JP2534481Y2 - 自転車立体駐車装置の上部駐車テーブル - Google Patents

自転車立体駐車装置の上部駐車テーブル

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JP2534481Y2
JP2534481Y2 JP1992091667U JP9166792U JP2534481Y2 JP 2534481 Y2 JP2534481 Y2 JP 2534481Y2 JP 1992091667 U JP1992091667 U JP 1992091667U JP 9166792 U JP9166792 U JP 9166792U JP 2534481 Y2 JP2534481 Y2 JP 2534481Y2
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定夫 並木
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横浜特殊船舶株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、二輪車特に自転車の立
体駐車装置に係り、更に詳しくは、自転車の上段への押
し上げを小さな力で容易に行い得るようにした、自転車
立体駐車装置の上部駐車テーブルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より自転車の駐車収納設備として
は、上下2段式の構造物を利用して駐車スペースを確保
するものが提案されている。例えば図10にて図示した
ものは、下部駐車スペース9を有し、上段が、支柱8に
一端部が取り付けられた上部駐車収納部材10と、当該
部材10に対して回動及び摺動自在に枢支された可動軌
条部材2とから成る上部駐車テーブル1により構成され
ている。そして前記上部駐車収納部材10より可動軌条
部材2を引き出しつつ下方へ回動傾斜させて所定角度に
傾斜保持させ、スロープ状の可動軌条部材2上に自転車
の前輪T1を持ち上げて載せ置き(自転車Aの状態)、
更に自転車の後輪T2を可動軌条部材2上に押し上げた
後、可動軌条部材2の端部取手22持ってこれを水平状
態に起こし、上部駐車収納部材10内に挿入することに
よって(自転車Bの状態)、上部駐車テーブル1上に自
転車を駐車させる駐車装置が実用化されている。
【0003】更に詳しくは、上部駐車収納部材10は、
断面が略コ字状であり、内側両側面部に添設したチャン
ネル材(図8では符号4の部位)を有し、該チャンネル
材4の前端部分は上方に湾曲されて傾斜案内部40と成
っており、上部駐車収納部材10の前端内側両側面部に
滑車13が突設され、後端部は支柱8に取り付けられて
いる。可動軌条部材2は、断面が略コ字形状を呈し、外
側両側面部に添設したチャンネル材(図8では符号24
の部位)を有し、該チャンネル材24の前端部には上方
に向け切欠部25が形成され、可動軌条部材2の前端部
に取手22が設けられ、後端部に滑車(図8では符号2
3の部位)が取り付けられている。前記滑車23は、前
記上部駐車収納部材10のチャンネル材4に嵌入され、
一方上部駐車収納部材10の前端部の滑車13が可動
条部材2のチャンネル材24に嵌入され、この結果、可
動軌条部材2は上部駐車収納部材10に回動及び摺動自
在に枢支されて、上部駐車収納部材10と可動軌条部材
2とで上部駐車テーブル1を構成している。
【0004】前記滑車23と上部駐車収納部材10のチ
ャンネル材4との係合、並びに前記上部駐車収納部材1
0の前端部の滑車13と可動軌条部材2のチャンネル材
24との係合は、上部駐車収納部材10と可動軌条部材
2の双方の両側面部分、及び滑車23と滑車13の前後
部分の計4箇所で堅固に為されているため、前記上部駐
車収納部材10から可動軌条部材2を引き出しつつ下方
へ回動傾斜させるに際して、ガタつきなどによる不安定
な状態が生じないように成っており、この点が特に重要
である。
【0005】尚、前記上部駐車収納部材10のチャンネ
ル材4の傾斜案内部40の至端にはストッパ12が形成
され(実は本例ではハット部11が代用されている)、
可動軌条部材2の傾倒角度をここで規制している。また
可動軌条部材2の後端部両側には前輪支持枠20が立設
され、可動軌条部材2上に載置し終えた自転車の前輪T
1が傾倒しないようにこれを保持している。また図中符
号3は後退防止機構であり、自転車の後輪T2の自重で
作動する合成樹脂製のリム当接部材30が後輪T2のリ
ムを両側から押え付けて、自転車の後退を防止するよう
に作用する。
【0006】尚、前記下部駐車スペース9は、垂直に立
設した載置台92に断面が略コ字状の軌条部材90を前
端部が接地するように傾斜状に取り付け、該軌条部材
0の後端部両側に自転車の傾倒防止用の前輪支持枠91
を固定し、前記軌条部材90の内側底面部付近に、自転
車前輪の滑動を容易にする複数個のコロ93を並設して
成る。当該複数個のコロ93の最後部のものは、他のコ
ロ93の取り付け位置に比して一段高く成って山越えを
形成しており、下段に駐車する自転車前輪T1が、この
最後部のコロ93を乗り越えると、自然には後退しない
ように成っている(自転車Cの状態)。前記コロ93の
取り付けには、コロ93の回転軸を軌条部材90の両側
面部に開口した軸孔より突出させ、この突出部分にEリ
ング等を嵌め合わせることにより行われている。
【0007】しかし、前述した立体駐車装置では下部駐
車スペース9への自転車の駐車は容易であるが、上部駐
車テーブル1上への自転車の駐車は、可動軌条部材2が
自転車Aの押し上げスロープを兼ねており、自転車を押
し上げつつ可動軌条部材2を水平状態まで持って行かね
ば成らない。この操作を行うには大きな力を持続的に加
えなければ成らず、特に女性や子供には大変な作業であ
り、このような自転車Aの持ち上げと押し上げの作業が
円滑に行われないと自転車Aの姿勢が不安定に成るきら
いがあると云う問題があった。このことはまた自転車A
を下ろす時にも当てはまるのである。こうした問題は、
自転車Aが載った可動軌条部材2が如何に重いかを示す
ものに他ならない。
【0008】このため、当考案者による実公昭57−1
1085号の「自転車駐車装置」では、固定式の下部駐
車スペース94と、支柱80に一端部が取り付けられた
上部駐車収納部材17と、該上部駐車収納部材17の端
部に枢着され当該枢着点18を中心に揺動する転動杆2
8A,28Bと、当該転動杆28Bに添って摺動する摺
動杆29とから成り、前記摺動杆29はワイヤー81を
介して前記支柱80上より下方に懸り下げられた重錘8
2で上部駐車収納部材17と同様の位置に引上げられる
ように構成された可動式の上部駐車スペース16とで構
成されたものが提案されている(図11参照)。尚図中
符号83はワイヤー81を支承する滑車であり、符号2
0は摺動杆29上に立設された前輪支持枠である。また
前記摺動杆29は転動杆28B上を摺動可能であり、転
動杆28Bは転動杆28Aに対して摺動自在と成ってい
る。
【0009】上記実公昭57−11085号は、まず摺
動杆29を転動杆28B上を後端より前端まで重錘82
の重さに抗して移動させ、更に重錘82を引き上げるよ
うに動かせば転動杆28Bは転動杆28Aの長さを一方
へ伸長するように前方に移動し、この時点で重錘82の
重さに比し枢着点18より前方側の重量が大きく成り最
も伸長した状態で転動杆28Bの前端面が接地し、この
時重錘82は支柱80の頂上部にある滑車83の位置ま
で上昇する。次いで自転車の前輪を前輪支持枠20の間
に入れた後、自転車を摺動杆29共々押し上げるように
する。この状態で摺動杆29が転動杆28Bの後端部ま
で移動すると摺動杆29と転動杆28Bとが一緒に成っ
て転動杆28A上を後方に移動するので、次いで自転車
の後輪を転動杆28B上に載せ上げ転動杆28Bを持ち
上げる。この一連の過程に於いて重錘82が作用し続
け、持ち上げ作業に必要な労力を低減させている。尚転
動杆28A,28Bが水平状態と成った後は、転動杆2
8Bの押し込みはただ自転車に一寸手を添えておくだけ
でよく、転動杆28Bが転動杆28Aの摺動至端まで移
動すると、重錘82が地表位置まで下りて安定した状態
と成る。即ち重錘82が支柱80の頂上部から地表位置
まで下りる間に、自重によって自転車の駐車を助けるの
である。
【0010】しかし、上記実公昭57−11085号に
は次のような種々問題がある。即ち重錘82の重さに比
して枢着点18より前方側の重量が大きく成るまで、摺
動杆29を転動杆28B上を後端より前端まで移動さ
せ、更に転動杆28Bを転動杆28Aの長さを一方へ伸
長するように前方に移動させる間に、重錘82の重さに
抗して継続して力を加える必要があり、自転車の載せ上
げが楽に成る反面、転動杆28Bの引出しが従来以上に
大変に成ると云う二律背反的な問題や、長期間の使用に
よってワイヤー81が延びて弛んで終う、ワイヤー81
が切断する場合がある、ワイヤー81を中継する滑車8
3部分に於いてワイヤー81が外れ如何に工夫しようと
もワイヤー81が滑車83部分に食い込んで動かなく成
ることがある、等々のワイヤー81に纏わる諸問題、ま
た転動杆28A,28Bが傾斜している状態では、上部
駐車収納部材17とは枢着点18のみで結合されている
ためガタつきなどによる不安定な状態が生じやすい問
題、重錘82の移動スペースを確保する必要上支柱80
を高くしなくては成らないなど設置場所のスペース的な
問題等が発生する上、構造が複雑で組立作業が大変であ
り、このためコスト高に成るなどの問題もある。
【0011】出来れば、前述した可動軌条部材2の引き
出しが楽であって、而も自転車Aが載った可動軌条部材
2の押し上げが軽く容易に行い得るものでありたい。
【0012】この問題の解決のため、特公昭58−54
231号に開示された二段式駐輪装置の発明は、支柱上
に水平に設けられた中空体と、該中空体の前端部で回動
自在と成る支持案内部材と、該支持案内部材内を前後に
摺動自在な駐車用部材とから成り、前記中空体内部に、
ピストンを縮小方向に付勢するバネを内蔵するシリンダ
ーが設けられ、該シリンダーのピストンと前記駐車用部
材とに、複滑車間を張り巡らせたロープの両端部を固定
して成るものである。
【0013】特公昭58−54231号では、駐車用部
材を支持案内部材内を摺動させて前方に引き出し、その
至端で支持案内部材共々下方に回動させるが、この時引
き出されつつある駐車用部材がロープを引き、該ロープ
はシリンダーのピストンを、シリンダー内のバネを伸張
させつつ引き出す。この際駐車用部材の引き出し力は複
滑車作用によって1/2に低減されるから、駐車用部材
の引き出しが容易と成る。この後、駐車用部材上に自転
車を載せて駐車用部材を上方に持ち上げるが、この際も
シリンダー内の付勢されたバネの力により、駐車用部材
の上方持ち上げが補助され、その後駐車用部材が中空体
上を後方に引き戻されて駐車完了と成るが、この動作は
シリンダーとピストンの作用により安全に為される。即
ち、この発明の二段式駐輪装置は、バネ力の利用による
昇降時の補助、シリンダーとピストンによる衝撃緩和、
複滑車機構の利用による操作容易性を特長としているも
のである。
【0014】また、特公昭64−5149号に開示され
た二段式自転車駐車装置の発明は、支柱上に水平に設け
られた固定枠体に、自転車を載置するための支持台を、
前後にスライド可能且つ前記固定枠体の前端部で回動可
能に設け、前記支持台のスライド時には、転動しながら
支持台を上下から挟持した状態でガイドすると共に、該
支持台の回動時には、上下から挟持した状態でその回動
の支点を形成し得るような、上支点ローラー及び下支点
ローラーが前記支持台の挟持面の上下に配置され、該支
持台の回動方向に略一定の力を付加するための伸縮機構
が設けられて成るものである。
【0015】特公昭64−5149号では、伸縮機構
が、支持台を回動させて固定枠体から引き出し及び収納
する場合にその作業をスムーズに行なわせると共に、常
に一定の押し出し又は引っ張り力により支持台を回動さ
せ、支持台からの自転車の出し入れを行わせている。ま
た上支点ローラー及び下支点ローラーが、支持台の回動
時には上下から挟持した状態でその回動の支点を形成し
て、支持台をスムーズに回動させることを特長としてい
る。
【0016】また、実公平1−35879号に開示され
た二段式自転車駐車装置の考案は、基本的には特公昭6
4−5149号の構成そのものであるが、固定枠体と支
持台との底面間の距離が可能な限り少く成るように、固
定枠体と支持台とを近接させて組み付けて成るものであ
る。
【0017】実公平1−35879号では、特公昭64
−5149号の効果に加えて、固定枠体と支持台との底
面間の距離が可能な限り少く成っているため、支持台の
高さが従来に比して低く成って、自転車の出し入れ操作
がしやすく成ると共に、駐車場のスペースの減少に貢献
するという効果を奏する。
【0018】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら特公昭5
8−54231号の二段式駐輪装置では、中空体内部に
ピストンとシリンダーを設けたり、シリンダー内部にバ
ネを取り付けたり、ピストンと前記駐車用部材とをロー
プで結合したり、ロープを複滑車間に張り巡らせたり
と、極めて複雑な構造と成っている。二段式駐輪装置で
は、構造の複雑化は例えばロープが複滑車から外れるな
どの故障の頻度を大きくする致命的な欠点と成る。ま
た、駐車用部材を摺動自在に保持する支持案内部材が、
中空体の前端部に対してピンのみで回動自在に止められ
ている構造は、強度的に極めて弱く振らつきを起こすな
どの問題を抱えている。当該ピンには駐車用部材と支持
案内部材と自転車の全重量が掛かるのみならず、バネの
力も加わって複雑に作用するからである。また、中空体
側に属するピストンと駐車用部材とがロープで結合され
るなど、両者の独立性が損なわれているため、中空体と
駐車用部材とが互いに束縛し合って駐車動作が不自然で
ぎこちなく成り、且つ不本意に緩慢に成る虞れさえあ
る。また、実公平1−35879号で指摘されていたよ
うな、バネを内蔵した中空体が駐車用部材の下に位置す
ることによる装置全体の位置の高さが問題でもある。
【0019】また、特公昭64−5149号の二段式自
転車駐車装置では、上支点ローラー及び下支点ローラー
が、支持台の屈曲部を上下から挟持して、自転車を載置
するための支持台を前後にスライド可能にガイドしてい
るが、ローラーで上下から支持台をガイドする機構では
支持台の左右方向のガタつきを防止することが出来な
い。特に上支点ローラー及び下支点ローラーが、支持台
の回動時に支持台を上下から挟持した状態でその回動の
支点を形成しているが、このような支持機構ではやはり
支持台に左右方向のガタつきが生ずる。支持台の回動方
向に略一定の力を付加するための伸縮機構に付いては、
上支点ローラーを回動支点とし、支持台の屈曲部下側に
接触する力点ローラーを回動力点とし、作用点にガスバ
ネ等を接続した揺動部材を用いているが、この点でも左
右方向のガタつきが生ずる。この種自転車駐車装置に於
いては、自転車を載せる支持台の取り付けがしっかりと
したものでないことは、重大な問題なのである。
【0020】また、実公平1−35879号の二段式自
転車駐車装置でも、上述した特公昭64−5149号の
場合と全く同様の問題点を有している。支持台と自転車
の全重量のみならず、バネ力も複雑に作用するため、大
きな荷重が掛かる装置部分にガタつきがあっては問題で
ある。シンプルな構造で、而もしっかりと組み上がって
いる必要がある。
【0021】本考案は、自転車を載せ上げるスロープと
しての可動軌条部材の引き出しに力が要らず、女性や子
供でも小さな力で円滑に且つ容易に自転車を可動軌条部
のスロープ上に押し上げて上部駐車テーブル上へ駐車
させることが出来るような、自転車立体駐車装置の上部
駐車テーブルを提供するものであるが、同様の目的を有
する特公昭58−54231号、特公昭64−5149
号、実公平1−35879号の各々が持つ問題点、即ち
上部駐車テーブルと可動軌条部材とが独立しておらず互
に干渉し合う点、上部駐車テーブルに対する可動軌条部
の組み付けにガタを生ずる点をも併わせて解決し、最
も優れた自転車立体駐車装置の上部駐車テーブルを提供
することを課題とするものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】そこで本考案は、支柱又
は該支柱で横設された支柱梁部材に一端部が取り付けら
れた上部駐車収納部材と、該上部駐車収納部材の内側両
側面部に設けたガイド部材に可動軌条部材の後方両側に
取り付けた滑車が摺動自在に係合され且つ上部駐車収納
部材の前端部で回動自在に枢支された可動軌条部材と、
から成る自転車立体駐車装置の上部駐車テーブルに於い
て、可動軌条部材の後部に設けた掛合部材と上部駐車収
納部材内に回動自在に軸支された被掛合部材とが、可動
軌条部材の引き出し回動時に掛合するように設けられて
いると共に、被掛合部材を軸支する回動軸の上部駐車収
納部材外に出ている部位にリンク部材が取り付けられて
おり、該リンク部材と上部駐車収納部材との間に、前記
掛合部材を後方に倒すべく付勢するバネ機構を介在させ
て成ることを特徴とする自転車立体駐車装置の上部駐車
テーブルとしたものである。尚、上記に於いて、掛合部
材は対象とするものを掛け得るものであれば、どのよう
な形状であってもよく、掛ける対象は被掛合部材であ
り、該被掛合部材は、前記掛合部材によって掛けられる
ものであれば、どのような形状であってもよい。掛合部
材には、前記可動軌条部材の後方両側に取り付けた滑車
部分を利用することも出来るし、可動軌条部材の後部に
この滑車とは別に設けてもよい
【0023】
【作用】上部駐車テーブル上に自転車を駐車させるに
は、先ず上部駐車収納部材より可動軌条部材を引き出し
つつ傾斜保持させる。可動軌条部材が引き出される際
に、該可動軌条部材後部の掛合部材と上部駐車収納部材
内の被掛合部材とが掛合し、被掛合部材が前方に引き起
こされる。被掛合部材は、回動軸を以て上部駐車収納部
材外のリンク部材と一体化されているため、該リンク部
材も前方へ回動する。リンク部材と上部駐車収納部材と
の間にはバネ機構を介在しているため、リンク部材の前
方への回動に伴ってバネ機構が付勢される。この力は掛
合部材を後方に倒す方向に働いている。
【0024】次いで自転車の前輪を可動軌条部材上に載
せてから、可動軌条部材のスロープ上を押し上げ、最後
に可動軌条部材の前端部分を持って可動軌条部材が水平
状態と成るまで持ち上げ、上部駐車収納部材内に挿入す
るように操作する。
【0025】この可動軌条部材の傾斜保持状態から傾斜
開始状態に戻す、即ち可動軌条部材が水平状態と成るよ
うに持ち上げるに際しては、バネ機構の付勢力がリンク
部材を後方に引き戻そうとし、リンク部材は該リンク部
材に接続されている被掛合部材を後方に倒そうとし、該
被掛合部材は掛合部材を後方に倒そうとする。この結
果、上部駐車収納部材と可動軌条部材との間に可動軌条
部材を上方に持ち上げようとする力が働いて、自転車を
載せた可動軌条部材の重量を実質的に軽くすることが出
来るのである。
【0026】可動軌条部材が水平状態に成ったら、これ
を上部駐車収納部材内に該上部駐車収納部材の至端まで
押し込むようにして駐車操作が完了する。この動作の途
中で可動軌条部材の後部に設けられた掛合部材が上部駐
車収納部材内の被掛合部材から外れて両者の掛合状態が
解消され、この観点に於いて可動軌条部材と上部駐車収
納部材とは各々独立した状態に成る。
【0027】可動軌条部材の後方両側の滑車と上部駐車
収納部材両側のガイド部材との係合によって、上部駐車
収納部材と可動軌条部材とはその双方の両側面部分で堅
固に係合されているため、上部駐車収納部材から可動
条部材を引き出しつつ下方へ回動傾斜させるに際して、
左右のガタつきなどによる不安定な状態が生じないよう
に成っている。
【0028】尚、前記バネ機構の作用によって、上部駐
車収納部材から可動軌条部材を引き出しつつ傾斜させる
際に、可動軌条部材がその重量で勢いよく下りてくる危
険なども解消される。
【0029】
【実施例】以下、本考案の実施例を説明するが、本考案
はこの実施例にのみ限定されるものではない。
【0030】本考案の第1実施例を、図1の全体側面
図、図2乃至図5の可動軌条部材2の動作状態説明図、
図6の上部駐車収納部材10と可動軌条部材2の部分斜
視図、図7のリンク機構5の斜視図、図8の上部駐車収
納部材10及び可動軌条部材2の組付説明図を用いて説
明する。
【0031】上部駐車収納部材10は断面が略コ字状で
あり、内側両側面部に添設したチャンネル材4を有し、
該チャンネル材4の前端部分は上方に湾曲されて傾斜案
内部40を構成しており、その至端は内側に向けて形成
された上部駐車収納部材10のハット部11によりスト
ッパ12と成っている。上部駐車収納部材10の前端内
側両側面部には滑車13が突設されまた前端下部に滑車
(図示せず)が並設されている。上部駐車収納部材10
の後端部は支柱8に取り付けられている。可動軌条部材
2は、断面が略コ字状を呈して上縁部にハット部21を
有し、また外側両側面部に添設したチャンネル材24を
有し、後方底面部に滑車23を回転自在に設けている。
尚、前記ハット部21の後方部には前輪支持枠20が立
設され、前方部には後述する後輪の後退防止機構3が組
み込まれている。
【0032】前記上部駐車収納部材10と可動軌条部材
2とを組み合せたものを図8で示すが、可動軌条部材
の後方底面部の滑車23が、上部駐車収納部材10の内
側両側面部に添設したチャンネル材4内に嵌入されてお
り、可動軌条部材2の外側両側面部に添設したチャンネ
ル材24に上部駐車収納部材10の前端内側両側面部に
突設された滑車13が嵌入されて、可動軌条部材2は上
部駐車収納部材10に対し挿脱自在であるが、前記滑車
23の滑動範囲はチャンネル材4の両端部分で規制され
ている(その前端部がストッパ12である)。上部駐車
収納部材10から可動軌条部材2が引き出される際に、
滑車23がチャンネル材4の傾斜案内部40に差し掛か
ると、可動軌条部材2が前傾を開始しストッパ12に至
って停止する。滑車23が直線状部分に在る時には可動
軌条部材2は摺動自在であり、且つ滑車23が傾斜案内
部40部分に在る時には可動軌条部材2は回動自在と成
っている。可動軌条部材2の両側のチャンネル材24
は、図8で表されるようにその上辺部が前方部分で切れ
上がって切欠部25を形成しており、可動軌条部材2が
上部駐車収納部材10内に押し込まれた時点で前記滑車
13が当該切欠部25に入り込んで、不本意には可動軌
条部材2が前方に飛び出さないように、一種のストッパ
の役目を担っている。
【0033】前記滑車23は、可動軌条部材2の後方底
面部の軸27で回転自在であるが、滑車23の内側は押
圧ローラ26と成っており、ここに上部駐車収納部材1
0の前方底面部に取り付けた軸14で回動自在のアーム
カム52が掛合されている。ここでは押圧ローラ26が
掛合部材でありアームカム52が被掛合部材である。ま
た該アームカム52とは軸14を介して連結されたリン
ク板50と、該リンク板50の他端部にピン55で回動
自在に結合された別のリンク板51とが上部駐車収納部
材10の片外側面に設けられてリンク機構5を形成して
おり、リンク板51の他端部にはガススプリング6の伸
縮杆の端部がピン56で取り付けられ、ガススプリング
6の端部は前記リンク板50と交差するようにして上部
駐車収納部材10の前端部にピン57で取り付けられて
いる。上述した押圧ローラ26とアームカム52とリン
ク機構5との関係は図7で図示される通りであり、リン
ク機構5とガススプリング6との関係は図2及び図4で
表される通りである。また前記リンク板51は、上部駐
車収納部材10の片外側面に固定されたガイド53でリ
ンク板51の上下方向の移動が規制されている。
【0034】尚図中符号3は後退防止機構であり、自転
車Bの自重で作動する合成樹脂製のリム当接部材30が
後輪T2のリムを両側から押え付けて、自転車の後退を
防止するように構成されているが、既に各種方式の後退
防止機構が存在し、その何れを用いても構わないため、
その詳細説明を省略する。
【0035】下部駐車スペース9は、図1で図示した通
りであって、載置台92上に自転車前後輪の接地間隔よ
りも多少長い寸法の断面略コ字状の軌条部材90を前端
部が接地するように傾斜状に取り付け、該軌条部材90
の後端部両側に自転車の傾倒防止用の前輪支持枠91を
固定し、前記軌条部材90の内側底面部付近に、自転車
前輪の滑動を容易にする複数個のコロ93を並設して成
る。当該複数個のコロ93の最後部のものは、下段に駐
車する自転車の前輪T1が最後部のコロ93を乗り越え
ると自然には後退しないように、他のコロ93の取り付
け位置と比較して一段高く形成されている。
【0036】さて、本実施例の動作を図2乃至図5を用
いて説明すると、可動軌条部材2が上部駐車収納部材1
0内に収納された状態の上部駐車テーブル1から、可動
軌条部材2の前端部の取手22を持ち、可動軌条部材
を滑らせるようにして上部駐車収納部材10より引き出
し回動傾斜させる場合、可動軌条部材2が引かれると滑
車23が上部駐車収納部材10の内側側面部に添設され
たチャンネル材4前端部の傾斜案内部40に沿って移動
し、上部駐車収納部材10の前端内側面部分に突設した
滑車13を大凡の回転中心として可動軌条部材2が徐々
に回動傾斜し、滑車23が前記ストッパ12に当接し、
可動軌条部材2が最大限傾斜して、取手22の先端部が
地面に近付いて固定される。
【0037】この間、滑車23が傾斜案内部40に差し
掛かる頃から、滑車23に隣り合う押圧ローラ26がア
ームカム52に引っ掛かり始め、滑車23が傾斜案内部
40を登りつつアームカム52を引き起こすのである
が、アームカム52は軸14を介して連結されたリンク
板50を前方に移動させ、これに伴ってリンク板51が
前方に引かれ、ガススプリング6の伸長状態にある伸縮
杆60をガススプリング6内に押し込むように動作する
ため、ガススプリング6が付勢されてリンク機構5の動
作は緩慢と成り、この結果滑車23がチャンネル材4前
端部の傾斜案内部40に沿ってゆっくりと移動上昇し、
前記滑車13を大凡の回転中心として可動軌条部材2が
徐々に自重で傾斜することに成るため、可動軌条部材
がいきなり下降する危険性が無くなっている(このこと
は、既に可動軌条部材2上に自転車が載置されている場
合に特に有効である)。
【0038】この状態で、図1のように、自転車Aの前
輪T1を可動軌条部材2のレールに通してスロープに押
し上げ、後輪T2を可動軌条部材2のレールに載せて自
転車Bの自重で後退防止機構3を作動させ、取手22部
分を持って可動軌条部材2が水平状態に成るまで持ち上
げつつ、上部駐車収納部材10内に最大限度まで挿入す
るように操作して駐車完了と成る。尚、可動軌条部材
がほぼ水平状態に成った時点で、可動軌条部材2は上部
駐車収納部材10内に挿入し得る状態と成るのである
が、この時前記押圧ローラ26はアームカム52から離
れチャンネル材4に沿って後方にスライドし、アームカ
ム52は後方に傾倒して上部駐車収納部材10とこれに
挿入された可動軌条部材2部材との間に納まることに成
る。
【0039】この際、前記伸縮杆60はガススプリング
6内に最大押し込まれ、ガススプリング6は強く付勢さ
れた状態にあるため、この力を解消しようとする力が働
くのは当然のことであり、この力は自転車Aが載置され
た可動軌条部材2の押し上げに補助力として強く作用
し、自転車Aを載せた可動軌条部材2の重量を実質的に
軽くすることが出来、このためこの作業にそれ程大きな
力を要せず、円滑に容易に押し上げられるように成って
いる。
【0040】而も本実施例では、図8にて表わされてい
るように、上部駐車収納部材10と可動軌条部材2との
係合は、滑車23と上部駐車収納部材10のチャンネル
材4との係合、及び前記上部駐車収納部材10の前端部
の滑車13と可動軌条部材2のチャンネル材24との係
合の、前後及び左右の計4箇所で堅固に為されているた
め、上部駐車収納部材10から可動軌条部材2を引き出
しつつ下方へ回動傾斜させるのに際して、ガタつきなど
による不安定且つ危険な状態が生じないように成ってい
る。即ち本装置自体の動作が終始安定しており駐車操作
が安心して行い得るのである。尚、図6で云されている
ように、アームカム52に掛合する押圧ローラ26は滑
車23に隣り合っており、而も当該滑車23は傾斜案内
部40で案内されているから(移動するコースが規制さ
れているから)、アームカム52と押圧ローラ26とが
掛合動作中に外れてしまうような問題も生じない。
【0041】次に、本考案の第2実施例を図9の部分側
面図を用いて説明すると、上部駐車収納部材10と可動
軌条部材2とは第1実施例同様にして係合されており、
滑車23は、可動軌条部材2の後方底面部の軸27で回
転自在であるが、滑車23の内側は押圧ローラ26と成
っており、ここに上部駐車収納部材10の前方底面部に
取り付けた軸14で回動自在のアームカム52が掛合さ
れており、当該アームカム52に軸14を介して連結さ
れたリンク板54の他端部には、掛止ピン58に掛止さ
れてコイルスプリング7が取り付けられ、該コイルスプ
リング7の他端部分は後方に向けて上部駐車収納部材1
0の側面部に掛止ピン15で固定されている。
【0042】本実施例では、可動軌条部材2が上部駐車
収納部材10内に収納された状態の上部駐車テーブル1
から、可動軌条部材2の前端部の取手22を持ち、可動
軌条部材2を滑らせるようにして上部駐車収納部材10
より引き出し回動傾斜させる場合、滑車23が傾斜案内
部40に差し掛かる頃から、滑車23に隣り合う押圧ロ
ーラ26がアームカム52に引っ掛かり始め、滑車23
が傾斜案内部40を登りつつアームカム52を引き起こ
すのであるが、アームカム52は軸14を介して連結さ
れたアーム54を前方に移動させ、これに伴ってコイル
スプリング7を伸長するように動作するため、コイルス
プリング7が付勢されて可動軌条部材2が徐々に傾斜す
ることに成る。
【0043】この状態で可動軌条部材2上に自転車Aを
載置し、取手22部分を持って可動軌条部材2が水平状
態に成るまで持ち上げつつ、上部駐車収納部材10内に
最大限度まで挿入するように操作して駐車させるが、こ
の際、前記コイルスプリング7が最大限伸長させられて
強く付勢された状態にあるため、自転車Aが載置された
可動軌条部材2の押し上げに補助力として強く働き、自
転車Aを載せた可動軌条部材2の重量を実質的に軽くし
て、駐車作業にそれ程大きな力を要せず、円滑に且つ容
易に押し上げられるように成るのである。
【0044】本実施例の場合も、上部駐車収納部材10
と可動軌条部材2との係合が堅固であるため、上部駐車
収納部材10から可動軌条部材2を引き出しつつ下方へ
回動傾斜させるのに際して、ガタつきなどによる不安定
且つ危険な状態が生じないように成っている。
【0045】以上で本考案の実施例の説明を終えるが、
本考案はこれ等の実施例に限定されず、例えば可動軌条
部材の後方両側の滑車と上部駐車収納部材両側のガイド
部材との係合によって、上部駐車収納部材と可動軌条部
とはその双方の両側面部分で堅固に係合されているた
め、実施例ではガススプリング6やコイルスプリング7
が上部駐車収納部材10の一側面部だけに取り付けるだ
けでも十分であるが、これを上部駐車収納部材10の両
側面部に取り付けるようにしてもいいのは勿論である。
また可動軌条部材を常に上方に付勢するバネ機構の種類
は特に問わないものであり、従来よりある各種バネ機構
を取り付けることが可能である。上述したガススプリン
グ6は伸縮杆60が押し込まれた時に付勢された状態と
成るが、逆に伸縮杆60が引き出された時に付勢された
状態と成るように配置することも出来、またコイルスプ
リング7に関しても同様に構成し得る。また上述実施例
のアームカム52は左右1対のものが夫々軸27両端部
の押圧ローラ26に接するように構成されているが、1
個のアームカム52を軸14の中央部に配置して、これ
も軸27の中央に取り付けた押圧ローラ26に接するよ
うに構成することも可能である。押圧ローラ26は必須
部品ではなく、リンク部材の構成も任意であり、リンク
部材が不要であれば特に設ける必要はない。実施例のよ
うにリンク部材にカムを用いると、バネ機構の構成や配
置の自由度が高まると共に、バネ機構の伸縮距離を大き
く取ることが出来るなどの利点がある。またバネ機構
に、埃や雨雪等を避けるためのカバーを取り付けること
も好ましい。実施例のチャンネル材4のストッパ12近
傍(傾斜案内部40の終端部分)の幅を狭くしたり、形
成角度を変えることで、滑車23のストッパの役目を担
わせることが可能であり、図4及び図5の可動軌条部材
2の傾斜保持状態がバネ機構の作用で自動的に解除さ
れ、可動軌条部材2が不本意に上昇し始めないように構
成することが出来る。またこの他の部位の構成も全く任
意である。
【0046】
【考案の効果】以上、本考案は、支柱又は該支柱で横設
された支柱梁部材に一端部が取り付けられた上部駐車収
納部材と、該上部駐車収納部材の内側両側面部に設けた
ガイド部材に可動軌条部材の後方両側に取り付けた滑車
が摺動自在に係合され且つ上部駐車収納部材の前端部で
回動自在に枢支された可動軌条部材と、から成る自転車
立体駐車装置の上部駐車テーブルに於いて、可動軌条部
の後部に設けた掛合部材と上部駐車収納部材内に回動
自在に軸支された被掛合部材とが、可動軌条部材の引き
出し回動時に掛合するように設けられていると共に、被
掛合部材を軸支する回動軸の上部駐車収納部材外に出て
いる部位にリンク部材が取り付けられており、該リンク
部材上部駐車収納部材との間に、前記掛合部材を後方に
倒すべく付勢するバネ機構を介在させて成ることを特徴
とする自転車立体駐車装置の上部駐車テーブルとした。
【0047】この構成によれば、バネ機構の補助力によ
って自転車の上部駐車テーブルへの押し上げに際し従来
のように大きな力を掛ける必要がなく成っており、場合
によっては殆ど力が要らないように構成することさえ可
能と成っており、女性や子供でも小さな力で円滑に且つ
容易に、自転車を可動軌条部材のスロープ上に押し上げ
て上部駐車テーブル上へ駐車させることが出来るように
成ると共に、上部駐車テーブルと可動軌条部材とが独立
しており互に干渉し合わず、上部駐車テーブルに対する
可動軌条部材の組み付けにガタを生じないなどの効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例の全体側面図である。
【図2】同実施例の可動軌条部材2の動作状態説明図で
ある。
【図3】同実施例の可動軌条部材2の動作状態説明図で
ある。
【図4】同実施例の可動軌条部材2の動作状態説明図で
ある。
【図5】同実施例の可動軌条部材2の動作状態説明図で
ある。
【図6】同実施例の上部駐車収納部材10と可動軌条部
材2の部分斜視図である。
【図7】同実施例のリンク機構5部分の斜視図である。
【図8】同実施例の上部駐車収納部材10及び可動軌条
部材2の組付説明図である。
【図9】本考案の第2実施例の部分側面図である。
【図10】従来例の側面図である。
【図11】従来例の側面図である。
【符号の説明】
1 上部駐車テーブル 10 上部駐車収納部材 11 ハット部 12 ストッパ 13 滑車 14 軸 15 掛止ピン 2 可動軌条部材 20 前輪支持枠 21 ハット部 22 取手 23 滑車 24 チャンネル材 25 切欠部 26 押圧ローラ 27 軸 3 後退防止機構 30 リム当接部材 4 チャンネル材 40 傾斜案内部 41 ストッパ 5 リンク機構 50 リンク板 51 リンク板 52 アームカム 53 ガイド 54 アーム 55 ピン 56 ピン 57 ピン 58 掛止ピン 6 ガススプリング 60 伸縮杆 7 コイルスプリング 8 支柱 9 下部駐車スペース 90 軌条部材 91 前輪支持枠 92 載置台 93 コロ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支柱又は該支柱で横設された支柱梁部材
    に一端部が取り付けられた上部駐車収納部材と、該上部
    駐車収納部材の内側両側面部に設けたガイド部材に可動
    軌条部材の後方両側に取り付けた滑車が摺動自在に係合
    され且つ上部駐車収納部材の前端部で回動自在に枢支さ
    れた可動軸条部材と、から成る自転車立体駐車装置の上
    部駐車テーブルに於いて、可動軌条部材の後部に設けた
    掛合部材と上部駐車収納部材内に回動自在に軸支された
    被掛合部材とが、可動軌条部材の引き出し回動時に掛合
    するように設けられていると共に、被掛合部材を軸支す
    る回動軸の上部駐車収納部材外に出ている部位にリンク
    部材が取り付けられており、該リンク部材と上部駐車収
    納部材との間に、前記掛合部材を後方に倒すべく付勢す
    るバネ機構を介在させて成ることを特徴とする、自転車
    立体駐車装置の上部駐車テーブル
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