JP4435065B2 - 駐輪装置 - Google Patents

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Description

この発明は、自転車を上下二段に駐輪させることができるようにするための駐輪装置に関する。
従来、自転車を上下二段に駐輪させるための駐輪装置は、立設したポストの上端部に溝形の固定梁を水平に固定し、この固定梁の下部に自転車収納空間を確保すると共に、自転車を載せることができる長さを有するレールポートを、前記固定梁内に長さ方向への移動が可能となるよう収納し、固定梁の自転車を出し入れする後端側の位置で、所定長さ引き出したレールポートを自転車の出し入れが可能な傾斜状態に回動させることができるようにし、自転車を収納するには、固定梁の後端側の位置で、所定長さ引き出したレールポートを引き下げて傾斜状態にし、この傾斜するレールポートの上に自転車を押し込んで乗り入れ、次に、レールポートを持ち上げて上方へ回動させ、水平状態で固定梁に向けてレールポートを押し込むことにより自転車を収納する。
また、収納した自転車を取出すときは、収納時と逆に、固定梁の後端側にレールポートを所定長さ引き出した後、このレールポートを引き下げて傾斜状態にし、レールポート上から自転車を取出せばよい。
上記のような駐輪装置は、レールポートを固定梁の後端側で傾斜状態と水平の間を回動させる場合、安全性を確保するため、自転車の載ったレールポートを押上げる場合は軽い力で行え、レールポートを引き下げる場合は急激に回動することのないようにする必要がある。
このため、レールポートの内部にガスシリンダを用いた弾性機構を組込み、自転車の載ったレールポートを押上げる場合は弾性力を付勢することにより軽い力で行え、また、レールポートを引き下げる場合は下向きの抵抗を与えることで急激に回動することのないようにしている(例えば、特許文献1参照)。
上記のような駐輪装置は、レールポートの先端側下面に常時伸長状体のガスシリンダを取付け、固定梁の後端部にレールポートの下面を長さ方向への移動が可能となるよう支持すると共に、レールポートを傾斜動させるときの支点となる定位置ローラと、定位置ローラを支点に傾斜したレールポートの両側可動ローラを係合保持し、レールポートの傾斜角度を一定に保持するストッパー部とを設け、レールポートを後方に引き出すとガスシリンダのロッド先端が、定位置ローラの取付け軸に係合し、この状態でレールポートを傾斜させると、ガスシリンダにレールポートの重量が荷重として加わり、ガスシリンダを収縮させることで、引き下げ方向に対して抵抗を与え、レールポートの両側可動ローラがストッパー部に係合することでレールポートの傾斜角度を一定に保持することになる。
また、レールポートを押上げる場合は、ガスシリンダの伸長力でレールポートに上向の回動弾性力を付勢し、持ち上げ力をアシストすることになる。
特開2001−270482号公報
ところで、上記のような駐輪装置は、レールポートを押上げる場合に付勢する弾性力を大きくすることで軽い力で押上げが行え、また、レールポートを引き下げる場合は下向きの抵抗を大きくしてレールポートが急激に回動することがないという機能が要望されている。
このような要望を満たす方法として、伸縮に強い力を要するガスシリンダを使用し、その弾性力を利用することが考えられるが、上記した従来の駐輪装置は、レールポートに一体動するよう取付けたガスシリンダが、定位置ローラの取付け軸に係脱する構造であるため、ガスシリンダを収縮させるための抵抗がレールポートを介して操作する人に直接作用し、子供や女性のような力の弱い人には、レールポートの引き下げに困難をきたすことになり、また、ガスシリンダの伸長時の弾性が強いと、レールポートを押上げたときにレールポートが急速に上昇してしまうというような問題が生じ、このため、伸縮に強い力を要するガスシリンダを有効に使用することができない。
そこで、この発明の課題は、伸縮に強い力を要するガスシリンダを用い、レールポートを押上げる場合に付勢する弾性力を大きくすることで軽い力で押上げが行え、また、レールポートを引き下げる場合は下向きの抵抗を大きくしてレールポートが急激に回動することがない駐輪装置を提供することにある。
上記のような課題を解決するため、この発明は、上部両側のガイドレール間が開放する溝形に形成され、水平に設置される溝形の固定梁と、自転車を載せることができる長さを有し、固定梁内に長さ方向への移動が可能となるよう収納されるレールポートとを備え、前記固定梁の後端部に、レールポートの下面を長さ方向への移動が可能となるよう支持すると共に、レールポートを傾斜動させるときの支点となる定位置ローラを設け、レールポートの下面に、このレールポートが自転車の出し入れ可能な傾斜角度で定位置ローラに対してレールポートの抜け止め方向に当接するストッパーヒンジを固定し、前記レールポートの内部に収納可能となる可動リンクの後端をこのレールポートに対してストッパーヒンジよりも先端寄り位置に枢止連結し、前記可動リンクの先端部両側に、ガイドレールの下面に沿って固定梁内を長さ方向に転動可能となる移動ローラを枢止し、前記ストッパーヒンジと移動ローラの取付け軸をガスシリンダで連結し、前記固定梁の自転車を出し入れする後端側の位置で、所定長さ引き出したレールポートを自転車の出し入れが可能な傾斜状態に回動させることができるようにした駐輪装置において、前記固定梁に設けた両側ガイドレールの後端側寄りの位置に、後方に所定長さ引き出したレールポートを自転車の出し入れ可能な傾斜角度にした状態で移動ローラが嵌まり込む保持溝を形成し、この保持溝は、移動ローラが嵌まり込むようガイドレールの上部に上方へ半円弧状に突出するように形成され、前記保持溝とガイドレールの下面の関係が、移動ローラが保持溝に嵌まり込んだ状態で、移動ローラの軸心を通る水平線よりもガイドレールの下面が下方に位置し、保持溝の内周とガイドレールの下面の接点が、保持溝に嵌まり込んだ移動ローラが固定梁の先端側に向けて移動するのを防ぐための保持ポイントになっている構成を採用したものである。
また、上記定位置ローラと移動ローラは、前記移動ローラが保持溝に嵌まり込み、かつ、ストッパーヒンジが定位置ローラに当接してレールポートが自転車の出し入れ可能な傾斜角度にあるとき、定位置ローラの上面と移動ローラの取付け軸の軸心を通る水平線とが同一高さにあり、ガスシリンダが、移動ローラの取付け軸とストッパーヒンジの間に取付けられ、このガスシリンダ、移動ローラの取付け軸の軸心を通る水平線に対してその軸心がストッパーヒンジへの枢止点に向けて下がる傾斜配置になっている構造とすることができる。
この発明によると、固定梁の後端部にレールポートの下面を支持して傾斜動させるときの支点となる定位置ローラを設け、前記レールポートの内部に収納可能となる可動リンクの後端をレールポートの先端寄り位置の下面側に枢止連結し、その先端部両側に、ガイドレールの下面に沿って固定梁内を長さ方向に転動可能となる移動ローラを取付け軸で枢止し、前記固定梁に設けた両側ガイドレールの後端側寄りの位置に、レールポートを後方に所定長さ引き出した状態で移動ローラが嵌まり込む保持溝を形成し、前記レールポートの下面で可動リンクの枢止位置よりも後端側寄りの位置と可動リンクの移動ローラ取付け軸をガスシリンダで連結したので、可動リンクとガスシリンダはレールポートと一体に移動し、レールポートの傾斜動時に可動リンクの角度変化でガスシリンダを収縮させ、また、レールポートの水平状態への押上げ時には、可動リンクの角度変化でガスシリンダを伸長させることになり、大きな力を必要としないでガスシリンダを伸縮させることができ、従って、伸縮に強い力のガスシリンダを使用して、レールポートを押上げる場合に付勢する弾性力を大きくすることで軽い力で押上げが行え、また、レールポートを引き下げる場合は下向きの抵抗を大きくしてレールポートが急激に回動しないようにすることができる。
また、移動ローラが保持溝に嵌まり込み、かつ、ストッパーヒンジが定位置ローラに当接してレールポートが自転車の出し入れ可能な傾斜角度にあるとき、定位置ローラの上面と移動ローラの取付け軸の軸心を通る水平線とが同一高さにあり、ガスシリンダは、移動ローラの取付け軸の軸心を通る水平線に対してその軸心がストッパーヒンジへの枢止点に向けて下がる傾斜配置になっているので、レールポートの自転車の出し入れ可能な傾斜角度を、レールポートと可動リンク及びガスシリンダの三角構造によって保持することができ、収縮したガスシリンダの伸長力がレールポートの角度保持に作用し、レールポートの自転車の出し入れ可能な傾斜姿勢が上下にバタツクようなことなく安定する。
更に、保持溝の内周とガイドレールの下面の接点が、保持溝に嵌まり込んだ移動ローラが固定梁の先端側に向けて移動するのを防ぐための保持ポイントになっているので、レールポートの自転車の出し入れ可能な傾斜姿勢を保持溝の部分でも保つことができる。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1と図2及び図8のように、自転車Aを上下二段に駐輪させるための駐輪装置1は、地面に立設したポスト2の上端横棧3に溝形の固定梁4を水平に固定し、この固定梁4の下部に自転車収納空間を確保して下位自転車の収納台5を設けると共に、自転車Aを載せることができる長さを有するレールポート6を、前記固定梁4内に長さ方向への移動が可能となるよう収納し、固定梁4の自転車Aを出し入れする後端側の位置で、所定長さ引き出したレールポート6を自転車Aの出し入れが可能な傾斜状態に回動させることができるようになっている。
ここで、駐輪装置1の前後は、自転車Aの前輪が位置するポスト2側を先端側とし、自転車の出し入れを行う側を後端側とする。
上記固定梁4は、図4のように、上部両側のガイドレール7間が開放する溝形に形成され、自転車Aよりも少し短い前後長さを有し、ポスト2の横棧3上に先端部が固定されている。
この固定梁4の自転車を出し入れする後端側の位置に、レールポート6の下面を長さ方向への移動が可能となるよう支持すると共に、レールポート6を傾斜動させるときの支点となる定位置ローラ8が設けられている。
上記レールポート6は、定位置ローラ8を抱持する下面開放の筒形で先端側が断面下向きコ字状となり、固定梁4の両ガイドレール7間に収まる幅と自転車Aを載せることができる長さを有し、その両側上部に車輪誘導枠9が対向して設けられ、上記定位置ローラ8で下面が支持されて長さ方向への移動が可能となり、前記定位置ローラ8がレールポート6を固定梁4の後端で傾斜動させるときの支点となる。
上記レールポート6の先端側内部に、断面下向きコ字状の短いリンクに形成された可動リンク10を配置し、この可動リンク10の後端をレールポート6の先端寄り位置の下面側に枢軸11で枢止連結し、可動リンク10の先端部両側に、固定梁4内に収まった状態でガイドレール7の下面に沿って固定梁4の長さ方向に転動可能となる移動ローラ12が取付け軸13で枢止されている。
上記可動リンク10は、枢軸11での連結によってレールポート6と一体に移動すると共に、レールポート6と可動リンク10は枢軸11の部分で折れ曲がり可能となり、この可動リンク10の移動ローラ12は移動時に両ガイドレール7の下面を転動することで固定梁4内から抜け止め状となる。
上記レールポート6の下面で可動部材10の枢止点よりも少し後端寄りの位置に、レールポート6が自転車の出し入れ可能な所定の傾斜角度にある状態で、定位置ローラ8に対してレールポート6の抜け止め方向に当接するストッパーヒンジ14が固定され、このストッパーヒンジ14と上記移動ローラ12の取付け軸13がガスシリンダ15で枢止連結され、ストッパーヒンジ14とガスシリンダ15のロッドはピン16で結合されている。
上記固定梁4における両側ガイドレール7の後端寄りの位置に、レールポート6を後方に所定長さ引き出し、ガスシリンダ15を収縮させて、このレールポート6を自転車Aの出し入れ可能な所定の傾斜角度にした状態で移動ローラ12が嵌まり込む保持溝17が設けられ、この保持溝17はガイドレール7の上部に上方へ半円弧状に突出するように形成されている。
図7のように、上記移動ローラ12が保持溝17に嵌まり込み、かつ、ストッパーヒンジ14が定位置ローラ8に当接してレールポート6が自転車Aの出し入れ可能な傾斜角度にあるとき、定位置ローラ8の上面と移動ローラ12の取付け軸13の軸心を通る水平線とが同一高さにあり、この状態でガスシリンダ15は、移動ローラ12の取付け軸13の軸心を通る水平線に対してその軸心がストッパーヒンジ14への枢止点に向けて下がる傾斜配置になっている
また、移動ローラ12が嵌まり込む保持溝17とガイドレール7の下面の関係が、移動ローラ12が保持溝17に嵌まり込んだ状態で、移動ローラ12の軸心を通る水平線よりもガイドレール7の下面が少しだけ下方に位置し、保持溝17の内周とガイドレール7の下面の接点が、保持溝17に嵌まり込んだ移動ローラ12が固定梁4の先端側に向けて移動するのを防ぐための保持ポイント18になっている。
なお、可動リンク10の上面には、レールポート6との重なり時に騒音が生じないようにする消音用クッション19が取付けられ、また、レールポート6の先端部両側には、水平状態で移動ローラ12の取付け軸13に外嵌する切り欠き20が設けてある。
この発明の駐輪装置は、上記のような構成であり、自転車Aの格納を開始するには、固定梁4の自転車を出し入れする後端側の位置で、所定長さ引き出したレールポート6を自転車Aの出し入れが可能な傾斜状態に回動させる。
レールポート6が水平状態にあるときは、図3のように、レールポート6の内部に可動リンク10が水平状態で納まり、レールポート6は、定位置ローラ8と可動リンク10の移動ローラ12で支持されて固定梁4内に収まり、ガスシリンダ15は伸長している。
この状態でレールポート6を後方に引き出すと、先ず、図6のように、ストッパーヒンジ14が定位置ローラ8に当接してレールポート6の引き出しが停止し、次に、レールポート6の後端を押し下げると、レールポート6はストッパーヒンジ14が当接している定位置ローラ8を支点にして回動し、可動リンク10のレールポート6に対する結合枢軸11が、上記支点を中心に上方へ回動するので、可動リンク10はガイドレール7の下面に当接している先端側移動ローラ12の取付け軸13を支点として後端側が引き上げられ、これによって、可動リンク10は先端側がレールポート6に接近するよう引き寄せられるので、ガスシリンダ15を圧縮することになり、このガスシリンダ15の圧縮により発生する抵抗弾性がレールポート6を下方に回動させたときのブレーキ力となり、レールポート6が急激に落下するのを防止することができる。
下方に回動させたレールポート6が所定の傾斜角度になると、可動リンク10の先端側に設けた移動ローラ12か両側ガイドレール7の保持溝17に嵌まり込み、これによって、レールポート6が所定の傾斜角度に保持されることになる。
図7のように、レールポート6を所定の傾斜角度に保持した状態で、ガスシリンダ15は、定位置ローラ8に当接するストッパーヒンジ14と保持溝17に嵌まり込んだ移動ローラ12の間で収縮状態となり、伸長力を蓄積した状態で突っ張り、可動リンク10はレールポート6の先端側と保持溝17に嵌まり込んだ移動ローラ12の間でレールポート6のストッパーヒンジ14よりも上部先端側の位置を支持し、これにより、ガスシリンダ15と可動リンク10及びレールポート6の一部が三角形の位置関係となり、所定の傾斜角度になるレールポート6をバタツキのない安定した状態に保持することができる。
また、移動ローラ12が保持溝17に嵌まり込み、かつ、ストッパーヒンジ14が定位置ローラ8に当接してレールポート6が自転車Aの出し入れ可能な傾斜角度にあるとき、定位置ローラ8の上面と移動ローラ12の取付け軸13の軸心を通る水平線は同一高さにあり、ガスシリンダ15は、移動ローラ12の取付け軸13の軸心を通る水平線に対してその軸心がストッパーヒンジ14への枢止点に向けて下がる傾斜配置になっているので、収縮したガスシリンダ15の伸長力がレールポート6の角度保持力として作用し、レールポート6の自転車Aの出し入れ可能な傾斜姿勢が安定する。
更に、保持溝17の内周とガイドレール7の下面の接点が、保持溝17に嵌まり込んだ移動ローラ12が固定梁4の先端側に向けて移動するのを防ぐための保持ポイント18になっているので、レールポート6の自転車Aの出し入れ可能な傾斜姿勢の安定を保持溝17の部分でも保つことができる。
上記のように、レールポート6を所定の傾斜角度に保持した状態で、図8(a)のように、このレールポート6の上に自転車Aを押上げて乗り入れ、図8(b)のように、自転車Aの全体がレールポート6に載ると、このレールポート6の後端側を同図矢印xのように持ち上げる。
レールポート6を持ち上げると、レールポート6はストッパーヒンジ14が当接している定位置ローラ8を支点にして回動し、レールポート6と連結した可動リンク10は先端側に向けて押されることで移動ローラ12が保持溝17から離脱し、同時にガスシリンダ15が伸長することで可動リンク10の先端を押し、これにより、レールポート6に水平方向への伏倒弾性を付与することで持ち上げ力をアシストし、自転車Aの重量がかかったレールポート6を軽い力で持ち上げて図8(c)のように水平状態にすることができる。
レールポート6が水平になると、図3で示したように、ガスシリンダ15が伸びきってレールポート6の内部に可動リンク10が水平状態で納まり、レールポート6は、定位置ローラ8と可動リンク10の移動ローラ12で水平に支持されて固定梁4内に収まるので、レールポート6を固定梁4に向けて押し込めば、図8(d)のように固定梁4上に自転車Aを収納した状態になる。
なお、固定梁4に向けて押し込んだレールポート6は、レールポート6の底面で後端側寄りに設けた固定用溝21が定位置ローラ8上に嵌まることによって保持される。
また、可動リンク10とガスシリンダ15はレールポート6と一体に移動し、レールポート6の傾斜動時に可動リンク10の角度変化でガスシリンダ15を収縮させ、また、レールポート6の水平状態への押上げ時には、可動リンク10の角度変化でガスシリンダ15を伸長させることになり、大きな力を必要としないでガスシリンダ15を伸縮させることができ、従って、伸縮に強い力のガスシリンダ15を使用して、レールポート6を押上げる場合に付勢する弾性力を大きくすることで軽い力で押上げが行え、また、レールポート6を引き下げる場合は下向きの抵抗を大きくしてレールポート6が急激に回動しないようにすることができる。
この発明に係る駐輪装置の斜視図 この発明に係る駐輪装置の縦断側面図 この発明に係る駐輪装置のレールポートを収納した状態を示す拡大した縦断側面図 (a)は図3の矢印a−aの拡大断面図、(b)は図3の矢印b−bの拡大断面図 この発明に係る駐輪装置の要部構造を示す分解斜視図 (a)はこの発明に係る駐輪装置のレールポートを引き出した状態を示す縦断側面図、(b)は同上の要部構造を拡大して示す縦断側面図 (a)はこの発明に係る駐輪装置のレールポートを引き出して傾斜させた状態を示す縦断側面図、(b)は同上の矢印b−bに沿う縦断面図 レールポートの作動状態を示し、引き出して傾斜させたレールポートに自転車を進入させた状態の側面図 レールポートの作動状態を示し、引き出して傾斜させたレールポートに自転車を載せた状態の側面図 レールポートの作動状態を示し、レールポートを水平に持ち上げた水平状態の側面図 レールポートの作動状態を示し、レールポートを押し込んだ自転車収納状態の側面図
符号の説明
1 駐輪装置
2 ポスト
3 横棧
4 固定梁
5 収納台
6 レールポート
7 ガイドレール
8 定位置ローラ
9 車輪誘導枠
10 可動リンク
11 枢軸
12 移動ローラ
13 取付け軸
14 ストッパーヒンジ
15 ガスシリンダ
16 ピン
17 保持溝
18 保持ポイント
19 消音用クッション
20 切り欠き
21 固定用溝

Claims (2)

  1. 上部両側のガイドレール(7)間が開放する溝形に形成され、水平に設置される溝形の固定梁(4)と、自転車を載せることができる長さを有し、固定梁(4)内に長さ方向への移動が可能となるよう収納されるレールポート(6)とを備え、
    前記固定梁(4)の後端部に、レールポート(6)の下面を長さ方向への移動が可能となるよう支持すると共に、レールポート(6)を傾斜動させるときの支点となる定位置ローラ(8)を設け、レールポート(6)の下面に、このレールポート(6)が自転車の出し入れ可能な傾斜角度で定位置ローラ(8)に対してレールポート(6)の抜け止め方向に当接するストッパーヒンジ(14)を固定し、前記レールポート(6)の内部に収納可能となる可動リンク(10)の後端をこのレールポート(6)に対してストッパーヒンジ(14)よりも先端寄り位置に枢止連結し、前記可動リンク(10)の先端部両側に、ガイドレール(7)の下面に沿って固定梁内を長さ方向に転動可能となる移動ローラ(12)を枢止し、前記ストッパーヒンジ(14)と移動ローラ(12)の取付け軸(13)をガスシリンダ(15)で連結し、前記固定梁(4)の自転車を出し入れする後端側の位置で、所定長さ引き出したレールポート(6)を自転車の出し入れが可能な傾斜状態に回動させることができるようにした駐輪装置において、
    前記固定梁(4)に設けた両側ガイドレール(7)の後端側寄りの位置に、後方に所定長さ引き出したレールポート(6)を自転車の出し入れ可能な傾斜角度にした状態で移動ローラ(12)が嵌まり込む保持溝(17)を形成し、
    この保持溝(17)は、移動ローラ(12)が嵌まり込むようガイドレール(7)の上部に上方へ半円弧状に突出するように形成され、
    前記保持溝(17)とガイドレール(7)の下面の関係が、移動ローラ(12)が保持溝(17)に嵌まり込んだ状態で、移動ローラ(12)の軸心を通る水平線よりもガイドレール(7)の下面が下方に位置し、保持溝(17)の内周とガイドレール(7)の下面の接点が、保持溝(17)に嵌まり込んだ移動ローラ(12)が固定梁(4)の先端側に向けて移動するのを防ぐための保持ポイント(18)になっていることを特徴とする駐輪装置。
  2. 上記定位置ローラ(8)と移動ローラ(12)は、前記移動ローラ(12)が保持溝(17)に嵌まり込み、かつ、ストッパーヒンジ(14)が定位置ローラ(8)に当接してレールポート(6)が自転車の出し入れ可能な傾斜角度にあるとき、定位置ローラ(8)の上面と移動ローラ(12)の取付け軸(13)の軸心を通る水平線とが同一高さにあり、上記ガスシリンダ(15)が、移動ローラ(12)の取付け軸(13)とストッパーヒンジ(14)の間に取付けられ、このガスシリンダ(15)が、移動ローラ(12)の取付け軸(13)の軸心を通る水平線に対してその軸心がストッパーヒンジ(14)への枢止点に向けて下がる傾斜配置になっていることを特徴とする請求項1に記載の駐輪装置。
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