値回路1222と1226の出力の最大値を通過させる最大値検出器 1224から発生される。方程式(3)は、最大値を足し合わせる加算器122 8と、最大値回路1224の出力を加算器1228の出力で割る割算器1232 により実行され、制御信号“K”を形成する。低域フィルタ1230と1234 は高周波の変動を排除する。第3図のシステムにおける斜め勾配(cross gradient)処理回路308Bの動作は、スイッチ制御ユニット308お よび方程式(1)〜(3)について先に詳しく述べた通りである。 第7図は、最低ライン信号Bbを最上ライン信号Tbから引く減算器を含む、 ソフト・スイッチ310の実施例を示す。乗算器704は、減算器702の出力 に制御信号Kを掛け、その結果は信号Bbに加えられ、合成された出力信号S2 0を形成する。動作中、Kがゼロであるとき、最低ライン信号Bbは減算器31 2に送られ、クロミナンス成分出力信号を形成する。Kが1であるとき、信号B bは減算器702により反転され、従って加算器706で消去され、最上ライン 信号Tbがあとに残り、減算器で中間ライン信号と合成され、クロミナンス成分 出力信号S21を形成する。Kの値がゼロと1の間にある場合、最上ライン信号 と最低ライン信号は“K”の値に比例して合成され、その結果、 S20=K×Tb+(1−K)×Bbとなる。 第13図は第1図の分離装置の変形例を示し、複合ビデオ入力信号S4と平均 された帰還信号S10から差の信号S11を得る別の方法を提供する。第1図の 例で、信号S11は、平均された信号S10から複合ビデオ入力信号S4を差し 引く減算器30から得られたことを思い起こされたい。第13図の変更された回 路では、減算器30の入力端子は逆転されている。従って、この例では、差の信 号S11は平均された信号S10を複合ビデオ信号S4から差し引くことにより 得られる。この変更例では、差の信号S11および制限された信号S5を効果的 に反転させるので、第2の反転が行われて、複合ビデオ信号に対するノイズ低減 信号の位相が確実に正しい極性となり、ノイズ低減信号が複合ビデオ入力信号S 4と合成されたとき、ノイズの低減が行われ、ノイズが低減されたビデオ信号S 6が発生される。この機能は、第13図の例において、第1図の加算器34の代 わりに減算器1300を使用することにより行われる。この減算器は、制限され た差の信号S5を複合ビデオ入力信号から差し引くように接続されている。有利 なことに、これらの変更により、設計技術者にとって、変更された回路の動作全 体を変えずにノイズ低減信号を形成するのに役立つ構成上の選択が得られる。 これまでの説明で使用された“カラーサイクル”という用語は、クロミナンス 信号副搬送波の完全な1サイクルに等しい期間を表している。この期間は、2π ラジアンの角度すなわち電気的に360度の回転に相当する。従って、“1/2 カラーサイクル”は、色副搬送波がπラジアンの回転すなわち電気的な180度 を通過する時間の長さに相当する。色副搬送波の4倍の周波数でサンプルされる ディジタル・システムの場合、1カラーサイクルは画素(ピクセル)4個の期間 に相当し、1/2カラーサイクルはピクセル2個の期間に相当する。ディジタル ・システムでは、1/2カラーサイクル(ピクセル2個=0.5カラーサイクル )の遅延は比較的容易に達成されるので、色副搬送波の4倍の周波数でのサンプ リングが好まれる。しかしながら、本発明のディジタル的な実施は、半サイクル の遅延を得るために補間を使用することにより、他のサンプリング周波数でも実 現することができる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年5月15日 【補正内容】 請求の範囲 1.複合ビデオ入力信号(S4)のノイズを低減し且つ複合ビデオ入力信号(S 4)の成分を分離する方法であって、 前記複合ビデオ入力信号(S4)とノイズ低減信号(S5)とを合成して(3 4)、ノイズが低減された第1のビデオ信号(S6)を形成すること; 前記ノイズが低減された第1のビデオ信号(S6)を遅延させ(38,42, 40)、1ライン−1/2カラーサイクルの遅延を有する第1の遅延されたビデ オ信号(S7)、1ラインの遅延を有する第2の遅延されたビデオ信号(S8) 、および1ライン+1/2カラーサイクルの遅延を有する第3の遅延されたビデ オ信号(S9)を形成すること; 前記複合ビデオ入力信号(S4)と前記第1(S7)および第3(S9)の遅 延されたビデオ信号とを合成して(30)、前記ノイズ低減信号(S5)を形成 すること;および 前記ノイズが低減された第1のビデオ信号(S6)と前記第2の遅延されたビ デオ信号(S8)とを合成して(50,52,56)、分離され且つノイズが低 減されたクロミナンス(S13)およびルミナンス(S14)成分出力信号を形 成すること、から成る前記方法。 2.前記ノイズ低減信号を形成する段階が、 前記第1と第3の遅延されたビデオ信号を平均すること(36);および その結果生じる平均された信号(S10)と複合ビデオ入力信号(S4)との 差の信号(S11)を形成すること(30)を含む、請求項1記載の方法。 3.前記ノイズが低減された第1のビデオ信号(S6)を形成する第1の合成段 階(34)が、 (i)前記複合ビデオ入力信号(S4)を前記ノイズ低減信号(S5)に加え ること(34);および (ii)前記ノイズ低減信号(S5)を前記複合ビデオ入力信号(S4)から差 し引くこと(1300)、のうちの選択された1つから成る、請求項2記載の方 法。 4.前記ノイズ低減信号(S5)を形成する段階が、 前記第1(S7)と第3(S9)の遅延された信号を平均し(36)、平均さ れた信号(S10)を発生すること; 平均された信号(S10)と複合ビデオ入力信号(S4)との差の信号(S1 1)を形成すること(30);および 前記差の信号(S11)を制限することを含む、請求項1記載の方法。 5.前記ノイズ低減信号(S5)と前記複合ビデオ入力信号(S4)とを合成す る前に、前記ノイズ低減信号(S5)にコアリング処理(1000)を施すこと を更に含む、請求項2記載の方法。 6.前記最後の合成段階(50,52,56)が、 前記第1のビデオ信号(S6)と前記第2の遅延されたビデオ信号(S8)と を合成して(50)、前記ノイズが低減されたクロミナンス成分ビデオ出力信号 (S13)を発生すること;および 前記ノイズが低減され且つ分離されたクロミナンス成分信号(S13)を前記 第1のビデオ信号(S6)から差し引き(56)、前記ノイズが低減され且つ分 離されたルミナンス成分信号(S14)を発生することを含む、請求項2記載の 方法。 7.前記第2の合成段階が、 前記第2の遅延されたビデオ信号(S8)を1ラインだけ遅延させ、第4の遅 延されたビデオ信号を形成すること(304); 前記第1のビデオ信号(S6),前記第2の遅延されたビデオ信号(S8)、 および第4の遅延されたビデオ信号(Tb)を、画像デテールの関数として合成 し(310,312)、前記ノイズが低減されたクロミナンス成分ビデオ出力信 号(S13)を形成すること;および 前記分離され且つノイズが低減されたクロミナンス成分ビデオ出力信号(S1 3)と前記第2の遅延された信号(S8)とを減法的に合成して、前記ノイズが 低減されたルミナンス成分ビデオ出力信号(S14)を形成することを含む、請 求項2記載の方法。 8.前記第2の合成段階が、 前記第1のビデオ信号(S6)と前記第2の遅延されたビデオ信号とを合成し て(202,204,208)、前記ノイズが低減されたクロミナンス成分ビデ オ出力信号(S13)および垂直デテール・ビデオ信号(S16)を発生するこ と;および 前記第1のビデオ信号(S6)と前記第2の遅延されたビデオ信号(S8)と を合成して(200)、垂直デテールの減少したルミナンス成分信号(S15) を発生すること;および 垂直デテールの減少した前記ルミナンス成分信号と前記垂直デテール・ビデオ 信号(S16)とを合成して(206)、前記ノイズが低減されたルミナンス成 分ビデオ出力信号(S14)を形成することを含む、請求項2記載の方法。 9.前記第2の遅延されたビデオ信号(S8)を1/2カラーサイクルだけ遅延 させることにより、前記第3の遅延されたビデオ信号(S9)を形成すること; 前記第1の遅延されたビデオ信号(S7)を1/2カラーサイクルだけ遅延さ せることにより、前記第2の遅延されたビデオ信号(S8)を形成すること;お よび 前記ノイズが低減された第1のビデオ信号(S6)を、1ライン−1/2カラ ーサイクルだけ遅延させること(38)により、前記第1の遅延されたビデオ信 号(S7)を形成することを更に含む、請求項2記載の方法。 10.複合ビデオ入力信号(S4)のノイズを低減し且つ複合ビデオ入力信号( S4)のルミナンス成分とクロミナンス成分を分離する装置であって、 前記複合ビデオ入力信号(S4)を供給する信号源(12,14,23,25 )と; 前記信号源(12,14,23,25)に結合され、前記複合ビデオ入力信号 (S4)と、供給されるノイズ低減信号(S5)とを合成して、ノイズが低減さ れた第1のビデオ信号(S6)を形成する第1の合成回路(34)と; 前記第1の合成回路(34)に結合され、前記ノイズが低減された第1のビデ オ信号(S6)を遅延させて、(i)1ライン−1/2カラーサイクルの遅延を 有する第1の遅延されたビデオ信号(S7)、(ii)1ラインの遅延を有する 第2の遅延されたビデオ信号(S8)、および(iii)1ライン+1/2カラ ーサイクルの遅延を有する第3の遅延されたビデオ信号(S9)を形成する遅延 回路(38,42,40)と; 前記信号源(12,14,23,25)と前記遅延回路(38,42,40) に結合され、前記複合ビデオ入力信号(S4)と前記第1および第3の遅延され たビデオ信号(S7,S9)とを合成して、前記ノイズ低減信号(S5)を形成 する第2の合成回路(36,30,32)と; 前記第1および第2の合成回路(34;36,30,32)に結合され、前記 ノイズが低減された第1のビデオ信号(S6)を前記第2の遅延されたビデオ信 号(S8)と合成して、分離され且つノイズが低減されたクロミナンスおよびル ミナンス出力信号(S13,S14)を形成する第3の合成回路(50,52, 56)とを含む、前記装置。 11.前記第2の合成回路(36,30,32)が、 前記遅延回路(38,42,40)に結合され、前記第1および第3の遅延さ れたビデオ信号(S7,S9)を平均する平均回路(36)と; 前記信号源(12,14,23,25)と前記平均回路(36)に結合され、 生じる平均された信号(S10)と複合ビデオ入力信号(S4)との差の信号( S11)を形成する減算器(30)とを含む、請求項10記載の装置。 12.前記第1の合成回路(34)が、 (i)前記複合ビデオ入力信号(S4)を前記ノイズ低減信号(S5)に加え る加算器(34)と、 (ii)前記ノイズ低減信号(S5)を前記複合ビデオ入力信号(S4)から差 し引く減算器(1300)のうちの選択された1つから成る、請求項10記載の 装置。 13.前記ノイズ低減信号(S5)を形成する前記第2の合成回路(36,30 ,32)が、 前記第1と第3の遅延されたビデオ信号(S7,S9)を平均し、平均された 信号(S10)を発生する平均回路(36)と; 前記平均された信号(S10)と前記複合ビデオ入力信号(S4)との差の信 号(S11)を形成する減算器(30)と; 前記差の信号(S11)を制限するリミッタ(32)とを含む、請求項10記 載の装置。 14.前記ノイズ低減信号と前記複合ビデオ入力信号(S4)とを合成する前に 、前記ノイズ低減信号(S5)にコアリング処理を施すコアリング回路(100 0)を更に含む、請求項10記載の装置。 15.前記第3の合成回路(Fig.1:50,52,56)が、 前記第1の合成回路(34)と前記遅延回路(38,42,40)に結合され 、前記ノイズが低減された第1のビデオ信号(S6)と前記第2の遅延されたビ デオ信号(S8)とを合成し、前記ノイズが低減されたクロミナンス成分ビデオ 出力信号(S13)を発生する第1の減算器(50)と; 前記第1の減算器(50)と前記第1の合成回路(34)に結合され、前記第 1の減算器(50)により発生される前記ノイズが低減され且つ分離されたクロ ミナンス成分ビデオ出力信号(S13)を、前記第1の合成回路(34)により 発生される前記ノイズが低減された第1のビデオ信号(S6)から差し引き、前 記ノイズが低減され且つ分離されたルミナンス成分信号(S14)を発生する第 2の減算器(56)とを含む、請求項10記載の装置。 16.前記第3の合成回路(Fig.3:302,304,306,308,3 10,312,314,316,318)が、 前記第2の遅延されたビデオ信号(S8)を1ラインだけ遅延させ、第4の遅 延されたビデオ信号(Tb)を形成する遅延回路(304)と; 前記ノイズが低減された第1のビデオ信号(S6)と、前記第2の遅延された ビデオ信号(S8)と、前記第4の遅延されたビデオ信号(Tb)とを、画像デ テールの関数として合成して、前記ノイズが低減されたクロミナンス成分ビデオ 出力信号(S13)を形成する第4の合成回路(308,310,312)と; 前記分離され且つノイズが低減されたクロミナンス成分ビデオ出力信号(S1 3)と前記第2の遅延された信号(S8)とを減法的に合成して、前記ノイズが 低減されたルミナンス成分ビデオ出力信号(S14)を形成する減算器(316 )とを含む、請求項10記載の装置。 17.前記第3の合成回路(Fig.2:200,202,204,206,2 08)が、 前記ノイズが低減された第1のビデオ信号(S6)と前記第2の遅延されたビ デオ信号(S8)とを合成して、前記ノイズが低減されたクロミナンス成分ビデ オ出力信号(S13)および低減された垂直デテール・ビデオ信号(S16)を 発生する減算器(202)と; 前記ノイズが低減された第1のビデオ信号(S6)と前記第2の遅延されたビ デオ信号(S8)とを合成して、垂直デテールの減少したルミナンス成分信号( S15)を発生する第1の加算器(202)と; 前記第1の加算器(202)により発生される垂直デテールの減少した前記ル ミナンス成分信号と前記垂直デテール・ビデオ信号(S16)とを合成して、前 記ノイズが低減されたルミナンス成分ビデオ出力信号(S14)を形成する第2 の加算器(206)とを含む、請求項10記載の装置。 18.前記遅延回路(38,42,40)が、 前記第2の遅延されたビデオ信号(S8)を受け取るように結合され、前記第 2の遅延されたビデオ信号(S8)を1/2カラーサイクルだけ遅延させて、前 記第3の遅延されたビデオ信号(S9)を形成する第1の遅延ユニット(40) と; 前記第1の遅延されたビデオ信号(S7)を受け取るように結合され、前記第 1の遅延されたビデオ信号(S7)を1/2カラーサイクルだけ遅延させて、前 記第2の遅延されたビデオ信号(S8)を形成する第2の遅延ユニット(42) と; 前記ノイズが低減された第1のビデオ信号(S6)を受け取るように結合され 、前記ノイズが低減された第1のビデオ信号(S6)を1ライン−1/2カラー サイクルだけ遅延させることにより前記第1の遅延されたビデオ信号(S7)を 形成する第3の遅延ユニット(38)とを含む、請求項10記載の装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN, MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S D,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR,TT ,UA,UG,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.複合ビデオ入力信号のノイズを減らし且つ複合ビデオ入力信号の成分を分離 する方法であって、 前記複合ビデオ入力信号(S4)をノイズ低減信号(S5)と合成して、ノイ ズが低減された第1のビデオ信号(S6)を形成すること; 前記ノイズが低減された第1のビデオ信号(S6)を遅延させ(38,42, 40)、それぞれ異なる遅延を有する複数の遅延されたビデオ信号(S7,S8 ,S9)を形成すること; 前記複合ビデオ入力信号(S4)を、前記遅延されたビデオ信号のうちから選 ばれた一対(S7,S9)と合成(30)して、前記ノイズ低減信号(S5)を 形成すること;および 前記ノイズが低減された第1のビデオ信号(S6)を、前記遅延されたビデオ 信号のうちの更に別の1つ(S8)と合成し、分離され且つノイズが低減された クロミナンス(S13)およびルミナンス(S14)成分出力信号を形成するこ と、から成る前記方法。 2.遅延された前記複数のビデオ信号(S7,S8,S9)が、1ライン−1/ 2カラーサイクルの遅延を有する第1の遅延されたビデオ信号(S7),1ライ ンの遅延を有する第2の遅延されたビデオ信号(S8),および1ライン+1/ 2カラーサイクルの遅延を有する第3の遅延されたビデオ信号(S9)から成り ; 前記遅延されたビデオ信号のうちから選ばれた前記一対(S7,S9)が、第 1(S7)と第3(S9)の遅延されたビデオ信号から成り、 前記遅延されたビデオ信号のうちの前記更に別の1つ(S8)が、前記第2の 遅延されたビデオ信号(S8)から成る、請求項1記載の方法。 3.前記ノイズ低減信号を形成する段階が、 前記第1と第3の遅延されたビデオ信号を平均すること(36);および その結果生じる平均された信号(S10)と複合ビデオ入力信号(S4)との 差の信号(S11)を形成すること(30)を含む、請求項2記載の方法。 4.前記ノイズが低減された第1のビデオ信号(S6)を形成する第1の合成段 階(34)が、 (i)前記複合ビデオ入力信号(S4)を前記ノイズ低減信号(S5)に加え ること(34);および (ii)前記ノイズ低減信号(S5)を前記複合ビデオ入力信号から差し引くこ と(1300)、のうちの選択された1つから成る、請求項3記載の方法。 5.前記ノイズ低減信号を形成する段階が、 前記第1(S7)と第3(S9)の遅延された信号を平均し(36)、平均さ れた信号(S10)を発生すること; 平均された信号(S10)と複合ビデオ入力信号(S4)との差の信号(S1 1)を形成すること(30);および 前記差の信号(S11)を制限することを含む、請求項2記載の方法。 6.前記ノイズ低減信号(S5)を前記複合ビデオ入力信号(S4)と合成する 前に、前記ノイズ低減信号(S5)にコアリング処理(1000)を施すことを 更に含む、請求項3記載の方法。 7.前記最後の合成段階(50,52,56)が、 前記第1のビデオ信号(S6)を前記第2の遅延されたビデオ信号(S8)と 合成して、前記ノイズが低減されたクロミナンス成分ビデオ出力信号(S13) を発生すること;および 前記ノイズが低減され且つ分離されたクロミナンス成分信号(S13)を前記 第1のビデオ信号(S6)から差し引き、前記ノイズが低減され且つ分離された ルミナンス成分信号を発生することを含む、請求項3記載の方法。 8.前記第3の合成段階が、 前記第2の遅延されたビデオ信号(S8)を1ラインだけ遅延させること(3 04); 前記第1のビデオ信号(S6),前記第2の遅延されたビデオ信号(S8)お よび第4の遅延されたビデオ信号(Tb)を、画像デテールの関数として合成し 、前記ノイズが低減されたクロミナンス成分ビデオ出力信号(S13)を形成す ること;および 前記分離され且つノイズが低減されたクロミナンス成分ビデオ出力信号を前記 第2の遅延された信号と減法的に合成して、前記ノイズが低減されたルミナンス 成分ビデオ出力信号を形成することを含む、請求項3記載の方法。 9.前記第2の合成段階が、 前記第1のビデオ信号を前記第2の遅延されたビデオ信号と合成して、前記ノ イズが低減されたクロミナンス成分ビデオ出力信号および垂直デテール・ビデオ 信号を発生すること;および 前記第1のビデオ信号を前記第2の遅延されたビデオ信号と合成して、垂直デ テールの減少したルミナンス成分信号を発生すること;および 前記ルミナンス成分信号を前記垂直デテール・ビデオ信号と合成して前記ノイ ズが低減されたルミナンス成分ビデオ出力信号を形成することを含む、請求項3 記載の方法。 10.前記第2の遅延されたビデオ信号を1/2カラーサイクルだけ遅延させる ことにより、前記第3の遅延されたビデオ信号を形成すること; 前記第1の遅延されたビデオ信号を1/2カラーサイクルだけ遅延させること により、前記第2の遅延されたビデオ信号を形成すること;および 前記ノイズが低減された第1のビデオ信号を、1ライン−1/2カラーサイク ルだけ遅延させることにより、前記第1の遅延されたビデオ信号を形成すること を更に含む、請求項3記載の方法。 11.複合ビデオ入力信号のノイズを減らし且つルミナンス成分とクロミナンス 成分を分離する装置であって、 前記複合ビデオ入力信号を供給する信号源と; 前記信号源に結合され、前記複合ビデオ入力信号を、供給されるノイズ低減信 号と合成して、ノイズが低減された第1のビデオ信号を形成する第1の回路手段 と; 前記第1の回路手段に結合され、前記ノイズが低減された第1のビデオ信号を 遅延させ、それぞれ異なる遅延を有する複数の遅延されたビデオ信号を形成する 第2の回路手段と; 前記信号源と前記第2の回路手段に結合され、前記複合ビデオ入力信号を、前 記遅延されたビデオ信号のうちから選ばれた一対と合成して、前記ノイズ低減信 号を形成する第3の回路手段と; 前記第1と第3の回路手段に結合され、前記ノイズが低減された第1のビデオ 信号を、前記遅延されたビデオ信号のうちの更に別の1つと合成して、分離され 且つノイズが低減されたクロミナンスおよびルミナンス出力信号を形成する第4 の回路手段とを含む、前記装置。 12.前記複数の遅延されたビデオ信号が、(i)1ライン−1/2カラーサイ クルの遅延を有する第1の遅延されたビデオ信号、 (ii)1ラインの遅延を有する第2の遅延されたビデオ信号、および (iii)1ライン+1/2カラーサイクルの遅延を有する第3の遅延されたビ デオ信号を含んでおり; 前記遅延されたビデオ信号のうちから選ばれた前記一対が前記第1と第3の遅 延されたビデオ信号から成り;そして 前記遅延されたビデオ信号のうちの前記更に別の1つが前記第2の遅延された ビデオ信号から成る、請求項11記載の装置。 13.前記第3の回路手段が、 前記第2の回路手段に結合され、前記第1および第2の遅延されたビデオ信号 を平均する平均回路と; 前記信号源と前記平均回路に結合され、生じる平均された信号と複合ビデオ入 力信号との差の信号を形成する減算器とを含む、請求項12記載の装置。 14.前記第1の回路手段が、 (i)前記複合ビデオ入力信号を前記ノイズ低減信号に加える加算器と、 (ii)前記ノイズ低減信号を前記複合ビデオ入力信号から差し引く減算器、の うちの選ばれた1つから成る、請求項12記載の装置。 15.前記ノイズ低減信号を形成する前記第3の手段が、 前記第1と第3の遅延された信号を平均し、平均された信号を発生する平均回 路と; 前記平均された信号と前記複合ビデオ入力信号との差の信号を形成する減算器 と; 前記差の信号を制限するリミッタとを含む、請求項12記載の装置。 16.前記ノイズ低減信号を前記複合ビデオ入力信号と合成する前に、前記ノイ ズ低減信号にコアリング処理を施す回路手段を更に含む、請求項12記載の回路 手段。 17.前記第4の回路手段が、 前記第1と第2の回路手段に結合され、前記第1のビデオ信号を前記第2の遅 延されたビデオ信号と合成し、前記ノイズが低減されたクロミナンス成分ビデオ 出力信号を発生する第1の減算器と; 前記第1の減算器と前記第1の回路手段に結合され、前記第1の減算器より発 生される前記ノイズが低減され且つ分離されたクロミナンス成分信号を、前記第 1の回路手段より発生される前記第1のビデオ信号から差し引き、前記ノイズが 低減され且つ分離されたルミナンス成分信号を発生する第2の減算器とを含む、 請求項12記載の装置。 18.前記第4の回路手段が、 前記第2の遅延されたビデオ信号を1ラインたげ遅延させる遅延回路と; 前記第1のビデオ信号と前記第2の遅延されたビデオ信号と前記第4の遅延さ れたビデオ信号を、画像デテールの関数として合成して、前記ノイズが低減され たクロミナンス成分ビデオ出力信号を形成する合成回路と; 前記分離され且つノイズが低減されたクロミナンス成分ビデオ出力信号を前記 第2の遅延された信号と減法的に合成して、前記ノイズが低減されたルミナンス 成分ビデオ出力信号を形成する減算器とを含む、請求項12記載の装置。 19.前記第4の回路手段が、 前記第1のビデオ信号を前記第2の遅延されたビデオ信号と合成して、前記ノ イズが低減されたクロミナンス成分ビデオ出力信号および垂直デテール・ビデオ 信号を発生する減算器と; 前記第1のビデオ信号を前記第2の遅延されたビデオ信号と合成して、垂直デ テールの減少したルミナンス成分信号を発生する第1の加算器と; 前記第1の加算器より発生される前記ルミナンス成分信号を前記垂直デテール ・ビデオ信号と合成して、前記ノイズが低減されたルミナンス成分ビデオ出力信 号を形成する第2の加算器とを含む、請求項12記載の装置。 20.前記第2の回路手段が、 前記第2の遅延されたビデオ信号を受け取るように結合され、前記第2の遅延 されたビデオ信号を1/2カラーサイクルだけ遅延させて、前記第3の遅延され たビデオ信号を形成する第1の遅延ユニットと; 前記第1の遅延されたビデオ信号を受け取るように結合され、前記第1の遅延 されたビデオ信号を1/2カラーサイクルだけ遅延させて、前記第2の遅延され たビデオ信号を形成する第2の遅延ユニットと; 前記ノイズが低減されたビデオ信号を受け取るように結合され、前記ノイズが 低減された第1のビデオ信号を1ライン−1/2カラーサイクルだけ遅延させる ことにより前記第1の遅延されたビデオ信号を形成する第3の遅延ユニットとを 含む、請求項12記載の方法。
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