JP2005065350A - パンタグラフ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】必要とする機能を損なう事なく、高速走行時に発生する気流騒音を僅少に抑えられる構造を実現する。
【解決手段】上端部に集電舟7を設けたパンタグラフ枠11は、横軸12を中心に揺動する事により起倒する。この横軸12は、カバー10により覆われた支持枠に対し片持ち式に支持され、その一端部のみがこのカバー10外に突出している。上記パンタグラフ枠11は、この一端部に、揺動変位自在に支持されている。又、このパンタグラフ枠11を起倒させる為の機構は、上記カバー10内に収納している。この構成により、上記課題を解決できる。
【選択図】 図8

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明に係るパンタグラフ装置は、架線から電力を取り入れる為、新幹線等、高速で運転する鉄道車両の屋根上に設置した状態で使用する。
【0002】
【従来の技術】
鉄道車両の屋根の上方にはパンタグラフ装置を介して集電舟を支持し、架線から電力を取り入れる様にしている。即ち、この集電舟の上面に支持した、燒結金属等の導電材製の摺り板を架線の下縁に向け弾性的に押し付け、この架線から車両に電気を取り入れる様にしている。この様なパンタグラフ装置のうち、新幹線等の高速鉄道車両に使用するものは、運転時に発生する気流騒音の低減を考慮して、在来線に使用していた菱形構造のものとは異なる構造の、所謂シングルアーム構造のものを使用している。
【0003】
この様に気流騒音の低減を考慮したシングルアーム構造のパンタグラフ装置として、特許文献1や非特許文献1に記載されたものが知られている。図9〜11は、これら特許文献1及び非特許文献1に記載されたパンタグラフ装置1を示している。このパンタグラフ装置1は、支持部材である台枠2の上面に揺動支持軸3を、車両の幅方向に亙って設けている。そして、この揺動支持軸3の中間部に、下枠4の基端部(下端部)を固定している。従ってこの下枠4は、上記揺動支持軸3を中心として起伏する。又、この下枠4の先端部(上端部)に連結軸5を、上記揺動支持軸3と平行に設けている。そして、この連結軸5により、上枠6の基端部(下端部)を上記下枠4の先端部に、揺動変位自在に結合している。更に、上記上枠6の先端部(上端部)に、集電舟7を支持している。そして、上記揺動支持軸3と上記台枠2との間に設けたばね8により、上記下枠4と上枠6とを、図9に鎖線で示す畳んだ状態から同図に実線で示す状態にまで起立させる方向の弾力を付与している。
【0004】
鉄道車両の走行時に上記集電舟7は、屋根面と架線との距離の変化に対応して、上記下枠4と上記上枠6との交差角度を変化させつつ、上記屋根面に対し昇降する。この場合でも、上記集電舟7の姿勢を一定として、この集電舟7の上面に支持した摺り板9、9と上記架線の下縁との摺接状態が適正に維持される様にしている。この為に、上記下枠4の先端部と上記上枠6の基端部との連結部、並びにこの上枠6の先端部と上記集電舟7との連結部には、適宜のリンク機構を設けて、上記下枠4及び上枠6の起伏に拘らず、上記集電舟7の姿勢が変化しない様にしている。
【0005】
【特許文献1】
特許第3297355号公報
【非特許文献1】
「鉄道車両と技術」、レール アンド テック出版、平成13年11月20日、第7巻第5号、通巻第70号、第10〜14頁
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
図9〜11に示した従来構造の場合、台枠2に対し揺動支持軸3の両端部を支持する、所謂両持ち支持を行なっている。この為、鉄道車両の幅方向に関して、下枠4の両側に上記揺動支持軸3が大きく突出する等、パンタグラフ装置の幅寸法が嵩む事が避けられない。この結果、高速走行時に発生する風切り音の低減を図る為のカバーの設計を効率的に行なえない等、気流騒音低減の面からは好ましくない。
本発明のパンタグラフ装置は、この様な事情に鑑みて発明したものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明のパンタグラフ装置は、鉄道車両の屋根面上に取り付けられる支持部材と、この支持部材に、この鉄道車両の幅方向に設けられた横軸と、この横軸の一端部により下端部を、揺動変位自在に片持ち式に支持されて、上端部に集電舟を支持するパンタグラフ枠と、このパンタグラフ枠を起倒させる為の起倒機構とを備える。
【0008】
【作用】
上述の様な本発明のパンタグラフ装置の場合には、パンタグラフ枠を起倒させる為の機構を含むパンタグラフ装置の、鉄道車両の幅方向に関する寸法を小さくできる。この為、高速走行時に発生する風切り音の低減を図る為のカバーの設計を効率的に行なえ、気流騒音低減を有効に図れる。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1〜7は、本発明の実施の形態の第1例を示している。本例の場合には、カバー10を組み付けた状態で全体を示す図1から明らかな様に、パンタグラフ枠11の下端部を横軸12の一端部に片持ち式に支持し、この横軸12を中心にこのパンタグラフ枠11を回動させる為の起倒機構全体を、上記カバー10内に納めている。このカバー10は、この起倒機構の周囲を囲むだけでなく、上方も覆う(下方はこのカバー10の一部及び下述する支持枠13により覆う)。又、このカバー10の形状は、気流騒音低減の面から流線形にする等、比較的任意に設計できる。この為、高速走行時に発生する気流騒音の低減を、高レベルで実現できる。この為に本例の場合には、上記横軸12を中心に上記パンタグラフ枠11を回動させる起倒機構をコンパクトに構成して、この起倒機構を上記カバー10内に納められる様にしている。上記横軸12の先端部は、このカバー10の側面に設けた円弧状の長孔14を通じて、このカバー10外に突出している。以下、上記横軸12を回動させる起倒機構部分に就いて、図2〜7により説明する。
【0010】
本例の場合、上記横軸12を中心に回動させて上記パンタグラフ枠11を起倒させる為、支持枠13に、上記横軸12と、第二の横軸15と、副枠16と、上記パンタグラフ枠11と、補助枠17と、ガイド部材18と、請求項3に記載したガイド部であるガイド溝19とを組み付けている。
このうち、特許請求の範囲に記載した支持部材である支持枠13は、鉄道車両の屋根面上に碍子20、20(図1、4参照)を介して支持固定されるもので、この鉄道車両の前後方向に長い、長矩形に構成されている。
【0011】
上記第二の横軸15は、上記支持枠13の左右両辺同士の間に、上記鉄道車両の幅方向に設け、この第二の横軸15に円管状のスリーブ21を、回転自在に外嵌している。そして、このスリーブ21の中間部に上記副枠16の下端部を固定している。従って、この副枠16は、上記第二の横軸15により下端部を揺動変位自在に支持されている。又、上記横軸12は、上記副枠16の上端部に、上記第二の横軸15と平行に設けられている。又、上記パンタグラフ枠11は、上記横軸12により、下端部を揺動変位自在に支持されている。更に、上記補助枠17は、L字形に形成され、その基端部を上記パンタグラフ枠11の下端部片側面(図3の左端部下面)に溶接固定する事により、上記パンタグラフ枠11の下端部から下方に延出する状態で、このパンタグラフ枠11に固定されている。尚、上記第二の横軸15とスリーブ21とを一体に構成、若しくは別体としたものを互いに結合固定(スリーブ21を省略)して、これら第二の横軸15及びスリーブ21の両端部を、上記支持枠13に対し回動自在に支持しても良い。
【0012】
又、上記スリーブ21の中間部上面で上記副枠16の下端部から軸方向に外れた部分に引っ張り腕22の基端部(下端部)を固設し、更にこの引っ張り腕22の先端部(上端部)と上記支持枠13の端部との間に引っ張りコイルばね23を設けている。この構成により、上記副枠16に、起立方向の弾性を付与している。又、上記スリーブ21の軸方向一端部(図3、6の下端部)に受ローラ24を、上方に突出する状態で支持している。そして、上記支持枠13の一部で上記スリーブ21に関して上記引っ張りコイルばね23と同じ側に、エアシリンダ25を固定している。そして、このエアシリンダ25の出力ロッド26の先端面を、上記受ローラ24に対向させている。このエアシリンダ25に圧縮空気を送り込み、上記出力ロッド26を突出させた状態では、上記スリーブ21を上記第二の横軸15を中心に、上記引っ張りコイルばね23の弾力に抗して回動させ、上記副枠16を(屋根面に対し水平に近く)倒す事ができる。尚、上記スリーブ21の軸方向一端部(図3、6の下端部)と上記支持枠13との間にはダンパ27(図3のみ図示)を掛け渡して、上記副枠16の起倒、延てはパンタグラフ枠11の起倒を緩徐に行なわせ、各部に衝撃が加わらない様にしている。
【0013】
又、前記ガイド部材18は、上記補助枠17の下端部から側方に突設されている。本例の場合にこのガイド部材18は、支柱部材28とガイドローラ29とから成る。このうちの支柱部材28は、上記補助枠17の下端部側面に基端部を、溶接等により結合固定した状態で、前記横軸12及び上記第二の横軸15と平行に設けられている。又、上記ガイドローラ29は、上記支柱部材28の先端部に、この支柱部材28と同心に、回転自在に支持している。
【0014】
更に、前記ガイド溝19は、上記支持枠13の上面に、補助枠30を介して固定されたガイドプレート31の側面に、この側面から凹入する状態で形成している。上記ガイド溝19は単一円弧形で、この円弧の曲率半径の中心O19は、上記第二の横軸15よりも下方位置で、この第二の横軸15の中心O15よりも、上記パンタグラフ枠11の上端部と反対側に存在する。又、上記ガイド溝19の幅は、上記ガイドローラ29の外径よりも少しだけ大きくして、このガイド溝19内に、このガイドローラ29を挿入している。
【0015】
この様な構成により、前記副枠16の前記屋根面に対する傾斜角度が大きくなる程、上記横軸12と上記ガイド部材18とを結ぶ直線αの、上記屋根面に対する傾斜角度が大きくなる様にしている。即ち、上記副枠16の起倒に伴う上記ガイドローラ29の軌跡は、上記ガイド溝19の曲率半径の中心O19を揺動中心とし、この曲率半径に見合う長さを有するリンクの先端に上記ガイドローラ29を支持した場合の軌跡となる。言い換えれば、本例の構造で、上記副枠16の起倒に伴う前記パンタグラフ枠11の軌跡は、上記中心O19を中心とするリンク腕の先端に、前記補助枠17を揺動変位自在に結合した場合と同じになる。
【0016】
そこで、上記副枠16の長さに基づいて定まる、上記横軸12と上記第二の横軸15との間の距離、この横軸12と上記ガイドローラ29の中心との距離、上記ガイド溝19の曲率半径、このガイド溝19の曲率半径の中心O19と上記第二の横軸15の中心O15との距離を適切に規制すれば、上記パンタグラフ枠11の上端部に設けた集電舟7を、鉛直方向に変位させられる。図7は、このパンタグラフ枠11の上端部に支持した集電舟7の昇降に伴う各枠の動きを示す、言い換えれば、上記第二の横軸15を中心として上記副枠16を揺動変位させつつ上記パンタグラフ枠11を起伏させた場合に於ける、これら両枠16、11の姿勢を示した模式図である。図7に表した各線分の長さ(の比)は、そのまま各部の長さ(の比)を表している。
【0017】
この様な図7から明らかな通り、本例の構造を採用して、上記横軸12と上記第二の横軸15との間の距離、この横軸12と上記ガイドローラ29の中心との距離、上記ガイド溝19の曲率半径、このガイド溝19の曲率半径の中心O19と上記第二の横軸15の中心O15との距離を適切に規制すれば、上記パンタグラフ枠11の上端部に設けた上記集電舟7の変位方向を、鉛直方向に近くできる。従って、高速走行時に於ける空気抵抗や摺り板9、9と架線との摺動抵抗に基づいて、上記集電舟7に車両の進行方向後方に向いた水平方向力が加わった場合でも、この集電舟7を昇降させる方向の力が作用する事は殆どない。
【0018】
上述の様に構成する本例の構造の場合、上記集電舟7をほぼ鉛直方向に昇降させられてしかもこの集電舟7の支持剛性が高く、且つ、空気抵抗となる部分が少ない構造を実現できる。この集電舟7を鉛直方向に昇降させられる事は、走行に伴ってこの集電舟7に加わる空気抵抗や架線との摩擦抵抗が、この集電舟7の昇降方向の力に変換されない事に結び付く。この為、高速走行時にも、上記摺り板9、9と架線との接触圧力を適正に保てる。
【0019】
特に本例の構造の場合には、上記パンタグラフ枠11及び上記集電舟7を除き、気流騒音を発生し易い多数の部材を前記カバー10内に収納する事ができて、これら各部材に走行時の風が直接当たる事を防止できる。しかも、上記カバー10を、図1〜4に示す様な流線形等、渦を発生しにくい形状にできる。従って、高速走行時に発生する風切り音のより一層の低減を図れる。
【0020】
次に、図8は、本発明の実施の形態の第2例を示している。上述した第1例は、従前の鉄道車両の屋根面上に設置できる様に、カバー10の側方に支持板32を設け、これらカバー10及び支持板32の下面と鉄道車両の屋根面との間に設けた、合計3個の碍子20、20により、パンタグラフ装置をこの屋根面上に支持する様にしていた。これに対して本例の場合には、上記支持板32を省略し、カバー10の下面と屋根面上との間にのみ、2個の碍子20、20を設けて、パンタグラフ装置をこの屋根面上に支持する様に構成している。この様に構成する為、走行時に風を受ける部材を少なくして、高速走行時に於ける気流騒音の低減のより一層の低減を図れる。
【0021】
尚、本発明の特徴は、パンタグラフ枠11を横軸の一端部に片持ち式に支持する、言い換えれば、この横軸を両端部で支持するのではなく、一端部を除く部分で片持ち式に支持する事により、気流騒音低減の為の設計が容易な構造を実現する点にある。上記パンタグラフ枠11を起倒させる為の機構は、特に限定するものではない。図示の例では、円弧形のガイド溝19とガイドローラ29との係合により、上記パンタグラフ枠11を起倒させる様に構成しているが、これらガイド溝19とガイドローラ29との係合に代えてリンク腕を使用する等、他の機構を採用する事もできる。又、請求項3に記載したガイド部に関しても、上記ガイド溝19に代えて、ガイドレールとする事もできる。この場合には、ガイド部材18の先端部に支持した1対のガイドローラにより、上記ガイドレールを両側から挟持する。
【0022】
【発明の効果】
本発明は、以上に述べた通り構成され作用するので、高速鉄道車両用として使用した場合にも、風切り音の発生を僅少に抑えられるパンタグラフ装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の1例の全体構成を示す斜視図。
【図2】一部を省略して示す、図1のA−A断面図。
【図3】図2の上方から見た図。
【図4】同じく右方から見た図。
【図5】図2のB部拡大図。
【図6】図3のC部拡大図。
【図7】集電舟の昇降に伴う各枠の動きを示す模式図。
【図8】本発明の実施の形態の第2例の全体構成を示す斜視図。
【図9】従来のパンタグラフ装置の1例を示す側面図。
【図10】同じく平面図。
【図11】図9の右方から見た図。
【符号の説明】
1 パンタグラフ装置
2 台枠
3 揺動支持軸
4 下枠
5 連結軸
6 上枠
7 集電舟
8 ばね
9 摺り板
10 カバー
11 パンタグラフ枠
12 横軸
13 支持枠
14 長孔
15 第二の横軸
16 副枠
17 補助枠
18 ガイド部材
19 ガイド溝
20 碍石
21 スリーブ
22 引っ張り腕
23 引っ張りコイルばね
24 受ローラ
25 エアシリンダ
26 出力ロッド
27 ダンパ
28 支持部材
29 ガイドローラ
30 補助枠
31 ガイドプレート
32 支持板

Claims (3)

  1. 鉄道車両の屋根面上に取り付けられる支持部材と、この支持部材に、この鉄道車両の幅方向に設けられた横軸と、この横軸の一端部により下端部を、揺動変位自在に片持ち式に支持されて、上端部に集電舟を支持するパンタグラフ枠と、このパンタグラフ枠を起倒させる為の起倒機構とを備えたパンタグラフ装置。
  2. 支持部材の上面に設けられた起倒機構がカバーにより覆われており、横軸の一端部でこのカバーに片側面に形成された通孔を通じてこのカバー外に突出した部分にパンタグラフ枠の下端部が支持されている、請求項1に記載したパンタグラフ装置。
  3. 起倒機構が、第二の横軸により下端部を揺動変位自在に支持され、上端部に横軸を支持した副枠と、この横軸により下端部を揺動変位自在に支持されたパンタグラフ枠の下端部から下方に延出する状態で、このパンタグラフ枠に固定された補助枠と、この補助枠の下端部から側方に突設されたガイド部材と、上記支持部材に固定されたガイドプレートの側面に形成された、上記第二の横軸よりも下方位置に曲率中心を有するガイド部とを備えたものであり、このガイド部に上記ガイド部材を、このガイド部に沿う移動自在に係合させると共に、上記副枠の上記屋根面に対する傾斜角度が大きくなる程上記横軸と上記ガイド部材とを結ぶ直線の上記屋根面に対する傾斜角度が大きくなる様にすべく、各部の設置位置及び寸法を規制した、請求項1〜2の何れかに記載したパンタグラフ装置。
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